2016-09-23

クロアチア旅行9日目 ドゥブロブニクは「また行きたい都市」に見事ランクインしました

時刻 旅の日記 写真
8:30 起床。  
10:20 ホテルを出発。フランクフルト中央駅に行き、S8(地下鉄)でフランクフルト空港へ。  
10:40

フランクフルト空港に到着。

帰りはルフトハンザ航空なんですが、チェックインも手荷物預かりも全て自動化されていて、自分でやらないといけません。モニタの表示通りに勧めれば問題ありません。右下の「その他の言語」ボタンで日本語も選択できるので大丈夫です。

 
11:55

Lucullus

空港で朝食。鶏肉とズッキーニのピザで9ユーロ。

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13:30

飛行機に乗り、一路日本へ。

オーバーブッキングが発生したらしく、ファーストクラスやビジネスクラスの客にダウングレードのお願いがされていましたね。エコノミーの自分には関係ねーけど。

 
15:45 昼食はチキンを選択したらカレーでした。パンにそばにカレー…デンプン取り過ぎだろ! 16-09-23-15-43-57-112_photo
23:30 夕食(という課長職)はタマゴと芋と鶏肉を煮込んだものでした。なんだか変わった味でした。 16-09-23-23-30-26-036_photo

2016-09-22

クロアチア旅行8日目 ※クロアチア編は終わりました

時刻 旅の日記 写真
4:00 起床。騒音は昨晩眠る前に止まったんですけど、結局なんだったのあれは。  
5:00 ホテルをチェックアウトし、専用送迎車で空港へ。250Kn(3800円)もしましたが、早朝だと公共交通機関は不便だし、何かあったときにリカバリできませんからね。しかし今回もクレイジータクシーなんですが…クロアチアはこれがデフォなの?  
5:20 ドゥブロヴニク空港に到着。早朝ですがすでに両替所も売店も開いていて助かりました。最後に残った50Kn(750円)をユーロに両替してさようならです。ユーロは余っても次の旅行で使えばいいけど、クロアチアのクーナとか、チェコのコルナとか、その国でしか使えない通貨はコレクションするくらいしかないからなぁ。  
6:00 空港で朝食。クロワッサン、カプチーノ、オレンジジュースのセットで58Kn(クレジットで支払い)。空港はユーロも使えるので安心です。 16-09-22-06-01-41-088_photo
7:25

飛行機に乗り、乗り継ぎ空港であるフランクフルトへ向かいます。今回は乗り継ぎもちょっと時間があるので、久しぶり(3年ぶり)のフランクフルトで一泊する予定にしてみました。

一応機内では食事が出ましたね。

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9:45 フランクフルト空港に到着。1番ホームから地下鉄でフランクフルト中央駅に向かいます。フランクフルトは空港から中央駅がとても近いので助かりますね。しかしホームにある自販機で切符を買ったら、5ユーロほどのおつりが全部20セント硬貨で返ってきたのは許さん!…おかげで財布がパンパンです。  
11:00

フランクフルト中央駅に到着。コインロッカーに荷物を預け、街へ繰り出します。

今回フランクフルトに寄ったのは、どうしても行きたいところが一つと、どうしても買いたいものが一つあるから。まずはどうしても行きたかった、ゼンケンベルク自然博物館へ向かいます。しかしこの博物館、市中心部にあるのに、地下鉄のどの駅からも離れていて、行きやすい交通手段が分からん…仕方なく徒歩で1.5kmほど歩きました。

 
11:30

ゼンケンベルク自然博物館

ヨーロッパ最大級の自然博物館です。3階建てになっていて、古今東西ありとあらゆる生き物の剥製や化石や標本や模型が展示されています。

恐竜、哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類、昆虫などの生物はもちろん、天文学や地質学までカバーしていて、ラインナップが豊富すぎます。子供連れにも人気のスポットらしく、家族連れも結構いました。

ここ3年前にドイツに来たときに行きそびれて以来、気になってたんだよなー。来てよかったです。入場料は8ユーロですが、特別展示でクモ展もやっていたので+3ユーロ払いました。一番下の写真は、後の仮面ライダーである(笑

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12:30 博物館を出発。路面電車に乗れば中央駅まで近いことに気づいたので、それで駅に戻り、次に地下鉄に乗り換えて次の目的地へ。  
13:00

ギャレリア

このあたりではおなじみのデパート。3年前に来たとき、フランクフルトで1度だけ見かけたシュタイフのイルカのぬいぐるみ。あのときは(ドイツに来たばっかりだったのであとで買えるだろうと思って)見送ったが最後、それ以降一度も見かけなかったというあの品がほしいんですよねー。いや、日本でも通販で買えますよ?でも高いし。

しかしどこの店で見たかもう覚えてないの…とりあえずここに大きめのシュタイフ売り場があるので来てみましたが、残念ながらブツはありませんでした。グレーのイルカはいい、ブルーのを出せ!

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13:30

レーマー広場

ドイツ観光の中心地にやってきました。広場のすぐ脇にある「テディ・パラダイス」という店にシュタイフグッズがあると聞いてきましたが、その名の通りクマばっかりでした。がっかり。

その後あちこちの店を回ってみましたが、やはり見つかりませんでしたね…。そろそろあきらめて通販しようかな。あ、観光は前回来たときに済ませているので、写真も特にありません。唯一恋人たちが南京錠をくくりつけることで知られている鉄の橋だけ撮影しておきました。

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18:30

ホテルに到着。

しかしこうして二つの国を渡り歩くと、クロアチアがいかに田舎だったかがよく分かりますね。そしていかにきれいな街だったかも。街にはゴミもほとんど落ちておらず、浮浪者もあまり見かけず、人々のマナーもよいすてきな国でした。ドイツも悪くはないけど、地下鉄はくさくてゴミは散乱しているし、道を歩けば浮浪者が大勢いるし、運転マナーも悪いしと、よくないところが目についてしまいました。もちろんドイツもいいところはたくさんあるんですけどね。

いよいよ明日は帰国です。そろそろ日本食が恋しくなってきた!

