2017-06-02
【イベント】TOF2017 2日公演 レビュー
久々に物販で無駄遣いしてしまった…でもそれも幸せのかたち。
テイルズ オブ フェスティバル 2017 ウェルカムストリート
新横浜駅隣接のキュービックプラザ10階でパネル展示をしていたので、見学に行ってきました。初日だけあってほとんど人がいなくて快適でした(一般客の視線はちょっと痛いですが)。
パネルはTOFの会場に展示してあるものとはイラストが違いますね。凝ってるなぁ。
2日公演
開演前
17:40 会場に到着。最近は時間前に開場することも多いですが、今日は定刻でしたね。
18:00 開館。今日はキャパも少ないのですぐに入場できました。今回は席の区分がありませんが、ステージのすぐ右そでのあたりで見やすかったです。舞台はやっぱりモニターじゃなく直に見たいですしね。
18:10 着席したとたんにカゲナレ。今回はミュウ役の丸山美紀さんでした。登壇はなかったのでおそらく録音(いつもカゲナレは生)。そして間髪入れずOPムービー。早めに入場できてよかった…。いつもの1日目仕様で、Sはリメイク版、Iはオリジナル、V、Hはリメイク版、Gはf、Xはジュード版でした。Bも初出し。最近はOPムービー流すだけで30分かかります。
18:50 再びミュウのカゲナレ。
19:05 スペシャルスキット(無題)
パーティメンバー+ミュウでお送りするスキット(生ではなく収録。顔出しなし)。テイルズオブステージにゲストとして招待された…という舞台設定のギャグスキット。
大倉山駅にやってきたルーク、ティア、ミュウ。最近は円高が進んだため、節約しようと私鉄でやってきたとのこと。
オールトラント(アビスの舞台である世界の名前)と地球の為替相場を仕切ってるバンナムってやばいんじゃ…というルークの指摘に慌ててその口をふさぐティアが面白い。
横浜アリーナまでの道が分からず困っていると、そこにアニスが通りかかったため合流。アニスはバンナムからヒッチハイクでここまでたどり着いたらしい。無事横浜アリーナに到着すると、ジェイドとガイもすでに来ていた。そしてナタリアも巨大なリムジンで登場。迎えが来るとは聞いていたものの、リムジンが来たこと、そして社内に花束と自分が好きな飲み物が用意されていたことに少し驚いているナタリア。
男衆がコンビニで飲み物を買って戻ってきたので、いよいよ会場に入ることに。ところがルークの持ってきた招待状がない。ジェイドの提案で、ルーク、ガイ、ナタリアの3人が受付に直談判することになったが、受付にいたのはアッシュだった。なぜか急にお金が入り用になったとかで、バンナムに雇われてバイトをしているとのこと。
ルークの招待状がないことに気づいた時に、仲間たちが自分の招待状を譲ろうとするんですが、ジェイドもその波に乗ろうとすると仲間たちから冷たくあしらわれ、「これが老人の介護放棄ですか」とやさぐれるシーンが面白かったです。
結局ルークのチケットを持っていたのはジェイドだった。落としたのを拾ったまま返すのを忘れてたとうそぶくジェイド。しかしティアだけは、ジェイドの真意を見抜いていた。ハプニングを装ってアッシュとナタリアを会わせることで、ナタリアがアッシュの気遣いに気づけるようにしたのだ。ナタリアも誰がリムジンを用意してくれたのか気づき、二人はいい雰囲気に。そんな二人を仲間たちも温かく見守るのだった。
全体的にコメディ色が強く、ティアのかわいさ、アニスのがめつさ、ジェイドの鬼畜さなど、キャラの特徴をうまくいかしたスキットでした。これ是非BDに収録してほしいですね。それでも最後はちょっといい話にまとめたのもさすが。
19:30 テイルズ オブ ステージ
外伝的な話かと思いきや、ゲームの第一部(外殻降下まで)を一通り描くものでした。
