2022-09-21

箱根旅行 時々エヴァ聖地巡礼 その2

昨日の続きです。といってももう箱根は出ましたけど。

small worlds TOKYO

2020年にオープンした、世界最大級のミニチュア・テーマパークです。オープン当初からずっと行きたかったんですけど、ようやく来ることが出来ました。ちなみにここは箱根ではなく有明です。

入り口には人間大くらいのエヴァ初号機が待っています。初号機こんなに足長かったっけ。

内部もほぼ撮影OKなのはいいですね。平日なのでお客さんも少なく、じっくり見て回れました。

この施設の大きな特徴として、「美少女戦士セーラームーン」の街のミニチュアがあります。この手の施設でフィクションを扱っているのは珍しいですね。なおyukkun20はセラムンに詳しくないので、あまりコメントはないです…

また「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボしているので、エヴァ関係の展示もあります。エヴァってこんなにでかかったっけ?

ちなみにこのジオラマは、地上への射出シークエンスが実行されるのを見ることが出来ます。

そしてエヴァの舞台となる第3新東京市のジオラマもあります。一番下の写真はシンジたちが通っていた中学校ですね。水着の綾波いるかな?

ちなみにお金を払えば、自分のミニチュアを作成し、それをジオラマの中に置いてもらうことも出来るそうです。


というわけでミニチュア・ジオラマファンとしては一度は行っておくべき施設だと思うのですが、正直クオリティは思ったほどではなかったです。なんというかジオラマはやっぱりリアルっぽさが大事で、それは細かいディテールにこだわることでしか生まれないと思うのですが、ここの展示は全体的に大味というか、ミニチュアというより住宅模型みたいな感じがするんだよな…人間の生活感がないというか、「重み」がないというか。

あとせっかくアニメとコラボしているなら、アニメのスクショをもっと増やして、それがジオラマのどこをどの角度で見ると再現できるのか的な展示がもっとあればいいと思います。

もうちょっと頑張ってほしかったなと言うのが正直なところでした。ただやっぱり好きなアニメのミニチュアが見られるというのはかなりワクワクする体験なので、上京する機会があれば一度立ち寄ってみてはどうでしょうか。


2022-09-20

箱根旅行 時々エヴァ聖地巡礼

久しぶりに旅に出ることにしました。といっても人が大勢いるところには行きたくないので、平日ド真ん中に、ちょっと田舎っぽい温泉郷とかいいんじゃないですかね。ということで箱根に行ってきました。せっかくなので、軽くエヴァの聖地巡礼もしています。

強羅駅

スタート地点の強羅駅です。第3新東京市でモノレールが走っている「新強羅駅」のモデルですね。アニメ第1話で使徒になすすべもなく突破された強羅絶対防衛線のある場所です。

ここから箱根登山ケーブルカーに乗り、山の上へ向かいます。

早雲山駅

ケーブルカーの終着駅です。この日は霧が深すぎて何も見えない…

「くもぱん」という、蒸しパンとおまんじゅうの合いの子みたいなお菓子がおいしかったです。

ここから箱根ロープウェイに乗り換えます。

大涌谷

ご存じ大涌谷です。行ったことがない方も、このオブジェはご存じなのではないでしょうか。

地中から蒸気が上がっています。ここはシンジ君が家出をした時に彷徨っていた場所ですね。…あの世界、ケーブルカーもロープウェイも動いてないと思うんだけど、ここまで歩いてきたのか…

温泉でゆでることで、鉄分が卵の殻に付着し、黒く変色した「くろたまご」が有名ですね。しっとりしていておいしかったです。

近くには箱根の地質学について熱かったジオミュージアムがあります。

こういうジオラマ大好き。

箱根ロープウェイ

さらにロープウェイで山を越えていきます。多分右手に富士山が見えるはず…ですが霧がひどい。

芦ノ湖が見えてきました。

桃源台駅

ロープウェイの終着駅、芦ノ湖の北端にある駅です。

初号機の立像がありました。

建物もネルフ仕様。

エレベーターもネルフ仕様。

2020年に大規模なコラボがあったのですが、当時のイラストも少し残っていました。

ここから海賊船で芦ノ湖を縦断…したいのですが、時間が合わなかったのでタクシーで移動。

箱根神社

初号機がシャムシエルと戦っている時、シェルターを抜け出したトウジとケンスケが観戦していた場所です。といってもあれは公時神社という別の神社なのですが、見た目は箱根神社を参考にしていると言われています。

