2012-11-14


榊ガンパレの最新刊が2ヶ月ぶりに来ました。今回で新大陸編は完結です。
※既刊の感想はこちらから。
続きを読む(ネタバレ注意) »
表紙など
表紙は瀬戸口と舞。帯は「5121小隊は不死身ではない 死闘決着!生き残れるのか!?新大陸シリーズ最終巻」となっています。
巻頭付録は市内戦局図。キャライラストは新大陸編で登場した人物の総まとめで、新規イラストはありません。
また作者、絵師あとがきもありませんでした。
あらすじ
降着した状況を打開しようと5121はレイクサイドヒル港への強襲を計画する。しかし一方フェルナンデス隊は国防長官から待機命令を受けていた。命令の正当性に疑問を持ったフェルナンデスは上官に意見具申するも、逆に反逆罪で拘束されてしまう。浅井と5121小隊スカウトの活躍でレイクサイドヒルに多数の市民が残存していることを対外的にアピールすることには成功し、大統領が味方についてことで形勢は逆転するが、黒幕である国防長官はミサイル発射を強攻しようと画策する。
5121はついに港に上陸するも、幻獣はそこに異常とも思える戦力を集中させていた。激しい攻撃に、軍人、民間人双方に多大な犠牲を出しながらもついに住民の避難に成功する一同。しかしついにミサイル発射スイッチが押されてしまう。最後に市内に残った速水と舞の運命は。
感想
いよいよ新大陸編も完結です。今回は幻獣が存在感を見せましたね。といっても最近の5121は強すぎて、久々に登場したスキュラでさえただの的扱い、幻獣が勝っているのは単なる物量のみというのは辛いところです。榊ガンパレも始まった頃はスキュラが1体出てくるだけで大絶望でしたからね。
ただ、今回は強い強いという5121もさすがに物量に押されてピンチを迎える場面も何度かありました。助けに来れそうな登場人物も使い切って、これマジどうなるんだ…と思ったシーンもありましたけど、意外なところから助け船が。なかなかに意表を突いた(といっても伏線は十分張っていたのだが)展開だったので、ぜひ読んで確かめてみてください。
エンディングは「僕ら、これからどうなるんだろう?」「我らは戦場で生き、戦場で死ぬ定めだ」という速水と舞のやり取りでしたから、まだまだ続いていくと思ってよろしいんですよね。榊先生、きむら先生、ひとまずお疲れさまでした。
« 続きを隠す
2012-11-13
久々に仕事の話でも。
弁護士は一定の期間(現在は5年)ごとに、「倫理研修」を受ける必要があります。
「倫理研修」というのは、その名の通り弁護士倫理を学ぶための講座です。弁護士は弁護士会という組織を作っていますが、これはどこのお役所にも属さない団体で(たとえば司法書士会が法務局管轄というのとは異なる)自治を認められている関係上、各弁護士も高い弁護士倫理をもって仕事をすることが期待されています。
最近は弁護士の関係する不祥事も多いですからね…。そんなニュースになるような不祥事でなくても、例えば「対立する当事者の依頼を同時に受けた」「職務上の秘密を第三者に漏らした」「依頼者への説明義務を果たさなかった」など、意識を高く保っていないと失敗しやすい分野もたくさんあるので、こうやって定期的に研修を行っています。
「対立する当事者の依頼を同時に受けた」なんてあるわけないだろと思うかも知れませんが、例えば市役所の無料相談で奥さんから離婚に関する相談を受けて助言したら、別の日に事務所で旦那さんの相談を受けた、っていうことはあるわけです。もちろんどちらの相談の時も、相談者から相手方の住所と名前は聞いて、記録にも残しているんですけど、それを思い出すかどうかは自分の記憶力次第ですからね…
うちの事務所では全部PCで管理して、そういうミスがないように心がけてはいるのですが。
なお研修は各弁護士会が内容を決めることになっていますが、当方の弁護士会では伝統的にパネルディスカッション形式でやっています。設題が与えられて、それに対して両極端の意見を持つ(という設定の)弁護士が二人で討論して、それに聴衆が意見を述べるという感じです。今年もそれでしたけど、なかなか飽きさせないようになっていて面白かったです。
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter7クリア。ボスが3人いるなどかなりハードな章だった。
- サモンナイト3…2週目第12話夜会話回収中。12話は戦闘終了から夜会話までのイベントが非常に長いので面倒くさい。
2012-11-12
TOX2の予約特典「オリジナル短編小説「TALES OF XILLIA 2 -Before Episode-」 & 設定資料集」のレビューです。その他の予約特典(プロダクトコードとカスタムテーマ)についてはスルーなのであしからず。
どういうものかについてはebtenに情報があるのでそちらを。
- 設定資料集
メインキャラクターたちの設定画、ラフイラスト。
