2013-05-15
しばらく公式サイトのチェックを怠っていたんですが、劇場版に関する新しい情報が来ていますね。
新規PV公開中
紅莉栖とオカリンのセリフをうまく対比させた印象深いPVになっていますね。劇場も次第に拡大しているので、近くでやってないと落ち込んでいた貴方も再度チェックしてみてはいかがでしょうか。
劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ -上映劇場- : 角川映画
公開記念試写レポートがWebコミックで公開中
オクテットのコミカライズでも知られる池上先生のWebコミック「劇場版 STEINS;GATE「負荷領域のデジャヴ」公開記念試写レポート」がまんがライフWINで公開されてますよ。
割とあっさり風味ですけど。ところで「ゲーム本編をプレイした方向けのサプライズシーンもあり!!」って、多分シスターブラウンのことですよね。
2013-05-14
どうにかこうにか5発売前に4の3週目が終了しました。最後はリゼルドの必殺技出て来ボスを狙い撃ちというややずるい手段を取りましたが。ギャラリーもコンプできたし、トゥルーエンドも見られたし、機械兵士大軍団でひと暴れもできたし、これで一旦終了かな。予想以上に素晴らしい出来のゲームでした。木曜に発売される5への期待も高まるというものです。
再び据置機に戻ってくるためにも、皆様5の購入を何とぞお願いいたします。割と本気です。
さて、サモンナイト5の公式サイトが更新されました。発売前の最終更新かな。
CHARACTER
- エルスト&ガウディ
主人公のあこがれの召喚師。人を信じ、信じられることを大切にしている。CV:杉田智和。
ガウディはエルストの響友のロボ。
何となくなのですがこの人死亡フラグ立ってませんかね?
- ギフト
主人公の幼なじみでエルストの弟。CV:小林ゆう。
ライバルキャラっぽいですが戦闘ユニットとしての紹介がないのが気になります。あと画伯キタ━(゚∀゚)━!
- クレシア
大校長(3主人公のこと)の代理人。苦労性だが、持ち前のおおらかさと包容力で受け入れている。ルエリィの姉であり、本名はクレシア・カミシロ。CV:茅野愛衣。
こういうポジのキャラは裏切りを警戒すべきですが、どっからどう見ても善玉キャラ。
- ノイ
ルエリィのクラスメイトで親友。CV:塙愛美。
これはわかりやすい脇役ポジ。おでこktkr。
- ジルゼルア総帥
異世界調停機構の総帥。お茶好き。CV:大友龍三郎。
コメントしづらいキャラですね。眼帯を外すと真の力が…的な展開が王道か?
- 大家さん&ゲロッパ
湖畔でカフェ&バーを営む悪魔の商売人でショップの店主。主人公の暮らす部屋の大家でもある。ゲロッパは使い魔であるミミック型の生物。CV:たかはし智秋&志賀克也。
今作の悪魔はお姉さんばっかりか!いいぞもっとやれ。
- ライジン
風雷郷にある道場の主で、体も声も規格外な巨漢の鬼。CV:杉田田ぬき。
恒例のモグラ叩きミニゲームと関係ありと見た!
- マネマネ天師
水晶の森に住む天使。霊界で最もモノマネに優れた者に与えられる「マネマネ師匠」の称号を受け継いでいる。CV:今井昭暢。
こっちもミニゲームだな。元マネマネ師匠と3主人公の絡みにも期待したいところ。
その他、汎用召喚獣の紹介もされています。
GAME SYSTEM
- クラスチェンジ
今作では、一度獲得した「クラス」を自由に変更することが可能になりました。クラスにより能力補正やスキル、スキルレベルなどに差が出る模様。これで手探りで育成する必要が無くなりますますユニット運用の幅が広がりそうです。
- スキル
3や4同様のスキルシステムがあるようです。ただしスキルポイントではなくEXPを消費して取得するタイプになっているようですね。これで弱いキャラでSPをちまちまと稼ぐのではなく、強いキャラでEXPを稼ぎ、弱いキャラに注入するという運用が出来るのかな。
- サモンアシスト
これについてはほぼ3&4と同様のようです。3マス以内にいる味方の援助を受けることで、術の威力を上げたり到達範囲を拡張したりすることが出来るようです。
- ショップ
アクセサリーや消費アイテムの購入はもちろん、料理の購入、人生やり直し(やり直すことでバトルポイントも戻ってくるようになったので、事実上育成は完全にやり直しがきく)、好感度の確認も可能。
そして今作もカルマ値があります。カルマエンドはあるのかーっ!