鳥居と長い階段が印象的な場所ですね。

芦ノ湖

ヤシマ作戦の舞台となった湖です。ここは旧箱根港あたりなので、ラミエルは左から右に向けて進んでいったはずです。

ここからバスで移動します。エヴァの初号機と弐号機を模したラッピングバスも走っていました。

箱根湯本駅

箱根の玄関口、箱根湯本駅です。第3新東京市から去ることになったシンジ君をミサトさんが迎えに来るシーンがありましたね。あの後で駅は改装されているので、今は面影があまりありません。

強いて言えばこの辺かな?

駅の階段にも綾波のポスターがありました。

えう゛ぁ屋

箱根駅に隣接するエヴァのグッズ専門店です。この店限定のグッズも売っていますよ。戦利品は後日また紹介しようと思います。

シルバーウィークでしたが、平日という事もあり人通りも少なくかなり快適でしたね。行列に並ぶこともなく、人混みに紛れることもなく、ゆっくり観光を楽しむことが出来ました。


2019-09-21

イタリア旅行10日目 いつかイタリアの他の都市にも行きたい

時刻 旅の日記 写真
0:30 起床。すぐに朝食です。オムレツとポテトフライですが朝からそんなに食欲は出ない…
2:00
→9:00
関西国際空港に到着。心配していた台風の影響もなく快適なフライトでした。ということでイタリア旅行、無事完了!  
 

今回の戦利品

  • 記念メダル10種
  • プレスコイン2種
  • 古代貨幣のレプリカ2種
  • ベネチアンガラスの置物

今回も記念メダルが豊作でほくほく。

というわけで総評。

  • 食事はやはり今まで行った国の中でもおいしかった。イタリア、ギリシャ、クロアチアと言った地中海沿岸はやはり食に対する熱意があります。
  • 芸術面では正直ローマもバチカンも思っていたほどのインパクトはなかったです。フランスの方がそういう意味では教会美術も一般美術も発達しているように感じました。
  • ただやはりローマ帝国から連綿と続く歴史の重みは他の国にはないもので、それだけでも行ったかいがありました。
  • ローマのホテルはかなり最悪だったので、もう一度行くならきちんとお金を出してでも5つ星ホテルに泊まりたい。
  • 青の洞窟のシステムは本気で改善希望。
  • フィレンツェ、トリノ、サルデーニャなど行けなかった都市も多いので、イタリアには再訪したいです。

2019-09-20

イタリア旅行9日目 免税手続は時間が読めないのが困ります

時刻 旅の日記 写真
5:30 起床。心配性なので早めに空港に着きたい派です。  
6:15 出発。Ottavia駅から地下鉄A線でテルミニ駅まで行き、そこから空港直行線に乗り換えます。空港直行線(レオナルド・ダ・ビンチ号)は1時間に3本出ているので便利ですね。  
6:30 駅の券売機で切符を購入。自分の前に並んでいた女性が切符を買うのに迷っていたので、近くのおじさんが助けていたのですが、無事切符を買うと「お駄賃くれ!」って言ってました。その女性はちゃんと断ってましたが。
こっちにも手を出そうとしてきたので、No thank youで事なきを得ました。ヨーロッパはこういう人が多いから困る。
 
6:50 無事列車に乗れました。14ユーロ。ほかの電車と違って、降車時にも切符が必要なので気をつけましょう(イタリアを含めたヨーロッパは、大抵改札を出る時には切符不要)。  
7:30

