2017-05-08
デモンゲイズ2を始めました。

デモンゲイズ2
レビュー
今回は難易度も落ちてるし、トロフィーコンプも結構楽ちんみたいですね。デフォルトの難易度「あったかい」(5段階ある難易度の下から2番目)で始めたのですが、敵があまりにも弱くて緊張感に欠けるのでそろそろ難易度上げてみようかと思います。
それから前作と大きく変わったところと言えば、キャラメイク要素がほぼ撤廃され、仲間が全てユニークキャラになったというところでしょうか。僕はどちらかというとユニークキャラメインのゲームの方が好きなのですが(というかサモンナイトが好きなのですが)、DRPGはオリキャラメインでも十分面白いですし,特に前作はキャラメイクがうまくはまっていたので,この変更はちょっと残念。しかも最初に仲間になったキャラがロリパラディンなのですが、仲間になる前のイベントでモブを溶鉱炉(厳密には違いますが)に突き落とすというひどいイベントがあったので、いまいち愛せません。いや、仲間になる前と後では一応別人という扱いなのでギリギリセーフのような気もします。だめか。
ユニークキャラメインのゲームを楽しめるかどうかは、ビジュアル、性格、声、性能などの要素でそのキャラを愛せるかどうかにかかっているので、これから登場する新キャラ達にも期待してます。またこのシリーズに特徴的な、ふわふわしたボーカルのBGMもそのままで、これを聞くとあーこの世界に帰ってきたなぁという気がしますね。
ダンジョンをチクチク潜って強力な武器を集めて回るというDRPGというかWizの楽しさはそのままですので、前作を楽しんだ方はぜひプレイしてください。もっとも発売から半年以上足っている作品ですから、前作を楽しんだ方はとうの昔にクリア済みだと思いますけど。
2017-05-07
GOD WARSの体験版をクリアしたので、レビューを修正しました。また各ユニットの育成方針について追記しました。
[関連記事]【ゲーム】GOD WARS ~時をこえて~ 体験版 レビュー | Y.A.S.
体験版の最終戦で5人目のユニットが加入しましたが育成が出来ませんでした。てっきりストーリー上の最終戦をクリアしたら体験版は強制終了で、もう育成できないのかと思ってた。最終戦後もフリーバトルは可能なので、5人目を育成しながら投入すればもっと楽かもしれません。4人でもクリアは出来ますけど。5人目はゴツいおっさんだし、多分そのうち2軍落ちするからまあいいや(え
今のところ若い女性が主人公しかいない(ハナサカは見た目は若いけど中身はおばあちゃん)ので、製品版に期待を。どうでもいいけど、主人公のボイスがのとまみだー!と思い込んでたんですが、調べたら早見沙織さんでした。…この二人声似てないですか?
以下のページのデザインを他のページと合わせる修正をしました。
GW終わっちゃいましたね…。サイトの更新が出来たのは良かったですけど、結局ゲームメインになってしまった…。ペーパークラフトも進めてますが完成まではあともうちょっとかかりそう。
2017-05-06
KH2.8プレイ中です。
今日は3ステージ目のボスにリクで挑んでいたんですけど、8回ボコられました。でもプレイしているうちに、だんだん攻略の糸口が見えてくるというか、初見ではHPバーを1本も削れなかったのに、別にレベル上げしなくてもそのうち倒せるようになるんですよね。そうそう、KHはこんな感じでいいんですよ。いいんですけど、リアルに集中力が削られるので、プレイ時間は短めです。
それと並行して、「GOD WARS」の体験版をプレイしています。どうにか難易度を下げることなく、フリーバトルを全部クリアしました。最後のステージは推奨レベルが14なのに味方の平均レベルが11程しかなく無理かな~と思ったんですが、敵を水際で食い止めるという古典的な作戦がうまくはまり、ノーデスでクリアできました。クマを物理防御特化させて壁にするのが有効ですね。このあたりは体験版クリアしたらまとめようと思います。つーかこのゲーム面白いわ。購入決定で。
体験版が終わってからプレイする予定のゲームですけど、結局デモンゲイズ2になりそうです。というかGOD WARSをプレイするうちに、自分はやっぱりユニットのレベルをコチョコチョ上げながら少しずつ強化していくシステムが大好きなのだということに気づいたので。
前置きはこれくらいにして、以下本文。以下のページのデザインを他のページと合わせる修正をしました。
あとサモナイ1~3のページを修正すれば完了です。今年のGWはこれで終わりかな。結局小説は消化できなさそう。
2017-05-05
Nintendo Switch買おうか小一時間悩みましたけど、テイルズ新作の同梱特装版が出るまで待つことにするわ(※そういう予定は今のところはありません)
GOD WARS ~時をこえて~ 体験版
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ストーリー
体験版の中盤までプレイしています。クリアしました。ちなみに体験版は製品版の序盤と同じで、データの引き継ぎも可能です。
- 世界観は、日本神話とおとぎ話を融合させたような感じになっています。母親によって富士山を鎮めるためのいけにえとして幽閉された少女・カグヤが、幼馴染みのキンタロウによって助け出され、母親に会うため世界(つまり日本のことですが)を旅するという物語です。
- 今のところそれほど変わった展開もなく、オーソドックスな作りになっていますが、「時をこえて」というサブタイトルもありますし、大きな変動がこれから見られるのかもしれません。ひとまず期待。
システム
- SRPGらしく、ADVパートとバトルパートが交互に進行します。
- ADVパートは、コミックスのようなコマ割りや台詞で進行するムービーパートと、SDキャラが動き回るテキストパートの2種類があります。どちらもなかなかの出来です。そうか…これがサモナイが紙芝居と言われるゆえんなのか…。