その他、ギャラリーや難易度選択など、3&4で好評だった要素をそのまま引き継いでいます。夜会話ギャラリーがあるのはやっぱり嬉しいね。
というわけでかなりの情報量でした。あー早く明後日にならないかな。
※画像は全て公式サイトより引用
2013-05-13
サモンナイト3や4では、特定の組み合わせのキャラをフリーバトルに出撃させると、そのキャラ同士で会話が発生します。関わりが深いキャラ同士の会話はもちろん、意外な組み合わせの会話があったり、本来なら出会うはずのない組み合わせ(例えばどちらか一方を選択しなければならない男性主人公のレックスと女性主人公のアティとか)の会話が楽しめたりと、おまけ要素としてはなかなか秀逸な出来です。
具体的な会話内容については攻略Wikiさんが詳しいと思うのですが、戦闘会話中でかなり大事な情報がさらっと出ていたりするので、個人的にまとめてみました(一応自力で確認しています)。[かっこ内]が当該会話の発生する組み合わせです。
ややネタバレあるので畳みましょうか。
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キャラたちのその後
- ギブソンは元気にしており、時々ラミと一緒にケーキを食べている[ラミ&マグナ]
- ミモザも元気にしており、時々ラミと一緒にカレーを食べている[ラミ&トリス]
- リューグは2本編終了後、闘戯都市で修行をしていた[リューグ&モーリン]
- ケルマはまだカザミネのことを想っている[ケルマ&シンゲン、ケルマ&フレイズ]
謎のキャラの正体
- ポムニットの父親は「略奪」の二つ名を持つ悪魔[バルレル&ポムニット(半魔)]
- ウィゼルはシルターンで「道の者」と呼ばれる存在だったが、神々が郷を見捨てた時にその名を捨てた[ケイナ&ウィゼル]
- カイルはモーリンの叔父[モーリン&カイル]
- 獣皇はライオンに似た獣人リオネル[ユエル&獣皇]
- コーラルの性別は不明だが、ライは男の子、フェアは女の子と思っている[ライ&フェア&コーラル]
メイメイさん関係
- メイメイの正体は龍神[ハサハ&メイメイさん]
- メイメイは観測者として無限の時を生きている[パッフェル&メイメイさん]
- 今は十全の状態ではない[メイメイさん&セイロン]
- ハサハ、ケルマ、パッフェル、セイロンはメイメイの正体を知っている[当該キャラ&メイメイさん]
無色の派閥関係
- オルドレイクはエルゴの王が「偽りと絶望の日々の中で友さえ頼らず、一人で全てを背負った」事を知っている。この「友」とは派閥の始祖ゼノビスのことと思われる。ゼノビスは王の死後、世界の醜さに絶望した[メイメイさん&オルドレイク、オルドレイク&イスラ&ギアン]
- ツェリーヌは自分がオルドレイクを変えてしまったことを自覚し、オルドレイクに協力しており、オルドレイクもそのことを感謝している[ウィゼル&ツェリーヌ、オルドレイク&ツェリーヌ]
キャラの素顔
- ルヴァイドは音痴[ルヴァイド&シンゲン]
- ミスミはメイドに興味を持っている[キュウマ&ミスミ&ポムニット]
- マルルゥの付けたあだ名「コックリさん」(ハサハ)「オドオドさん」(レシィ)「チビジャリさんとトシマさん」(ミニスとケルマ)[当該キャラ&マルルゥ]
- ギャレオの好物はオムライス、ミニスの好物はプリン[当該キャラ&オウキーニ]
- ゲックのくれるハナマルは、集めるとメガネや髪飾りなど特別なパーツと交換してもらえる[フェア&ローレット]
- 龍人族にはセイロンと似た性格の者が多い[リビエル&セイロン]
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2013-05-12
すいません。毎年言っているような気がするのですが、春なのでマジ眠いんです。今日も寝落ちしてました…
とりあえず購入してから放置していた新劇場版ヱヴァンゲリヲンQのBDを見ました。劇場で見た時の感想はこちら↓で。特に印象は当時と変わってません。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 感想 | Y.A.S.