フィウミチーノ空港

正確には「レオナルド・ダ・ビンチ空港」ですが、一般的には地名でフィウミチーノ空港と呼ばれています。イタリアの中心空港だけあって大きいですね。

 

ここでターミナル1でTax Refundをする方法を紹介します。ターミナル3は普通にグローバルブルーの窓口などで手続をすればOKです。ちなみに商品を預け荷物に入れる場合です。手荷物に入れる場合は、普通に検査場を通り、その向こうにあるグローバルブルーの窓口などに行きましょう。

  1. チェックイン窓口に行き、チェックインします(事前にオンラインチェックインしていても同じ)。預け入れ荷物のチェックを受け、宛先の札を貼ってもらいます。
  2. 係員さんにTax Refundをしたいことを告げると、荷物を返してくれます。
  3. 49番窓口(だったはず)のとなりにある「CUSTOM」という表示がある窓口に行きます。「パスポート」「搭乗券」「チェック済みの預け入れ荷物」「手続用書類」を揃えて提出。
  4. 税関がそのまま荷物を預かってくれ、手続用書類にスタンプを押して返却してくれます。
  5. 窓口の左後方にTax Refundの窓口があるので、そこで必要事項を先ほど返却してくれた書類に必要事項(カードに返却を受ける場合はカード番号等)を記入して提出します。

これで完了。返ってくるのが数千円でもうれしいものです。

 
8:20

マクドナルド

とりあえず朝食。マックは注文に迷わなくていいです。

10:30 10分遅れましたが無事離陸。  
11:40 短いフライトですが軽食が出ました。飛行機では冷たくて酸味のあるものが飲みたくなるので、大抵オレンジジュースを注文します。
13:10

アムステルダム空港

乗り継ぎのアムステルダム空港に到着しました。お土産屋はゴッホとフェルメールとミッフィーで埋め尽くされています。わかりやすい国ですね。いつか観光に来たいものです。

でも本場のミッフィーは微妙に日本のと顔が違うような。

14:45

こちらは定刻通りに離陸。カプリ島観光で一緒になったおばさま方が、行きの飛行機で見た「翔んで埼玉」が面白かったのでぜひ見るように勧めてくださったので視聴(なんちゅう会話してるんだ)。

  • 埼玉ディスりと見せかけた巧妙な群馬ディスりに(笑)
  • GACKTの高校生役で(笑)
  • 埼玉愛に感動した!今度からは「大学は東京に通ってました!(住んでたのは埼玉だけどな)」の()内もきちんと声に出すことを誓います!(笑)
  • 与野は引っ込んでろ(笑)他に名物はないのか(笑)
  • 埼玉ポーズ初めて知った(笑)

というまごうことなき(笑)映画でした。

16:15 食事。なんととんかつとご飯だー!ありがてぇありがてぇ。
  それからしばらく「蒼き翼のシュバリエ」をプレイ。今ちょうど中盤当たりですかね。毎回ボスは初見でボコられ、きちんと作戦を練れば突破できる程度の難易度になっているのは素晴らしいですね。そうこうしているうちに眠気が…  

2019-09-19

イタリア旅行8日目 子供のころの夢がまた一つかないました

時刻 旅の日記 写真
7:00 起床。やはり悔いを残したくないので、早起きしてサン・ピエトロ大聖堂へ行こうと思います。
よく考えたら、歩いて国境を越えるのってこのたびが初めてのような気がします。飛行機、船、バスなどはありますけど。
 
7:40

サン・ピエトロ広場

昨日とは打って変わって人がいません。ただし入場ゲートでは手荷物検査があるので、100人近い人が並んでます。まあこのくらいなら余裕でしょう。昨日は数百人レベルでしたからね。

7:55

サン・ピエトロ大聖堂

無事敷地内に入れました。ここは聖堂なので入場料はありません。


 

さて、さっそく内部を見学してもいいんですが、日本語のオーディオガイドは8時30分にならないと借りられないので、先にクーポラ(大聖堂のてっぺんにあるドーム状の部分のこと)に登りましょう。

とはいえ最高部の高さは約120メートル。ビルで言えば40階建てに相当します。歩いて登れるわけがないですよね。エレベーターは…

 
 

(日本語訳)

エレベーターで登る:階段320段 10ユーロ
歩いて登る:階段551段 8ユーロ

エレベーターなのに階段320段とかふざくんな!人間が歩いて上れる距離じゃねーぞ!エレベーターでショートカットできるのせいぜい17階分じゃん!あと23階徒歩で上るとか死ぬわ!