- ワールドマップはこんな感じ。特定のマスに移動するとイベントが発生したりショップがあったりバトルになったりします。
今のところフリーバトルはないですけど、これから登場するとのこと。各務原まで行くとフリーバトルにも挑戦できます。

- ステータス画面。それぞれのキャラには自由に変更できる「主職業」「副職業」と、変更できない「固有職業」の3種類が設定できます。バトルで行動すると、キャラクターそのものに経験値が入るほかに、職業にも経験値が入ってレベルが上がり、一定のレベルに達するなどすると上位職業に転職できます。また同時にJPと呼ばれるポイントも職業ごとに蓄積され、それを消費することでスキルを習得できます。そのためキャラクター育成の幅は広そうです。

- ただ、職業とか装備とかスキルとか、全て日本語で統一してあるのに、スキルとかパッシブとかセーブロードとか、なぜか外来語をそのまま使用しているところもあり、いまいち統一感が欠ける感じがします。タイトルがそもそも英語なので、何か深い意味があってそうしているのかもしれませんが…
- あらすじ、人物図鑑、用語辞典も充実しているのは良いゲーム。

- ストーリーを最後までクリアすると消費アイテムが、フリーバトルを全部クリアすると装備が手に入ります。

キャラクター
- 今のところメインキャラは主人公のカグヤ、パートナーっぽいキンタロウ、キンタロウの相棒のクマの3人です。
- まだ始まったばかりなのであまり語ることはなし。
戦闘
- クォータービューのターン制SRPGです。ちょっと変わっていて、1ターンの間に敵味方問わず素早いキャラから行動をしていくというシステムになっています。なのでどのキャラも1ターン1回行動は保証されています。
これは上手い落としどころだと思います。完全なターン制だとどうしても先手を取れる自軍のハンデが大きくなっちゃいますし、かといって完全な素早さ制にすると素早いキャラ無双になってバランスを維持するのが難しいので。しかし今のところ戦闘中に素早さを変更する手段がないため、バトルが始まるとターンごとに行動する順序はほぼ固定ということになります。これから一時的に素早さを上げたり下げたりするスキルが出てくるかな?

- 難易度は「簡単」「普通」「難しい」の3種類から選択できます。「難しい」でプレイしてみましたが、そこそこの難易度(リセットなしでノーデスするには多少気を使ってプレイすべきレベル)。
- グラフィックはPSVとのマルチなので中程度。日本の風景っぽさは出ているので不満はありません。SDキャラもかわいくできています。クマの毛むくじゃらの尻がちょっとむさいくらい。
- 攻撃前にはダメージ予想が一応出ますが、そこから10%くらいランダムでダメージが上下するので、少し余裕を持って攻撃した方がいいです。

