2021-01-08
1/16から開催予定の「黒星紅白展」ですが、緊急事態宣言発出に伴い、物販が通信販売されることが決まりました。正直今回は諦めていただけにありがてぇありがてぇ。
キノの旅ファンとしてきちんと抑えておこうと思います。もちろんサモンナイトグッズもあるよね(/ω・\)チラッ
なくて絶望した!飯塚武史先生のことも忘れないであげてください…いや、多分今回の画集にサモナイの新規絵はないというのは分かっているのだが!
2021-01-07
ちょっと体調不良気味なので本日の更新はお休みします。久しぶりに薬が効かない偏頭痛が出たんですよ…
それはそうと、1都3県で緊急事態宣言が出ましたね。近隣にお住まいの方、ご不自由もあると思いますが健康に気をつけてお過ごしください。yukkun20も昨年末から外食をしなくていいようにレトルトを買い込み、昼食はもっぱらそれを貪ってます。本当は不特定の人と長時間話をしないといけないお仕事もおやすみしたいところなんですけど、そうもいきませんしね…。
2021-01-06
昨日から仕事なのですが、いまいちペースを取り戻せていません。昨日今日はお客様も少なかったし…。3連休終わったら本気出す。
それはそうと、まどマギがTV放送10周年を迎えたそうですね。10年…だと…
ちょっと待てよ…以前やった↓の企画ですけど、
ナディアは30周年、グレンラガンと絶望先生は14年、ニニンがシノブ伝は16年、イサミは去年が25周年、ケロロは17年、シュタゲとペルソナ4とまどマギが今年で10周年で全部10年以上前の作品になってるじゃないか…。もう懐古主義者と言われても仕方がない。ここ10年、このランキングを入れ替えるほどの作品には出会えてないですけど、多分それはyukkun20の感性が衰えてきてるからでしょうね…。彼方のアストラがギリ入るくらいかな。
しかし10周年の企画ってなんですかね。もしかして「巴マミの平凡な日常」アニメ化とかですかねwアレ好きなんだよ。
2021-01-05
この年末年始に大掃除を行い、これまで放置していたPS2とPS3をハードオフに売りに行きました。でも今すごく後悔しています。なんで売る前に写真を撮って、「ねんがんのPS5(2+3)をてにいれたぞ!」ネタをやらなかったのか…バカバカバカ。なお売値は2つ合わせて440円でした。
昨年末に出たケロロ軍曹のレビューです。あれ、もしかして30巻のレビューするの忘れてる…?
ケロロ軍曹 31
著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:640円
あらすじ
今回七不思議編はおやすみで、短編が15話収録されています。
- 最近マイルドになりがちでしたが久々に夏美の激烈おしおきが見られる「宿題侵略大作戦!!…の巻」
- ケロン星でのゲームの行く末が気になる「地球電子遊技機ヲ復旧セヨ!…の巻」
- きのこ狩りがバイオハザードに…「秋はヤッパリ茸デ侵略♪…の巻」
- 最近歌舞伎とのコラボはやってますもんね「天竺ケロ兵衛韓噺…の巻」
- 宇宙生物を躊躇なく口に運ぶ冬樹にちょっとびびる「侵略できないならケーキを食べればいいじゃない!…の巻」
- 5人小隊で七福神のコスプレは無理があるだろ「新年早々!謹賀侵略!!…の巻」
- 久々にちょっとカッコいい軍曹が見られる?「第?種 接近遭遇事件…の巻」
- 桜の樹の花粉症ってある意味辛すぎる「宇宙の桜を見にいこう…の巻」
- 今巻桃華の出番一コマだけ(台詞なし)かよ!「即席部隊大乱闘!…の巻」
- どこかで見たことある人が宇宙作戦隊を結成?「地球反撃!? 宇宙作戦隊結成!…の巻」」
- 温泉回なのになぜ水着…「ここは小惑星 宇宙の湯!…の巻」
- 最後のコマで夏美が着ている服のデザイン変じゃない?「コレガホントノ宇・宙・遊・泳…の巻」
- これジョジョネタっていう理解でいいのかな…「型再検討?大作戦!…の巻」
- 今回の作戦、アリサがいなければ成功してたんじゃ…「小さな巨人 アリサちゃん…の巻」」
さらに、吉崎先生がケロロ軍曹を描くに至ったエピソードが漫画化された「特別編 ケロロ軍曹誕生であります」も掲載されています。ケロロ軍曹、平成のドラえもんになれる器だと思うんだけどなぁ。やっぱりネタがちょっとマニアックだったからダメだったのか…
感想
今回は夏美、冬樹、ケロロ、ギロロを中心とした、連載初期を彷彿とさせるエピソードが多かったですね。「地球電子遊技機ヲ復旧セヨ!…の巻」は昭和世代には懐かしいネタでしたが、ゲーム機の端子をハンダでテレビに直結した経験はなかったですね…それを初見で出来た冬樹は十分すごいと思います。
一番面白かったのは巻末の特別編でした。もともとケロロ軍曹はグレイ+カエルをモチーフとしてデザインされたとか、ケロロ小隊のパートナーは全員女の子の予定だったとか、興味深いエピソードを色々知ることが出来ました。アニメは7年で終わっちゃったけど、連載は21年経った今でも続いている訳ですから十分すぎるくらいの名作になりましたよね。そしていずれはアニメ8期も…
yukkun20はアニメから入ったファンなので21年見てきたわけではないんですけど、古いファンに負けないくらいこれからも応援していきたいと思いますので、これからも長く連載続けて欲しいですね。
2021-01-04
今期は見ないといけないアニメが多すぎる…!