  まあ登るけど。とりあえずドームの下まではエレベータであっという間でした。ここからでも天蓋部分の天井に描かれたフレスコ画を存分に楽しむことができます。そして真下の大聖堂を見るとなかなか壮観(3枚目の写真は視界が悪いですが、転落防止用の金網があるからです)。
それはさておきここからが本当の地獄だ…


 

本当に死にそうになりながら、最後は這うようにして登り切りました!自分で自分をほめてあげたいです(普通に60代くらいの夫婦が登ってきてましたけど)。これだー!この景色が見たかったんだー!調子に乗ってパノラマ写真まで撮っちゃうぞー!

良かった。本当にここまで頑張ったかいがある、それだけの価値がある景色でした。高校生の時に世界史の授業でサン・ピエトロ広場の写真を見た時、その構造に感動してノートによく模写をしてました。ヴェネツィアといい、ローマといい、子供のころテレビや本で見ただけの場所に、自分が実際に立っているというのは旅の醍醐味ですね。





 
8:45 帰りのことを考えるとものすごく暗い気分になりましたが、意外と下りはあっという間でした。いい時間になったので聖堂内に入りましょう。ちなみにオーディオガイドは15ユーロ。ほかの美術館の入場料並じゃん!
8:50

柵があって遠くからしか見えないんですが、かの有名なミケランジェロの「ピエタ」です。これ作ったのミケランジェロが20歳のときらしいですよ。天才か。(天才です。)

昨日と今日(この後)で2度この像のレプリカを見たのですが、それは見ても何も感じませんでした。でも本物には明らかに異なる「凄み」があるッ!と思いました。本当に。もっと近くで見たかったです。


  聖堂の中はもう豪華絢爛で何が何やら。さすがカトリックの総本山。中世にこれを見せられた人たちはたまらなかったでしょうね。















10:00 見学終了。近くのお土産物屋を物色し、昨日も通ったサンタンジェロ城の近くまで行きます。一本西の橋から眺めると、きれいにサンタンジェロ橋が見えますね。このアングルだとディアボロが浮浪者に刺された下水道(橋の手前向かって右岸にあるはず)は、実際には存在しないことが分かります。
12:00

bottega PORTICI

その後バスに乗りテルミニ駅へ。ここは1階と地階がショッピングモールになっており、2階はフードコートになっています。買い物を一通りして腹ごしらえ。トマトとルッコラのニョッキです。パスタってなんで形が違うだけで味も違ってくるんだろう。

12:45

サンタ・マリア・マッジョーレ教会

4世紀に建てられた、テルミニ駅近くの大教会。ここも手荷物検査があります。

サン・ピエトロ大聖堂と共にローマの四大聖堂に数えられるだけのことはあります。こちらも荘厳でなんかもう言葉もないわ。入り口のすぐ上にあるステンドグラス(3枚目の写真)が有名です。






14:30

ボルゲーゼ美術館

ボルゲーゼ公園(6日目に紹介した、ジョルノたちがチョコラータと戦った場所)の中にある美術館です。ここも美術史的には非常に重要な場所なのですが、なんと完全予約制です。yukkun20は日本で予約しました。