ルドガーに4ページ、エルとルルに2ページ、パーティメンバー各1ページ、ユリウス1ページ、ビズリーとリドウに半ページずつ。エルの設定画は微妙にネタバレ臭いことが書いてあるので、そう言うのを気にする人は要注意。
- 小説「雨のトリグラフ」
レイアを主人公にした短編小説。レイアがエレンピオスに渡ってきた理由、新聞記者になった経緯、アルヴィンと和解したきっかけなど。短編ですけど、レイアのまっすぐな性格が良く描かれているいい話でした。パーティメンバーの友情もな。
- 馬場Pスペシャルコメント
そのまんま。
今回選択肢を数多く作った理由については「『選択』をルドガーの想いと重ねて考えて欲しい」とのこと。
- 全体の体裁はテイルズオブマガジン風で、裏表紙にはガイアスまんじゅうの広告が掲載されているなどなかなか凝っています。なお定価は0ガルド。
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter7を更新。分史世界のミラ様登場。そして分史世界のミュゼが初っぱなからぶちぎれていて何だか安心。
- サモンナイト3…カルマルートを更新。今回はカルマ値の蓄積が割と楽だった。
2012-11-11
来年春公開の劇場版の公式サイトが更新されています。
今回は
- 300円で任意の人に送ることが出来る年賀状の販売予定
- テレビスポットCMの公開
- デジタルキャンパス付前売り券の発売(F3サイズ11300円、F10サイズ17800円)
※画像は上記リンク先より引用
が更新されています。年賀状は自分自身に出すことも可能なので、ぼっちにも安心仕様です。
CMはこちら。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=qFn4_fHCGTc
こうやって気分を盛り上げつつ、来年の春を待ちましょう。うちの近くでも上映してくれますように。
あ、それから「閉時曲線のエピグラフ」も届きました。CDと小説の2本立てでまだ手を付けていません。近いうちにレビューしようと思います。
2012-11-10
ナディアな人々を更新しました。安定作画のなんとありがたいことか。
ナディアな人々:第29回 キング対キング
空中もだめだかんな!(笑
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter6更新。同じくエストが何度も沸くのはなぜ?あとクエストランクの上昇に必要なポイントにムラがありすぎるような…
- サモンナイト3…現在2周目第12話。パッフェルさんとヘイゼルさんが飛び道具を持てるようになってようやく安定。ところで来週4の発売ですが予約はお済みですか?
2012-11-09
最近眠気が尋常ではないので更新が遅れ気味です。今日は困った時の4Gamers頼み。
4Gamer.net ― バンダイナムコゲームス,「サモンナイト5」のゲーム画面を初公開。新キャラクターや世界観についての情報も
いささか遅いような気がしますけど、SN5の新着情報に関する特集が組まれています。基本的に既出情報のみですが、世界観解説に対する独自の考察が成されているのでひとまず目を通しておくといいと思います。
舞台となる街の名は界境都市「セイヴァール」…どこかで聞き覚えのあるような名前だが
3で登場した「抜剣者(セイバー)」のことかなぁ…表記が違うから関係ないような気もするけど。
旧シリーズと5との間に、何か世界を巻き込む大きな戦いがあったようだ
てっきり1~4の出来事のことかと思ってたけど、そういう見方もあるな。
かつてそれぞれの異界間にあった強力な結界は、現在では力を失い、それぞれの世界を行き来することができる門が自然発生するなどの現象も起きているようだ。
普通に考えると当代の誓約者(1の主人公)によるものと思われるが…でも結界がなくなったのなら元の世界に戻ったのかも。
などなど、ちょっと気になる内容でした。
2012-11-08


今年もキノの旅のシーズンがやってきましたね。毎年こうやってコンスタントに作品が出せるのはすごいなぁ。
今回も若干のネタバレ感想です。
続きを読む(ネタバレ注意) »
今回はキノがメインの「転がっている国」「死人達の国」「飲酒運転の国」「血液型の国」「恋文の国」,シズがメインの「育てる国」,フォトがメインの「見えない真実」「残されたもの」,キノ・師匠・シズが登場する「昼と夜がある国」の9編でした。
今回はいつにもまして風刺的な話が多かったですね。一番面白かったのは,国を捨てた男性が故郷に向けて送った恋文を巡る騒動を描いた「恋文の国」でした。最近ネットでもこういう話を見るけど,結局一番恐ろしいのは死んだ人じゃなくて今生きている人だということですね。
あと「死人達の国」は話自体が結構ホラーだったけど,むしろエルメスの方が怖かった。そういえばあまりに異常すぎて逆にスルーしてたんですけど,エルメスっていったい何者なんでしょうか。なんでモトラドなのにしゃべれるのか,確かなんの説明もされてないですよね?