- 特徴的なシステムとして「けがれ」(いわゆるヘイト)システムがあり、これにより敵のターゲットをある程度コントロールすることが可能です。今のところZOCはないのですが、このシステムにより盾役を盾役として活躍させられそうです。
- いくつか気になったこと。
- キャラクターの向きがダメージに影響するシステムです。ですが、キャラクターの向きの変更が移動の直後にしか出来ません。しかし何か行動をすると、キャラの向きは自動的に変更されます(たとえば近接攻撃をすると、キャラは当然敵と正対する)。つまり、移動→行動とした場合、キャラの向きはどういう行動をしたかにより決まり、コントロールできません。行動→移動なら好きな向きに出来ます。これを不便とみるか戦略性とみるか。個人的にはSNのように、行動終了時に向きを設定できるようにした方がいいと思いますが。
- フィールドにアイテムが落ちていることがありますが、これはフィールドには表示されず、ほぼノーヒントです。ローラー作戦でもしろというのか。
総評
- 全体としてみると極めてオーソドックスなSRPGです。オーソドックスすぎるので、世界観以外にも何かオリジナリティがほしいところ。まだ序盤なのでこれからの展開次第で、名作にも駄作にもなり得る作品だと感じました。しかしながらこのご時世に貴重なターン制SRPGですし、
購入の方向で検討します。予約しました。
- あとはかわいい女の子に期待ですね。個人的にはこの「サヨリ」ってキャラが気になってます。…誰かに似てるよね。某ふしぎの海の少女的な誰かに。
※この画像のみ上記公式サイトより引用
- 細かいところですけど、キンタロウの立ち絵、なんでこのポーズ?これって差分絵にすべきで、メインにすべきじゃないんでは?

攻略メモ
こんな感じで体験版をクリアしました(難易度「難しい」でノーデス。フリーバトルも全てクリア)。
カグヤ

主職業:祈祷師→祝詞師
副職業:法術士→呪法師
主人公なのに補助特化型。このゲームは味方のデフォルトの火力が低めなので、搦め手も十分有効。
スキルはまず「熟練入手強化」「MP強化」を優先。弓も使えるが火力が微妙なので、中盤までは回復、終盤は補助を中心に。敵味方の中で最速行動が可能なのだが、火力は控えめなので、中衛あたりをうろうろすると臨機応変に戦える。
キンタロウ

主職業:戦人→侍人
副職業:祈祷師→戦人
物理攻撃型。一撃に賭けるタイプ。
スキルは「熟練入手強化」「物理攻撃強化」「斧命中強化」を優先。強撃は命中力が低いが、序盤は斧命中強化、中盤以降はカグヤの補助(暗闇付与など)を合わせることで十分な命中率を確保できる。投石も出来るので前線に辿り着けなくても役に立つ。MPの確保が難しくスキル主体だと苦しいのと、行動順の遅さが弱点。
クマ

主職業:戦人→侍人
副職業:祈祷師→戦人
物理防御型。戦術の要。職業はキンタロウと同じだが、運用は全く異なる。
スキルは「熟練入手強化」はもちろん、「盾装備」「根性」「挑発」で壁役としての性能を上げる。戦闘中は基本的に攻撃はせず、手が空いている時は待機か挑発、交戦中は常に根性でひたすら攻撃に耐える。ただし終盤まではMPが足りなくなることがあり、その隙を他のメンバーでどのようにカバーするかがポイント。回復でゴリ押すか、キンタロウ辺りに防御させるか。
ハナサカ

