旭川でレンタカーを借りて移動します。道東はレンタカーの方が圧倒的に便利ですからね。ただ北海道の中央から、北東にある網走までは休憩込みで4時間くらいかかりました。yukkun20はこれまで2時間半以上運転したことがないんだよ…
網走監獄
網走と言えば監獄ですよね。ちなみにここはオリジナルが移築されている博物館で、元々ここに監獄があったというわけではありません。
とりあえず食堂で昼食を取りますか。ここでは監獄の食事を再現した焼き魚定食が名物です。なるほど…
まあロコモコ丼にしとくか(おい
一応監獄の農場で育てられていた和牛を使っているので無関係というわけでは…
正門ですね。ここに限りませんがいきなりリアルな再現人形が立ってるのでちょっとドキドキします。
庁舎ですね。和風建築ですが洋風のテイストを取り入れた、当時ありがちなデザインです。中はショップと監獄全体の案内展示があります。
こちらは裁判所。現在は区裁判所は簡易裁判所と改名されました。
中は当時の裁判所がきっちり再現されています。今と何も変わらないな。
当時の裁判官の法服。そういえば弁護士にも一瞬法服が存在している時代があったらしい。
そういえば敷地内に野生のリスがいました。
こちらは農場の建物。
中も当時の様子が再現されています。
こちらはゴールデンカムイなどでも有名な、放射状の構造をしている獄舎。
中心部に看守部屋があり、一気に200以上の監房を監視できます。
こんな難攻不落の監獄でも脱走はありました。
当時の囚人たちは北海道の開拓や道路建設のための重労働に従事しました。特に中央道の開拓は6人に1人が死ぬほどの重労働だったそうです。人命が軽い時代の名残ですね…
いわゆる懲罰房。中には日が入らないので真っ暗です。
こちらは教誨堂。宗教で人心を安定させようというわけですね。
ゆっくり見学して食事もして2時間くらいでした。
オホーツク流氷館
網走監獄のすぐ近くにある、流氷の博物館にも行きました。
天気悪いですが今日が一番天気悪くても支障ない日なのでむしろ助かる。
そういえば太平洋には流氷ってないの不思議ですよね。
本物の流氷が展示されている、-15℃の部屋があります。-15℃くらいならまあ厚着すれば耐えられるな。目が覚める寒さですが。
感動の径
さらにここから1.5時間ほどかけて知床へ向かいますが、途中で絶景ポイントがあるので立ち寄っていきます。
北海道らしい広大な畑と雄大な山脈が一望できる場所…ですが時期があまりよくなくて感動できず。
天に続く道
直線道路が延々続く上に高低差があるため、まるで道が中空へ続くように見える場所。知床に近いあたりは道路が碁盤の目状になってるんですが、1マス数キロくらいあるので札幌や京都とはスケールが違います。
北こぶし知床
今回の旅で一番いい温泉宿です。
ラッキーなことに部屋の都合で、予約したシングルではなくダブルの部屋をあてがっていただきました。
2日ほどここを拠点にします。
三代目千葉商店
素泊まりで予約していたので(ミスった)、近くで唯一やっていた飲食店に入りました。
そこの名物「タンバルライス」。サフランライスに花咲ガニのあんをかけた珍しいメニュー。ネットで調べても日本で数件しか提供してないっぽい。
サフランのかすかな香りと、かにの濃厚なうまみがすごくいい感じのハーモニーでかなりうまかったです。これはいい店だったな…。
今日一日で350キロくらい運転したけど明日もまだまだ運転するぞー。