今日もヴァンの元で稽古に励むルーク。しかし稽古中にヴァンを狙ってティアが襲撃。ルークがヴァンをかばってティアの攻撃を受けると、ルークとティアの体は光を放ち、二人は見知らぬ場所に飛ばされてしまった。
初めて屋敷の外に出たことに慌てるルーク。そこに現れた導師イオンを追う魔獣ライガを何とか退けた二人は、イオンに同行していたマルクト軍の大佐ジェイドに保護される。駆けつけたルークの友人ガイの助けもあり、イオンの身柄を狙うリグレットの襲撃も退け、なんとかバチカルの自宅にたどり着いたルーク。ヴァンは彼を温かく迎えるが、同時に彼は、ルークがこれまで兵器として国に軟禁されている事実を告げ、自分の言うことを聞けば英雄になってその生活からも解放されるとそそのかす。
ちょうどその折、関係が険悪になっていたキムラスカとマルクトの和平のため、親善大使として国境の町アクゼリュスに向かったルーク。途中でリグレットの仲間のシンクの襲撃を受け、彼に操られたガイがルークに刃を向けてしまう。イオンから、シンクの術は本人の記憶を元に人を操るものだと聞いたルークは孤独を深め、ますますヴァンに傾倒していく。そしてヴァンの言葉に従い街の地下にあるパッセージリングを破壊してしまう。その途端、アクゼリュスは地底に崩壊を始め、そこにいた住民もろとも消滅してしまった。
ティアの力で無事に地底にたどり着いた一行は、そこで自分たちが暮らしていた大地は空中に作られた外殻大地であること、そしてそれを支えているのがセフィロトツリーとパッセージリングであることを知る。それを聞いてもヴァンに責任を転嫁し続けるルークに、仲間たちもあきれて離れて行ってしまう。そしてアッシュから自分はアッシュのレプリカだと言うことを聞かされたルークは深く落ち込むが、内省を深め、これからは自分のできることをして罪を償うとティアに誓い、その証しとして髪を切る。
一方、一足先に地上に戻ったジェイド・アニス・ナタリアだったが、すでに地上では戦端が開かれていた。ヴァンはアクゼリュスの事件で戦争を煽り、戦場を崩落させることで両国の戦力をそごうとしていたのだ。ジェイドはマルクト軍を指揮するフリングス将軍を説得して兵を引かせ、その間に皇帝から停戦交渉の全権を譲り受ける。ナタリアもまた父であるキムラスカ国王を説得しようとするが、途中ヴァンに協力するモースが現れ、ナタリアが国王の血を引いていないことを理由に反逆者として処刑しようとする。しかし助けに来たアッシュと市民たちの助けもありそれを退けたナタリアは、父を説得し、無事両国の停戦はなった。
戦争は止まったものの、このままではセフィロトツリーが順次崩壊し、この惑星自体が滅びることが判明する。どうせ崩壊するものであれば、その状況を利用して大地を地底まで安全に降下させようと、要になるロニール雪山のセフィロトツリーに向かう一行。そこではルークたちを阻止しようとしたシンクが再び襲撃してくる。ルークたちは彼を退けるが、シンクの仮面の下から現れたのはイオンと同じ顔だった。シンクもイオンも、病気のため死に瀕した本物の導師イオンのレプリカだったのだ。レプリカであることをいとい、自らの命を絶ったシンクを見て、ルークもイオンも少なからずショックを受けるが、パッセージリングの閉鎖には成功した。
あとはアブソーブゲートを操作すれば、外殻降下は成功する。しかしそこで待っていたのは正体を現したヴァンだった。ヴァンはユリアの預言に依存するこの世界を破壊するため、全ての人間を滅ぼし、レプリカだけの世界を作ろうとしていたのだ。死力を尽くした戦いの末、ルークたちはヴァンを倒し、ヴァンはアブソーブゲートの中に消えた。これで世界は救われた…かに見えたのだが。