 

2016-09-21

クロアチア旅行7日目 美しい景色は最高の調味料

時刻 旅の日記 写真
8:30 起床。部屋の窓の外で一晩中何かの機械が大きな音を立てていて最悪でした。日本なら許されねーぞこれ。  
9:00 ホテルで朝食。超普通メニュー。 16-09-21-08-58-43-940_photo
9:30 昨日と同じく4番のバスで旧市街へ到着。  
9:45

城壁

旧市街は城壁に囲まれており、その上をぐるっと1周することができます。とはいえ南半分は海が見えるばっかりで、街や港を楽しめるのは主に北半分です。入り口は東、西、南東の3カ所にありますが、とりあえずバス停に近い西から入り、北側を時計回りに回って、南東の出口で降りるという完璧すぎる計画。

だったのに…城壁上が一方通行なら入り口に書いておけよな!それが分かったのは城壁の上まで階段で上った後でした。登っただけで正直HPゲージがすでに赤くなっているため、ここから降りるという選択肢はなく、泣く泣くこのまま1周することに…

とはいえ、眺めはすばらしかったですよ。入場料は120Kn(1800円)ですがDCがあれば無料。

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10:00

海洋博物館

城壁途中で立ち寄れる博物館です、外洋船の模型が山ほど展示されていて、見ているだけで面白かったです。ここもDCで無料。

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10:30 2キロほどの旅路を終えて無事1周しました。やはり北側からの街の眺めはよかったですね。 16-09-21-10-10-48-624_photo
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10:30

マラ・ブラーチャ薬局

西門入ってすぐのところにある、ヨーロッパで3番目に古い薬局です。薬を実際に購入することもできました。

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10:40

フランシスコ会修道院

薬局に併設されている(というより主従が逆)修道院です。中には入れますが写真撮影不可でした。

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10:55

聖ヴラホ教会

ドゥブロブニクを象徴する教会。ここの守護聖人を祀っているようです。

建物の手前に見えるのは、国を守る騎士をかたどったオルランドの柱。

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11:00

ドミニコ会修道院

旧市街の東門近くにある修道院で、現在は宗教美術館がメインになっています。聖遺物入れや15~16世紀の宗教画、美しい教会のステンドグラスなど、一見の価値ありです。ここはDCの対象外で有料(30Kn。450円)ですが、その価値は十分あります。

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11:20

聖母被昇天教会

17世紀に再建されたバロック様式の教会。残念ながら主祭壇は修復中で見られませんでした。

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11:30

taj mahal(タージ・マハル)

どう考えてもインド料理っぽい名前ですが、隣国のボスニア料理を出す店。昨晩も立ち寄ったのですが2時間待ちだった名店です。今日は昼の早い時間だったのでさすがにすいていました。

ガスパチョ(トマトの冷製スープ)とチェヴァプチチ(棒状ハンバーグ)を注文。

ガスパチョはスペインのものよりトマトが濃く、変わった香辛料の味もして癖がありますがおいしかったです。チェヴァプチチも肉の味がしっかりしていました。ガスパチョとの相性も最高でしたね。

この店は会計時にDCを提示すると、現金払いなら10%割引になります(カードは割引なし)。でもさすがにドゥブロヴニクは観光地らしくそれなりの値段がしますね。138Kn(2100円)。

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12:25

セルビア正教会

レストランのすぐ北にあります。正教会らしく質実剛健な雰囲気(あくまでyukkun20のイメージです)。

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12:30

マリン・ドゥルジッテの家

有名な劇作家だそうです…が、展示物は絵画がメインでいまいちよく分かりませんでした。DCで無料だったから入ってみたのですが。

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12:35

民族学博物館

旧市街の南西の高台にある博物館。一般の人が使っていた道具や衣類などが展示されています。結構独特で興味深かったです。屋上からは市街が一望できますが、階段でそこまで上がる元気はなかったよ…

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12:50

聖イグナチオ教会

今度は南東の高台にある教会。旧市街一の大きさのある教会です。中には岩陰に隠れるように位置する独特なマリア像がありました。

マリア像の写真を撮ったのですが、なぜかピンぼけだったので掲載してません。

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13:00 あとはひたすらお土産を買い物。店は中央のプラツァ通りと、その南北1本ずつの通りに集中していますので、そこを往復しながら品定めをしていきました。  
17:00 体力ゲージがなくなりましたが、お土産はほぼ買いそろえられたのでホテルへ引き上げて休憩。  
17:45 再び4番のバスで旧市街へ。その入り口近くにあるレストランに向かいます。僕はたいてい旅行中に1回は高級レストランに予約していくのですが、今回も日本で予約したお店です。1ヶ月前に予約したら、テラスの一番いい席を確保しておきますね!ということだったので楽しみです。こんなオッサン1人旅なのに…  
18:30

Nautika(ナウティカ)

ローマ法王や各界の著名人も来たことがあるという高級店です。といっても目玉が飛び出るような値段ではなく、ちょっとお高めというレベル。話通り海が一望できるテラスの最前列を用意してくれていました。ウェイターさんも気さくでいろいろとおしゃべりをしてくれて、店の雰囲気もいいです。そして夕日が沈む(※ただし夕日は直接見えません)アドリア海の美しさは時間がたつのを忘れさせてくれますね。

何でこの店にしたかって?名前名前(またかよ

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  700Kn(11000円)くらいのコースもありましたが、多分食べきれないと思ったので好きな料理を単品で頼むことに。前菜のにんじんの何とか。にんじんだ。これは注文してないけどサービスだそうです。 16-09-21-18-31-56-216_photo
 

エビの濃厚スープ。小さなエビが丸ごと3尾入っていますが、スープそのものもしっかりエビを主張していてその名の通り濃厚です。

あの船も海老を捕っているのかなぁ…(妄想です

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メインのラムのグリル。ラム肉に香草で香りを付けて焼き、野菜を煮込んだスープをかけたものです。

僕こんな柔らかいラム肉初めて食べました。どうしても羊肉はくさくて硬いというイメージしかなかったのですが、確かに若干癖はあるものの、肉は口の中でほどけるような柔らかさで感激しました。

来てよかった。ライトアップされた砦も僕のことを祝福しているようです(妄想です

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調子に乗ってデザートも注文しちゃいました。フルーツのチョコレートファンタジーというメニューで、イチゴや木イチゴなどの果物とクリームとチョコレートを合わせたお菓子です(頭の悪い説明ですみません)。

これまたチョコレートやクリームの甘みと果物の酸味がマッチングしていて大満足でした。

テーブルチャージとかもなく、これだけ食べてこの景色を堪能して、517Kn(7600円)は正直破格だと思います。是非ドゥブロヴニクにお越しの際はお立ち寄りください。早めに予約してテラス席確保をおすすめします。

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20:30 ホテルに帰ってきました。これでクロアチアともさようならですが、この旅行はもうちょっとだけ続くんじゃよ。明日は4時起きなのでもう寝ます。  

2016-09-20

クロアチア旅行6日目 聖地巡礼こそ旅の醍醐味

時刻 旅の日記 写真
8:30 起床。  
9:50 ホテルをチェックアウト。あんな冷たい食事ばかりのホテルで朝食を取るのはいやなんだーい!  
10:00 タクシーで長距離バスターミナルに到着。今日はドゥブロヴニクに向けて移動します。  
10:05

Caffe Bar Adria

とりあえずターミナルの向かいにあるカフェで朝食。クロワッサンでも食べようと思ったら、飲み物しかなかったためミックスカフェ(コーヒーにミルクとクリームが入ったもの)を注文。10Kn(150円)。