相変わらずBDで見てもストーリーがよく分からなかったので、解釈はWikipediaや考察スレまとめにお願いしました。最近はこういうのがあるから便利ですよね。一昔前までは解説本が出るまで待つしかありませんでしたから。これ本当に最終作できちんと謎解きしてくれるんでしょうね…テレビ版みたいに投げっぱなしで終わったらイヤですよ。いや、監督の中できちんと終了しているのなら、せめて解説をお願いしますよ。
…あ、監督と言えば
宮崎駿監督作「風立ちぬ」主演声優に庵野秀明 大物アニメ監督が異例のタッグ : 映画ニュース – 映画.com
マジ大概にしてくれよ。それにしても庵野監督の
もともと宮さんにオーディションで言われたのが『寡黙な男でセリフはそんなにないから』ということで。それを信じて引き受けたのですが、絵コンテ見たらびっくりですよ。ずっとしゃべりっぱなしだし、歌はあるわ、フランス語もドイツ語もあるわで、完全に『だまされた!』って感じです(笑)。
っていうコメントには笑った。宮崎監督のほうが上手だったか。
2013-05-11
ナディアな人々を更新しました。今回から再びCDドラマに戻ります。サンソン×マリー派必聴。
ナディアな人々:番外編 A.D.1900
良い子のNHKアニメでこれが許されたのは奇跡に近いと思うのですよ。
2013-05-10
メグとセロンの6巻感想です。前巻読んでから既に半年経っていることに戦慄。
※既刊感想はこちらから→メグとセロン | Y.A.S.
メグとセロンVI 第四上級学校な日々
著者:時雨沢恵一
レーベル:電撃文庫
価格:594円
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あらすじ
今回は短編2本と中編2本の4部構成になっています。
「リイナとクルト」…メグの弟クルトと、セロンの妹リイナの電話越しでの会話を描いた短編。クルトから見た主要メンバーの人物評が語られる。
「顧問」…正式な部活動として認められた新聞部に、顧問の先生が着くことになった。その人物はかつてセロンたちを殺そうとしたマードックだった。マードックの突き放すような物言いに怒る一同だが、セロンとジェニーは平然としていた。その訳は。
「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」…第四上級学校主催の部活動対抗オリエンテーリングが開催されることになった。新聞部もこれに優勝してその存在を校内に知らしめようと考え、ラリー、セロン、メグの3人チームで参加。ラリーの身体能力とセロンの知力で順調に進む新聞部チームだったが、同じように優勝を狙う手強いスキー部チームが立ちはだかる。最後は泥臭い勝負になったのだが、それを救ったのはメグの…。なお残りの3人は、ジェニーの初恋話で盛り上がっていました。
「我々は新聞部だ」…「あなた」はラプトア共和国の生徒。1ヶ月の間首都にある第四上級学校へ留学生として派遣されることになった。カルチャーショックに戸惑いながらも、新聞部に入部したことからセロンたちとの交友を深めていく。首都の、それもお金持ちの友人たちとの生活は刺激に満ちて退屈しないものだった。そしてラプトア共和国に帰る日、ジェニーは「あなた」に、セロンとメグの関係を進展させるためひとつの頼み事をするのだが―
※今回のあとがきは「セグとメロン」というショートノベル風でした。シュール。
感想
今回は短い話が多いこともあり、あまり大きな事件も起こらず、キャラクターたちの人間関係に焦点が当てられていましたね。たしかに既刊ほどの盛り上がりはありませんでしたが、正直毎回毎回大冒険が巻き起こるとリアリティに疑問を感じるので(まぁ完全フィクションでリアリティとか行っても仕方ないんですが)、たまにはこういうノリもいいです。
個人的には最後の「我々は新聞部だ」が面白かったです。ボクもお金持ちになりたい。そしてお金持ちの友人が欲しい。というかどいつもこいつもお金持ちのくせにいい人達ばっかりで、読んでいて気持ちが良すぎるんだよチクショー!
