2015-01-02
空の軌跡はラスボスを倒しました。ラスボスは大して強くないのですが異常に硬く、戦闘時間が1時間を超す長丁場になりました。仙水のたとえ話に出てくるRPGかよ!
なお時間が無いためエピローグがまだ見れてません。
それはさておき、まゆりがスカート下にはいているのはスパッツじゃなくてデニムパンツです、なシュタゲスピンオフコミックスです。
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Steins;Gate 無限遠点のアークライト
著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:562円(税別)
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あらすじ
2011年7月。1年前、タイムマシンを使っても紅莉栖を救うことに失敗し、あろう事か自ら紅莉栖を刺殺してしまった岡部は絶望。そのまま普通の大学生としての日々を送っていた。まゆりの励ましもあって最近の岡部は笑顔を見せるまでになっていたが、あの日以来、鳳凰院凶真の姿になることはなかった。ラボのこと、紅莉栖のことを無理矢理忘れようとして、それでも忘れられない岡部の苦悩を目の当たりにして、まゆりもまた悲しみを抱えた日々を送っていた。
1年前に未来からやってきた鈴羽も、岡部の心変わりを期待してこのラボで生活を送ってきたが、ついにタイムマシンで1年前に旅立たねばならない日がやってきた。二度と戻って来られないかもしれないのに前を向いて出かけた鈴羽、その鈴羽の運命を知りながら送り出したダル。2人の姿に励まされたまゆりは、自分もできることをしようと鈴羽の後を追った。
ラジ館屋上―鈴羽の意図を見抜いた岡部は、鈴羽と、鈴羽と一緒に行こうとするまゆりを止めようとする。しかしまゆりは、「私がオカリンの空を覆っている雨雲を取り払ってくる」と宣言し、タイムマシンに乗り込む。岡部にそれを止めることはできなかった。
2010年7月28日。岡部と鈴羽がタイムマシンをする直前にやってきたまゆりは、その場にいた1年前の自分に電話をかける。「オカリンの折れた心を、蹴っ飛ばしてでも立ち直らせて」―そう過去の自分に託したまゆりは、燃料を失ったタイムマシンと共に、時空の果てへ消えていった。そして1年前のまゆりは、絶望にうちひしがれて戻ってきた岡部の頬を張り叱咤する。立ち直った岡部は紅莉栖を救うため再び旅立ち、世界はシュタインズゲート世界線に再構成されたのだった。
感想
ドラマCDβ「無限遠点のアークライト」(←)のコミカライズですね。「閉時曲線のエピグラフ」でも登場する、岡部が絶望したまま立ち上がれなかった世界線を描いた話になっています。オカリンの心が紅莉栖に向いていることを知りながら、それでもオカリンを立ち直らせようとするまゆりのけなげなこと。「まゆしぃは今日だけ「人質」をやめようと思います」と宣言したまゆりのきりっとした表情には、助手派の僕もハートを打ち抜かれてしまいました。正統派ヒロイン力は圧倒的ぃ!(あと、1年後のるか子がなかなかいい感じに成長しているのも見所です)
成家先生の描く登場人物たちは相変わらず生き生きとした動きをしますし、割と世界線の変動がわかりにくい話であるにもかかわらず読みやすく単行本1冊にまとめてくださったところはさすがだと思います。ドラマCDのコミカライズとしては文句なしの良作だと思いますので、シュタゲファンの方、ドラマCDで涙した方は是非読んでみてください。ドラマCDγ「暗黒次元のハイド」も成家先生がコミカライズしてくれないかなぁ。でも作者の方のブログではっきり否定されてしまったから難しいんでしょうね。(参考:暗黒次元のハイドについて。 » 4 1 6 H O M E)とりあえず成家先生、お疲れ様でした。
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>仙水のたとえ話に出てくるRPGかよ!
幽白ですよね?どんな話でしたっけ?
>オカリンの心が紅莉栖に向いていることを知りながら、それでもオカリンを立ち直らせようとするまゆりのけなげなこと
しかもこの世界線ではまゆりは紅莉栖を知らないのがまた…。
>正統派ヒロイン力は圧倒的ぃ!
紅莉栖はむしろ異端だったのね…。
私も紅莉栖派ですが、まゆりに気持ちが傾いてる今日この頃。オカリンとまゆりが結ばれるのこそが真のシュタインズゲート世界線じゃないかと思ったり。気分がそうなったのはかなり花澤さんのせいですがwww。
2015.01.03 10:13 | by Ivan