真・中華一番!(第2期)
往年の名作料理アニメが2度目のアニメ化。その2期です。ただ初代に比べると構成があまりよくないんで評価は低めなんだよなぁ。キャラデザは原作っぽさが出ていていいと思うんですが。一応視聴予定には入れていますが、優先度は低め。
天地創造デザイン部
今期一番気になるアニメ。以前紹介した「決してマネしないでください」と同じ原作者のマンガで、今回は生物学を扱っています。神さまのふんわりした指示を受けて動物のデザインを作る「天地創造社」を舞台としたコメディです。地球に生息している摩訶不思議な生き物たちが、どうしてその姿なのか、どういうメリットがあるのか、あれは設計ミスじゃないのかなど楽しく知ることが出来ます。
Dr.STONE STONE WARS(第2期)
WJに連載中の科学マンガ。最近連載の方はどんどんスケールがでかくなってきましたが、yukkun20的には序盤のこぢんまりとした感じも大好き、ついに司帝国との決戦が見られそうですね。第1期も面白かったので当然期待します。
七つの大罪 憤怒の審判
マガジンに連載されていた鈴木央先生のファンタジーバトルマンガの第4期、そして最終章です。第3期はエスタロッサとの決戦直前というかなり中途半端なところで終わってしまったので、無事第4期が作られたのはうれしい限り。これまでのペースで行けば、2クールあれば原作の最後まで行けるので、そこまでアニメ化してもらえるかな?
エスタロッサとの決戦は原作の中でも最大級の盛り上がりなので、優先視聴しようと思います。
ワールドトリガー(第2期)
yukkun20お気に入りの、集団戦を描いたバトルアニメ。とはいえ派手なアクションだけでなく、緻密な作戦や集団戦の妙などをきちんと描いていますし、人間関係も面白く、群像劇としても非常によくできています。第1期から大分時間が経ちましたが、ワートリファンは待つのに離れているので無問題。千佳ちゃんがかわいいので優先視聴。
あとは「ダイの大冒険」と「半妖の夜叉姫」は継続視聴。と言っても半妖の夜叉姫は第1話を見たっきりなんだよな…。年末年始は「魔王城でおやすみ」を視聴するだけでせいいっぱいだった…。「アーヤと魔女」も気になるけど、スルーするしかないかな。
2021-01-03
「十三機兵防衛圏」の時系列表ですけど、無事公式脚本集の読み込みも終わり、内容を修正しました。
中盤以降は第4セクターを中心に話が進んでいきますが、1985年のリアルカレンダーと照合すれば、事件が起きた年月日をきちんと特定できるんじゃないか…と思ったりもしました。
ただ作中の情報を拾うと、
- イベント048(以下[048]と記載)…冬坂が高校に通学しているので、1985年4月以降
- [049]([048]と同じ日)…沢渡が「来月から新校舎」と発言
- [078]…教室が新校舎に移転しており、沢渡が「3日前に新校舎に教室が移った」と言っている。
という流れから、[078]は早くても5月4日(土)ということになります(1985年はまだ5月4日は国民の休日ではなく、当時は週休二日でもないので、この日は登校日。よって冬坂達が登校している描写と矛盾はしない)。つまり、[087]から、最終戦の始まった[286](5月27日(月)で確定)は、長くても23日間の中に収まるはずです。
…が、yukkun20が作った時系列表に従って日数を拾うと、[078]と[286]の間は、どう少なめに見積もっても55日は空いてないとおかしいんだよな…。[078]を1日目とカウントし、それ以降の出来事を、なるべく日数を短めに解釈して(「数日」とあるのは2日と解釈)割り当てていくと、
- 0日目[068]-[076]:[076]は深夜で[077]は昼間なので日が変わっている
- 1日目[077]-[081]:[081]で緒方は下校し、[082]ではまだ学校にいるので日が変わっている
- 2日目[082]-[088]:[087]で南は下校し、[089]では部活に出ているので日が変わっている
- 3日目[089]-[100]:[101]は[095]の数日後
- 5日目[101]-[103]:[103]は放課後で、[104]は昼休憩なので日が変わっている
- 6日目[104]-[105]:[105]は夜、[106]は放課後なので日が変わっている