それからまさか再登場すると思わなかったフォトの話。「見えない真実」は時雨沢先生らしい話でよかった。登場人物達がみんな他の人のことを大事に考えていて,お互いが幸福になろうと懸命に努力していて,そして奇跡は起きなかったけどみんなが少し幸せにになれた,そんな話。「残されたもの」もストレートに写真の持つ力を描いたいい話でした。思い出を形にすべき時というのはあるんですよね。
« 続きを隠す
2012-11-07
テイルズチャンネル+で、TOHRのPVがメンバー限定で公開されています。概ねキャラとキャスト紹介ですが、戦闘画面や新規に書き下ろされたシングの秘奥義カットインも見られますよ。ファミ通情報だと今回はカルセドニーも仲間になるとか。カルセドニーの部下2人は…無理なのかなぁ。すごくいいキャラなのですが。

個人的には、ベリル役の千葉妙子さんが続投してくれたので一安心。最近休業気味でしたからね…正直もうベリル役は千葉さん以外あり得ない状態なので。しかし今回のポリゴンはなかなかいい感じの造型になっていますね。

2013年春発売予定なので、楽しみに待ちましょう。
※画像は上記リンク先のプロモーションビデオ第1弾より引用
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter5を更新。初めてボス戦で全滅した…。4回ほどリトライして何とか勝利。最初に挑んだ時はHPを1割しか削れなかったので、絶対詰んだと思った。
- サモンナイト3…パッフェルとヘイゼルの育成完了。先制はフレイズ法と相性いいな。なお先制の価値は、先に攻撃できるということではなく、常に敵の攻撃を正面から受けられるということにある。よって回避力の高い2人との相性は抜群なのだ。
2012-11-06


昨日に続いて、テイルズ オブ TVの元ネタ紹介。
- TV07:番組プレゼン
- P78 ダオス「心にインディグネイションを食らってズタボロだ」
ダオスがゲーム本編のイベントバトルで、インディグネイションを食らって敗北したことから。
なお、当時の表記は「インデグニション」。
- P79 ヒューバート「こちらの言葉で話してください!」
メルニクス語もロンダウ語も、ゲーム中に登場した、英語を元にした人工言語。英語からの変換方法がほぼ同じなので、メルディとウィンガルは話が出来ている。
- P81 ボッコス「他にもあんなキャラやこんなキャラ…」
上から、ジロチョウ(TOIに登場したアシハラの国長)、テクタ(TOHに登場したジルコニアの息子)、ブルート(TOSRに登場したマルタの父親)。
- P87 イネス「やることはどこの軍も変わらないわねぇ」
イネスは特務軍人。
- TV08:ウルトラテイルズ
- P94 アニー「すみませんわたしのフォルス地味で…」
TORでも同じような仕掛けがあり、アニーの雨のフォルス(雨を降らせる超能力)で雨を降らせて隠れた道を見つけることができた。
- P96 「『TOS』チーム 3秒後に脱落」
ヒートリバーはTOD2に登場したダンジョンで、間欠泉や熱波が定期的に吹き出す場所。
- P98 カロル「いっぱい入りすぎて気持ち悪いよ~~~」
カロルのカバンは虫除けから巨大ロボまでなんでも入る。
- TV09:兄トーク
- P105 アンジュ「2人とも妄想はやめてもらえるかな」
アミィはクレスのお嫁さんになるのが夢。コハクはシングにベタ惚れ。
- P107 アルベール「え!?」
アンジュの兄はサブイベントで一度出てくるだけで、それ以外ほぼ出番がない(話題にすらならない)のでアルベールが知らなくても無理はない。
- TV10:ドッキリ
- P116 ベリル「これで殴るってことだろ」
もちろん殴るのではなく、おたまでフライパンを叩いて起こす秘技「死者の目覚め」が正しい使い方。
- P117 コンウェイ「ホントに毎晩困ったものだよ」
TOIRでは、宿屋に泊まることで発生するスキットが多かったことから。
- P123 コンウェイ「オレのどこが 女だって」
コンウェイは温厚な性格だが、女性に間違われるとマジギレ。
- TV11:●●い料理人
- P133 ユーリ「あああのメンバーは悪名高い…」
いずれも不名誉称号「××料理人」の持ち主。
2巻が出るのは来年の夏頃かな…。これからも面白い話を期待しています、喜来先生!
