2014-05-27
【コミック】Steins;Gate 閉時曲線のエピグラフ 2 レビュー
サモナイ小説は買った。星界漫画は買えてない。そんな最近。
後半部分にごく軽微なネタバレがあります。
Steins;Gate 閉時曲線のエピグラフ 2
著者:吉田糺
レーベル:ファミ通クリアコミックス
価格:680円
レビュー
執念オカリンへつながる世界線を描いたシュタゲ小説「閉時曲線のエピグラフ」のコミカライズ第2巻です。実は「永劫回帰のパンドラ」に既に突入しているのですが…この巻を最後に、作画担当が吉田先生から鳥飼やすゆき先生に交代されています。
STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ | ファミ通コミッククリア (吉田先生版)
STEINS;GATE 永劫回帰のパンドラ | ファミ通コミッククリア (鳥飼先生版)
個人的には吉田先生の描く真帆が結構気に入っていたのでちょっと残念。しかし吉田先生と鳥飼先生双方に、寝起きのすごい顔を描かれてしまった真帆に同情。
←この顔である。(画像はhttp://www.famitsu.com/comic_clear/se_sg_pandora/の第1話から引用)
なおこれは鳥飼先生版で、吉田先生版はもっとひどい。
小説版でも
せっかく愛らしいルックスをしているのに、すべてが”残念”で”台無し”としか言いようのない有様
※「永劫回帰のパンドラ」20ページより引用
と書かれてたけど…
小説版より尺がないので、話がはしょられているところも多いですが、あまり気になりませんでした。漫画版だけのエピソード(パンドラの冒頭で、オカリンと真帆がバスで移動する時の、真帆のだらしなさが分かるエピソード)や、若干オリジナル展開になっているエピソード(ダルがプレイしていた大人向けゲームを由季に見られたかどうかとか)もあったりして、小説を読んだ自分でも新鮮に楽しめました。
特にダルが鈴羽の看病をするシーンのセリフが、小説版では
(鈴羽が普通の女の子のような暮らしに憧れてしまいそうになったというのを聞いて)
「それのどこが悪いって言うん?」※同73ページより引用
だったのが、漫画版では
「時代が変わったって僕は僕だ どんどん甘えていいんだぞ 母さんにもまゆ氏にも
それのどこが悪いって言うん? ずっとここにいればいい」
となっていたシーンでは不覚にもダルかっこいいと思ってしまいました。
巻末には紅莉栖が脳科学研究所に入所して初めて真帆にあった時を描いた「time long ago」と、次巻予告(という名のフブキとカエデが妄想を垂れ流すコーナー)漫画も収録されているのでかなりお得です。ファンの方は是非購入を。
しかし下世話ながら作者が交代した理由が気になるなぁ。吉田先生のTwitterによると
わたくしご覧の通りピンピンしており、別に編集部ともメーカーとも険悪になったわけでもないのでご安心ください。あと実際に聞かれたのでお答えしますが、いま話題の理○学研究所を作品内に描いてしまったからでもありません(ಠωಠ)
— 吉田糺 (@yoshida_tadasu) 2014, 4月 10
とのことなのでひとまず安心ですが。
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23:15 | レビュー > コミック | STEINS;GATE | (2)
未来のまゆしぃが拝めたのは大収穫でした!!!若々しいなあ…。
2014.05.28 18:39 | by Ivan
どう考えてもダルと同世代には見えませんが、まゆしぃは天使なので無問題。
2014.05.29 01:05 | by yukkun20