予約方法についてはネット上でご検索を。当日ですが、まずチケットセンター(中央下に見える穴のような入り口の中)で予約した際のコードを伝えます(yukkun20はコードが記載されたメールをプリントアウトしていきましたが、実際はスマホの画面などでメールを示せば問題ないはずです)。するとその場で入場券に引き換えてくれます。あとは指定された時間になったら、入り口(写真中央下の階段の上)から入りましょう。チケットセンターのすぐそばには喫茶とショップもあります。





 

中のメインはやはりカラバッジョの絵でしょう。


 

またベルニー二の彫刻もたくさんあります。

ベルニーニはダ・ビンチ、ラファエロ、ミケランジェロといった巨匠たちの存在がでかすぎて日本ではあまり知られていませんよね(yukkun20が無知なだけかも知れませんけど
でもローマのいろんな博物館をめぐると、山ほど大理石像があるのに、時折異常なクオリティを放つ作品があるんですよ。それほとんどベルニーニの作です。

写真1枚目の「真実」、3枚目の「ダビデ」もなかなかですが、2枚目の「アポロンとダフネ」がすごすぎます。大理石じゃなくて粘土で作ったって言われた方がよほど信じられる。アポロンに迫られたダフネが月桂樹に姿を変えるシーンなんですが、ダフネの髪先や指先どうやってつくったんだ…



16:30 今度はスペイン広場に戻って買い物。おおむねお土産を買い終わりました。  
18:30

Sofia場所

スペイン広場の南にある、ちょっといい雰囲気のリストランテ。ここだけは日本で予約していきました。店員のお嬢さんがすごく気の利く方で、料理もさることながらサービスの点でもおすすめです。

 
 

1皿目はタコの何とか(ポルポ(タコ)は読めたけど調理法は読めなかったよ…)。タコがめちゃくちゃ柔らかく、日本でも食べたことのない舌ざわりでした。多分箸でも普通に切れる。

2皿目はアマトリチャーナ。この店の名物だそうです。実際にはカルボナーラを勧められたんですが、元々アマトリチャーナが食べたくてこの店を予約したので、固い意思でこっちを注文しました。ベーコンがカリカリでおいしい。

3皿目はホワイトチョコのムース(パッションフルーツソース)です。ムースの甘みとソースの酸味がマッチしていいですね。



20:00 これでイタリア旅行も終了です。明日は機中泊なので、更新はお休みします。では無事に飛行機が日本に着いたらまたお会いしましょう。  

2019-09-18

イタリア旅行7日目 (旅の)終わりじゃないのに(巡礼は)終わり

時刻 旅の日記 写真
6:00 起床。夜が明け始めたところですが、今日は早く出かけます。目的地はバチカン市国!このためにバチカン近くのホテルを予約しましたからね。なお外国扱いですが、ローマから入国するのにパスポートは不要です。  
7:00

バチカン美術館

歴代法王の収集したコレクションを楽しめる美術館です。9時開館なのですが、激烈に混むらしいので、開館約1時間前には入れるツアーに応募しました。おかげでほぼ1番乗りに近いタイミングで入ることができました。日本語のオーディオガイドもありますし、半日かけてじっくり見たいですね。

8:00

システィーナ礼拝堂

とりあえず館内の見学はそこそこに、順路の真ん中辺にあるシスティーナ礼拝堂に直行します(礼拝堂の開場は8時なので注意)。ここは撮影禁止なので写真はありません。そんなわけで代わりに日本の「大塚国際美術館」にあるレプリカの写真をお楽しみください(実際はもう少し暗い部屋なのでここまではっきりとは見られません)。

天井と壁にはミケランジェロのフレスコ画が所狭しと描かれています。「最後の審判」「アダムの創造」など、美術史の教科書でしか見たことのない絵が圧倒的なスケールで描かれていました。特に「最後の審判」は、遠くから眺めていると今にも動き出しそうな躍動感にあふれています(キリストの周囲の人間たちが時計回りに動いているように見える)。芸術に疎いyukkun20も正直感動。あと「アダムの創造」の神様の背景は、人間の脳みそを表している説は夢があっていいですよね。

ポルポも見られなかったこの名画を楽しめただけでも来たかいがあったというものです。

 

