その7 ナディア超百科―の巻
ストーリー
物語のヒロインナディアについてのドキュメンタリー風の作品。
ナレーター(ガーゴイルの中の人)がナディアの秘密を余すところなく紹介。生年月日、出生地、血液型、身長、体重、スリーサイズ、足のサイズ、指のサイズ、特技、好き嫌いなどの基本的なデータから始まり、性格や家族にも迫る。
ナレーターは「わがまま」「意地っ張りでおまけに強情、その上根が暗い」などナディアを散々批判した挙句、インタビューに答えた父親ネモに「実に無責任なものである」、継母エレクトラに「愛が希薄」など言いたい放題。最後に登場したアニメの監督はナディアが立派な大人になる可能性はある!と断言するが、ナレーターは「いつまで待てばよいのであろうか…」とぼやいて終了。
コメンタリー
- 【ナレーション『双子座のA型』】
「ナディア」の登場人物は、エアトンを除き全員庵野総監督と同じA型(エアトンのみO型)。 - 【ナレーション『これらは食べ物ではないので好き嫌いとは言わないらしい。ピーマン、タマネギ、キノコとなっている』】
おそらく編集のミスだと思うのだが、絵コンテによれば1文目と2文目の間に、『食べられるのに食べないものは』というナレーションが入る。 - 【ナレーション『かつてこれほどまでにわがままなヒロインはいなかったであろう』】
まさにアニメ史上に残るヒロイン。 - 【ナレーション『大人…』】
カットが大きな人であるアダム。 - 【ナレーション『感情に流されることなく』】
缶の上から石が押しつぶすカットと、沖に流されるナディアのカット。 - 【男α『可能性はある!』】
本当に庵野総監督の肉声と姿。
元ネタ
- 全般
全体としてテレビ番組「知られざる世界」のパロディ。特にオープニングテロップからモアイへの流れ。
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