- 7日目[106]-[113]:[113]は夜、[114]は朝なので日が変わっている
- 8日目[114]-[116]:[116]で三浦が鞍部家に居候し、[117]で薬師寺が三浦に「この間好評だったハンバーグ」と言っている(※三浦が鞍部家で初めて食事をしたのは[116]の夕食)ので、少なくとも2日は経っていると思われる
- 10日目[117]-[119]:[118]で三浦は南に高校で会い、[120]でもう一度会いに高校へ行っているので日が変わっている
- 11日目[120]-[123]:[124]で、南が「郷登先輩はあれから学校に来ていない」と言っている(「あれ」とは[123]のことと思われる)。[123]は放課後の出来事なので、郷登が休んだのはその翌日から。1日休んだだけではこのようなセリフにならないと思われるので、郷登が2日は休んだとすると、[124]は[123]の翌々日以降と思われる
- 13日目[124]-[126]:[126]で南は下校し、[127]で再度下校しているので日が変わっている
- 14日目[127]-[128]:[127]で南は下校し、[129]で再度下校しているので日が変わっている
- 15日目[129]-[131]:[132]で女生徒が「(南が)もう3日休んでいる」と言っている。南は[129]で遭難しているが、その日は登校しているので、日曜を挟まないとしても[129]の3日後が[132]
- 18日目[132]-[133]:[133]は夕刻で、[134]は昼間を挟んだ夜なので日が変わっている
- 19日目[134]:[134]は夜で、[135]は昼間なので日が変わっている
- 20日目[135]-[139]:[138]で鷹宮は下校し、[140]では高校にいるので日が変わっている
- 21日目[140]-[141]:[141]で鷹宮は下校し、[142]では高校にいるので日が変わっている
- 22日目[142]:[142]は昼間、[143]は午前中を挟んだ放課後なので日が変わっている
- 23日目[143]-[144]:[144]は放課後、[145]は放課後より前なので日が変わっている
- 24日目[145]:[146]の前日に鞍部は426の夢を見ているが、426の夢を見るようになったのは[144]以降なので日が変わっている
- 25日目[146]-[149]:[149]で薬師寺は下校済みで、[150]では高校にいるので日が変わっている
- 26日目[150]-[155]:[155]は深夜、[156]は夕刻なので日が変わっている
- 27日目[156]-[160]:[159]は放課後、[1661]は日の出前なので日が変わっている
- 28日目[161]-[184]:[181]は[185]の数日前
- 30日目[185]:[185]は昼、[186]は夜明け前なので日が変わっている
- 31日目[186]-[188]:[186]は昼、[189]は日の出前を挟んだ昼なので日が変わっている
- 32日目[189]-[191]:[191]で如月は放課後一人で行動しているが、[192]では冬坂らに同行しているので日が変わっている
- 33日目[192]-[195]:[195]は夕飯時で、[196]は8:15なので日が変わっている
- 34日目[196]-[200]:[196]で鞍部は網口と放課後の約束をしているが、[201]の前には休憩所で網口と放課後の約束をしているので、日が変わっている
- 35日目[201]-[205]:[206]で網口が[205]のことを「昨日」と言っているので日が変わっている
- 36日目[206]-[208]:[207]は放課後、[209]は8:15なので日が変わっている
- 37日目[209]-[216]:[216]は夜、[217]は8:15なので日が変わっている
- 38日目[217]-[221]:[221]は夕飯時、[222]は8:15なので日が変わっている
- 39日目[222]-[225]:[225]は昼、[226]は夕飯時を挟んだ放課後なので日が変わっている
- 40日目[226]-[231]:[226]は放課後、[234]は正午を2回挟んだ午後なので少なくとも2日経過している
- 42日目[234]:[234]は午後、[235]は正午を2回挟んだ午後なので少なくとも2日経過している