あとは順路通りに、オーディオガイドを聞きながら進みます。

  • エジプト博物館(撮影禁止なので写真なし)
  • キアラモンティ博物館
  • 松かさの中庭…アウグストゥスの像は教科書によく出ますね
  • 新館


 
  • ピオ・クレメンティーノ博物館
  • エトルスコ博物館…当時の先進文明エルトリア文明の発掘品
  • 燭台の回廊…比較的価値が低い美術品の保管場所、売買の対象になっているものもあるそう
  • タペストリーの回廊



 
  • 地図の回廊
  • 無原罪の間
  • ラファエロの間…「アテネの学堂」は絶対チェックしたいですね
  • ボルジアの居室



 
  • 絵画館…1枚目の写真の「ピエタ」はレプリカです。本物は隣のサン・ピエトロ大聖堂にあります
10:20 がっつり楽しませてもらいました。ただ帰り際に再度システィーナ礼拝堂に寄ったのですが、今日はそんなに混んでませんでしたね。  
10:30

Ristorante Cucina Italiana

ヴァチカンのすぐ外にあるリストランテで昼食。ボルチーニのリゾットです。このボルチーニ、めっちゃ出汁が出ていてすごいうまみでした。そりゃナランチャも死亡フラグ立てるわ(あれはピザでしたが)。

11:10

続いてバチカン市国にあるカトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂へ…と言いたいところですが、こっちは比較にならないくらい混んでますね…奥の方の人混みが全部待機列のようです。昨日今日と歩き通しですでにHPバーが赤くなってるのでここは勇気ある撤退…!しかしここまで来てサン・ピエトロ大聖堂をスルーするのはなぁ…

ネットで調べたところによると早朝はすいているそうです。よし、明朝行きましょう。

11:20 ヴァチカンから東にまっすぐ延びる道を進みます。
11:30

サンタンジェロ城

歴代ローマ皇帝の聖廟です。サンタンジェロとは「聖天使」のこと。6世紀にペストが大流行した際、この城の上に天使が表れて病を払ったというエピソードによるものです。

原作でジョルノの母が結婚式を挙げたシーンの背景になってましたね。以前述べたとおり、アニメではナポリの卵城に変更されていました。

11:35

サンタンジェロ橋

いよいよ聖地巡礼も最後です。この橋の手前でジョルノたちとディアボロの最終決戦が行われました。

※2、4枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第36話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)




 

ブチャラティがレクイエムを完全に破壊し、昇天した際に移りこんでいたのは橋の一番手前左側にあるこの像でしょう。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第37話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

そしてディアボロはここからテヴェレ川に落下しました。今でもこの橋げたの近くで死に続けているのでしょうか。

…というわけで無事最終決戦までたどり着けたので、これで聖地巡礼はおしまいです。カプリ島の一部やサルデーニャ島など行けなかった場所もありますが、ジョルノたちが身近に感じられて楽しかったです。また帰国して総括しますね。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第38話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


12:10

最高裁判所

ローマは最高裁もおしゃれですね…いつかこういうところで弁論をぶってみたいものです(日本の最高裁の法廷にも立ったことないのに

12:15

ナヴォーナ広場

美しい噴水のある広場。噴水はナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川を擬人化しているそうです。3人は分かるけどラプラタ川ってどこの子?


12:20

サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会

広場のすぐ東にある教会。カラバッジョの「聖マタイの召し出し」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」の3作が礼拝堂に飾られています。

「聖マタイの召し出し」(3枚目の写真の左側の絵)は、光の描写が強烈な印象を与えます。また右側に配置されたイエスとペテロは1世紀当時の服装をしているのに、左側に配置されたマタイたちは、絵が描かれた中世当時の服装をしているという面白い特色があります。




12:30

パンテオン

高さ40メートル以上を誇る巨大なローマ建築。まったくギリシャのアテネに対抗したのか、わざわざこんなでかいコンクリート建造物を建てて…え?これ2世紀に建てられたオリジナルなのにコンクリート製?マジで?ローマ人怖い。

