2023-02-20
漫画家の松本零士氏が、急性心不全のため、2/13に亡くなられました。85歳でした。
yukkun20は銀河鉄道999で育った人間の一人です(母がマンガを集めていたので)。あの作品はyukkun20にかなりのトラウマを植え付けた作品でもありますが、それ以上にマンガという世界の広がりには限界がないのだと言うことを教えてくれた作品でもあります。メーテルは今でも憧れの女性の一人ですね。エターナル編が完結しないままになってしまったのが残念でなりません。
代表作の一つである「宇宙戦艦ヤマト」は「ふしぎの海のナディア」にも大きな影響を与えた作品でもあり、そういう意味でも松本先生のことは尊敬しておりました。
心よりお悔やみ申し上げます。
2023-02-19
システム的にはややこなれていない部分があるものの、ストーリーの良さがすべてをカバーしている名作。

モノクロームメビウス 刻ノ代贖

スプラッシュ画面はこんな感じ
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ストーリー
- 大国ヤマトの辺境エンナカムイで母と妹と暮らす青年・オシュトルは、ある日里に迷い込んだ一人の少女・シューニャに出会う。シューニャはオシュトルのことを知っており、しかも幼い頃死んだと思われたオシュトルの父、パシュパクルの娘だという。彼女に父の面影を見たオシュトルは、生き別れとなった父を探すシューニャのため、彼女の故郷、アーヴァ=シュランを目指すことになる―
- アクアプラスの人気シリーズ「うたわれるもの」で、第2作「偽りの仮面」の前日譚を描いた物語です。第2作で重要な役割を演じたヤマトの右近衛大将オシュトルが、いかにして武を磨き、帝の信を得てその地位へ就いたのかが描かれています。
- ストーリー的には文句のつけようがなかったですね。笑いあり、シリアスあり、どんでん返しありとエンターテイメントにふさわしい内容になっていました。それだけでなく、オシュトルの立身出世や宿命のようなものが非常に濃厚に、説得力を持って描かれていました。同じ師に師事したミカヅチやムネチカとの熱い友情は見ていて本当にかっこよかったですし、妹を守り、父を超えんと修行に励み、めざましい活躍を遂げて人々や帝の信頼を得ながらも、若者特有の熱さで突っ走るオシュトルの物語は見ていて面白かったです。

初めて三人ががっちり力を合わせたシーンで、胸が熱くなりました
- しかしシリアス一辺倒ではなく、一向に加わる謎のぬいぐるみ・ハルを中心にコミカルなシーンも多く、そこのバランスはさすがうたわれるものといった感じでした。4人の丁々発止の掛け合いもすばらしい。
- また、「偽りの仮面」「二人の白皇」につながる細かい伏線が丁寧にはりめぐらされていながら後付け感がなく、前日譚としても申し分のない出来だったと思います。ウコンとサコン誕生秘話や、ネコネとミカヅチの微妙な関係、仮面の出自、ムネチカの家系、アンジュがオシュトルになついている理由などなど。それ以外にも細かい伏線が見え隠れして、他作品をプレイしていればより楽しめると思います。
- ただマロロとオシュトルにこんな深い関係があったのはちょっと意外でしたね。過去作でそれをうかがわせる場面あったっけ。

結局マロロも夢を叶えた立派な人間なんだよな
- 物語は一応きちんと完結していますが、最後にめちゃくちゃでかい謎をぶちまけて終わったので、これは続編があるってことですかね。楽しみにして待とうと思います。
システム
- オーソロックスにフラグを立てながら進めるRPGです。
- フィールドや街は3Dで描かれていて、自由に動き回ることが出来ます。グラフィックは緻密とは言いがたい出来ですが、雰囲気を壊さないクオリティは保っているので、気になるほどではありません。過去作で出てきた場所もチラチラ見えたりして、特に帝都歩きは楽しかったです。