- 44日目[235]-[237]:[235]は午後、[238]は正午を2回挟んだ午後なので少なくとも2日経過している
- 46日目[238]-[240]:[240]は放課後、[241]は正午を挟んだ午後なので日が変わっている
- 47日目[241]-[242]:[242]は午後、[243]は正午なので日が変わっている
- 48日目[243]:[243]は正午、[244]は夜明け前なので日が変わっている
- 49日目[244]-[248]:[248]は夕飯時、[249]は8:15なので日が変わっている
- 50日目[249]-[257],[232]-[233]:[256]は19時頃、[258]は夕刻なので日が変わっている
- 51日目[258]-[262]:[263]で関ヶ原が[255]のことを「二日前」と言っているので日が変わっている
- 52日目[263]-[264]:[263]は夕刻、[265]は8:30なので日が変わっている
- 53日目[265]-[269]:[270]で関ヶ原が[267]のことを「昨日」と言っているので日が変わっている
- 54日目[270]-[276]:[276]で鷹宮は下校しているが、[277]では学校にいるので日が変わっている
- 55日目[277]-[284]:[280]は夕刻、[285]は8:15なので日が変わっている
- 56日目[285]-[286]:5月27日
この辺、何かうまいこと整合性がとれる方はぜひ教えてください。ひとまずこれで、時系列表の修正は完了としたいと思います。
2021-01-02
SLGでなくなったのは残念ですけどそれは受け入れます。時代だからね…
新サクラ大戦
プラットフォーム |
PlayStation®4 |
|
ジャンル |
ドラマチック3Dアクションアドベンチャー |
価格 |
通常版/DL版:8,800円(税別)
初回限定版/デジタルデラックス版:14,800円(税別)
新価格版:3,600円(税別) |
公式 |
新サクラ大戦(PlayStation®4専用ソフトウェア) |
プレイ時間 |
1周目:30時間
2周目:40時間(トロコン)
※プレイ時間が表示されないので推定 |
続きを読む(ネタバレ注意) »
スプラッシュ画面はこんな感じ。
ストーリー
- 太正十九年。後に「降魔大戦」と呼ばれる降魔との大きな戦い。人類は辛うじて勝利を収めた。先頭に立って戦った帝都・巴里・紐育華撃団の消滅と引き換えに―
それから10年。各地に華撃団が再建されるのとほぼ同時期に、降魔が再び姿を見せるようになっていた。若くして海軍特務艦艦長となった青年将校・神山は、他の華撃団に後れて復活した帝都華撃団花組の隊長に任命される。しかし再建途中の帝都華撃団は、未だ戦闘力も歌劇も他の華撃団に劣っており、解散の危機にあった―
- 今作は評価が難しい作品なのですが、ストーリーは残念ながらかなり評価が低いです。元々サクラ大戦は、どちらかと言えば緻密な設定をどうこうというよりは、精神論と勢いで進めていく筋立てで、今作もそうなっています。それはそれで別にいいと思いますし、1周目は結構楽しくプレイできたんですが、2周目になるとものすごく荒が目立ちます。特に気になったのは以下の3点。
- 敵がアホすぎる
まず設定として、この世界で降魔とまともに戦えるのは華撃団だけで、軍隊ですら対抗戦力にはなっていません。そして物語の開始時点で、今作のラスボスは全世界の華撃団のトップに入り込んでいます。…負けるわけないですよね。今作の敵の目的は、帝都に封印された降魔皇を復活させるため、封印の鍵である「帝鍵」を見つけることです。従ってどう考えても華撃団の戦力を世界中に分散させ、その間に帝鍵探しをすればいいはず。華撃団大戦を開催して全華撃団を帝都に集めている場合か。そしてだとすればラスボスは正体を隠して行動するべき(実際、手下の「夜叉」に華撃団大戦を襲撃させた時には、驚いた演技をしています)なのに、どう考えても表向きの地位に不自然な行動を繰り返していて(華撃団大戦のルールを勝手に変更する、あざみに降魔の内通者という疑いをかける、夜叉に「帝鍵」を狙っていることを宣言させる、部下に目的もなく暴れさせるなど)、結局こいつが何をしたかったのかよく分かりません。決戦時も10年前にやられたのと同じ(しかも準備に死ぬほど時間がかかる)大技を決められて倒されたし。アホなの?