もとは神殿でしたが、現在ではラファエロやヴィトーリオ・エマヌエーレ2世の墓などがあります。


12:40 そのすぐ南東にあるサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会も見学したかったのですが、残念ながら何かの重要行事があるらしく本日は閉鎖中でした。
13:00 これで観光も一通り終わり。あとはお土産を買いにショッピングします。ポポロ広場とスペイン広場の間がいろんなお店があってよさげでした。  
15:40

Il Melarancio場所

ローマ名物ティラミスを食べるの忘れるところでした。甘さも控えめだし何よりホームメイドなのでクリームが新鮮です。

16:10

サン・ジャコモ・イン・アウグスタ教会

町中にあるバロック様式の教会。


18:00 お店を回っているうちに完全にグロッキーになりホテルへ。お土産買う人あと半分残ってるけど、明日のyukkun20にご期待しておこう。  
19:30

Calabascio

2日前にも行きましたが、店員さんの愛想がよかったのでリピート。

  • トマトのブルスケッタ…3ユーロだから大した料理じゃないだろうと思ってたらこれだよ(焼いたフランスパンの上に生のトマトがのっかってます)。たっぷりのオリーブオイルと黒コショウをかけるとめちゃうまいです。地中海はこれでないと。
  • クルマエビのスパイシートマトソース煮…大きなエビが6匹も入っていましたが、トマトのうまみと唐辛子の辛みであっという間にペロリ。このお店は海産物が名物なのですが、さすがの味です。しかし20ユーロはちょっと高いな。
  • パンナコッタ…店員さんおすすめのデザート。お店で作っているそうです。めちゃなめらかで今までに食べたパンナコッタの中でも一二を争うおいしさでした。


20:20 ホテルに帰りました。いよいよ明日はローマ滞在最終日。買い物がメインですが、もうちょっと観光も頑張ります。そろそろ左足首が死にそうです。  

2019-09-17

イタリア旅行6日目 「ローマ」を支配するには貧弱な者ではつとまらないッ!!

時刻 旅の日記 写真
6:50 起床。ちょっと頭痛がするのでロキソニンを服用したらすぐ治りました。  
7:30 出発。最寄りのOttaviano駅から、昨日乗ったFlaminio駅に移動します。駅にこんなポスターがありました。みんなマリオ好きだなぁ。いや、イタリアだからか?
7:50

ボルゲーゼ公園

原作でジョルノとミスタがチョコラータと戦った場所。原作には地図が乗っているので間違いないんですが、ここからセッコとブチャラティが戦った地点まではかなり離れている(徒歩30分程度)ので、アニメ版では位置が修正されていたようです。
実際には森があるだけで塔もないですしね(原作によると、2枚目の写真の道路の突き当りが戦闘場所)。

※3枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」17巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)



8:00

ポポロ門

ローマの北玄関。ローマ帝国全盛期から門がありましたが、現在の形になったのは、17世紀に改宗したスウェーデン女王を迎えるためだとか。

8:00

ポポロ広場

ポポロ門をくぐった先にある広場。中央には巨大なオベリスクが立っています。これは5000年前にエジプトで作られたオリジナルで、紀元前1世紀にアウグストゥス帝がエジプトとの戦勝記念に持ち帰ったものです。それ以来2000年ここにあるそうです。スケールがでかすぎて何が何やら。

南には双子教会といわれるそっくりな教会もあります。



8:30

サンタ・マリア・デル・ポポロ教会

14世紀(たしか)に建てられた聖マリアを祀る教会。現在改修中ですが中は見学できます。


 

教会内にある、ラファエロが設計した礼拝堂(礼拝堂っていうのは、教会の左右に設けられている、一段引っ込んだスペースのことです。貴族やお金持ちが作らせた個人用の礼拝スペースです)。

天井の絵はラファエロ作ですが、彼は完成を見ずに亡くなったため、そのほかの絵は他の人が描いています。


 