いよいよ次巻がメグセロの最終刊です。既に購入しているので近いうちに読めたらいいと思ってます。
本当は、あなたはこの写真がとても欲しい。(中略)でも、それを言うわけにもいかない。フィルムだって印画紙だって高いのだ。(中略)あなたがそう思いながらメモを書き終えたとき、ジェニーさんがこともなげに言う。
「(中略)その写真は全部あげる。(中略)新聞だけ持って帰っても、土産話には足りないでしょ?」
ジェニーさんが素っ気なく言ったが、(中略)
「でも……」
なおも言い淀んだあなたに、ソファーの向かいに座っていたセロンさんが言う。
「あった方がいい。写真があれば、忘れることがない。もし俺だったら、この写真は欲しい。だから、持っていくべきだと思う。ジェニーが持ってけと言ってなければ、俺がジェニーに頼んでいた」
そして、この日は来ていたニックさんが、あなたの隣から、
「そうですよ。せっかく僕たちがここまでいろいろ一緒に楽しんだんです。忘れられてしまうのは僕たちも辛いですね」
※286~287ページより引用
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2013-05-09
最近創刊された文春ジブリ文庫の記念すべき1冊目のレビューです。ただし眠いのでごく簡単に。
ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
レーベル:文春ジブリ文庫
価格:670円
レビュー
公式サイトによると、
1984年公開の映画『風の谷のナウシカ』は戦後のカルチャー史の中でも異彩を放つ作品だ。当時の制作現場の様子を伝える貴重なインタビューに加え、映画の魅力を立花隆、内田樹、満島ひかりら豪華執筆陣が読み解くジブリの教科書シリーズ第1弾!
とのこと。中身は、
- ナウシカ誕生までの様子を伝える、鈴木敏夫氏、宮﨑駿氏、高畑勲氏らのインタビュー
- スタッフ達による制作現場の様子についてのコメント
- 椎名誠など著名な文学者たちによるナウシカの作品背景の読み解き
の3部構成です。まだ途中までしか読んでいないのですが、どの文章も非常に読み応えがあり、これで670円は安い(描き下ろしがほとんどですが、一部過去の原稿の再録もあります)。特に宮崎駿監督のインタビューは面白かったです。腐海の由来とか、ナウシカが風使いになった理由とか。他にもエヴァの庵野さん(ナウシカには原画で参加)が巨神兵のシーンを担当することになった経緯なんかもなかなか笑えました。
内容については公式サイトで立ち読みが出来るので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
なんでこの本買ったかですが、ボクはナウシカが好きだからです。それだけです。このサイトでもいつか特設ページを作りたいと思っています。例によって用語集だろうけど。あとナウシカ(特に漫画版)を読んだことがない人は死ぬ前に一度は読んでおくべきですよ。今なら全7巻のセットが3000円しないし。
2013-05-08
今日も忙しかったので軽い話題を。
先日、パソコン用のメガネを購入しました。ディスプレイから出るブルーライトを50%カットして眼を守ってくれるそうです。うちの事務員さんが先に購入したのですが、結構良かったらしく勧められたので購入してみました。近くにJINSという専門店があったので、そこで購入。
JINSは既存のフレームに併せる等が可能なカスタマイズタイプと、安価なパッケージタイプの両方を販売しているのですが、最初ということもありパッケージタイプを購入しました。大学に入ってコンタクトレンズにして以来のメガネということで結構迷いましたが、職業的なイメージを大事にしてこれを購入しました。
JINS PC チタンハーフリム クリアレンズ
※画像は上記リンク先より引用
それで2週間くらい使っているんですが、たしかに眼の疲れが違う…ような気がします。ブラシーボと言われればそれまでなのですが。ただUVも99.9%カットしてくれて運転する時なども便利なので、それだけでも値段分の価値はあったと思っています。
あとボクは左右の耳の位置のバランスが悪く、メガネが本当に合わない顔立ちなんですけど、これは比較的フィットしてなかなか気に入っています。
購入したばかりの頃、夜寝る時に眼鏡を外したことで安心して、コンタクトを外すのを忘れて寝てしまったのも今ではいい思い出です(←バカ)。
※今日ボクがかなり昔から読ませていただいているサイトさんにうちのサイトへのリンクを貼っていただいていました。ホント嬉しかったです。直接お礼が言いにくいのでこちらでこっそりと。
2013-05-07
本日は都合により縮小更新です。
大ヒット公開中の「劇場版Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ」ですが、映画を見るともれなくプレゼントがもらえます。ボクが行った時はラボメンステッカーだったんですが、ここで衝撃のお知らせが。
公式サイトによると、
本編では語られなかったラボメンの未公開エピソードを、シナリオ監修・林直孝氏が書き下ろした『STEINS;GATE Short Novel』を2週連続で配布致します!!
