2013-05-05
1ヶ月くらい前の話で恐縮ですが、「となりの関くん」最新刊が発売されました。ようやく手が空いたのでレビューします。
※既刊レビュー→となりの関くん | Y.A.S.
となりの関くん
著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:620円
レビュー
これまで同様、関くんが授業中に堂々と繰り広げる一人遊びに横井さんが振り回されるのですが、ついにこの巻からは横井さんが反撃に出ます。でも人のおもちゃを持ち逃げするのは良くないと思うの。そのせいで関くんの妹まで巻き込んだとんでもハプニングが巻き起こるのがまた端から見ていて面白いんですが。
ところで帯に「アニメ化決定!」とあり、実際5巻にはDVDが付くようです。関くんの声優さん誰だろうなぁ。名前つながりで関智一さんかな。関俊彦さんという筋もあるか。
※関くんにはセリフは一切ありません。横井さんが一人でボケてツッコんでます。
今回関くんが挑戦した一人遊びはこちら。
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- 指スケボー(表紙)
- 持ち物に自分で考えた企業ロゴを書く
- カブトムシをおだてて強大な敵と戦わせる
- 手製UFOキャッチャー
- 自作迷路
- 運動会に真面目に参加しているように見せかけるためのメイク
- 百人一首VS花札
- クリスマスツリー凄惨バージョン
- おめでたい夢を見るため昼寝
- ロボット家族によるたこ揚げ
- 指人形によるラグビー
- 催眠術やダウジングで試験対策
…何か自分でリストにしてて訳わからなくなってきた。
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2013-05-04
ナディアな人々を更新しました。ファンの間では島編以上の黒歴史と呼ばれ、DVD-BOXでもはぶられているあの劇場版レビューです。
ナディアな人々:劇場版 ふしぎの海のナディア
数年ぶりに見たけど相変わらずの駄作でした。
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- TVシリーズの回想シーンが不必要な上に長すぎる
- マリー、キング、ノーチラスクルーなどの主要キャラが登場しない
- 悪の組織の規模がしょぼすぎる
- 主人公達は事件に巻き込まれただけで何もしていない
- 三人組も逃げただけで何もしていない
- ウーラの心変わりが早すぎ
- 最後のナディアに向けたファジーの台詞が唐突すぎる
庵野監督じゃなかったらこの程度なのかなぁ…
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2013-05-03
昨日更新だったのを忘れていましたサーセンwこれまでのレビューはこちらから。
オープニングトーク
- 先週に引き続き今回もゲストがいます(小声で)。デジャヴ公開・フェノグラム発売後初の番組なのでその話も聞けるかも。
- ミンゴスはデジャヴを見て「あたしの芝居イケてるな」と思ったらしい。
- というわけで今回のゲストは桐生萌郁役の後藤沙緒里さんです。シュタゲ本編の盛大なネタバレがあるのでご注意を。
シュタゲCM選手権
- 決め台詞はかっこよかったけど、肝心のCMセリフが雑でしたね。
ゲストトーク
- 関智もきちんとパーソナリティをせざるを得ないさおりんがゲストです。たしかにさおりんは美人ですからね。ミンゴスは半ギレですが。
- 関智がくまのプーさんで泣いたという衝撃の事実が。
- 関『僕は仕事で、必要に迫られて下ネタを言ってるだけですから。』ってどう考えてもウソっぽい。
桐生萌郁を学ぼう!~基礎編~
- 桐生萌郁の人となりについて後藤さんから聞き出すコーナーです。
- といっても関さんが萌郁への質問をそこそこに後藤さんのプライベートを聞き出そうとするコーナー化してます。
- フェノグラムの萌郁シナリオは、FBとラボメンに挟まれて、萌郁が初めての感情にとまどう物語。
桐生萌郁を学ぼう!~応用編~
