2014-12-20

【小説】ガンパレード・マーチ 2K 未来へ② レビュー

ついに榊ガンパレシリーズが電子書籍化されましたね。これを機に読んでくれる人が増えますように。それからうちのサイトのアクセスが増えますように!

ガンパレード・マーチ 2K 未来へ②

著者:榊涼介
レーベル:電撃ゲーム文庫
価格:600円

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ゲーム少しやったので意味が1/3くらい理解できます。シリーズの基本的前提として、熊本の部隊が全滅すると、全て終わってしまうのでしょうか?

ゲームのことですよね?ゲームが終わる条件は①5/10になる②操作キャラが死亡する、の2つだけだったはずです。熊本の人類と幻獣の彼我兵力差が0:100になろうと大丈夫…だったはず。連日出撃になり大変だと思いますが(出撃の頻度は人類側戦力に反比例するため)。

ゲームもそうですが、小説において熊本の存在は、日本や世界にとって重要なのかと。

ああそういう趣旨でしたか。すいません。
ゲーム開始時点(小説開始時点も同じ)では、九州は熊本以外放棄されています(九州全体を守る戦力が無いため)。ここを抜かれると本土が蹂躙され、特に軍需産業が盛んな広島がやられると日本は継戦能力を失うため、最終防衛線という意味では日本にとって重要です。
小説版では結局熊本含む九州は一度放棄されたのですが、何とか岩国で反撃に出て、最終的には幻獣軍と講和し、九州の北半分を確保しています。九州撤退の際には熊本でも多数の死者が出て(しかも遺体が放置された)いたので、その地を取り戻したことは日本にとっても5121にとっても、精神的な重要ポイントになっています。

 幻獣の正体は一切不明ですか?だとしたら「エヴァ」や「進撃の巨人」を思わせる。

幻獣の正体は設定はきちんとあるものの、ゲームでは言及がありませんね(小説でも今のところにおわす程度)。そういう意味ではエヴァに近いかもしれません。

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