※上記リンク先より引用
とのこと。な、なんだってー!初期のプレゼントと差がありすぎるんじゃありませんこと!
気になる内容ですが、
5/11~5/17:Short Novel STEINS;GATE 承認共鳴のパードン
5/18~5/25:Short Novel STEINS;GATE 承認共鳴のスーヴェニア
で、いずれもシュタインズゲート世界線での萌郁がメインの物語のようです。サブタイトルから考えるに続き物なのかも知れませんね。…いつかどこかで公開してくださいよ…
2013-05-06
フェノグラムともリンクしているシュタゲのスピンオフコミックのレビューです。
既刊のレビューはこちら→Steins;Gate 哀心迷図のバベル 01 レビュー | Y.A.S.
Steins;Gate 哀心迷図のバベル 02
著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:590円
続きを読む(ネタバレ注意) »
あらすじ
父との和解も失敗に終わった紅莉栖をさらに打ちのめしたのは、岡部が自分を救おうとしているために、まゆりを助けることが出来ないという事実だった。岡部が自分のことを「大切な仲間だ」と言ってくれたことを思いだし、自分の気持ちが恋であることをはっきりと自覚する。
一方、岡部も、タイムリープを過ごす中で、紅莉栖がかけがえのない存在になっていたことを自覚し、苦悩していた。どうすればいいか決めかねる岡部はまゆりに会いに行き、2人を助けるという決意を改めて固くする。
そんな中、ラジ館の屋上で岡部と紅莉栖は出会う。「俺はお前を、絶対に見捨てない!!」という岡部に対し、紅莉栖は自分の気持ちを押し殺すように胸ぐらを掴み、「まゆりを助けなかったらあんたを一生恨むから」と言って、去っていった。
それでも諦めきれない岡部は、無数のタイムリープを繰り返し、まゆりを救おうとするが、そのすべては失敗に終わった。タイムリープを繰り返すうちに、まゆりの死に対して無感覚になることに戦慄する岡部。紅莉栖は再び岡部の前に現れ、優しくβ世界線へ行くよう促した。自分のことを覚えていてくれるか、と問う紅莉栖に対し、岡部は「誰よりも大切な女のことを忘れたりはしない」と気持ちを打ち明ける。紅莉栖はそれにキスで答えた。
その頃フェイリスは、紅莉栖に聞かせたテープのB面にもメッセージが吹き込まれていたことに気づき、紅莉栖を捜して家を飛び出した―
感想
この作品いいですねー。普通アニメやドラマCDのコミカライズと言えば、短期連載であることもあって要素がごっそり削られてがっかり、ということが日常茶飯事ですけど、本作はむしろ要素が増えているように思います。1巻収録量からいって、2巻で完結かと思ってましたけど、ここで終わらせなかったのは大正解ですね。岡部と紅莉栖双方の心情をじっくり描きこんでくれているので、最後岡部と紅莉栖の気持ちが通い合うシーンが輝くんですよね。画面構成やキャラの表情も素晴らしく、原作ゲームをプレイした人には、是非読んでほしい作品です。
3巻は今冬発売予定です。
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