- 味方がアホすぎる
というか総司令のすみれのことだが。神山着任時の帝都華撃団に戦力がなかったのは彼女のせいではないとして、歌劇のレベルが低いのをなぜ放置していたのか不明。ある意味この世界を仲間に託されているはずなのに、華撃団のトップに降魔が入り込むのを許しているし、政治力もないから、終盤、軍から非情な(ただし極めて合理的な)命令が下った時も、まったく理論的な反論ができず、感情的に通信を切って自分のやりたいようにやるしかなかったし。米田中将はもうちょっと根回しとかしてましたよ。
さらに、敵の目的が「帝鍵」であるにもかかわらず、その帝鍵の現在の姿を所有者に教えず管理もしなかったせいで、内通者にあっさり盗まれます。別に所有者に秘密にする理由はなかったはずなので、事情を説明して厳重な管理下に置くなり、どうしても秘密にしたいならこっそり偽物にすり替えるなりあるよね…
おまけにラスボスを倒すために立てた作戦が、7つの霊力場で霊力を解放する「北斗七星の陣」なんですが、その性質上、7人いないと発動できません…帝都華撃団は6人組ですよ!(これまた予想外の助っ人が来たおかげでなんとかなりました)
- ストーリーに伏線というものがない
伏線を張ってないせいで、あまりに唐突な展開が多すぎます。「ラスボスの正体」「内通者の正体」「帝鍵の正体」「夜叉の正体」「さくらが見たかつての真宮寺さくらの正体」「月組の正体」「クラリスの過去」「アナスタシアの家族」「隊員の復活」など、ほとんど伏線がなく物語の都合で謎が解けるので、全然爽快感がありません。
特に夜叉関係は全然ダメだった気がします。彼女の外見は、1のヒロイン「真宮寺さくら」に似ており、彼女とどういう関係なのかというのが終盤まで謎のまま進みます。真宮寺に憧れる本作のヒロインさくらもまたそれに悩むのですが、終盤で「彼女が道を違えた真宮寺さくらさんなら、それをただしてあげるのが自分の役目だ」とようやく振りきって彼女との決戦に臨むわけです。最後の戦いでも、「あなたは以前はそんな誘惑に負ける人じゃなかった」と語りかける場面もあります。…それで正体があれはねーよ。
- あと細かいところですが、神山は海軍少尉なのに、アナスタシアが神山のことをキャプテンって呼んでるのが気になる。多分「隊長」という趣旨なんでしょうけど、海軍でキャプテンって言ったら大佐のことだからな…
- とはいえ、全体としてみれば、ヒロイン5名それぞれに見せ場はありましたし、短いストーリーの中できちんとまとまっていた感じはあります。コミカルなシーンも多く、明るく華やかなサクラ大戦らしい物語だったとは言えると思います。
ただ歌劇はもうちょっとがんばってほしかったなぁ。せっかくキャラソンも作っているのに、1周で聞けるのは1曲だけなのはもったいない。サントラ買えってことか。
あざみも終盤はこんなにかわいくなりました。
システム
- いつも通り、ストーリーは一本道の全8話構成で、次回予告やアイキャッチが入るなど、テレビアニメのような演出がされています。
「勝利のポーズ」も初代から続くお約束
- ADVパートはADVパートはフラグを立てながらストーリーを進めるオーソドックスなADV方式です。選択肢を選ぶ際に時間制限の要素があるのも相変わらず。ただマップが広い割りにファストトラベルがなくてイライラすることも結構ありました。動きもリアルを追求したせいなのか、人間っぽい無駄な動きが多くて気になることがあります。走りながら曲がる時に外に膨れたり、話をしている間ずーっと体が左右に小さく振れていたり。この辺は好みの問題だとは思いますが。
制限時間内に選択肢を選ばない場合も、独自のリアクションが用意されています。
- お馴染みの花札もありますが、大戦人数が多く、一戦に時間もかかり、テンポが悪かったです。さほど各キャラで戦略に違いがあるわけじゃないし、AIの頭も良くないし。
トロコンには全員倒す必要があります
キャラクター
- PCキャラは全部で6人(主人公+神山)。
- 神山はサクラ大戦の主人公らしく、前向きで、明るく、細かい気配りがあり、そして男の欲望に弱いというキャラでした。でも決めるところはかっこよく決める、非常に好感の持てる男でしたね。他の隊の隊長が人格的に…な人も多いので余計そう思うのかも知れませんが。
もちろん伝説のあのセリフも。
- ヒロイン枠は5名です。今作はストーリー的に五股をかけることは出来ないので、ハーレムっぽい雰囲気はなく、ヒロイン同士もギスギスすることもなくて、和気藹々と楽しめました。それぞれ結構極端な性格付けがなされていながら好感が持てるキャラクターに仕上がっていたと思います。個人的にはクラリスとあざみを推したい。
好感度を上げると、一対一でラブラブすることも出来ます。
少女マンガかな?