写真が変な色なのは、テラスのテントが赤色だったのが透けてるからです。

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11:45 時間通りに出発したバスで、クロアチアの南端にあるドゥブロブニクへ。ザグレブが北の方ですから、ほぼバスで国を縦断したことになりますね。  
13:35 Ploce(プローチェ)で10分間休憩。ここまではほぼ寝ていました。  
15:35

ドゥブロブニクの長距離バスターミナルに到着。途中で2回検問がありました。念のためにパスポートを手荷物に入れていてよかった…。

ターミナルからタクシーで、Lapad(ラパッド)地区にあるホテルに向かいます。

 
15:50

Hotel Komodor(コモドール)

ホテルに到着。ここもWi-Fiあるけど死んでますね。それはさておき部屋は狭いですが少なくとも昨日のホテルよりはましそうです。

ホテルのフロントで、旅行社の強い味方ドゥブロブニク・カード(以下DC)を購入。1日券、3日券、7日券がありますが、3日券は250Kn(3800円)。これは各種博物館などが割引になるチケット、バス乗車券6回分、近くの港町Cavtat(ここも風光明媚な観光地)までのバスチケット往復分がセットになったカードです。市内を満喫すれば十分元が取れるので是非買っておきましょう。

 
16:00

ホテルに荷物を置いていざ出発。ここからだと4番のバスで市の中心部である旧市街に直行できますね。本数も15分に1本あるので安心です。

バス停はちょっと分かりにくいですが、この看板のある場所です。

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16:25

ピレ門

旧市街の西の入り口にあたる門に到着。ドゥブロブニクはアドリア海の真珠と言われる美しい街ですが、やはりこの旧市街がハイライトでしょう。20年以上前の戦禍を見事に乗り越えた美しい街に来るのを心待ちにしてました。

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16:35 街に入るとすぐに見えてくるオノフリオの大噴水にフランシスコ会修道院。そして街のメインストリートのプラツァ通りを東に進み、聖ヴラホ教会、スポンザ宮殿を眺めます。いろいろ見て回りたいところですが、今日は目的があるのでこのあたりは軽く流す感じで。予想通り土産物屋も充実しています。 16-09-20-16-37-31-209_photo
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16:55

総督邸

街の東端まで来ました。少し時間があるので、ここを見学します。昔は文字通り行政府として用いられていましたが、今では文化歴史博物館になっています。DCなら無料。

ロココ様式の家具で埋め尽くされた部屋や、かなりの数がある宗教画など、見応えありでした。

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17:05 聖母被昇天教会を外から眺め、そのまま町歩きを楽しみます。北にそびえるのが、これからの目的地であるスルジ山です。東門を抜けたところにある橋からは、ドゥブロブニクの旧港がのぞいていました。橋を渡りプロチェ門をくぐったら、スルジ山に向かうロープウェイに向かいます。 16-09-20-17-06-33-710_photo
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18:00 せっかくだから山の上で日没を眺めようと思ったのですが、みんな同じことを考えていたらしくロープウェイ駅は結構混んでました。でもケーブルは2本あるし、スキーのリフトみたいに次々来ると思うでしょ?なんとまさかの単線だとは(実際には2本あるのですが、要するに2本の路線を1台のカーゴが行ったり来たりするだけ)。往復券120Kn(1800円)とそれなりの額ですが、ここを行かねばなにしにこの国へ来たのやら。 16-09-20-18-02-28-732_photo
18:20

スルジ山

でも15分ほどで乗れて、無事山頂に到着です。見よ、この雄大な景色を!これを見にここまで来ました。

ドゥブロブニクは、「紅の豚」のモデルになったと言われているところなんですねー。はい、またそれかとか言わないように。確かに去年(オーストラリアの風の谷(ナウシカ))も一昨年(フィンランドのゴットランド島(魔女宅))も聖地巡礼してますけど、いいじゃないですか好きなんだから。

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18:30

ナポレオンが寄贈したと言われる十字架の麓に来ました。

そのそばの手すりにはどう考えても人工的な穴が開いていて、そこから柵の外に出ることができます。結構急な岩山なんですが、そこからの街の眺めは最高でしたね(ロープウェイの山頂駅にもテラスはあるが、どう考えてもロープウェイのケーブルが邪魔)。

そこで日没を見ながら、夕闇に沈んでいく街を小一時間眺めていました。本日の日没は18:48。きちんと下調べしておいてよかった。青から赤、そして黒へ変わっていく空と海を見ながら、次第に夜の灯がともっていく街を見るのは本当に感動的な体験でした。

来てよかったです。

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19:20 日没も堪能したしそろそろ下山するかーと思ったら、みんな同じことを考えていたのか大混雑でした。そりゃそうか。  
20:00

Lokanda Peskarija(ロカンダ・ペシュカリヤ)

旧港に面するレストランで夕食。シーフードがメインのお店で、メニュー数はあまり多くありませんが日本語のメニューがありました。おすすめっぽいペシュカリヤの盛り合わせを注文。

アンチョビマリネ、塩漬けのアンチョビ、魚のパテ、オイル漬けチーズ、タコサラダのセットで、いろいろなものを少しずつ味わえたのでよかったです、特に魚のパテはパンに合いますね。多分ワイン好きな人はもっと楽しめると思います。

本当はムール貝も食べたかったけど、あれ一人で注文するとひたすら貝を食べるばっかりばっかりになるからなぁ。

おまけにドゥブロヴニク風ロジャタも追加注文。プリンのようなお菓子とメニューには書いてありましたが、少し固めのプリンでした。でもカラメルソースがなんだかほんのりフルーティ?これにミネラルウォーターを付けて189Kn(2900円)でした。

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21:15 街の夜景を下からも見て、ホテルに帰ってきました。明日はドゥブロヴニクの街を堪能しますよ!そして残りのお土産を買おうと思います。今日で大体目星は付けたんですけどね。 16-09-20-21-01-54-893_photo

 


2016-09-19

クロアチア旅行5日目 運転マナーはいい国なのになんであんなにクレイジータクシーが?