- 萌郁のキーワード「うつ」(メールを打つ、銃を撃つ、鬱)を元に、まずは「心を打つ」をテーマに転がします。というわけで「科学アドベンチャー俳句」のコーナーです。ジョン・タイターをネタに一句どうぞ。
- 次に「敵を討つ」をテーマに、番組が用意した敵を銀玉鉄砲で狙います。これラジオでやる企画じゃないよね。
- そして「撃つ!まゆしぃを」がテーマ。5pb.広報の白川氏がまゆしぃの代わりにひどい目に遭います。
紅莉栖とダルと萌郁のSteins;Gateインフォメーション
- 負荷領域のデジャヴ大好評公開中。入場者プレゼントもあるよ。
- 線形拘束のフェノグラム絶賛発売中。数量限定版にはオカリンの携帯が付いてくる。
- 大阪のアフィーリア・コラボレーションズなどでコラボイベント開催中。詳しくは公式サイトを。
- 「秋葉原と映画館を巡って、これでキミもラボメンだ!キャンペーン」が5/6まで開催中。①秋葉原の一番くじ取扱店いずれか1店舗②秋葉原のゲームセンターいずれか1店舗③角川シネマ新宿またはシネマサンシャイン池袋を巡って2次元コードをスキャンし(順不同)、最後に秋葉原のグッドスマイル&カラオケの鉄人カフェで指定の携帯画面を見せると、限定ステッカーをゲットできます。グッ鉄カフェではコラボメニュー「ゲルバナプレート」もあるよ。意外と価格も普通。
エンディングトーク
- 第4回のMVPメールはホウセイ×××(伏せ字)でした。
- なんと次回5/16は最終回です。大事な事をサラッとお言いになる!
2013-05-02
先月発売された、アーシャのアトリエの公式外伝小説の紹介です(ゲームのノベライズではありません)。
小説アーシャのアトリエ~ある錬金術士の旅の日記より~
著者:司月透
価格:1260円
あらすじ
アーシャのアトリエのトゥルーエンド後を描いた短編集。
ウィルベルが大婆様への贈り物を捜して奔走する「大婆様への贈り物」、キースとハリーの板挟みで苦労するメリエッタを描く「メリエッタさんも魔法使い?」、仲間達と騒ぎながら、世界を衰退させた錬金術に思いを馳せるアーシャを描く「空の星」、ホムンクルスとニオの交流を描く「あーしゃ、すき」、マリオンとリンカが温泉に行く「温泉に行こう」、オディーリアとキースの関係を描く「黄昏の弐番館」、アーシャのアトリエに集う仲間達を描く「千客万来」、アーシャの旅立ちを描く「アーシャのアトリエ」の8編です。
感想
公式だけあって、どの物語も本編とずれなく、キャラの特徴も十分に生かされたストーリーでした。本編のほんわかした雰囲気が好きな人には十分楽しんで貰えると思います。特にキースファン(その中でもツンデレのデレが足りないとお嘆きの皆様方)にはお勧めです。個人的には、キースがマスターらしいことをしてくれないと不満たらたらのオディーリアさんがよかったです。オディーリアさんは本当にキースが好きなのだなぁ。このコンビは次回作に出てきてもおかしくないので楽しみにしています。
でもウィルベルが魔法使いだってことをアーシャ以外の仲間にも内緒にしているのは初めて知りました。格好でバレバレだと思うんだけど。
価格はちょっと高めですが、装丁もしっかりしているし、晴瀬ひろき先生のきゅーとな挿絵も十分な数あるし、いいと思います。ゲームのストーリーを忘れてしまった方は、「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ シナリオコレクション」を一緒に買えばよいのではないかな。
2013-05-01
最近また怒濤のようにラインナップが増えているシュタゲ関連書籍のレビューです。本日はこの2冊をまとめて。
Steins;Gate 比翼恋理のニャン2くらいしす★
著者:nidoro
レーベル:バンブーコミックス ウィンプラスセレクション
価格:680円
レビュー
「スイーツはにー」「フューチャーはにー」「星屑のデュプレット」「DROPS」に続く比翼恋理のコミカライズです。タイトル通り今回はフェイリスルートになっています。前半は共通ルートメインで、その他ラボメンでプールに行ったりしてます(原作にあったプールエピソードとは流れが異なる)。後半は原作のフェイリスルートをそのままコミカライズした感じです。さほどストーリーや絵が達者というわけではありませんでしたが、原作の空気は出せていたように思いました。ファンアイテムかな。