というわけでここで終了。最後に「to be continued」のテロップが出て、このあとに出てくるはずの名場面のダイジェストが演じられました。どうも後編は、今年の夏に東京と大阪で行われる本公演で演じられるみたいですね。
さて、僕は舞台演劇というのを見るのは初めてなので、今回の舞台がよいものなのかどうかはよく分かりません。最近はやりの最新技術を使って魅せる舞台とは違い、昔ながらの技法で作られている舞台でした。殺陣のレベルもそれほど高くはない…ような気がしますが…なんというか、思った以上によかったです。
最初はそもそも2次元を3次元に落とし込むのはどうなの?と思ってましたが、皆さんなかなかの再現度でした。声の違いも違和感あるかな~と思ってましたが、それも最初だけで、すぐに慣れてしっくりきました。特にアニス(原作ではロリ枠できゃぴるん口調)はどうなるかと思いましたけど、全然違和感なくて驚きました。話は駆け足ながらも原作の名場面をうまくつないでましたし(もちろん説明不足でわかりにくいところもあるんですが)、これはこれで。思えばアビスは対人戦が多い(ボスも中ボスもほとんど人型)なので、舞台化には向いてたのかもしれませんね。
気になったところ。まずジェイド(原作では術士)は術エフェクトが乏しいため完全に肉弾戦キャラになってましたね。まさかバク宙するとは。それからヴァンの衣装が安っぽすぎ。あの肩のところの衣装は硬い素材でお願いします!(ナタリアの弓もちょっとアレでしたがこっちはまあ仕方ないか…)それからヴァンに意味のないダンスシーン(しかも長い)があったのも、ラスボスとしてはどうなの?それから数名滑舌に問題がある方が…
しかしそれらの点は目をつぶれる範疇でした。というわけで、舞台化とか興味ないyukkun20でも、大阪まで本公演観に行ってもいいかな…と思ってます。
20:50 スペシャルトークショー
原作ルーク役の鈴木氏、ティア役のゆかな氏、舞台ルーク、ティア、アッシュ役のお3方の5名+おなじみ名越アナによるトークショー。
なんとティア役の方は今回が初舞台とのこと。アッシュ役の方も2回目、ルーク役の方も3回目という非常にフレッシュな配役でしたけど、不安定さは感じさせない演技でした。本公演のラストシーンで最後に登場するのはルーク役の人なのかアッシュ役の人なのか、鈴木氏も興味津々のようです。
しかしゆかなさんは相変わらずいい人だなぁ。最後の一言で何回「ありがとうございました」言うんだよ。
21:20 終演
カゲナレは再びミュウ。今日もミュウ役だけはオリジナルキャストでした(さすがに擬人化には無理があったのでぬいぐるみ出演)でしたし、お疲れ様でした。
明日からも楽しみです。
終演後、物販が空いていたので久しぶりに散財してしまいました。今日の戦利品。
右上は推しメンバッジ。いつもはこの手の商品は買わないのですが、SDキャラがかわいかったので、初代ファンタジアの2キャラと、僕の好きなキャラベスト5に入っているリタ(3位)とエドナ(5位)を購入(ちなみにあと3人はアーチェ(1位)とリリス(2位)とシェリア(4位)ですが商品化されてない(涙))
中央上は「ドラマ&DJCD テイフェスラジオ2017」。下に敷いているのが会場購入特典のビニールポスター。先日紹介したテイフェスラジオが収録されてます。これはどうせ後日ネットで購入するつもりだったので、特典目当てにこちらで購入。
左上は「テイルズ オブ オーデトワレ」。キャラクターをイメージした香水です。これ本当に商品化したんだ…(詳しくはTOF2015を)。ちょっと高かった(30mlで5400円)けど、大人のたしなみとして香水の一つくらいは持っておこうと思ったので…(一応言っておきますが、普通の香水も持ってますからね?客商売だし)。