時刻 旅の日記 写真
8:00 起床。今日もいい天気ですね。  
9:00 ホテルで朝食。温かいメニューがない…だと…いくらなんでもそれは。
朝からハムとかチーズを食べる気にはならないので、シリアル頼みです。
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9:20

今日の予定は決めていなかったのですが、スプリットも見るべきものは昨日見終わったので、今日は近郊の街Trogir(トゥロギール)に行ってみることにしました。ガイドブックによると、スプリットからはバスで約50分とのこと。

スプリットはバスターミナルが遠いのでタクシーを呼びました。「どこまで?」「バスターミナルまで」「どこ行くの?」「トゥロギール」「トゥロギールなら直接このタクシーで行くのはどうだい?大体20分くらいで行けるし300Kn(4500円)でどうよ」「20分!?(いくら何でも20分じゃ無理だし、仮に20分で行けるなら300Knは高い…)どうしよっかなあー(チラッ」「…(無言)」「(う…値引きをする気はないのか…確かにバスだと時間は読めないし、一昨日みたいに降りるところ間違わないように気を遣わないと行けないしなぁ。お金もちょっと余裕があるし、ここは乗っかってみるか)OK」というやりとりがあり、結局タクシーで行くことにしました。ブルジョワ-。

 
9:55

トゥロギール

なかなかのクレイジータクシーぶりでしたね。さすがに20分は無理でしたが、時速120キロ出すとは聞いてねーぞ。あとで距離から計算すると若干高めかな。まあ許容範囲。

タクシー乗り場のすぐそばにあるバスターミナルで、帰りのバスの時間を確認。直行便は1時間に1本、そのほかの便も入れれば1時間に4~5本は出てますね。

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10:00

トゥロギール博物館

トゥロギールは小さな島です。短い橋を渡るとすぐに北門が見えてきます。そこをくぐると宮殿を利用した博物館があります。
2~17世紀の彫刻類がざっくりと展示してありました。こういうのがぼろぼろと街から出てくるのがヨーロッパのすごいところ。入場料20Kn。写真撮影不可。

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10:25

市庁舎

博物館の裏にあるイヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場にある建物です。向かって左側の入り口がツアリスト・インフォメーションになっているので、ここで地図をもらいました。
中央の入り口は市庁舎本館になっていますが、今でもオフィスビルとして使われているので、観光客には用がないはずです。

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10:30

聖ロヴロ大聖堂

世界遺産にもなっている、クロアチアを代表する教会。13~17世紀にかけて建築されたもので、高い鐘楼は街のあちこちからよく見えます。

聖堂の門には、イエスの生涯やアダムとイヴなどを掘った見事な彫刻があり見る人を圧倒します。時代の割にかなり状態が良かったのですが、約10年前に修復工事が行われたようですね。

内部は比較的時代が新しいからか、カトリック的な荘厳さは薄いものの、主祭壇や聖歌隊席などは見応えがありました。宝物殿もあるのですがそちらは撮影不可。入場料25Kn。鐘楼にも登れますが、昨日のことを考えてやめました。

※写真の右側が欠けてますが、セルカ棒のポジションを間違えちゃっただけです。

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10:50

広場に戻ります。1枚目の写真は広場の南にある時計塔。そのまま周辺をうろうろしてみます。

ここも観光地らしい雰囲気ですが、スプリットに比べるとやはりこぢんまりしている感じがします。島はほぼ全部が城壁で囲まれていますが、南の城壁外にはカフェやレストランが建ち並んでいてリゾート的です。

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11:05

カメルレンゴ砦と聖マルコの砦

島の南西と北西にある砦。カメルレンゴ砦は中には入れますが、昨日のことを考えて以下略。

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11:15

ドミニコ会修道院

島の南側中央に位置する修道院。

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11:45

Sv.Dominik

島の南に建ち並ぶレストランの一つ。ヨーロッパではどの料理もあまりに量がありすぎて、おいしいものをいろいろちょっとずつ食べたいなーと思ってましたが、ここはそういう希望にぴったりのコースメニューがいくつかあります。

まずは前菜の魚のスープ。魚とお米を煮込んだスープで、魚のだしが出ていいお味です。今日は少し曇って肌寒くなってきたので、この暖かさが身にしみます

続いてエビのリゾット。お米を小エビ、チーズと一緒に煮込んだリゾットでこれもうまい。やはり日本人はお米ですね。

最後にデザートのパンナコッタ。ありがちなただひたすら甘いだけのものとは違い、木イチゴのソースの酸味が絶妙にマッチしていてこれもいけます。メニューだけで選んだお店でしたが大当たりでしたねー。あ、飲み物にレモネードを頼んだんですが、レモン果汁を水で割ったものが出てくるとは(炭酸ですらない)。それ以外は完璧。

150Kn(2300円)とそこそこしますが、トゥロギールは観光地なので大体どこもそんな感じです。

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12:40 バスターミナルへ行き、チケットセンターでスプリットに行きたいというと、乗るべきバスを教えてくれました。すぐ出発だったので慌てて飛び乗ります。空港経由のバスでした。21Kn(320円)。安い。  
13:45

スプリットの短距離バスターミナルに到着。っていうか1時間かかりましたね…行きのタクシーのクレイジーさが際立ちます。

到着すると結構な雨。バスターミナルは中心部とホテルの中間くらいにあり、傘を取りにホテルに戻るか迷ったのですが、自分の晴れ男パワーを信じてそのまま中心部へ向かいます。

 
14:00 中心部に到着。とりあえず雨宿りもかねて宮殿地下でお買い物。みんな同じことを考えたのか人口密度が高かったです。買い物が終わる頃には雨がやんでました。勝った(何に  
14:45 スプリットの街を回りながらお土産探しです。今日は月曜なのでほぼ全てのお店が開いていますね。3時間歩き放しで疲れましたが、3人分のお土産が見つかりました。  
18:00

PIZZERIA GALIJA(ガリヤ)

昨日紹介したマルモントヴァ通りのさらに1本西の道を北上したところにあるイタリア料理屋で夕食。

なんだかんだでパスタ食べてないなーと思い、エビとイカのリングィネを注文しました。飲み物はピピ(クロアチアではポピュラーなジュース。味はファンタオレンジそのもの)。これまた海産物のだしがしっかりしていて、ちょっと量がありましたがするりと食べてしまいました。やっぱり料理は地中海沿岸に限る。95Kn(1450円)。

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19:00 歩き回って疲れたのでタクシーでホテルへ。この国はタクシーでも英語が通じるので助かります(他の非英語圏の国では通じないことが多い)。めっちゃ営業をかけられましたが(近くの街にタクシーで観光に行かないかい等)。「今日が最後の日だからごめんね」と当たり障りのないセリフで断りましたけど。  
19:15 これで今年の旅行も半分以上終わりました。とはいえ明日から行くところが今回の旅行のハイライトなのでまだまだテンション上げていきますよ!