主職業:法術士→精霊師
副職業:祈祷師→法術士
術担当。MPさえあればキンタロウ以上のダメージソースになれる。
スキルは「熟練入手強化」「MP強化」「瞑想」「精神統一」。攻撃術はJPが余ったら少し上げるくらいで問題ない。開幕瞑想しておけば、最後までMPが不足することはほとんどない。序盤は祈祷師で回復も担当するが、カグヤが成長してくれば彼女に回復は任せられる。ヘイトがたまりやすく、クマのヘイトが下がるといきなり敵のターゲットになり即死することがあるので要注意。
購入予定リスト
- 2016/9 デモンゲイズ2[PSV] 購入済み
- 2017/6 GOD WARS ~時をこえて~ 予約済み
- 2017/6 ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー 予約済み
- 2017 ANONYMOUS;CODE[PS4] 購入予定
- 未定 Kingdom Hearts Ⅲ[PS4] 購入予定
- 未定 十三機兵防衛圏[PS4] 検討中
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2017-05-04
KH2.8プレイ中です。
今回はグライドがなくても最序盤からどんなに高い壁でも越えられるようになってます。自由があっていいですね。フリーフローアクションも気持ちいいです。今日もザコに4回、ボスに6回やられましたがね…。結構ザコ戦も積極的にこなしてレベル上げているつもりなんですけど、まだ操作に慣れてないのでケアルを発動しようとして上手くいかず死亡、みたいな事故が頻発してます。やっぱりおじいちゃんなのか…
それはさておき、今月のPS+のフリープレイに、STEINS;GATE 0が来てますよ!
配信期間は2017年5月10日(水)~2017年6月6日(火)。正直SGをプレイしたのにSG0をプレイしていない層がどのくらいあるのか分かりませんが、もしそうならこの機会を逃さずプレイしてみてください。名作ですよ。
[関連記事]【ゲーム】シュタインズゲート・ゼロ レビュー | Y.A.S.
アニメ化の前にプレイしておきましょうね!…アニメ化の話どうなったんだっけ。
2017-05-03
KH2.8始めました。
どのソフトからプレイしようか迷ったんですが、一番ボリュームのある3DHDから始めることにしました。グラフィック的にも一番荒いって話ですし。しかしKH自体久しぶりですね…最後にプレイしたのは7年前のBbSではなかろうか。
久しぶりすぎて操作とか完全に忘れてます。一応トロフィーのためプラウドモード(いわゆる難易度HARD)で始めたんですが、まさかチュートリアルバトルで死ぬとはね…。腕の低下は予想以上のようです。ボス戦でも5~6回リトライしてるし。
あと、スピリットを鍛えるミニゲーム「バルーン」に挑戦しました。画面奥から飛んでくる風船を、タッチパッドで打ち返すという単純ゲーム。正直楽勝でしょ…と思いきや、目標スコア200点なのに、10点も取れません。なぜだ…!こんなに難易度高いはずないのに…!と小一時間悩んだんですが、どうやらコントローラーのタッチパッドが故障していたようです。別の連射コンに切り替えたら余裕でクリアできました。故障といっても、タッチパッドの押し込みには正常に反応していて、タッチパッドのタッチについてだけ反応しなくなっていたので、全く気がついてませんでした。そもそもタッチ使うゲーム自体初めてだし。…まさか初期不良だったのではあるまいな。
それからKH2.8のアルティマニアがいつまでたっても出ないので、3D(3DS版)のアルティマニアを買おうとしたら新品はAmazonでも売り切れだ…。幸い公式に若干在庫があったようなのでポチっておきました。ネット上の情報で攻略は問題ないですけど、考察は攻略本が重要ですからね。
それはさておき、KH2.8は腕への負担が重く、面白いのですがあまり長時間プレイするのは体力的に辛いので、並行して別のゲームをやろうと思います。…実は、4/28にPSVRが再販されたので、僕も抽選販売に申し込んでいたのですが、本日落選通知が来ました。というわけでおそらく今月末にあるであろうPSVRの再販か、もしくは来月末のラジアントヒストリアの発売までやることがありません。実は積みゲーもデモンゲイズ2以外は消化済みなので(デモンゲイズ2は旅行の時にプレイする予定)、何かおすすめのゲームがあれば教えてください。このままじゃSwitchとゼルダに手を出してしまうかも。
前置きはこれくらいにして、以下本文。魔界戦記ディスガイア4 プラチナトロフィー獲得への道のデザインを他のページと合わせる修正を行いました。本文終わり。
2017-05-02
ケロロ軍曹の最新巻買ってきました。年に1度しか出ないのに、コミックスをまたがる長編は辛い。
ケロロ軍曹 28
著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:580円
あらすじ
いつも13話くらい収録ですが、今回は4話だけです!(連載時の数話が1話にまとめられているので、量的にはいつも通り)
- ケロロは普通に短編が面白い。相変わらず若者置いてけぼりのオチですが「続!新?征服…最後の…の巻」
- この回で張られた伏線が回収されるのはいつになるのか…「冬樹の世界7不思議 プロローグ…の巻」
- 吉崎先生の趣味が色々な意味であふれてる「冬樹の世界7不思議 ナスカの地上絵編…の巻」
- 最後にかっこよくギロロが登場したけど、なぜかかませの香りしかしない「冬樹の世界7不思議 イースター島の神々編…の巻」
の4本でした。
感想
1年で7不思議のうち1.5不思議しか処理できてない!これいつまで続くんだよ…別に嫌いじゃないけど、日常ギャグの方が面白いのに。特に今回は冬樹が主人公ですけど、彼は非常にアクの少ないキャラなので、やっぱりギャグ成分には欠ける感じがします。
とはいえ、古今東西ナスカの地上絵をモチーフにした話はいっぱいありますけど、いろんな説が入り乱れていて面白いですね。今回の作中で登場した説は初めて見ましたけど、なかなかに興味深かったです。地上絵の研究に生涯を捧げたマリア・ライヘ(ライヒェ)先生の事も初めて知りました。
冬樹「(ナスカは)宇宙人の飛行場だったって説もあるんだ」
タママ「へえ~~ 宇宙人の~」
ケロロ「駅から遠いな…ないな!」
冬樹(宇宙人飛行場説消滅!)
※42ページより引用
これで興味を持って調べたんですが、ナスカの地上絵って「世界の七不思議」(古代版/中世版/現代版)には含まれてなかったんですね…。全然知らなかった。現代ではどうやって描いたのかは概ね答えが出ているようですけど、なんのために描いたのかは永遠の謎なんでしょうね。歴史ってやっぱりロマンだよな-。
2017-05-01
この「ゲームのクリアタイミングがかぶる」現象に何か名前を付けるべきでは。