ここが噂の「乙女ロード」(入れません
- 当初システムはやや古くさい感じがあったそうですが、その後のアプデで改善されています。yukkun20はアプデ前をプレイしていませんが、ファストトラベルの仕様がやや不自由なくらいで特に古くさい感じは受けませんでした。
- 敵を倒したりフィールドで拾ったりした素材を使って、ハル(前述の謎のぬいぐるみ)の便利な機能を解放したり、装備品を強化したりするシステムもあります。これもザコ戦を積極的にこなせば素材集めに奔走しなくても必要なものは大体集まるようになっていましたし、レベルの低い敵はフィールドアクションで倒せる(ドロップは通常戦闘で倒した場合と同じ量が手に入る)システムなのでテンポはよかったですね。

ありがちなシステムですが見返りが大きいのでついつい集めたくなります
- ゲームクリア後は、おなじみのギャラリー鑑賞や音楽鑑賞、キャストメッセージもあるのが嬉しいところ。

お約束も忘れない喜久子おねえちゃんさすが。
キャラクター
- メインキャラクターは、オシュトル、シューニャ、ムネチカ、ミカヅチの4名です。
- この4人、過去作ではあんまりなれ合っている感じではなかったので、若い頃はどんな感じだったのかなーと思ってましたが、むちゃくちゃ仲ええな。特にミカヅチはオシュトルへの劣等感から絶対一度は闇落ちするんじゃないかと思って見ていたんですが、そんなことはなく、まさに好敵手と書いて「とも」と読むを地で行く関係でした。これを見ると、「二人の白皇」でオシュトルの正体を知った時のことが違って見えますね。確かにこの関係なら、自分が知らないところでオシュトルが…というのはミカヅチにとってなかなか受け入れられなかったのは分かる気がします。

味方に背中を預けることを知った男は一つ成長しました
- シューニャはこの中で唯一続編に登場しないキャラなので、もしかして…とこわごわしながら最後までプレイしていたんですが、ひとまず懸念が外れて安心です。ただ彼女の出自にはまだまだ大きな秘密がありそうですね。次回作で明らかになるのを楽しみにしています。育ちのせいが微妙に殺伐としたところはありましたが、天真爛漫でパーティのムードメーカーとして、また皆の妹として愛されるキャラでしたね。皆口さんの声がたまらんのじゃ。

おじさんなんでも買うたるでぇ。
- そしてムネチカ。過去作ではめちゃくちゃ堅苦しいしゃべり方をする彼女ですが、若い頃は普通の女の子っぽい…いや、女の子っぽくなろうとしていたのが微笑ましいですね。ミカヅチやハルには散々いじられ倒されていましたが。特にトカラでの一件は泣いていいよ。

ミカヅチー!お前言葉選べ!!!
- オシュトルたちの師匠で、八柱将のディコトマ、めっちゃかっこいいんだよな…。まさに理想のオヤジという感じで、弟子たちから深く慕われているのも納得の人格者でした。物語の展開上ああなるのは仕方ないんですけど、もっと長く見ていたかったです。

男としても師としても武人としても一流。ただし親としては…
- そのほかおしゃまなネコネ、相変わらず傍若無人なアンジュ、ご隠居姿が板に付いている帝、若い頃はなかなかとがっていたホノカなど、よく知っているキャラのこれまで見たことがない姿が見られたのもよかったです。

ミカヅチがネコネを苦手とするきっかけになったエピソードは…ひどすぎましたねw
- 今回もオシュトル、ウコン、ハルと一人三役だった利根健太郎さん、お疲れ様でした。
戦闘
- 戦闘はシンボルエンカウントです。フィールドアタックを当てることで、有利に戦闘を始めることが出来ますし、また極端にレベルの低い相手はそのまま戦闘に入らず倒すことも可能です。
- 戦闘は、三重の円環の上をキャラクターが時計回りに移動し、指定の場所に到達したキャラクターから行動が可能になる、アクティブタイムバトルです(軌跡シリーズやアトリエシリーズと似たような感じ)。ただし内側の円ほど1周にかかる時間が短い=行動回数が増えます。敵を倒したり、気絶しているところに攻撃を当てたりすると、内側の環にいる敵を外にはじき出して自身が内側の環に入れます。敵も同じようなことができるので、長期戦ではうまく内側の環に入り込み、行動頻度を上げていくのがポイントになります。

左上の丸いのが円環
- また行動によって気力が一定以上溜まると、強力な奥義を使うことが出来ます。4人の奥義はどれも戦局を一変させる力を秘めているので、うまく当てていきたいですね。カットインも格好いいんだよな…