 


2016-09-18

クロアチア旅行4日目 思いもよらないメニューが出てくるのも異国の楽しみ

時刻 旅の日記 写真
7:30 起床。今朝は朝から雨ですが、晴れ男だし大丈夫だろ。  
8:00 ホテルで朝食。前のホテルとは比べものにならない充実振りですが、なぜかジュースがまずい。 16-09-18-08-11-37-886_photo
8:45 今日もバスで移動なのですが、バス停があまりに遠いので旅行社の人が迎えに来てくれました。これでバス停のある入園口1(Ulaz1)へ。  
9:00 入園口1に到着。バスチケットを購入したら、時間までチケットセンターの人が荷物を預かってくれるというのでお願いし、付近のお店でお土産物を見たり水を買ったりしてました。 16-09-18-09-10-01-809_photo
9:25 時間通り出発。クロアチアのバスはかなり時間に正確なので頼りになります。昨日の疲れかバスに乗るとすぐに寝てしまいました。今日の目的地は終点なので気が楽です。  
11:15 中継点のZadarに到着。15分休憩があったので、昼食用にホットドッグを買ってきました。パンにソーセージを挟んだだけのシンプルなもの。コーラとセットで25Kn(380円)。  
14:00

目的地であるSplit(スプリット)の長距離バスターミナルに到着。昨日までは内陸でしたがここは海辺(アドリア海沿岸)です。天気もよくなり、潮風が気持ちいいですね。

ホテルへ向かうんですが、このホテルがちょっとへんぴな場所にあり、交通もよく分からないのでタクシーに乗ります。

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14:15

HOTEL DUJAM(ドゥヤム)

今日から2日を過ごすホテル。部屋は手狭ですがきれいなホテルです。部屋の内側から施錠するときも鍵が必要になるという変な作り(と思ったのですがこの後のホテルにも結構ありました)なので注意。

とりあえず荷物を置いて出かけます。天気もよくなったし、傘いらないよね。

市街地までの道はよく分からないのですが、またタクシーに乗るのもつまらないし、バスは路線図が曖昧すぎてよく分からないし、GoogleMapを参考に歩いてみようと思います。市街地までは約3km。今や携帯があれば道に迷わなくて済むのはありがたいですね。

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15:25

ディオクレティアヌス宮殿

道に迷ったり雨に降られたりしましたが無事到着(おい

この街スプリットは、3世紀にディオクレティアヌス帝が作った宮殿に人々が住み着いたのが始まりと言われています。現在でも城壁がそのまま残されており、東西南北4つの門から市街地に入ることができます。

写真は北門と、その前にあるグングール・ニンスキの像。像の左足親指に触れると幸せになるという伝説から、そこだけぴかぴかです。

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15:30

大聖堂

宮殿の中央にある大聖堂。高くそびえているのは鐘楼です。15Kn(230円)の入場料を払えば上まで登れます。

こういうときにはやはり高いところから街を見下ろすのは基本でしょ…と思い挑戦してみました。

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16:00

どうにか最上部に到着。中はおよそ人が登ることをまじめに考えずに設計したとしか言いようのない作りで、正直昨日のハイキングよりよほど消耗しました。吐きそう。

しかも肝心の街は、鐘楼の塔自体に阻まれて見えず、遠景しか見えないという罠。でも赤い屋根と白い壁のコントラストがいいですね。

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少し休憩を挟んで、大聖堂内部(写真撮影不可)、そしてその地下室(撮影可)を見学。

大聖堂は比較的珍しい円形のアーチ型ですが、もともとは聖堂ではなく、皇帝自身の霊廟として作られたものだそうです。そりゃそうか(皇帝はキリスト教を弾圧したことで有名)。

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16:25

洗礼室

これも元々はユピテル神殿として作られたものを改築した建物です。像は洗礼者ヨハネね。

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それから城壁の内外を歩き回ります。

街はお土産屋が非常に充実していて、いわゆる観光地的な雰囲気ありありです。そうそう、こういうのを待ってたんですよ。あいにく日曜の昼と言うことでお休みしているお店も多かったのですが、明日もスプリットにいるので明日まとめ買いしようと思います。

写真は上から、東門、南門の近くにある街の模型、南門です。

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16:50

宮殿地下

南門を入ると地下に潜り、そのまま宮殿の地下を見学できます。入場料40Kn(600円)。宮殿の地上部分は現存しませんが、地下も地上部分と同じ構造をしており(地上部分を支えるためだそうです)、地下を見れば往年の姿を忍ぶことができます。

2番目の写真は、地下に置かれているオリーブ油の絞り器。

3番目の写真は日本語の解説板。かなり文法が怪しいですが。

4枚目は地下から大聖堂を見上げたところ。

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17:40

ドミニク教会

東門の向かいにある教会。中から美しい賛美歌が聞こえていました。内部は撮影不可ですが、非常に美しいデザインの像があり、見応えありでした。

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  一通り城壁の中は見たので、今度は外へ。西にあるブランドショップの並ぶルモントヴァ通り。 16-09-18-17-59-29-391_photo
18:00

Buffet Fife(フィフェ)

通りからさらに南西に進んだ先にあるシーフードビュッフェで夕食。

日本語のメニューがあるからか日本人も多かったです。せっかく海沿いに来たんだし何かシーフードでも…と思ったら、「乾燥タラとジャガイモとガーリック(おいしい!)」なるメニューが。なるほど、乾燥タラのソテーか何かに、ガーリックポテトが付け合わせてあるんですね。おすすめならばそれを食べねばなるまい。でもお米も食べたいのでバターライスも一緒に注文。

 
 

なんだこれ。

…ああ、マッシュポテトに乾燥タラが混ぜ込んであるのか!あまりに予想とかけ離れたメニューが来たので思考停止になってしまいました。

しかし見た目とは裏腹にこれはうまい!ジャガイモに、ガーリックと乾燥タラの塩味が絶妙に効いています。さすがにおすすめするだけのことはある。

ただ、量が多い上に単調なので、完食には根性が必要です。バターライスを注文した僕の選択は大正解でしたが、それでも両方少しずつ残してしまいました。

これにコーラを付けて91Kn(1400円)。

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18:40 帰りはゆっくり港の日没を眺めてから、帰りもタクシーに乗りました。たった40Kn(600円)だし今後もこれでいいや。 16-09-18-18-42-30-354_photo
 

お土産に買ったクレープ。リンゴとシナモン入りですが、リンゴが酸っぱくていまいちでした。22Kn(330円)もしたのに。

ところで部屋に戻ったとたん、外がすごい雷雨になって雷鳴が怖いです。

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2016-09-17

クロアチア旅行3日目 クロアチアもトリュフは有名です

時刻 旅の日記 写真
8:30 起床。  
9:15 ホテルをチェックアウト。昨日ホテルで購入したミネラルウォーターの精算を求められ、どうせ300円くらいでしょと思ったらまさかの6Kn(90円)。どうなってんのこの国。  
9:25

MALA KAVANA

昨日のホテル飯にがっかりしたので、広場に面するカフェで朝食。そうそうこういう食事が食べたかったんですよ。パン、ゆで卵、チーズ、果物、ヨーグルト、コーヒー、写ってないけどフレッシュジュースでわずか45Kn(690円)。

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10:00 ちょうどやってきたトラム6番線に飛び乗り、長距離バスステーションへ。  
10:15

長距離バスステーション

目の前に停留所があるのですぐ分かると思います。

バス乗り場は2階です。手元のチケットの”Peron”というのがホームの番号なので、時間になったらそこに行きましょう。あいにく時刻表みたいな気の利いたものはないので、早めに行かないとホームが変更されていた場合死ねると思います。

