2011-09-22

こういう仕事もあります(たぶん無給

日弁連から、最近の倒産事件の傾向についての調査をしたいということで、裁判所と連携して、幾つか無作為抽出した事件の分類をするようにという依頼がありました。今配属されている委員会を通じて、僕にその仕事が回ってきたので、裁判所に行って記録の調査をしてきました。

調査というのは、裁判所の記録を見せてもらって、申立人の年齢や性別や職業、倒産原因、事件の結末などを調査し、それを表にまとめていくという大変に地味な、そして結構大変な作業です。例えば年齢とかは記録を読めばすぐ分かるんですけど、記録を一読しただけではよくわからない調査事項も幾つかあり、結局内容を精査しないと行けなくなったりして思った以上に大変でした。

でも、僕以外に3人の弁護士と協力して作業に当たったんですけど、作業しながら、倒産事件の悩みとか方針の建て方とかをいろいろ相談できて、なかなか有意義な時間ではありました。ただ裁判所が作業するための部屋を貸してくれたんですが、なぜかドアを閉じずに作業をしてくれと指示されたので、あまりきわどい(要するに裁判所に批判的な)話は出来ませんでしたけど。

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