2014-06-04

【コミック】星界の紋章② レビュー

近所の本屋には全く入荷しておらず、さまよったあげく秋葉原で購入したという逸話あり。

星界の紋章②

著者:米村孝一郎
レーベル:メテオCOMICS

あらすじ

敵艦隊の襲撃を受けた巡察艦・ゴースロスは、彼我兵力差1対10という状況の中善戦するが、ついに力尽き平面宇宙に散った。
その頃、ゴースロスを脱出していたラフィールとジントは補給のためフェブダーシュ男爵領に立ち寄る。先を急ぐラフィールの意向を無視し、ラフィールを足止めしジントを拘禁する男爵。ラフィールは実力で連絡艇を取り返して脱出しようと、家臣セールナイと共に家政室へ向かう。

感想

原作小説で言うと第1巻(全3巻)の後半に当たる部分のコミカライズです。原作よりもゴースロスの戦いを膨らまして書いているので、連載中はやきもきしていましたけど、こうやってコミックスになるとまた違った印象がありますね。

僕は小説を読んでも、ゴースロスのピンチさがいまいち分からなかった(そもそも平面宇宙という性質上、時空融合してくるのは360℃の円周上のどこかなんですから、融合しそうなところに砲を向けておいて(あるいは機雷を仕掛けておいて)、融合した瞬間にぶっ飛ばせばいいじゃん♪くらいに考えてました)んですけど、これを読んで考えを改めました。そんな暇ないわ。

ただ、やっぱり読み直しても、戦闘シーンがよく分かりません。

  • 8ページはどういうシーンなの?平面宇宙を時空泡の外から見たイメージ図?この中にゴースロスは描かれてないってことでOK?
  • 9ページはどの艦を追ってるの?敵第2時空泡の中にある艦?
  • もしそうなら、9ページ4コマ目で、敵艦は時空融合面に正対しているように見えるけど、10ページ1コマ目でゴースロスに横っ腹を向けているのはなぜ?
  • 11ページ2コマ目は、敵艦がゴースロス時空泡の上方から時空分離しようとしていて、敵艦時空泡から時空融合面(穴として描かれている)を通してゴースロスが見えているということでOK?そして時空分離には成功したものの、核融合弾もいっしょに分離してしまい、結局それが命中して爆散したということ?

ものすごい勘違いしていたら恥ずかしいので、わかる方は是非教えてください。米村先生がゴースロスのペーパーモデルの写真を掲載してくださったおかげで、連載時には分からなかったいくつかの疑問が解けたのは助かったのですが。

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 絵の上手いマンガ家って時々訳のわからない戦闘シーン描きます。バスタードやベルセルクなんかいい例。

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