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11:00 バスに乗り出発。トランクなどは追加料金を取られますが6Kn(90円)なのであまり気になりません。

実はオリジナルのプランでは専用車で移動するはずだったのですが、その費用がバカにならない金額だったので乗り合いバスに変更したんですよね。ちなみに途中下車する必要があるのでおちおち眠れません。

 
13:30 バスに揺られること2時間半。途中で1階の休憩を挟んでプリトゥヴィツェ湖畔国立公園の入園口2に到着。

最初に入園口1に止まります。ここは一目で入園口と分かる作りですし、「Ulaz1」と書いてあるので迷わないでしょう。その次の停留所が入園口2なのですが、こっちは小屋があるだけ(→)なので、降りそびれないように気をつけましょう。ていうか僕も危なかったです。念のため運転手さんに尋ねてよかった…もしここで降り損ねていたら、多分200km向こうのスプリットまで連れて行かれてます。死んじゃう。

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13:40

HOTEL JEZERO(イェゼロ)

停留所からザグレブ方面へ500メートルほど戻り、ようやくホテルに到着。まだチェックインの時間ではなかったので、ひとまず荷物だけ預けて公園へ向かいます。ホテルを出てすぐ右手に抜け道がありますよ。

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13:50

プリトゥヴィツェ湖畔国立公園

大小16の湖と92の滝を持つ国立公園(世界遺産)。ここが入り口になります。入場料は110Kn(1650円)。

さほど暑くなく天気もよかったからか、結構人がいました。ここから数時間のハイキングですので、まずは水の確保とトイレを忘れずに。

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14:00

どう回ろうか少し迷ったのですが、モデルコースがいくつかあるので、Fルート(3~4時間のお手軽コース)にプラスアルファして回ることにしました。

まずは入ってすぐのところにある船着き場P1から対岸のP2に船で渡ります。

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下船したらまっすぐ進んで左折し、グイラディンスコ湖を反時計回りに進んでいきます。

道は狭く、手すりもないのでうっかり水に落ちないように気をつけましょう。ホントマジで。

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14:20

ヴェリキ・プルシュタヴツィ

水がヴェールのように美しく流れる滝。前半のハイライトです。

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15:00 そのまま湖を1周するようにP2へ戻ります。P2は混んでましたが、100人乗りの船が頻繁に行き来しているので、すぐに船に乗れます。 16-09-17-14-23-15-725_photo
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15:30

ゆっくりした船旅の果てにP3に到着。全然揺れませんでしたね。P3には公園やカフェ、お土産物屋、トイレがあります。お昼ご飯を食べていなかったのでここで休憩。

カフェで「チキンバーガー」を注文。その場でパンに焼いたチキン、トマト、ピクルス、レタス、ケチャップを挟んでくれます。これでうまくないわけがない。

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16:00 ここからはFルートに乗っかって進みます。 16-09-17-16-01-06-553_photo
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16:20

ヴェリキ滝

園内最大の滝。一番奥にある上に、岩に隠されているため、ここまで来ないときれいには見えません。

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  ここまでずっと水の流れに沿って降りてきましたが、一気に清算を求められます。正直一番の山場ですが、バスもケーブルカーもないのでがんばって登りましょう。 16-09-17-16-28-27-941_photo
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17:05 どうにか一番上にあるエコロジーバスの乗り場に到着。ここからバスに乗れば、10分かからず入場口に戻れます。 16-09-17-17-12-55-939_photo
17:30

疲れましたが何とか堪能できました。公園の3/4は回って4時間弱でしたね。しかし体力のなさを痛感しました。去年の「風の谷」に比べればましだったと思うしか。このルートだと最後は本当に大変なので、体力は温存しておきましょうね。

ホテルに帰ってチェックイン。部屋にエアコンがない。あとトイレがなんかくさい。

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19:00

ホテルのレストランで夕食。というか付近には何もないので選択の余地はないです。

疲れたのでリゾット的なおなかに優しいもので済まそうと思ったのですが、「テンダロインステーキ トリュフがけ」がわずか170Kn(2600円)だったのでそれを注文しました。せっかくだし。

しかしこれはうまい!これまでトリュフなどろくに食べたことはなく、直に食べても別に何とも思いませんでしたが、ソースにすると肉に合う合う。このお肉もナイフが通らないくらい硬いのに、口に入れるとしっかりかみ切れるという不思議食感で、割とぺろりと食べてしまいました。

調子に乗ってデザート(Black Forest Cake)も注文。これは見た目通りの味ですが、そこにラム酒に付けたベリーが酸味をきかせていておいしかったです。これにミネラルウォーター2本頼んで200Kn(3000円)。他の国なら300ユーロは普通にかかる内容です。

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21:00 大満足の一日でした。明日はここをでて次の目的地に向かいます。今回移動時間がかなり長いんだよな…  

2016-09-16

クロアチア旅行2日目 イタ飯を世界4大料理に入れるべき

時刻 旅の日記 写真
8:30 起床。時差ボケもなくよく眠れました。  
9:15 ホテルのレストランで朝食。ビュッフェ形式ですがなぜか品切れのものが多くてがっかり。メニューもパン、シリアル、ソーセージ、スクランブルエッグと定番中の定番でさらにがっかり。 16-09-16-09-31-05-530_photo
9:40 ホテルを出発。まずは近くにあるツアリスト・インフォメーションを目指します。  
9:45 ツアリスト・インフォメーションに到着。ここで「ザグレブ・カード」を購入します。市内のトラムやバスが乗り放題で、美術館や博物館などでも大幅な割引が受けられる優れもの。24時間券がわずか60Kn(900円)です。 16-09-16-09-46-22-212_photo
9:50

イェラチッチ総督広場

街のメイン・スクエア。旧市街の中央に位置しており、複数のトラムやバスの発着場になっているため旅の起点に適しています。

今日は広場に市が立っていました。

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10:00

ザグレブ・アイ

広場の向かいにある展望台。ビジネスビルの屋上にあります。16階にエレベーターで上がり、そこの受付に30Knを支払うと、屋上からザグレブの街を一望することができます。

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10:30

イリュージョン博物館

広場の南に面するイリツァ通りを西へ進み、5分ほどで到着します。目の錯覚をテーマにした様々な展示物がある博物館です。この手の催しって結構マイナーネタだと思うんですが、意外に中は混雑していました。撮影OK。

入場料40Kn。しかし「ザグレブ・カード」を見せたら、「あら?これは何?初めて見るわね」と言われたのはなんなんだ。

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10:50 イリツァ通りを引き返し、ケーブルカーで旧市街のゴルニィ・グラード地区へ。ケーブルカーでなくても徒歩で余裕で上がれますが、ザグレブ・カードがあれば5Kn(75円)が無料ですからね。 16-09-16-10-53-48-400_photo
11:00