やっぱりカットインは2Dに限るのだぜ。
総評
- 正直発売前はシステムの荒さが見えていたりして、ちょっと心配でもあったのですが、プレイしてみれば素晴らしいゲームでしたね。「偽りの仮面」「二人の白皇」のファンなら絶対プレイすべき作品だと思います。表情パターンが少なかったり、フィールドがやや見づらかったり、モブグラフィックが半端だったりと気になるところがなくはなかったのですが、いつも言っているとおりRPGで大切なのは「ストーリー」「バトル」「キャラクター」で、その3つは不満のない出来だったので、評価としてはかなり高いです。アクアプラス…SRPGだけだと思いきや恐ろしい子!
- ただ最後の最後ででかい謎を残してしまったので、早く次回作が見たいですね。

今作でムネチカのイメージがめっちゃ変わりましたね。
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2023-02-17
明日「星の欠片の物語。」のレビュー予定です。あと多分明日にはモノメビもトロコンできそうなので、日曜はそのレビューしたいなぁ。
さて、薬屋のひとりごとのアニメか決まりましたね。しかも主人公の猫猫役が悠木碧さんとか期待しかない。
「薬屋のひとりごと」のオリジナルは小説作品です。中国…っぽい国の宮中で毒味役として働く「猫猫」という少女が、宮中で起こる様々な事件を、持ち前の薬師としての知識を使って次々と解き明かしていくというミステリっぽいテイストの小説です。以前sasaさんが紹介しておられたのを見て興味を持ちました。yukkun20はコミックス版から入ったのですが、先の展開が気になって小説版も読んでいるくらいには好きな作品です。猫猫は人間嫌いっぽいけどかといって人を遠ざけるわけでもなく、根っこのところではいい人なのでかわいいんだよね。
作画もよく、背景も美しく、猫猫のギャグっぽい表情も上手く扱われていて十分期待できそう。シリアス顔が美人過ぎるように見える以外はw
2023年放送決定です。
2023-02-16
グッスマが展開するデフォルトフィギュアシリーズ「HELLO! GOOD SMILE」から、天弦突破グレンラガンのヒロイン2人のフィギュアが出ました!
HELLO! GOOD SMILE ヨーコ/ニア
価格:各1,530円(税込)
レビュー
yukkun20はニア派なのですが、フィギュア化されるのはヨーコばっかりなんだよなぁ。ヨーコも好きなんですが。今回はニアのフィギュアも出たので一緒に購入しました。

箱ちっちゃくてシンプルですね。でかい箱は処分するのも一苦労なのでこういうのはありがたい。


上面と背面はこんな感じ。

完成状態で箱に入っているので、台座を挿すだけでかんせーい。こちらはヨーコですね。可動部分は首しかなく、表情の替えパーツなどもないので、そういう意味では遊びの幅は狭いです。しかし1530円はそれを考えても安い。全高は約100mmと、ねんどろいどよりちょっと小さいくらいなので飾りやすいのもGOOD。スタイル抜群のはずなのに寸胴になっていることは見なかったことにしよう。

