ペルソナ4 ザ・ゴールデン #1 THE GOLDEN DAYS
コメンタリー
イゴール「ようこそ我がベルベットルームへ」
『ベルベットルーム』とは、このあと説明があるとおり物質と精神の狭間にある場所。作品によって外見は異なるが、P4ではリムジンの形をしている(P3ではエレベーターだった)。イゴールがそこの主で、マーガレットはその助手。
マーガレット「見知った風景でさえも、視点を変えれば別の美しさが垣間見れるもの」
2周目(いわゆる強くてニューゲーム)であることの暗示か。
オープニング:フードコート
会話をしている場所はジュネス八十稲羽店の屋上にあるフードコート。話をしているのはP4でコミュキャラだった一条康(左)と長瀬大輔(右)。
オープニング:河原
場所は市内を流れる鮫川。河原でトランペットの練習をしているのはコミュキャラの松永綾音。同じく河原に座っているのはコミュキャラの黒田ひさ乃。
オープニング:コニシ酒店
お酒屋さんから出てくるのは小西早紀とその弟でコミュキャラの小西尚紀。買い物しているのはコミュキャラの上原小夜子。手前に歩いてくるのは久保美津雄。
オープニング:デパート
買い物をしているのはコミュキャラの海老原あいと足立透。
オープニング:堂島家
コミュキャラで主人公の叔父でもある堂島遼太郞と従妹の堂島菜々子。
オープニング:辰姫神社
鳥居の下にいるのは、コミュキャラのキツネと、P4Aで初登場した(P4でも存在だけは示されていた)中華料理店愛家の看板娘中村あいか。これでオープニングに登場しないコミュキャラは、直前に登場したマーガレットと直後に登場するマリーを除くと、小沢結実、南絵里、中島秀の3人だけ。
なお、このOPテーマ(P4Gと同じ)は今回だけで、次回からは今回のEDテーマがオープニングとして流される予定。
悠「ウッ…前向きに…前向きに検討します」
超重要な伏線。P4Aではあまり伏線であることが分からないような描かれ方をしていましたが、今回は最初から全力だな。
堂島「自分ちと思って気楽にやってくれ」
歓迎会なのに食事がスーパーのお寿司とペットボトルのお茶というところがみょうにリアルなんですよね。
菜々子「エブリデイ♪ヤングライフ♪ジュ・ネ・ス♪」
菜々子が好きなジュネスのCMソング。
悠「誰が落ち武者だ」
P4でも主人公の返事として選択肢に挙がるセリフ。ゲーム本編では主人公は基本しゃべらず、要所要所で選択肢が出るのだが、たいてい一つは無駄に前のめりな選択肢が含まれているのがお約束。この選択肢を選ぶと勇気のパラメーターが上がるので、1周目に選んだ人も少なくないはず。
陽介「腐ったミカン帳だっけ?」
担任の諸岡金四郎が自分に反抗的な生徒の名前を書いている…と言われる手帳のこと。
陽介「ご案内しましょうか?お客様」
陽介はジュネス八十稲羽店の店長の息子。ちなみにここはジュネスの家電売り場。
アイキャッチ
P3の舞台である月光館学園の制服を着た4人。花村のトレードマークであるヘッドホンも、P3の主人公が使っていたものに差し替えられているのに注目。
悠「鳴上悠です」
動く着ぐるみを見てもこの安定感。いくらなんでも動じなさすぎでしょう。
大量に発生するシャドウ
ペルソナシリーズ通してのザコ「失言のアブルリー」。スキルを持たず、電撃(主人公のペルソナが得意とする属性)弱点で、チュートリアル戦闘に出てくるザコ中のザコだが、さすがにこんな大量に出てこられたら余裕で死ねる。
悠「ペルソナ!」
ペルソナとは、人の深層にある「もう一人の自分」のこと。素質がある者は実体を持つ存在として召喚し、戦わせることが出来る。ここで登場したのは悠の初期ペルソナであるイザナギ。決して弱くはない性能だが、初期ペルソナということもありそれほど強いわけではなく、少なくともこんな無双プレイは無理。初回から飛ばしすぎだろ!そりゃクマのあごも外れるわ。
マーガレット「見習いとご理解いただいてどうかご容赦ください」
マリーはベルベット住民の住人ではなく、外からやってきた存在。過去の記憶を失っている彼女の正体は今作最大の伏線なので、今後の動向に注意。
マリー「ち…違うよ!今の詩とかじゃないから」
マリーは暇な時にポエムを綴っている。なぜかいつもそれを主人公に読まれてしまい、恥ずかしそうに逆ギレするのがお約束。主人公は大体「ばか」「きらい」「さいてー」「○○(詩の内容にちなんだセリフ)と詰られる。
次回予告
菜々子「お兄ちゃん…」
完二「先輩らの敵、おれがとってやんぜ…!」
悠「ドロー!」
千枝「アイツら何やってんの」
陽介「やっほー!」
マリー「やじやじー」
陽介「お、やる気満々だな!」
悠「負けるわけにはいかない!」
感想
第1話にふさわしい、スピーディな展開でしたね。
菜々子はカワイイし、千枝ちゃんは肉肉言ってるし、マリーは早速ポエム+逆ギレのコンボを見せてくれましたし、これからの展開も楽しみです。
そして序盤のマーガレットさんのセリフ、悠の平常心や突拍子もないセリフ、そしてイザナギの妙な強さなど、もしかして2周目の悠なんじゃ?と思わせる仕掛けがたくさんでしたね。でもそのほかの主人公のリアクションを見ると、1周目の記憶を引き継いでいるというのはなさそうなので、普通に新たなストーリーとして楽しめばよさそうです。次回早くも完二が登場するなど、原作ゲームとも異なる物語が期待出来るかな。特にコミュキャラがOPの中で処理されてしまったのは、同じくOPで触れられるだけでコミュキャラの出番がなかったP3劇場版を彷彿とさせるので、マリー以外のコミュキャラの出番は少ないのかもしれません。
オープニングにP4Gと同じ曲が使われているなど、ゲームファンにもうれしい演出もありましたね。
次回は予告を見てもどういう話か見当が付きませんが、楽しみに待とうと思います。今後もレビューはちょろちょろ続けていくつもりなのでよろしくお願いします。