ロトゥルシュチャック塔

ケーブルカーの駅前にある、13世紀に立てられた見張り塔。ここも街が一望できるスポットです。

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11:05 ガイドブックにも名前がない教会(多分カタリーナ教会)。中は教会には珍しく明るかったです。 16-09-16-11-05-47-479_photo
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11:10

石の門

この地区が城壁で囲まれていた時代の出入り口。中世から存在するが、18世紀に現在の石造りになったそうです。

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11:15

聖マルコ教会

石の門のすぐ近くにある教会。屋根にモザイクで紋章が描かれているというかなり珍しい教会です。

向かって右には国会議事堂が、左には首相官邸があります。でも全然警備兵とかいないんですよね。

この辺でサングラスを落としてしまいorzまだ1年しか使ってないのに…

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11:30

失恋博物館

失恋にまつわるアイテムを展示しているというちょっと変わった博物館。入場料25Kn(ザグレブ・カードで18Kn)。

なぜか「カードキャプターさくら」の痛いイラストがありました(フィリピンの人のもののようですが)。

 
12:00

Croata(クロアタ)

広場に戻り、その南西にあるネクタイ店へ。クロアチアはネクタイ発祥の地と言われており、この店は代表的なショップの一つです。女性向けのスカーフなどもあります。今回男性用の土産はここでまとめ買いできるから楽だわー。

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12:40

Korcula(コルチュラ)

ダルマチア地方のシーフードが楽しめるレストラン。やはり料理はドイツ寄りではなくイタリア寄りの方がおいしいのだ。

全く食欲をそそらない見た目のイカスミリゾットですが、味は本格的でおいしい。口が真っ黒になるのと、量が例によって非常に多いのを除けば文句なし。これだけ食べて65Kn(980円)。

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13:50 今度は徒歩でゴルニィ・グラード地区へ登り、大聖堂前から106番のバスに乗って郊外に向かいます。往復20Knですがザグレブ・カードがあれば無料です。大聖堂横にはきれいな公衆トイレもあります。  
14:00

ミロゴイ墓地

ミロゴイ(Milogoj)停留所で降車。墓地が見えてきた次の停留所がミロゴイなんちゃらという停留所なのですが、慌てて降りないようにしましょう。ていうか降りた。目的地は何もついてないミロゴイで、ロータリーの近くにあります。

ここはヨーロッパで最も美しい墓地の一つと言われる場所です。ツタが絡まる聖堂がきれいです。紅葉の季節はさらにいいかもしれません。

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14:10 再び106のバスで大聖堂前へ戻ります。行きと同じ運転手さんだ…間違えて降りたので恥ずかしい。  
14:20

聖母被昇天教会

街のどこからでも見える、シンボルとも言うべき大聖堂。典型的なネオゴシック様式の教会で、内部も見応えがあります。

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14:30 付近でお買い物。観光地の割に土産物屋が少なく、またヨーロッパのほかの国に比べて、商売っ気が薄い感じがしますね。たいていどこの国でも観光客に土産を買わせようとがんがん押してくるものなのですが。  
15:15 体力の限界を感じたのと購入した荷物が重くなってきたのでホテルへ一時退却。中心部に近いホテルはこういうところが便利です。  
16:10

再度出発。今度は街のメインストリートを南下し、駅を目指します。道中は公園になっているので、ポケモンGOを起動してポケモン探しをしてみました。おお、日本と同じ感じでプレイできますね(当たり前だ)。公園ではモジュール祭りになっていましたが、その割にプレイヤーがあまり多くないような。
ところで街でこういうポスター見かけたんですけど、もしかしてクロアチアでは9/18公開予定?

途中でストロスマエル美術館を発見。宗教関係の収蔵品があるとのことで立ち寄ったのですが、臨時休館でした。

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16:30 駅前に到着。が、あまり何もありません。デパートすらないのはかなり珍しい。一国の首都なのに。地下にはショッピングモールがありますけど、ここにも土産物屋はほとんどないですね。 16-09-16-16-42-23-285_photo
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17:30

Algoritam(アルゴリタム)

再び歩いて広場へ戻り、近くにある書店へ。ザグレブは非常に書店の多い街ですが、その中でも大型の書店です。ガラス張りで目立つ「ホテル・ドゥブロヴニク」の隣にあります。

日本の漫画も売っていたので、「ネギま!」6巻を購入。書店のロゴが印刷されていたので、この店でしか買えないのかも(実際ほかの書店では見かけませんでした)。35Kn(470円)は安い。

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18:00

 Boban(ボバン)

歩き回って疲れましたが、暑くてあまり食欲ないので、こういうときはつるつるっとのどごしのいいパスタでも…ということで、アルゴリタムのすぐ近くにあるイタリア料理の店へ来ました。

あ、メニューのパスタの欄にボロネーゼがあるや。じゃあこれで。

…と注文して出てきたのが→のラザニアである。スパゲティじゃなかったんかい!この食欲のない日にチーズたっぷりのラザニアはちょっと…

と思ったんですが、これがかなりいける味で、量もあったんですがあっさり完食。でも隣の人がおいしそうに食べていたデザート(フォンダンショコラ)には手が出ませんでした。しかしこれとミネラルウォーターで73Kn(1060円)とは…他の国なら2倍は余裕でかかるメニューです。

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20:00

ホテルに戻りました。一日ザグレブを歩いた感想ですが、

  • お土産物屋が少ない
  • 書店がかなり多い。街を歩けば書店にあたるといった感じ
  • 信号機は少ないものの交通マナーはかなりいい
  • 店員さんも全体的に親切でフレンドリーだがうっとうしい感じはしない

というところでした。静かに休暇を過ごすにはいい街ですね。

明日はザグレブを離れて次の目的地へ向かいます。

 

 


2016-09-15

クロアチア旅行1日目 最近トイレが近くて困る

時刻 旅の日記 写真
06:30 起床。午前中の便のため、念には念を入れて空港近くのホテル「関西エアポートワシントンホテル」に宿泊しました。 16-09-15-07-12-44-730_photo
07:25 ホテルのシャトルバスで空港へ。  
07:35 空港に到着。国際線は2時間前に到着するようにってよく言われますけど、そんなに早く来ないといけないんですかね…いつも疑問。
今回行くクロアチアはEUに加盟していないので、通貨はユーロではなく「クーナ」。クレジットカードでキャッシングすればいいし、とりあえず当面必要になりそうなお金だけ両替しておくか…え?クーナが両替できるところはない!?
 