- また「華撃団大戦」が舞台なので、ライバル華撃団の面々もいます。華撃団大戦は三対三の団体戦なのに、帝都華撃団以外はキャラが2人分しか準備されてないのはちょっとかわいそうですけど(もう一人は名前もないモブ)…。
- 今作のキャラデザは久保帯人先生ですね。3Dモデルも先生のキャラデザがよく再現されていたと思います。ただこれは本当に個人的な意見なのですが、yukkun20はタヌキ顔の女性が好きで、久保先生の描く面長な女性キャラとは相性が悪いというか…。結局今作でyukkun20が(ビジュアル的に)かわいいと思ったのは、丸顔のあざみ、島田フミカネ先生のデザインした「マルガレーテ」、いとうのいぢ先生の「西城いつき」くらいかなぁ。
一応ツンデレ枠だが、ツンの殺傷力が高すぎるマルガレーテたん。(CV:くぎゅ)
戦闘
- 過去作はSLGでしたが、今作からアクションになりました。基本的には主人公とパートナー機の2体で敵を倒しながらダンジョンを奥へ進んでいき、最後に登場するボスを倒せばクリアとなります。
戦闘中でもイベントは随時入ります。
- 発売直後は、ロックオンもないバトルパートは酷評の嵐だったみたいですが、パッチが当てられてからプレイしたyukkun20としては、あまり不満は感じませんでした。操作も比較的簡単ですし、あのずんぐりむっくりした霊子戦闘機(前作までの霊子甲冑)がすごくかっこよく動き回れるのには驚きました。
特に主人公機は二刀流で、使っていて気持ちいいです
- ただこの戦闘はいわゆる無双系に近いんだと思うのですが、サクラ大戦は無双系の戦闘システムとあまり相性が良くない気がします。敵(降魔という設定だが、基本的にはロボ)は丸っこいメカで場所を取るので、同時に出現できる数が限られています。かといって敵はバリエーションが少なめなので、一戦一戦をじっくりやるという感じでもないです。各ステージのボスも、合体攻撃と必殺技を重ねて火力を出せば一瞬で終わってしまい、ちぐはぐな感じがしました。
必殺技の演出はスタイリッシュでカッコいい。そして合体攻撃の演出は相変わらずぶっ飛びすぎ(笑)
総評
- そんなわけで、良くも悪くもサクラ大戦という感じがしました。この路線もきちんと突き抜ければいい作品にはなると思いますので、もし続編が出るならがんばってほしいですね。
- 前作までの歌劇団の隊員達はすみれとさくらを除いて登場しませんが、個人的にはそれで良かったと思います。このストーリーで、20人近くいる旧華撃団を出しても話が突散らかるだけだと思いますので。今作はあくまで、新華撃団が物語の中心ということで、軸がぶれてなくてよかったのではないでしょうか。
- ゲームとしての評価はあまり高くありませんが、このキャラクターたちの今後を見てみたいと素直に思える作品でした。
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2021-01-01
2021年になりました。本年もよろしくお願いいたします。
今年はSNU:X完結するかなぁ。ナディア30周年にも期待したいところです。
今年も例年通り、昨年1年間の総括をしたいと思います。
[関連記事]年間まとめ | Y.A.S.