フィリスのアトリエ~不思議な旅の錬金術士~
プラットフォーム |
PS4/PSV/Steam |
  |
ジャンル |
錬金術再生RPG |
価格 |
【PS4】6800円(通常版/ダウンロード版)
【PSV】5800円(通常版/ダウンロード版)
【Steam】5800円(ダウンロード版) |
公式 |
フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~ |
プレイ時間 |
1周目:140時間(プラチナ) |
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ストーリー
- 岩山の中にある町エルトナ。そこに住む少女フィリスは、外の世界に憧れ、村と下界を隔てる大扉を眺める日々を送っていた。ある日、その大扉をいともたやすく壊して現れた女性・ソフィーから、錬金術という技術の手ほどきを受けた彼女は、その力を村のために使うことで外出許可を得る。しかし外出期間はわずか1年。1年後に開催される錬金術士公認試験に合格できなければ村に強制送還されてしまう。フィリスは受験に必要な実力を身につけるため、旅をしながら錬金術の腕を磨いていくのだが―
- 今作は時間制限のある前半部分と、時間制限のない後半部分とに別れています。前半は試験に合格するという明確な目標があるのですが、そのためにすべきことは試験が行われる町まで旅をすることと、その途中にいる5人の公認錬金術士のうち3人から推薦状をもらうことだけなので、ストーリー的な牽引力に欠ける感じがしました。
- 後半部分は主として仲間との絆を深めながら、フィリスがやりたいことを探していくという内容になっています。こちらはメインのストーリーがない代わりに、キャラごとのイベントが大量に用意されていて、むしろこちらの方が先が気になる展開でした。そういうわけで後半部分の評価は高いのですが、前半部分はそこそこ。この問題点(メインが弱くサブが強い)は前作ソフィーのアトリエにもあったのですが、前半と後半に分化されたことで余計問題点が引き立っちゃいましたね。
- あと明確なボスがいないのは好き嫌いが分かれるかも。アトリエらしいと言えばそれまでですけど。
システム
キャラクター
- PCキャラは全部で9人+2人(DLC)。うちパーティに加入するのはフィリスを含めて7人で、さらにその中から戦闘メンバー(フィリスは固定)を4人選びます。今作は仲間に入れていないと経験値が入らない仕様になったのが残念。しかも仲間を入れ替える手順が面倒くさい(特定の場所でしか交替できないのに、その場所では装備品の入れ替えが出来ないため、まずアトリエで装備を引っぺがし、入れ替え場所(しかも2カ所に別れている)に行って該当キャラを加入させなければいけないという誰得仕様だったのが気になりました。
- ちょっと驚いたのですが、DLCの2人にも他のキャラに負けないレベルのイベントが用意されていますし、他のキャラとの絡みも少なくありません。2人とも加入させるとなんとOPムービーでも2人のカットが挿入されるなどしており、力が入っているのが分かりました。アトリエ好きならぜひDLCも楽しんでほしいですね。
- 今回のお気に入りキャラはイルメリアです。彼女はアトリエシリーズではよく見かける、「ちょっとおしゃまな主人公のライバルポジション」のキャラです。かわいい。でもそのポジションにはウィルベルさんという強力な先人がいるからなぁ。イルメリアも十分魅力的なキャラでしたし、フィリスとのイベントはなかなかにほんわかした展開で良かったのですが、やはりウィルベルさんには勝てなかったな!(個人的な意見です

