2022-07-05
本日は多忙につき縮小更新です。
フィギュアケース専門店「ヨメテラス」が無期限休業に入って絶望した!(※ヨメテラスは、フィギュアに合わせた特注のケースの製造を請け負っている会社です)
これからお迎えするニア様のフィギュアケース、この店で作ろうと思ってたんだよ…。でも実物が届かないと正確な寸法わからないから、発注はニア様が来てからにしようと思ってたんだ…それがこんな悲劇を生むとは。
以前も一度同社は新規受注を止めていたことがあったのですが、今年に入って復活したから安心してたんですよね。代表者の方の体調問題のようなので、一日も早いご回復を祈るばかりです。
2022-07-04
まどマギ展の戦利品レビューの後編です。
10th Anniversary ビッグアクリルマスコット
価格:各2,310円(税込)
レビュー
アニバーサリーイラストを使用したアクリルスタンドです。厚さ5mmで全長が20cm前後ある、かなり大型の商品です。本当に大きい(1/7フィギュアくらい)なので、購入する前に飾る場所考えましょうね。特に杏子とさやかの得物の長さはなかなか設置場所泣かせです。
実はこれは購入するつもりはなかったんですけど、商品棚で隣に置かれていた5人セットのもっと小さいアクリルスタンドが7700円だったんですよ。ところがこっちは1つ1320円だったので、5つ買っても5人セットより安い!しかもでかい!ということで勢いで購入したわけです。
…まさか1320円の値札は別のアクリルスタンドの値札だったとは…(そりゃそうだ
とはいえ気づいたのはレジ前だったので、そのまま購入しました。先日購入したポッパレのフィギュアと合わせて飾りましょうかね。そのうち。
ただ本当に迫力ありますので、購入したこと自体は全然後悔してないです。元絵も好きだし。
購入特典/入場特典
価格:非売品
レビュー
こちらは購入したものではなく、入場特典(右上)と、物販で一定額以上購入した人がもらえるポストカード(右下)とイラストカード(左)です。
こちらはグッズ付きチケットの「グッズ」。絵柄を自由に交換できるキーホルダーと、交換用イラスト6枚のセット、それにそのすべてが収まる缶ケースです。
いよいよ会期は今週の日曜までです。予定している方はお忘れなきように。
2022-07-03
The DioField Chronicleの発売日が9月に決まり、ますます9月が激戦区になってきた件について。一応7月以降の優先順位はゼノブレ3>モノクロ>黎の軌跡あたりですが果たしてどうなることやら…
さて、モノクロームメビウスのPV第2弾が公開されました。sasaさん情報ありがとうございます。
https://youtu.be/FggF266K9K8
あれ、うたわれの世界って地球が舞台でしたっけ。地形とかからあり得る話ではありますけど、明言されたことあったっけ?
「これは、父の背を追う一人の青年が、仲間たちと共に成長と挫折を繰り返し、やがて英雄とうたわれるまでの物語」
青年の成長譚は結構珍しいと思いますし、今回もストーリーには期待しています。
フィールドの美しさはなかなかですけど、キャラのアクションがちょっと固い気がします。
戦闘はシンボルエンカウント+アクティブターン制バトルみたいですね。このあたりは軌跡シリーズに似てる。
リップシンクって最近は普通にあるのであまり気にしていませんでしたが、ないとやっぱりさみしいですね。
連続攻撃を当てて敵をよろめかせる、気力をためて行動順に割り込む、「上昇」などで行動の回転率を上げるなど、行動順を操作する手段も豊富なようです。アクティブターンバトルはそのあたりが肝ですからね。
…ハルの声、藤原啓治さんに似てない?