このサイトについて
※数字は左からビジット数(実人数)、セッション数(アクセス数)、ページビュー数(閲覧されたページ数)、クリック数(外部リンクのクリック数)。
いつもアクセスして下さっている皆様、ありがとうございます。ここ数年アクセス数は微減気味でしたが、昨年は上向きになりましたね。Twitterで情報発信をしているのが多少なりとも効果あったのでしょうか。特に5月の伸びがいいのですが、これはグランディアのプレイ日記のお陰だと思っています。みんなプレイしようぜ!
統計上アクセスが多いページですが、
-
- ナディアな人々 | Y.A.S.
- サモンナイトU:X 人物図鑑 | Y.A.S.
- 十三機兵防衛圏 プレイ日記 | Y.A.S.
でした。ナディアは30周年企画が始まり需要が高まったからかな。SNU:Xは原作者の方にうちのサイトの宣伝ツィートをリツィートしてもらえたのが大きかったでしょうか。十三機兵防衛圏のプレイ日記は個人的に思い入れも強い企画だったのでにんまり。
購入した書籍について
購入数は22冊でした。ここ5年で93冊→72冊→41冊→32冊→26冊と順調に減ってきてます。ただ今年はダイの大冒険新装版を紙で買い始めたので、すこし増えましたか。現在紙で購入しているコミックスは「ケロロ軍曹」「ダイの大冒険」「信長の忍び」「放課後さいころ倶楽部」「UQ HOLDER!」「絶対可憐チルドレン」「星界の紋章」「百姓貴族」の8つだけですかね。絶チルは今年で完結するようですが…
来年は「ワールドトリガー」のアニメ第2期、第3期が楽しみです。
今年の抱負
- テイフェス情報まとめを、2010年分を更新したい(せめて10年経つ前に…)
- 榊ガンパレは「北海道独立①」をせめて完成させたい
- ナディア30周年を記念して、特設ページを多少改装したい
という感じでしょうか。
2020-12-31
最終回はメルル、アンリアルライフ、新サクラ大戦、創の軌跡、ガレ魔女の5本です(カウント間違えてた…)。
|
プラットフォーム |
PlayStation®4, Nintendo Switch™, Steam® |
メーカー |
ガスト/コーエーテクモゲームス |
ジャンル |
新約錬金術RPG |
公式 |
アトリエ 〜アーランドの錬金術士1・2・3〜 DX 公式サイト |
プレイ時間 |
77時間(R2.8~9) |
レビュー |
【ゲーム】メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~ DX レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★☆ |
アーランドシリーズの3作目。こちらもトトリの正統進化。テイストとしてはロロナに似ていますが、メルルがとにかく明るく、また国を開発するという一種SLG的なテイストも入っていて波長が合った感じですね。あと異様に耳に残る作中歌「錬金少女メルルのうた」がヤバすぎます。そしてこの作品はきちんと作中で時間が流れるので、いつの間にか初代主人公のロロナが三十路に(笑)。パメラは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
Nintendo Switch™, Steam® |
メーカー |
hako生活 |
ジャンル |
アドベンチャー/パズル |
公式 |
アンリアルライフ |
プレイ時間 |
6時間(R2.9) |
レビュー |
【ゲーム】アンリアルライフ レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★ |
記憶喪失の少女と、しゃべる信号機が、失われた少女の過去を探して、ドット絵の世界で、謎を解いていくゲーム。今挙げた要素の一つでも引っかかった方にはぜひプレイしていただきたいです。こういうすごいゲームがあるから、インディーズゲームをプレイするのはやめられません。年末年始の休みでクリアできるボリュームですし、1/5までウィンターセールをしているようなのでこの機会にいかがでしょうか。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®4 |
メーカー |
セガ |
ジャンル |
ドラマチック3Dアクションアドベンチャー |
公式 |
新サクラ大戦(PlayStation®4専用ソフトウェア) |
プレイ時間 |
約70時間(R2.9~12) |
レビュー |
【ゲーム】新サクラ大戦 レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★ |
14年ぶりに復活したサクラ大戦シリーズの最新作。SLGではなくアクションになったことを除けば、過去作のテイストをきちんと受け継いでいる作品でした。主人公も女性キャラも魅力は十分。しかし展開が雑という過去作の欠点もそのまま受け継いでしまったので、1周目は楽しかったんですが2周目はストーリーの荒が気になっていまいち楽しめませんでした。あと歌の出来もあまり…(OPは別)。クラリスは俺の嫁。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®4 |