フェイリスも可愛いけど留未穂もね!というわけで今回はフェイリスたんの名台詞で締めようと思います。
「けがらわしい目でジロジロ見ないで けがれるから」
「あんたって本当に最低の屑だわ!気持ち悪いこっちにこないで頂戴」
「床に這いつくばって食べなさい おまえにはそれがお似合いだわ」
※144、153ページより引用
…これ助手のツンドラメイドのセリフだわ。
Steins;Gate 変移空間のオクテット
著者:池上竜矢
レーベル:バンブーコミックス ウィンプラスセレクション
価格680円
レビュー
こちらは「変移空間のオクテット」のコミカライズ版です。
池上先生は流石ベテランだけあって、なかなか勢いがあって面白かったです。本編同様理不尽な展開はそのまんまです。黒騎士の下りがカットされていたくらいで、オチもほぼ原作通りでした。フラグを立てるとラボメンバッジに刻まれている文字が変わるところは、ゲームの方を深くプレイした人だけにわかるネタですね。その他原作ゲームへの愛が色々感じられて、ゲームプレイするほどじゃないけどオクテットがどういう話か知りたい、という方にはいいと思います。ちょっと紅莉栖とオカリンの関係は唐突だったかも。
巻末には、序盤に出てきてあっさり退場した萌郁のスピンオフマンガ「捜査員萌郁の華麗なる一日」が掲載されています。これも面白かったです。この子冷静に考えたらストーカーの素質十分すぎるわ。
2013-04-30
エスロジの公式サイトが更新されました。
WORLD
新たな場所として、過去の錬金術研究施設が公開されています。
今作では過去錬金術がどうして滅んでしまったのか、錬金術が「世界」を衰退させたのはなぜか、などの謎が明かされるのでしょうか。
SYSTEM
新たなバトルシステムが公開されました。
- 入り乱れバトル
前衛3人、後衛3人が入れ替わり立ち替わりバトルするとのこと。
画面を見ると、前衛の3人しか行動順を示すバー上に表示されていないように見えます…実際には6対6とかではなく、3人ずつ分かれて戦闘するのかも。
戦闘中に画面に表示されたボタンを押すことで仲間が追撃してくれるというシステムのようです。前作にもあったやつですかね。ガードを固めたり追加攻撃したりと色々種類があるようです。
- ダブルドロー
錬金術士である主人公の2人は、アイテムを2人連続で使ったり、その間に連携を挟んでアイテムの威力をアップさせたりすることも出来るようです。ますますアイテム係としての活躍が期待できますね。
CHARACTER
※以上の画像は全て公式サイトより引用
MOVIE
オープニングムービーが公開されました。メルヘンチックだったアーシャとはちょっと違う感じですね。
相変わらず幻想的な雰囲気のOPです。個人的な趣味とはちょっとずれているんですけど、アトリエはこの独特な空気がいいですよね。
2013-04-29
「線形拘束のフェノグラム」、プレイ始めました。今のところ「岡部シナリオ」「橋田シナリオ」「紅莉栖シナリオ」の3本をクリアしたところです。ネタバレ抜きのファーストインプレッションでも。
今作は今のところ純粋なADVです。岡部シナリオには一応フォーントリガーシステムが存在しますが。メールの返信が分岐するだけで、ストーリーが変化するわけではなさそうです。「橋田」「紅莉栖」シナリオにはフォーントリガー自体ありませんでした。本編同様選択肢も存在しないので、ADVというよりは声の出る小説というところでしょうか。
それで肝心のシナリオですが、これがまた非常に出来がよいです。さすがにシナリオ重視なだけあります。何を喋ってもネタバレになってしまうのですが、意外な展開や巧妙な伏線回収などが目白押しで、これを読めるだけでもプレイした回があります。もちろんシリアスな展開もありますけど、声優陣の迫真の演技でバリバリ盛り上がりますよ。