ということで、期待を高めるPVでした。戦闘も結構出来がよさげで安心しました。あとはどのくらい独自色を出せているかですね。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/冬 星の欠片の物語。しかけ版[PSVR] 購入予定
- 2022/03 Relayer [PS4] 検討中
- 2022/07 ライブアライブ [NSW] 購入予定
- 2022/07 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 2022/07 グリムグリモア OnceMore [PS4] 予約済み
- 2022/07 ゼノブレイド3 [NSW] 予約済み
- 2022/08 RPGタイム![PS4] 検討中
- 2022/09 モノクロームメビウス [PS5] 予約済み
- 2022/09 英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ[PS5] 予約済み
- 2022/09 The DioField Chronicle 「PS5/NSW] 購入予定
- 2022/11 ポケットモンスター スカーレット/バイオレット [NSW] 購入予定
- 2022 LOOP8 [NSW] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-07-02
「マギレコ2」「半妖の夜叉姫2」無事視聴完了!近々レビューします。
うたわれるもの 二人の白皇
人気SRPGうたわれるものの最終章がついにアニメ化。ゲーム版で主人公を務められた藤原啓治さんを失ったのはあまりに痛いですが、そんな中でも無事アニメ化されたことに本当に感謝します。先日公式ガイドブック読み直してきちんと予習しておきました。ネコネとクオンや、ハクとトリコリのエピソードを見られるのが楽しみです。
ダイの大冒険も引き続き視聴しているので今期は2本ですね。「よふかしのうた」「異世界おじさん」はちょっと気になるけど、7月からはゲームが忙しいので…。1クールアニメじゃないんであげませんでしたが、「ドクターストーン 龍水」は見ます。
2022-07-01
本日放送された、テイルズの生放送ご覧になりましたか。yukkun20はちょうど始まる時間に帰宅できたので、珍しく生で視聴できました。
内容は割と薄めでしたけど、
- TOARISE単独イベントが9/25に横須賀芸術劇場で開催。配信予定なし。パーティメンバー6人が初めて勢揃い。物販予約受付中。
- TOF2023が来年6/10・11に横浜アリーナで開催。TOF2022は開催されず
- 今年の11月と来年の1月にもなにがしかの企画あり
ということでした。TOARISEイベントは円盤になるのを期待してスルーかな…まだ時期尚早な気がする。
TOF2023はもしかすると行けるか…?
2022-06-30
季節の変わり目で非常に眠いので、本日の更新はお休みします。
先日購入した「薬屋のひとりごと」(ねこクラゲ先生のコミカライズ版の方)が面白くて、続きが気になりいてもたってもいられず小説版を読み始めました。
最近全然小説を読んでいなかったので、久しぶりにこういうのもいいですね。主人公の猫猫がちゃんとかわいく描かれているので、彼女に心を寄せている壬氏を心の中で応援しています。
2022-06-29
幻想少女大戦ですが、ようやくyukkun20一押しのパルスィが仲間になるマップまで来ました~長かった。1つ前のマップで顔見せしてくれたんですけど、思った以上にいいキャラ立ちだったので、安心して愛とWPを注ぎ込もうと思います。
さて、7/1に、テイルズオブのイベント情報をお知らせする生放送が公開予定です。
まあメンツからしてほぼ間違いなくTOFの話でしょうね(テイオケもあるか?)。秋か冬でいいので今年中に開催してほしいなぁ。
2022-06-28
久々のニンダイでしたね。個人的にはさほど刺さる情報はありませんでした。しかしペルソナついにNSWにもきたか…P3Pリメイクしてほしかった。
ライブアライブ
体験版が配信されましたね。今やっているゲームもないので、ちょっとプレイしてみようかな。
RPGタイム!〜ライトの伝説〜
Xbox版が出た時にちょっと気になってたんですよね。こういうギミックが満載のサクッとプレイできるゲーム結構好きです。ただ買うとしてもPS4版かな。
ゲームプレイ予定リスト
- 2022/冬 星の欠片の物語。しかけ版[PSVR] 購入予定
- 2022/03 Relayer [PS4] 検討中
- 2022/07 ライブアライブ [NSW] 購入予定
- 2022/07 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 2022/07 グリムグリモア OnceMore [PS4] 予約済み
- 2022/07 ゼノブレイド3 [NSW] 予約済み
- 2022/08 RPGタイム![PS4] 検討中
- 2022/09 モノクロームメビウス [PS5] 予約済み
- 2022/09 英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ[PS5] 予約済み
- 2022/11 ポケットモンスター スカーレット/バイオレット [NSW] 購入予定
- 2022 LOOP8 [NSW] 購入予定
- 2022 The DioField Chronicle 「PS5/NSW] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定
2022-06-27
期待のフィギュア「オーディンスフィア レイヴスラシル モーリィの出張レストラン」、発売日が今年2月→5月→6月と延期されてたんですが、ついに3度目の延期が決まりました。マジ大丈夫だよな…
いや…今回は「7月発売予定」ではなく、「7月13日発売予定」だから信じていいはず。あと約2週間…今度こそお願いします!