後ろはこんな感じ。デフォルメフィギュアは髪型が印象に与える割合が高いので、大きくきっちりデフォルメされているのはいいですね。

こっちはニア姫。特徴的な瞳もうまく再現されていますね。

髪色も背面まできちんと再現されています。

首の可動域はこの辺が限界です。2人並べて飾ってあげましょう。シモンやカミナも同シリーズのフィギュアが出ているので、4つ並べるのもいいかもしれませんね。
2023-02-15
明日朝早いので本日の更新はお休みします。
ランクバトルで4連勝できたから今日は気持ちよく眠ろう。
2023-02-14
「星の欠片の物語。しかけ版」と「ひとかけら版」、どっちもSteam版でクリアしましたー!面白かった。しかけ版はクリアまで17時間かかりましたが、なんとかすべて自力で謎解きが出来たので満足です。何度作者の方にDM送ろうと思ったか…(謎解きに詰まったらDMくださいとおっしゃっていたので)。今週末あたりレビューしたいんですけど、モノクロームメビウスももう終わりそうなんだよな。
さて、アニメ放送中の「うる星やつら」からラムちゃんのフィギュアがさらに発売予定です。先日も2つ紹介しています。
スケールは1/7と大きめですが、全高は24cmなのでまあまあですね。先日購入した奈津乃フィギュアと同じくらいか。
個人的には3つの中で、表情に高橋先生のテイストが出ているのがこれだと思います。価格も15000円と中位帯ですし、個人的に髪の色が構造色っぽくなっているのも評価高いです。(ラムちゃんの髪がなぜ構造色なのかについては、「ラムちゃん警察」でググってください)。今のところこれが買いかな。
amiamiだと15%OFFですが、KOTOBUKIYAだとウインク顔パーツが付いてきます。
2023-02-13
当サイトもお世話になっているヴァニラウェアさんが創立20周年ということで、記念イベントが東京と大阪で開催されます。
「プリンセスクラウン」「グリムグリモア」「オーディンスフィア」「十三機兵防衛圏」と、yukkun20がプレイしたヴァニラウェア作品は一つ残らず名作でした。その20周年をお祝いするイベントということであれば行くしかないでしょ…幸い関西でも開催されるみたいですし。グッズほしすぎる。しかも入場無料とか太っ腹すぎるし。
東京会場
- 日時:3月25日(土)11:00~18:00、26日(日)11:00~18:00
- 場所:東京都渋谷区神南1-3-10 神南アールB1F
大阪会場
- 日時:4月1日(土)11:00~18:00、2日(日)11:00~18:00
- 場所:大阪府大阪市西区南堀江1-11-8 ルーブルコート南堀江301
既に事前チケット抽選販売も始まっています。とりあえず大阪会場の抽選に応募しておきました。楽しみー。
2023-02-12
昨年末から今年年始にかけてテイチャンで行われたアンケート「『テイルズ オブ』名シーンアンケート」の結果発表動画が公開されています。現在TOPとTODが公開中。ファンタジアサイトとしてTOP編だけでも取り上げておかねば。
第3位

確かにこのイベントは衝撃でした。特に主人公に思いを寄せていた少女があっさり亡くなってしまうというのがショックでしたね。そういえば直前に姿を消していたトリスタン師匠疑ってごめんなさい。このシリアスなシーンがあるからこそ、復讐に燃えるクレスにも感情移入できるんですよね。
第2位

こっちですか。yukkun20はなりきりダンジョンからテイルズに入ったので(珍しいな)、ダオスが戦う理由は知りながらプレイしたんですけど、やっぱりこのシーンはぐっときましたね。でも「相手も正しいのに倒していいのか」という問いに、正面からきちんと答えを出していたのが良かったです。そしてダオスの戦いが無駄に終わらないエンディングもよかった。
第1位

まあそりゃそうですよね。このシーンのクレスとミントはもちろんのこと、ほかのパーティメンバーの動きもいい味出してるんだよな。ミントはずっと想いを抱えながら、クレスのことを信じてここまで来たんですよね。OPとのシンクロも本当素晴らしい。
4位以下のランキングも別動画で公開されています。
やっぱ第6位だよな。
しかしテイルズYouTubeチャンネルのランキング番組久しぶりでしたね。こういう企画大好きだしどんどんやってほしいです。
2023-02-11
毎年千佳ちゃんの誕生日に合わせて発売されている名場面アクスタです。去年のはこちら↓
ワールドトリガー名場面ジオラマフィギュア 雨取千佳
価格:各1,650円(税込)
レビュー

ジャンプショップで購入。ところで去年の11月に予約したことを忘れて昨日もう1個買っちゃったんですけどどうしたらいい??

やっぱり葦原先生の絵のグッズはテンション高くなりますね。ワートリ、最近はめちゃくちゃグッズが出るようになって嬉しい悲鳴を上げています。基本千佳ちゃん関連のものしかかってないのに多分yukkun20が持っている単独作品のグッズ数としてはかなり上位に来るはず。

さっくり完成。そういえば千佳ちゃんグッズは全身絵が多いので、胸像は珍しいですね。
>>あとストーリーがループものっぽい感じがしてます あれが空の軌跡がでた200…