8:00 チェックインを済まし、空港2階の「モスド」(モスバーガーとミスドのコラボ店っぽい)で朝食。新商品のチキン味噌バーガー食べました。おいしかったけど、これライスバーガーの方がいいかも。 16-09-15-08-04-52-283_photo
8:30 あとは飛行機を待つだけなので、早速購入した「ルフランと魔女ノ迷宮」のプレイを開始。汎用ユニットの名前付けで小一時間悩む。 16-09-15-09-31-14-401_photo
10:20 予定通り出発。今年はルフトハンザ航空でフランクフルト経由です。飛行機の座席モニターがタブレット並みの高画質になっていてびっくりしました。最近はこんななんですね…でも音声出力がステレオピンプラグなのに、備え付けのヘッドホンは左右分かれた端子になっているのはミスでは?イヤホンでも持ち込んだ方がいいです。  
11:50 一眠りしたところで昼食。ビーフオアチキンで「ビーフ」と答えたら、出てきたのはまさかの牛丼。確かにビーフだけども。
食事中に映画「信長協奏曲」見ました。まだ完結していない漫画原作でオチをどうするのか気になっていましたが、まあ予想通りの結末でしたが、面白かったです。
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16:30 ルフランは会話が軽快で面白いですね。ひとしきり迷宮探索を楽しんだところで軽食。オニギリオアケーキでした。…その二つって同等? 16-09-15-16-25-59-754_photo
20:30 PSVのバッテリーが持ちそうにないので再びお昼寝。夕食はカレーオアソーセージでした。ソーセージは付け合わせにマッシュポテトと紫キャベツのソテーとアップルシュトゥルーデル。つまり典型的なドイツ料理です。さすがに本場だけあってうまい。でも機内中に漂うカレー臭も気になる。 16-09-15-19-39-53-007_photo
22:40
(15:40)
フランクフルト空港に到着。乗り換えのために2時間ほど待ちます。次に乗る飛行機が→ 16-09-15-17-24-57-003_photo
18:00 フランクフルトを出発。搭乗前になにか重要そうなアナウンスがあり、人々がカウンターの前に列を作り出したのですが、何事か分からなかった自分は右往左往。結局それを無視して登場しましたけどよかったんですかね。  
19:30

ザグレブ空港

クロアチア・ザグレブ空港に到着。うわ、結構田舎だ。これまで訪問した中で一番の田舎首都はアテネだったような気がしますが、これはいい勝負かも。

 
20:10 空港を出発。市街中心部へはシャトルバスと悪シーがあります。シャトルバスは30Kn(クーナ。1Kn=約15円)と格安ですが、バスターミナルからホテルが遠かったので、タクシーにしました。タクシーだと280Kn。端数を運ちゃんが負けてくれました。フヴァナ!(クロアチア語で【ありがとう】)。  
20:45

ホテル ヤドラン

旧市街中心部にほど近いホテルに到着。ポケモンが住んでそうな名前ですがそんなことはなかった。部屋はバスタブがないことを除けば広さもまあまあですが、禁煙室って言ったのにちょっとだけたばこ臭い。

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21:15

Gostionica Purger(プルゲル)

クロアチア料理を食するため、ズリンスキ広場のそばにあるGostianica(ゴスティアニッツァ。郷土料理のレストランのこと)へ。

思いがけず日本語メニューがありました。お店の人もフレンドリーでいい感じ。

「クロアチア風ハンバーグ」を注文。でも日本人的に炭水化物もあった方がいいかな…と思って、ニョッキも注文。

勝手に煮込みハンバーグ的なものを期待していましたが、普通のハンバーグでした。ただし大きさが靴の裏ほどあります。味はタマネギと肉の味がしっかり主張していておいしかったです。ニョッキもおいしかったけど、結構塩辛かった。

しかしこれにジョッキ1杯のビールで100Knは安い。

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22:00 ホテルに戻ってきました。さすがに1日31時間は疲れた。明日はザグレブ観光を1日でがんばります。  

2016-03-26

ガンパレ 聖地(中途半端に)巡礼

月曜に博多で仕事があるのですが、せっかくなので少し早めに行って観光することにしました。

といっても博多は一時別件で何度か来たことがあるので、これと言って見たいものがあるわけじゃないんだよなぁ。

…そうだ、熊本行こう。

時刻 旅の日記 写真
12:00 というわけではるばるやってきました。くまモン駅…じゃないや熊本駅。今や日本中で見るくまモンですが、さすがお膝元、侵食率半端ないです。 DSC_0161
14:30 まず最初に向かったのは、ガンパレの主人公たちが通う戦車学校が間借りしている「尚敬高校」のモデルになった「尚絅高校」です。

女子校なのでこの程度で勘弁してください。今更「ガンパレというゲームに触発されて…」って警備員さんに言っても、そんな17年も前のゲームを知っているかどうか。

ゲームでは、大通りに斜めに面していましたけど、本物はまっすぐに接していました。

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  そのすぐ近くにある、主人公たちが足繁く通う「味のれん」。以前はゲーム通りのたたずまいだったのですが、2012年頃に近代的なビルに改装されています。18時オープンなので外観だけ。

アップルパイはまだ売っている…という説もありますが。水と親父のギャグ一つ!

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15:00 少し離れたところにある、熊本市立図書館。ゲーム中ではデートスポットですね。

僕も舞に習って、高等数学の本をたしなんでみました。オイラーの公式は人類の至宝だな!

「…いい心がけだ。」
 舞は、静かに本を読んでいる。

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15:45 ムーンロード…じゃなくてサンロード新市街。

ゲームではゲーセンで、幻視技能が習得できましたね。すでにゲーセンもなくなっているので場所はよく分からないんですけど…ここかな?

階段が裏マーケットへの入り口っぽいですよね。あっちは地下への階段でしたけど。

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16:30 そして最後はもちろん熊本城決戦が行われた熊本城です。

銅像は加藤清正公。士魂号の長い頭部は、清正公の兜を模しているという説がありますね。

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  立派な天守閣です。実物は西南戦争の直前に消失してしまったので、今あるのはレプリカです。

それでも往年の勇姿を偲ぶことは可能ですね。内部は6階建てになっていて、1~3階には展示物があります。熊本城の歴史を勉強できるからいいですよ。僕がこれまで見た城の中では、大阪城の次に内容が充実していて興味深かったです。

市長「…70年も見ていた風景がなくなるんだ。
 感傷もするさ。…だが、もういい。
 どうせ西南戦争で主要な部分は壊れてるんだ。
 もう一度くらい、壊れてもいいだろう。」

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  天守閣に登ってみました。中庭を見下ろすと士魂号が見える…ような気がしますかね。

舞「我らの伝説は言う。竜はただのトカゲだが、空を飛ばねばならぬから、空を飛ぶ。
 火を吹かねばならぬから、火を吹く。
 最強でなければならぬから最強なのだと。」

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19:30 本当は15年前に来たかった…ですけど、それなりに楽しめました。
帰りしなに馬肉料理のお店で馬刺しと桜納豆をいただいて、福岡に戻りました。馬肉も新鮮で、脂も口の中でじんわり溶ける感じでおいしかったです。
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やっぱり旅行は楽しいですね。明日は福岡周りでごろごろしておこうと思います。北天神のオタク街にでも行くかな。