手放しで褒めてしまいましたが、現在の所1シナリオ=2時間くらいです(音声スキップなし)。全部で10シナリオくらいのはずなので、プレイ時間はあまり長くなさそう。フルプライスゲームなのでコストパフォーマンスはあまり良くないかと。もちろん値段以上の価値はありますよ。
あと本編をプレイしていないと完全に置いてけぼりなので、必ず先に本編(→)をプレイしましょう。
※一言日記
みなさまGWはいかがお過ごしでしょうか。僕はいつもどおり引きこもり中です。
- サイトに新しいコンテンツを追加しました。
- 星界関係を更新し、造船科に戦旗Vを反映させました。これで戦旗V関係の更新は終わったので、次はSFマガジン掲載の断章「介入」の更新に入ります。
- サモンナイト3のユニット感想を書き終わりました。なんで今さらな感はありますが…
- アニメ「神のみぞ知る世界」第1期を見終わりました(レンタル)。すごく普通のアニメだった。可もなく不可もなく。第2期も見るけど。
- アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を見始めました(レンタル)。最近あまりアニメ見てませんけど、たまには話題作を抑えようと思って。なかなか独特な雰囲気のアニメですね…イヌカレーさんは相変わらずだなぁ。あと声優陣が普段聞いている声と違ってビックリした。特にちわちわ、みずはす、新谷さん辺り。
- ゲーム「線形拘束のフェノグラム」プレイ始めました。
- ゲーム「テイルズ オブ ハーツ R」1週目が終わりました。約50時間。現在2週目をプレイ中。今作はトロフィーに理不尽なものがないし、グレード稼ぎもそんなに頑張らなくても大丈夫なので、なかなかユーザーフレンドリーですね。いいよいいよ。
- ゲーム「サモンナイト4」ようやく無限界廊最下層に到達しました。これをクリアすればようやく本編に戻って3週目に入れます。5の発売までにどうにかしたいんだけどな…多分3週目はリューム加入までしかやらなさそうな予感。
2013-04-28
長期休暇なので、サイトに新しいコンテンツを追加しました。
テイルズ オブ シリーズ カットイン集
とりあえず既存のTOX2に加え、TOI-Rのカットインも追加しました。TOH-Rも準備は進めているので、そのうち公開できそうです。
あと著作権について今後の備忘のために書いておきますが、SCEJにメールで問い合わせたところによると、
ゲームアーカイブスのスクリーンショットに関するルールは当社製品で作成されたスクリーンショットであれば全てに共通した内容
で、ゲームアーカイブスのスクリーンショットに関するルールによると、
スクリーンショット機能を使用して撮影した画像は、ご自身のblogへの掲載や他のPSP®へのアドホック通信での画像送信、PSP®の壁紙に設定するなど、ご自由にお楽しみください。
ただし、画像について以下の行為を行うことは禁止させていただきます。
・著作権表示を削除または加工して、配布または配布可能な状態にすること
・画像の同一性を害するような加工を加えて配布または配布可能な状態にすること
・第三者の権利を害するような形態での利用
・営利目的での利用
・アダルトコンテンツにおける利用およびアダルトコンテンツを含んだサイトにおける利用
・PlayStation®Network利用規約において禁止される行為およびそれらを含むサイトにおける利用など、当社が不適切と判断する形態での利用
とのことなので、問題ないと思います。というか、ここらへんFAQにでもはっきり書いておいてほしいのだが。
2013-04-27
ナディアな人々を更新しました。シリアスだとツッコミどころがないから感想書きづらいんだよね。
ナディアな人々:番外編 第35.5話「復活の日」
来週はいよいよ劇場版の感想を書く予定。あれもう一回見るのはかなり体力がいるんだけどな…
2013-04-26
線形拘束のフェノグラムを始める前にこのネタだけはやっておかねばなるまい。劇場版Steins;Gate 負荷領域のデジャヴの感想です。ああそうだよ、地元でやってないけど見に行ってきたんだよ。
ネタバレってレベルじゃなくコメントしていますので、未見の人は絶対この先を読むなよ。絶対だからな!