あとは公認錬金術士の天才少女キルシェさんが良かったですけど、これはキルシェというより中の人(山本彩乃さん)に対する愛のような気がする。中の人と言えば谷井さんのパメラが再登場したのはうれしかったところ。もうちょっとイベントがあればなぁ。彼女の店がワープポイントから妙に遠いのは嫌がらせですか!
- フィリスは前半部分はちょっと脳天気すぎて愛せなかったんですが(あと「お外」「お空」「お歌」など何にでも「お」をつけるのが結構耳ざわり)、後半からは突如ツッコミに目覚めたのか面白い反応もするようになって良かったと思います。
戦闘
総評
- 全体的に批判的な論調になりました。確かにダメな部分もあるんですけど、しかし後半部分はそれをカバーするだけのおもしろさがあり、全体としてみれば良作に仕上がっていると思います。
- プレイ時間もなかなかになってますが、強力なアイテムを調合しようとするとすぐに時間がたってしまうこともあり、プレイ時間が長すぎたという感じはしないです。
- 次回作ももちろん購入する予定ですが、移動に関するストレスだけはどうにかしてほしいですね。せめてワープポイントを増やすか、ホウキ(高速移動のアイテム)に一瞬で乗れるようにするかするだけでもだいぶ印象変わると思うんですよ…。
- 毎度おなじみのキャストコメントもあるよ!
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2017-04-30
ペルソナって本当凄いわ。

