本年2回目の更新来たぞー!
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星界の紋章 第38話
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
大分間が開きましたが、ようやくラフィールとジントが戦火飛び交うクラスビュールを脱出したところですね。水素を燃やして飛ぶ船(棺桶)で。
さてクラスビュールの軌道上を制圧したスポール准提督ですが、敵軍の大多数は地上に展開しているので、軌道上からちまちま敵をたたくことにします。ひゃっはー!敵軍がゴミのようだ!
とはならないのが星界軍のえらいところ(言うほどか?
それはそうとスポールさんさすがにスタイルがいいですね。でも軍服の肩が張り出ているせいで、バブリーな感じがするw
そんな暇を持て余しているスポール准提督の元に、面白い報告が飛び込んできます。
はいおもちゃ発見。帝国が成立する前から微妙な関係にあるスポール一族とアブリアル一族。からかいがいのあるアブリアルの若造を見つけたスポールはしぶしぶ…ではなく嬉々として彼女を旗艦に招きます。
まあ蹂躙戦が大好きな准提督がどの口でお淑やかって言ってるんだって感じですけど…
お互い様か。ジントはもう少し真剣に聞いてるふりをしろ(笑)
まあここからはスポール准提督の独擅場でした。この面白さを文章で要約するのは無理なのでぜひマンガか原作小説をご覧ください。ジントを褒めているふりをして間接的にラフィールを褒めているふりをしながら実はラフィールをディスっているという超高等テクを披露されては、そりゃ殿下もこの顔になるわ。
この撃沈したゴースロスの航行日誌に対してスポールたちが敬礼するシーン、原作でも好きなシーンだったんですけど(その直前までスポールがおふざけをしているのでギャップにぐっときます)、アニメではたしかカットされてたんですよね。米村先生がきちんと描いてくださってうれしかったです。
新たな任務に向かうスポールとはお別れ、次はいよいよ帝都ラクファカール、つまりジントの当初の目的地ですね。この長かった旅もいよいよ終焉です。…来年中には終わるかな?
今回の殿下
スポールから早速からかわれて、憤然と敬礼を解いた殿下。頭の形が丸いとちょっと子供っぽい感じがして可愛いですよね。
スポールに婉曲に罵倒されて、これまでないくらいの凄惨な表情を浮かべる殿下。このページ含めて3ページくらいずっと殿下が三白眼になってるのが笑えます。
かっこよくない台詞を言う時もポージングに余念のない殿下。
スポールの別れ際のボケに、思わず普段使わない擬音を使ってまでツッコんでしまった殿下。このマンガで「バッ」っていう書き文字が出てくるの珍しいですよね。そのシーンがここでいいのか(笑)
宇宙に戻っていつも通り、ちょっとツンケンした殿下。やっぱり殿下は不機嫌なお顔も麗しいですね。
※画像は第38話より引用