『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』予告編 – YouTube
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あらすじ
2011年8月3日。あの戦いから1年。まゆりが死ぬことも、紅莉栖が殺されることもない世界線「シュタインズゲート」でラボメンたちは平和な日々を送っていた。折しも紅莉栖が来日し、ラボメンたちは大檜山ビルの屋上でバーベキュー大会を開催する。
そんな中、岡部は最近とある症状に悩まされていた。過去に渡り歩いてきた世界線での悲惨な記憶が、目の前で繰り返されるのだ。それはフラッシュバックというにはあまりに真に迫りすぎていた。しかも、記憶が見える時間はだんだん長くなってきている。
翌日、紅莉栖はコインランドリーで岡部に会う。岡部の白衣の裾がほつれていることに気づいた紅莉栖はそれを繕いながら、かつてこういうことをした記憶があること、デジャヴというのは別の世界線の記憶なのではないかということを話す。しかし、その話の途中、岡部は忽然と消えてしまった。あわててラボに戻る紅莉栖。しかしダルやまゆりは岡部のことを覚えておらず、紅莉栖も違和感は感じながらも岡部のことを思い出せなくなっていた。
焦燥感に苛まれる紅莉栖は、過去に戻って違和感の正体を探ろうと、デジャヴを元に橋田とタイムリープマシンを開発し、8月3日の夜に飛んだ。そこには岡部がいる―が、岡部は苦しそうな顔をすると忽然と姿を消し、他のラボメンたちはまるで岡部が最初からいなかったかのように振る舞う。そしてしばらくすると岡部が出現する―という不可思議な状況が展開されていた。そこに現れた鈴羽は、岡部にリーディングシュタイナーの能力のせいで負荷がかかり、シュタインズゲート世界線と平行して存在する「揺らぎ」の世界線、R世界線へ移動しているのだと告げる。そして自分は、未来の紅莉栖が発明したタイムマシンで、その過去を変えるためにやってきたのだと。しかしその話を聞いた岡部は、自分の望みは紅莉栖とまゆりが生きていることでそれ以上は望まない、過去改変を繰り返せば悲劇が待っているだけだと告げ、紅莉栖に決して過去を変えようとするなと言い残して、この世界線から消えていった。
一度は岡部の遺志を受け入れ、岡部のいない世界線で生きていこうと決意する紅莉栖。そんな中、未来へ帰ろうとする鈴羽が最後に現れて、本当にそれでいいのかと問いただす。鈴羽は、未来の紅莉栖が、過去改変を禁じながらも、岡部に再会する夢を諦められずにタイムマシンを作ってしまったことを教え、科学者としての矜持ではなく、自分自身の気持ちはどうなのかと迫る。他のラボメンたちも、岡部のいないラボに違和感を感じており、喪失感にうちひしがれていた。紅莉栖は自分の気持ちに素直になって岡部を助けに行くことを決める。鈴羽によれば、他の世界線にはない強烈な体験を岡部に植え込み、それによってシュタインズゲート世界線が他の世界線とは異なることを岡部に認識させれば、揺らぎの影響は収まるとのこと。紅莉栖は鈴羽とともにタイムマシンに乗り込み、2005年の岡部―祖母が死んで落ち込むまゆりのことで悩んでいる―に会い、世界を支配するマッドサイエンティスト「鳳凰院凶真」の話をして、優しくキスをしたのだった。
作戦は成功し、R世界線に一人たたずむ岡部の前に紅莉栖が現れる。そして世界は急速に元の姿を取り戻し、岡部はシュタインズゲート世界線に帰還した。あんたがどこへ行っても私があんたを観測し続ける、という紅莉栖の言葉を聞いて、岡部は優しく微笑むのだった。
※あらすじはyukkun20の記憶に基づいているので、実際の映画とは異なるかも知れません。
感想
ものすごくよかったー感動したーという映画ではありませんでしたが、良作でした。若干展開はご都合主義な所があったり(鈴羽がすっかり便利屋さんになっていることとか)、終盤の展開が早すぎたりということは気になったけど、全体としてはいい出来でした。あとひと盛り上がりあったら良かったかも。
紅莉栖が岡部の苦悩を直接知る立場に立つことができたことで、ふたたび岡部と紅莉栖が深い絆で結ばれたことを実感することが出来ましたし、観客としてもより岡部に感情移入できるようになった気がします。アニメシリーズを見た人や原作をプレイした人なら、見て損はない出来だと思います。なお完全に新規さんお断りなので、劇場版から入るのはやめた方がいいです。
タイムマシンの型番がOR204になっていたのはいい演出でしたね。もちろん宮野氏や今井氏を含め声優陣の演技も光ってました。何が言いたいかというとやっぱり助手カワイイよ助手ということだ。
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