メーカー |
日本ファルコム |
ジャンル |
ストーリーRPG |
公式 |
英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- | 公式サイト – Falcom |
プレイ時間 |
130時間(R2.10~R3.2) |
レビュー |
【ゲーム】英雄伝説 創の軌跡 レビュー | Y.A.S. |
総評 |
★★★★☆ |
軌跡シリーズの最新作。これまでのメインキャラのほとんどが集結して、設定上は過去最強のボスをよってたかってボコるという血も涙もないゲーム。これまで翻弄され続けたクロスベルの問題にきちんと決着を付け、また3ルートのクロスストーリーシステムをうまく捌いていて、メインストーリー自体は短めでしたが満足度は高め。パーティ編制もめちゃくちゃ自由で、「ぼくのかんがえたさいきょうのパーティ」でも、お気に入りキャラのハーレムでも好きなように組んで、延々迷宮に潜っては強アイテムを集めるハクスラ的な要素もはまりましたね。ティオとエマとサラ先生とデュバリィさんは俺の嫁。ぜひ過去作を全てプレイした上でやってほしい。 |
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プラットフォーム |
PlayStation®4, PlayStation® Vita |
メーカー |
日本一ソフトウェア |
ジャンル |
RPG |
公式 |
ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団 | 日本一ソフトウェア |
プレイ時間 |
126時間(R2.10~R3.1) |
レビュー |
なし |
総評 |
★★★★☆ |
日本一ソフトウェアのDRPG処女作にして衝撃作「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」の続編。と言ってもストーリーのつながりはないのでこっちから入っても全然行けます。考えさせられる、伏線てんこ盛りで、ちょっと泣ける素晴らしいストーリーは健在で、DRPGなのにダンジョン探索はいいから早く話を進めて!となってしまうくらいストーリーに牽引力があります。個人的には★5つ相当ですが、ゲームシステムはさらに尖って、万人には勧めづらい感があるので半分引いておきます。ナチルは俺の嫁。 |
総評
ハード別(マルチのものはyukkun20がプレイしたハードでカウント)
ジャンル別(ジャンルはyukkun20の独自分類によります)
- RPG…7本
- SRPG…1本
- DRPG…2本
- ARPG…2本
- ADV…1本
- クイズ…1本
MVG
- 十三機兵防衛圏
- グランディア
今年はNSW大活躍の年でしたね。最近はマルチの作品も多く、yukkun20はPS4とNSWのマルチの作品は大抵PS4版をプレイするので、この数字は結構驚きでした。来年はPS5が入って…くれるよな?結局2020年中には手に入らなかったし…
MVG1位は昨年もノミネートしましたが、どう考えてもこの作品以外考えられなかったのでこちらにします。発売から既に1年経っていますけど、まだ現役で楽しんでいますからね。今年もアトラスにはお世話になりっぱなしでしたが、この作品はその中でも金字塔にすべき作品だと思います。
2位も必然というかなんというか。いつも言っているとおり、yukkun20がゲームで重視しているのは、「ストーリー」「キャラクター」「システム」の3つですが、システムは陳腐化しても、ストーリーとキャラクターは、本当にいい物はいつまで経ってもいいのだ、ということを思い知らされました。
3位は今回僅差…というか1位と2位が強過ぎて埋もれた感があるので該当なしとしておきます。暫定★4つ、または確定★3つ半のゲームがそこに該当します。
しかし今年はヘビーなゲームが多かったです。来年は少しライトなゲームをプレイしたいですね。と言いつつディスガイア6が早々に控えているのですが…
ゲームプレイ予定リスト
- 2019/03 ルルアのアトリエ [PS4] 購入予定
- 2019/11 ポケットモンスター ソード/シールド [NSW] 検討中
- 2020/12 ライザのアトリエ2[PS4] 購入済み
- 2021/01 魔界戦記ディスガイア6[PS4] 予約済み
- 2021/02 ブレイブリーデフォルトⅡ[NSW] 検討中
- 2021/秋 ANONYMOUS;CODE [PS4] 購入予定
- 未定 テイルズ オブ アライズ [PS4] 購入予定
- 未定 星の欠片の物語。[PSVR] 購入予定
- 未定 STEINS;GATE 0 ELITE [未定] 購入予定