2022-06-26
このレベルのRPGが10年前に出ていたことに驚愕。3にも期待しかない。
Xenoblade Definitive Edition
タイトル画面はこんな感じ
続きを読む(ネタバレ注意) »
ストーリー
- かつてこの世界にいたのは巨神と機神の二柱だけであった。二神は激しい争いの末に骸となり、その身体の上には豊かな生命が育まれていた。巨神の上にあるコロニー9で暮らす少年・シュルクは、幼なじみのラインやフィオルンと共に、研究に明け暮れる日々を送っていた。しかしそんな日々は、機神界からやってきた機神兵がコロニー9を襲った時に終わりを告げる。かつて村の英雄・ダンバンが振るったモナドという剣で機神兵を退けたものの、その襲撃でフィオルンは命を落としてしまう。シュルクはフィオルンの敵討ちのため、また機神界が巨神界を襲う理由を知るため、ラインと共に旅立つのだった―
世界には二神の他に人が住める大地はありません
- 王道に分類される物語ですね。故郷が襲われて大切な人が命を落とし、復讐のために旅立って戦っていくうちに世界を巻き込む問題に巻き込まれ、現れた真の黒幕に立ち向かう…というストーリーです。しかし世界観の異質さや、終盤に始まるSF展開、そしてスケールの大きなエンディングなど、この作品ならではの特色が盛り込まれていて、全く陳腐な感じはありませんでした。それでいて設定があふれて話が分かりにくいということもなく、安心して見ていられます。
- 広漠とした世界に2体の巨神がいて、人々はその上で生活しているという非常に特殊な世界が舞台ですけど、世界の広大さと有限性がうまく表現されています。遠景に見える機神の姿とかの壮麗さはなかなかのものです。フィールドもきわめて広大かつ美麗。もとはWiiのゲームなので、リマスター化されているとはいえ2022年現在の最新のゲームの美しさには及びませんが、全く妥協を感じません。遙か彼方まで続くフィールドを走り続けるだけで楽しい。ワープシステムが充実していたり、移動中もアイテムが拾えたりランドマークという景色が美しい場所で経験値がもらえたりと、フィールド探索も飽きさせない工夫が満載です。うろうろしていると強力なモンスターに絡まれてボコボコにされるのもまた楽しい。時間帯の要素もあるんですけど、時間は自由に切り替えられるのでそこでストレスを感じることはないです。
- ただフィールドの割りにワープポイントが少なく、移動にかなりの時間を費やさなければならない場面も多い(メインストーリーでは気になるレベルではありませんが、サブクエストをこなそうとするとかなり大変です)ので、そこはもう少し改善してほしかったかも。各マップにあと2つか3つ増やすだけでも大分違うと思うんです。それでもロード時間が非常に短いのでイライラは少なめでした。
- また今作には、本編の1年後の世界を描いた「つながる未来」というエピソードが追加されています。メリアとシュルクが、新たなフィールドを旅しながら、メリアの故郷を取り戻すというストーリーになっています。このエピソードは本編をクリアしなくてもプレイできる(本編のデータも引き継がない)ので、Wii版や3DS版(以下まとめて「オリジナル版」といいます。)を最近プレイしていて、もう1回本編をプレイするのは…という方にも優しいですね(ボリュームは控えめなので、フルプライスと釣り合うかはまた別問題ですが…)
システム
- システム的にはオーソドックなRPGですが、上記の通りフィールド探索が楽しめるようになっています。フィールドには時々場違いなモンスターも徘徊しているんですが、抜け道を使ったり忍び歩きを使ったりして見つからないように気をつけて突破し、その向こうに絶景ポイントが広がっていた時はたまりません。経験値ももらえて一石二鳥。
昼夜や天候で大きく雰囲気を変えるフィールドもたくさんあります
- メインストーリーもかなりボリュームがありますが、それにプラスしてサブクエストが400以上準備されています。数は多いのですがよくあるお使いクエストがほとんどで、やや飽きが来るのもまた事実。しかしながらクエストをクリアすることでNPCたちの人間関係が変化し、それが「キズナグラム」という人間関係相関図にダイレクトに反映され、知り合いの知り合いが知り合いみたいな感じでだんだん愛着が湧いてきます。
最終的にここまで人間関係が充実しました
- クエスト自体も自動生成っぽいものは少なく、アイテム集めにしろモンスター退治にしろ依頼してくるNPCなりの事情があって始まりますし、終わるとそれが別のサブクエストのトリガーになったりして、行く末が気になる作りになっていました。