ペルソナ5
ジャンル:RPG
価格:8800円(パッケージ版/ダウンロード版)
公式:P5 – ペルソナ5 – 公式サイト
プレイ時間:1周目118時間、2周目55時間(プラチナ)
続きを読む(ネタバレ注意) »
ストーリー
- 冤罪の暴行事件で保護観察処分となり、東京の高校へ転入してきた主人公。彼は奇妙な夢の中で、間近に迫る破滅を回避するため、「更生」を遂げるようにと見知らぬ老人から促される。意味の分からないまま高校に向かう途中、迷い込んだ見覚えのない場所で「怪盗」として謎の力に目ざめた彼は、その力を使えば、歪んだ欲望を持つ大人達を改心させることが出来るという謎の猫・モルガナの言葉に従い、同じく世の中の理不尽に憤る仲間達と怪盗団を結成。世直しに身を投じていく―
というストーリー。
- P3やP4の場合、敵は明確な「悪」でした(3の敵は人類を滅ぼそうとしているし、4は連続殺人犯)。今作ではもちろん敵も「悪」なのですが、こちらのしているのも改心という名のある種の洗脳であり、果たしてそれが正義なのかということを常にプレイヤーに問いかける内容になっています。ただその問題については最終的に答えが出されるものの、そこに至るまではあまり深刻なテーマとして投げかけられることはなく、それより敵の理不尽さや残酷さとそれに立ち向かう主人公達の正義にスポットライトが当たっているので、カタルシスという面では問題ないと思います。
- ダークヒーローものなので、P4に比べると全体的に落ち着いたトーンになっています。個人的にはP4の方がストーリーラインは好みでしたが、P5も少し変わった立ち位置ながら少年活劇という基本は外さないものとなっており、非常に楽しめました。
- 終盤のストーリーも極めて秀逸です。正直表のラスボスを倒して裏のラスボスが登場した時は、蛇足乙と思ったものですが、プレイヤーの(特にシリーズファンの)認知を逆手に取るどんでん返しにしてやられました。その前の対”裏切り者”戦といい、ここまでアトラスのいいように掌で転がされるとは。
- ストーリー全体も、今の世の中に対する風刺がちりばめられつつ、説教臭いものになっておらず、大人から子供まで十分楽しめる物になってました。
システム
- 学園生活を送りながら、自由時間で能力を上げたり、仲間と絆を深めたり、ダンジョンに潜ったりといういつものペルソナらしさは健在。特に今回は東京という実在の場所がモデルで、自分も知っている場所が色々登場したので、町の中を走り回っているだけでも面白いです。
- とにかくなにもかもスタイリッシュでかっこいい。たとえばダンジョンを潜る時、このゲームは4人パーティなので、プレイヤーが操作する主人公に、3人のキャラがついて移動することになります。でもその3人はただ主人公のあとを付いてくるだけではありません。時には先行して物陰から先を確認したり、宝箱や敵をプレイヤーより先に発見して教えてくれたりします。主人公も移動時にただ走るだけでなく、走りながら手袋を直したり(このアクションがかっこいい)、ドアを開ける時も背中を扉に付けて滑り込むように部屋に入ったりと、いちいち動きが素敵。景色も細かいところまで精緻に書き込まれており、リアリティを生んでいます。
- ポイントはやはりペルソナ図鑑でしょうか。今回も約200体のペルソナを仲間にすることが出来ますけど、それぞれについて詳しい元ネタ解説が付いていて、読み物としても面白い。おなじみペルソナ合体(なぜかギロチンがモチーフ)をうまく使ってどんどん図鑑を埋めましょう。合体後のペルソナは合体前の技を引き継げるため、戦力増強にも役立ちます。
- ダンジョンは基本的に8つ。どれも変わった仕掛けが施されており、謎解きとしての楽しみもあります。ペルソナのダンジョンはとかく単調になりがちだったのですが、今作に限っては全くそんなことはありませんでした。ただメメントスだけはあれでしたけど。というかこれもペルソナの伝統なのですが、単なるやり込みダンジョンと見せかけて終盤でがっつり本編に絡んでくるところはさすが。
キャラクター
- PCキャラは全部で8人(ゲスト除く)。今回も気のいい仲間達がそろっています。今回はただ春は出番が遅く仲間になるのも遅かったのでちょっと割を食っている感がありますね。3のアイギスみたいに、コミュイベント開始は遅くても、仲間になるのがもう少し早ければなぁ。
- PCはほぼ全員、大人達からの理不尽な攻撃にさらされ、それを主人公達に助けられて仲間に加わる、というパターンが多いんですけど、それだけで終わらず、コミュイベントではその後始末にどうやって向かい合っていくのかというところがしっかり描かれていて良かったです。内容も部活、進路、仕事など高校生なら考えなければいけないことばかり。それに悩みながら自分なりの答えを導き出していくというのはありがちなテーマではありますがやはりいいものです。
- PC以外のキャラともコミュがありますが、こちらはなかなかにダメな大人揃いで、そのピンチを毎回ペルソナ能力で解決してあげるという形になっています。でもそのダメさが感情移入しやすいんですよね…。悪徳商法、パワハラ、モンペ、ネット、汚職など、今風のテーマが上手く料理されて組み込まれていて内容も深いんですけど、ああそういうこともあるかも、しかたないなぁ助けてあげようと自然に思わせる内容になってました。