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter4/5を追加。レイアが離脱していきなりパーティが男臭くなりました。
- サモンナイト3…パッフェルさん育成中。蛮勇の戦歌切るの忘れてた。


現在「テイルズオブマガジン(以下TOM)」で大好評連載中の、喜来ユウ先生のギャグコミック「テイルズ オブ TV」がついに単行本になりました。喜来先生と言えば、ゲーム4コマで昔からキレのあるネタを提供してくれていたので連載も楽しみにしていました。
TOMでは一番楽しみにしている連載の一つです。どのくらい楽しみかというと、とりあえず買う前にそのページだけ立ち読みするくらい。テイルズオブシリーズはもう15年以上続いているシリーズなんで、どうしてもこの手のものは最新の作品、キャラに偏りがちなんですが、昔のキャラ達の細かいネタを漏らさず拾ってくれているので、ファン暦が長いほど楽しめる一品になっています。
とはいえ、ご新規さんもいらっしゃることと思うので、ちょっと古めのネタを拾ってみました。
- TV01:女子トーク
- P04 ミント「ダオスをだおす」
クレスが本編中で初めて言ったダジャレ。
- P05 ヒューバート「セネルさんと兄さん以外定職に就いてないのが気になりますね」
ほかに、クレス(剣術道場主)、スタン(羊飼い)、リッド(猟師)、ルーク(貴族)など定職に就いてるキャラも居ますよ。
ちなみにセネルはマリントルーパー、兄さんことアスベルは地方領主。
- P09 ポチョムさんとんち話
TORに登場した劇中劇。マオがお気に入りだが詳細不明。
- TV02:モノマネ王
- P14 ヴィクトリア「グランヴァニッシュ」
中の人ネタ。レイヴンとヴォルトも同じ。
- P17 テューラ「フェニモールのモノマネを」
二人は双子。
- P17 メル・ディオ「なんかいろんなものになりきり」
二人は「なりきり士」という職業で、コスチュームを着替えることでどんな職業・キャラにもなりきることが可能。
- P18 「ヴェイグの優勝だー!!」
ヴェイグとウッドロウがそっくりというのは、TODR本編でも使われたバンナム公認のネタ。
- TV03:ノースマイル
- P26 裏番組 TK-1ファイト
TOR本編中に、ヴェイグとティトレイが夕陽の浜辺で殴り合ったことから。
- TV04:シルエットクイズ
- P39 TOGチーム「誰…!?」
回答者のマリク、ヒューバート、パスカルはビアスに1回しか会ってない(サブイベントを起こさないと1回も会わない)から仕方ないかも。
- P41 「なんで私の本があそこに…」
ピンナップマグネタと言えばTOPのクラースと思われ。
- TV05:マスコットキャラ
- P50 クレス「宿屋から像を借りてきました」
TOPの最序盤で起こせるサブイベントで、宿屋にあるブッシュベイビーの像を窓際まで運ぶお手伝いをするというネタから。像と言いつつ両手で押さないと動かない代物。
- TV06:料理SHOW
- シェリア「えっあの人料理ダメなの!?」
フレンはレシピ通りに作ればうまく作れるのだが、極端な味音痴のためアレンジすると失敗する、という設定。なおテイルズオブシリーズに出てくる料理下手の中ではだいぶマシな方。
意外と長くなったので残りは後日。
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…プレイ日記Chapter3/4を更新しました。パーティも3人になりましたよ。
- サモンナイト3…現在2週目の第7章。パーティの構成上遠距離攻撃を使えるキャラがいないのが結構辛い。
おお、本当ですね。新ハードの情報ももちろん楽しみですけど、ローンチタイトルがどう…