今作でもバーン様は悪事が露見し、回転車送りとなるのであったw
- オリジナル版では、サブクエストに必要な特定のNPCを探そうとすると、そのキズナグラムからその人物を捜し、そこにある補足情報から居場所を特定するという作業が必要になるんですが、キズナグラムが五十音順などの並び替えが出来ないので非常に面倒くさく、しかも補足情報もかなり大雑把なのですごく大変でした。しかしリマスターに伴い、目的のNPCがどのマップにいるか、現在の時間帯に活動しているか(※NPCたちは概ね昼か夜のどちらかしかマップ上で活動せず、夕方(もしくは明け方)になると自宅へ戻っていく)がすぐ分かるようになり、さらにそのNPCがいるマップに行くと、NPCの元へ向かうための最短ルートが表示されるようになったので非常に楽になりました。このルートガイドが非常によく出来ていて、フィールドの高低差をきちんと織り込んだルートが表示され、「このルート崖で通れないじゃん!」という低性能のカーナビみたいな事態も起こりませんでした。
ミニマップもワンタッチで大きく表示することもできて使いやすい
- 「つながる未来」ではサブクエストは少なめで、その代わり各地に散らばるノポン族を集めるというイベントが用意されています。見つけたノポン族は戦闘でも助けてくれるのですが、フィールドでも全員連なって付いてくるので結構笑える。あと味方にも2人ノポン族がいるので、紛れて困る(笑)
振り返ればそこに…
- 収集用素も充実しています。モンスター図鑑やアイテム図鑑こそ無いものの、フィールドやクエストの報酬、NPCとの交換で大量のアイテムが手に入りますし、その説明文もなかなか凝っています。また武器防具は装備するとグラフィックが変わる(見た目も入手した装備の中から自由に変更できる)ので好きな格好で楽しめます。オリジナル版はアイテムの所持可能数が非常に少なく、どのアイテムを売るか残すかでかなり時間を取られるという欠点もありましたが、リマスターでほぼ上限が撤廃されたのでこちらも安心。
トロフィーに似た「プレイアワード」というシステムもあります。達成すると経験値がもらえるのもうれしい。
キャラクター
- オリジナル版のかなり大きな問題点として、キャラクターの顔グラが特徴的すぎる(バタ臭い)…という問題がありました(それだけにゼノブレ2のキャラデザには驚かされたものです)。しかしリマスターの時にメインキャラのグラフィックは一新され、今時のスマートでアニメ調の感じに一新されました。(Wiiや3DS版を未プレイの方は、「ゼノブレイド 比較」とかでググるといいよ)
女の子のかわいさも大事ですが、パーティの兄貴分ダンバンのかっこよさは異常
- メインキャラは7人。それぞれのキャラ立てがうまくいっており、それぞれに見せ場があります。オリジナル版よりもさらにイベントシーンの演出が強化され、殺陣のシーンの迫力はかなりのものです(これまでにyukkun20がプレイしたゲームの中でもかなり上位)。ストーリー自体には裏切りやどんでん返しがありますけど、PCたちはみんなとても仲が良く、がっちりとした信頼関係で結ばれているので、自然に応援していきたくなります。思春期の若者らしい、切ない恋の行方もストーリーを邪魔しない程度に織り込まれています。
メリアちゃん健気すぎるも!
- PC同士にも人間関係が設定されており、それを上げることでキズナトークという二人の会話を発生させることが出来ます。これも新たな事実や秘められた気持ちが明らかになったりして、目が話せません。人間関係を上げるのがやや手間なのと、ボイスがないのがちょっと残念です。「つながる未来」でもほぼ同じ「ナカマトーク」というのがありますが、こちらはフルボイスで、好感度システムもないので気軽に楽しめて良かったですね。
- 個人的にはオリジナル版と同じく、「メリア」を推したいですね。彼女はハイエンターという種族の皇太子ですが、ハイエンターの父とホムス(人間のような種族)の母の間に生まれた混血児なので、彼女が皇太子であることを快く思わない勢力もあって、順風満帆な人生というわけではありません。彼女も戦いの中で大切な仲間をなくしたり、自分が思いを寄せていたシュルクの心がフィオルンに向いているのを見て身を引いたりとつらいこともたくさんあるんですが、健気なところがいいんですよね。「つながる未来」は彼女が主人公のスピンオフと言っていい作品で、エンディング後の彼女の活躍を見届けることが出来たので満足です。え?年齢が88歳?…ハイエンターの寿命はホムスの5倍だから問題ない!