- その結果が過去最高の9股である。ちなみに過去作では何股しようが主人公が痛い目に遭うことはありませんでしたが、今回はキレた女性陣にフルボッコにされるイベントもあるのでフェミニンなあなたも安心です。個人的に一番好きだった女性キャラはいつも言ってますが千早。松来さんのボイスももちろんサイコーでしたけど、あんな方言で好き好き言われたらもう落ちるしかない。あとは川上先生もダメさがなかなか。というか担任の先生がやっている夜のバイト(※メイド家事サービス)を利用してたびたび自室に呼び出し、仲が深まったら洗濯やら料理やらを押しつけてその間自分は他の女性とデート、って(実話)、主人公ちょっと鬼畜過ぎませんか…
戦闘
- シンボルエンカウント制です。ただし敵の索敵範囲が結構広く、また一度見つかると索敵から逃れるのが困難ですし、場合によっては不意打ちを食らいます。アトラスゲーということで当然のごとく敵も味方も高火力なので、先手を譲るとパーティが壊滅しかねません。というわけで基本的に敵に見つからないようこそこそと不意打ちし、先手を取って一気に全滅させるということになります。1周目は緊張感があっていいんですけど、2周目以降はちょっとめんどいかも。
- 戦闘はこれまで同様オーソドックスなコマンドタイプです。今作は敵の弱点を突くとダウンが奪えますが、ダウンした敵も自分のターンになればダウンから回復してそのまま攻撃を仕掛けてくるため、足止めの意味はありません。従ってダウンさせるメリットは、全員ダウンさせた時に敵と交渉が出来る(もしくは強力なダメージを与えられる)ということになります。とはいえ、交渉に成功すると新しいペルソナやレアアイテム、お金などが余分に手に入りますし、また相手のHPがどんなに残っていても戦闘に勝利できるので、むしろダウンの価値は上がっています。敵の弱点を突くには、主人公のペルソナに幅広い属性の術技を持たせるのと、仲間をこまめに入れ替えることがポイントになりますので、キャラもまんべんなく使用できて良かったです。
- ボスはむちゃくちゃ強いということはありませんでしたが(難易度NORMAL)、毎回変わったギミックが用意されているのでだれることなく楽しめました。隠しボスはさすがの強さでしたけど、その頃にはパラも装備も相当充実していたので苦戦するほどでもなかったです。そんなぬるいゲームはアトラスゲーじゃない!とお怒りの諸兄のために、本来の最高難易度HARDよりもさらにむずいCHALLENGEが無料DLCで絶賛配布中なので、それを適用して隠しボスに一人で挑めばいいんじゃないかな。もしくは刈り取るものとガチンコ勝負するとか。
総評
- ストーリー、キャラ、戦闘と全てが最高峰のすばらしいゲームでした。2周目はプラチナ取ったら途中でやめようと思っていたのに、結局最後までプレイしちゃいましたし。
あと最後になりましたけど音楽も至高。僕はボーカル曲をBGMに使うのは嫌いなのですが、ペルソナだけは毎回認めざるを得ないです。そのシリーズの中でも今回の曲は最高すぎる。
- ベタほめになりましたが、わずかに気になった点をいくつか。まあこんな細かいことくらいしか批判材料ないんですけどね。
- 2周目以降のダンジョン攻略がかなりだるい。せめて2周目にレベルを引き継げるようにするか(レベル差がある敵は戦闘なく撃破できるため)、エンカウント防止アイテムをもう少し入手しやすくするかしてほしい
- 戦闘中に、敵ペルソナが既に仲間になっているかどうかを確かめる手段がない
- 仲間の一人に真という名の少女がいるのだが、作中で「真の」という言葉が出る度に軽くん?と思うので(ゲーム中はルビはない)、別の名前の方が良かったのでは。実は「春」も季節の春と勘違いしそうになる。
- というわけで、紛れもなくJRPG史上最高に近いレベルの作品と言っても過言ではないと思います。P4Gも含め、RPG好きならプレイしないのはとにかくもったいない!ですよ。ところで裏切り者の改心ルートと、1~3月の仲間達の活躍も描かれるP5C(CはCrimsonの略)はマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
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2017-04-29
ペルソナ5、2周目を無事クリアしました。明日にでもレビュー書きます。
さて、今日ローソンに行った時にポスターを見て気づいたんですけど、「アリエッティ」「マーニー」の米林監督の新作「メアリと魔女の花」が今夏ロードショー予定ですよね。
あれ…これ結構期待できそうな予感…!
「『マーニー』は動と静で言えば“静”の作品。“動”の作品を作りたいと思った」と明かす米林。
※ジブリ出身・米林宏昌の新作「メアリと魔女の花」、宮崎駿の反応は「覚悟を持て」 – 映画ナタリーより
アリエッティは世界観は良かったと思いますし、もう少しアクション寄りの作品も見てみたいと思っていたので、このコメントはうれしい限り。しかもyukkun20大好物のファンタジーなので、これは期待するしかないかと。
しかし絵柄がまんまジブリですね…それは別にいいと思うんですけど、「魔女、再び」っていうキャッチコピーは大丈夫なんですかね。あと主役の子の声が…orzなぜ同じ轍を踏むのだ。
早!さすがです。しかもそのテンション…さては面白かったな。