88歳美少女と40歳マスコットそろい踏み。
- また本編では、パーティに同行している動機付けがいまいち弱く、マスコットキャラ的なポジションにいた「リキ」ですが、「つながる未来」では、彼の子供たちが登場し、その子供たちの口から、リキのエピソードが語られるというのもいい演出でしたね。仲間たちのことを「おとも」と言いつつも、心の中では強く信頼していることが分かるエピソードも多く、全く登場しないにもかかわらず彼の株がぐっと上がりました。
リキのシュルクに対する評価(リキの息子キノ談)結構高いな
戦闘
- 戦闘は、フィールド画面との完全シームレスを実現しています。今では珍しくなくなりました(もっとも、うまく扱っているソフトはまだ少ないですが)が、当時これを実装し、かつうまく扱っているという事は賞賛に値すると思います。
- 戦闘では、敵の近くにキャラを立たせるだけで、オートで攻撃をしてくれます。プレイヤーは、必殺技(アーツ)の発動時にコマンドを入力するのが仕事です。最初は今までプレイしたことがないシステムに戸惑いましたが、だんだんはまっていきます。
- うまく戦闘を運ぶのに必要なのがヘイトです。このゲームは敵に攻撃を当てたり味方を回復したりするとヘイトが溜まり、敵はヘイトが高いキャラを狙って攻撃してきます。敵の火力は高く、普通のキャラが攻撃を受けると雑魚相手でもすぐ死ぬため、まずはタンク役のキャラにヘイトを稼がせ、敵の攻撃をそちらに向けます。その隙にアタッカーが攻撃をするわけです。例えば主人公のシュルクのアーツには、敵の側面や背面から攻撃すると有利な特殊効果が付いたりするんですけど、敵の回頭速度はメチャクチャ速いので、移動だけでは側面は背後は取れません。仲間にヘイトをかせいでもらってそちらをターゲッティングしている間に回り込むわけです。ヘイトを調節したり、コンボで敵を転倒させたり、攻撃を外してテンションが下がった仲間を励ましたり、戦闘に参加する3人の連携攻撃(パーティアタック)を出したりと、やることがかなり多いので、通常攻撃はオートでちょうどいいですね。
盾役(赤いリングで囲まれているキャラ)で敵の注意を引き、バフ役(メリア)で味方を強化し、アタッカーで敵を殴るのが基本。
- キャラはそれぞれが得意な役回りがあり、物理攻撃役、魔法攻撃役、盾役、回復役とバランスが取れていて、しかもどのキャラクタを操作しても楽しめます。基本的にこのゲームはダメージをガンガン受けることが前提のバランスなので、回復役の操作も全然退屈しません。
- 主人公のシュルクは未来を見る能力を持っており、敵が致命的な攻撃を仕掛けてくるのを事前に察知することが出来ます。そしてそれに自ら、あるいはその情報を伝えた仲間に対処してもらうことで、結果を変更することが出来ます。シュルクの未来視はストーリー中でも大きな役割を持っているのですが、それをうまくゲームシステムに落とし込んでいたのはよかったと思います。
- 敵はレベルが決まっていて、レベルが離れるとほとんど攻撃が当たらなくなるので、プレイヤーのテクニックだけでごり押しすることは出来ません。レベル上げは必須になりますが、戦闘勝利時はもちろん、ランドマーク発見、サブクエストクリアなどでもどんどん経験値が入るので、まったく苦になりません。普通に進めるだけでクリア直前でレベル80くらいにはなります(最高レベルは99)。またモンスターは必ず宝箱を落とすので、それも戦闘を作業にしない要因になっています。上級者モードに自由に切り替えることが出来、上級者モードでは自分のキャラのレベルを自由に変更できるので、サブイベントは漏らさずプレイしたいけど、ボス戦の緊張感も大事にしたい、という人にも安心です。
- あっさりゲームオーバーになることも多いのですが、直前のランドマークに戻されるだけで、アイテムもお金もなくなりません。だからと言って緊張感が削がれることはありません。フィールドをうろつく強力な雑魚・ボスモンスターに挑んでなんどぶっ飛ばされたり、ひょいっと柵を跳び越えたら奈落が広がっていて墜落死とか普通にありますから。でもそれがいい。オートセーブもあるし、ゲームオーバーになってもわざわざロードしなくていいので、こまめなセーブは不要です。これで世界にどっぷりつかっている思考を中断しなくていいって訳なんですよ。
総評
- オリジナル版も、キャラグラフィックのとがり具合と、サブクエストが面倒くさいということくらいしか欠点のない名作でしたが、その欠点が解消された以上面白くないわけがないです。ゼノブレ2と奥の方で話がつながってますので、2を楽しんで3も購入しようと思っている方はぜひプレイしてみてください(sasaさんに何度もお勧めされるまでプレイしなかったyukkun20がいうことじゃないですが…)。
- 「つながる未来」は、多少話が中途半端な所で終わったのですが、これは3につながる物語だということだと思います。2の真のヒロイン・ニア様と、1の影のヒロインメリア嬢が(多分)登場するゼノブレ3、みんなプレイしようぜ!
為政者としての器の大きさを感じました。3で闇落ち…してないよね?
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