通称「カラバッジョの礼拝堂」。カラバッジョは写実的な画風を遠く意図したラファエロより少し後の画家です。その作風は当時は受けなかったようなのですが、現在は人気のある画家の一人です。

上の写真左が「聖ピエトロの逆さ磔」、下の写真右は「聖パオロの改宗」。その間の絵は別の画家の作品です。


9:15

ピンチョの丘

ローマは7つの丘の上に広がる街ですが、その丘の一つ。ポポロ広場から、バチカンを真正面に見ることができます。スウェーデン女王はポポロ門をくぐり、ポポロ広場を左折し、この道を通ってバチカンに行ったわけですね。

 

しばらく歩きます。

  • Villa Medici…メディチ家の別荘。
  • トリニタ・デイ・モンティ広場…ルイ12世が建てた教会前の広場。

9:40

スペイン階段/スペイン広場

「ローマの休日」で有名な階段と広場。座ってジェラートを食べたいところですが、現在は飲食どころが座ることも禁止で、写真撮影のためだろうと座ったとたんにお巡りさんが飛んでくるので要注意。

下から見上げると階段が優美なラインを描いていて、人気があるのもうなづけます。



 

広場の名前のもととなったスペイン大使館。実は在イタリア大使館ではなく、在バチカン大使館なのです(バチカン市国は狭すぎて大使館を置けないため)。これ豆な。

日本大使館もローマに2カ所あります(在イタリア大使館と、在バチカン大使館)。

10:10

トレヴィの泉

18世紀に完成した巨大な泉。水の供給という実用目的と、観光スポットづくりという目的が見事に融合した傑作です。なぜかこの日は規制で泉には近づけませんでした。

  ここで休憩。ジェラートを食べてから、泉のはす向かいにある教会を見学。
10:40

散策再開。

  • バチカン所属の神学校
  • 旧ヴェネツィア大使館…第2次世界大戦ではファシストの本拠地でした

10:50

ヴェネツィア広場/ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

イタリア統一を記念して作られた記念堂と、その前の広場。記念堂は思った以上にでかく、これ景観的にどうなの?と思いましたが、建設当時も「入れ歯」というあだ名で馬鹿にされてたようです。

向かって左の道はコロッセオにつながっています。ブチャラティがセッコに追いつかれて戦ったのがこの辺です。ブチャラティは地中に戻ってコロッセオに向かいましたが、我々は向かって右へ向かいます。

※3枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第32話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



11:05

ローマ市庁舎

ミケランジェロが設計した階段をのぼり、設計したカンピドーリオ広場を抜けると市庁舎です。中央に立つ騎馬像の前に、小さい鋲が打ち込んであります。これがローマの中心地点です。

向かって左をすり抜けて進みます。



11:15

フォロ・ロマーノ

紀元前8世紀にローマが建国されたとき、中心は別の丘(1枚目の写真の奥に見えている丘)にありましたが、紀元前1世紀にカエサルがここに都を築きました。ローマの外(フォロ)に作ったのでこの名前になっています。

左手前の凱旋門は3世紀のもの。その裏には元老院(3枚目の写真)があります。元老院の手前に茶色いでっぱり(高台)が見えますが、ここから市民に元老院議会で決定したことを告知したようです。



  きっとカエサルもこの道を歩いたんでしょうね。歴史の重みを感じます。

  カエサルが火葬に付された場所。
12:00

コロッセオ

いよいよローマ観光のハイライト、コロッセオです。入り口は長蛇の列でしたが、ツアーなので並ばず入場OK。皆さんも行くときは絶対ツアーがおすすめです。

 

現在は閉鎖されているため外に出ることは出来ませんが、シルバーチャリオッツ・レクイエムが出て行った出口。

つまりその反対側でナランチャは…あいにく鉄柵はありませんが、位置的にはここと思われます。

※2、4枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第35話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)




 

こちらはコロッセオの内部。現在も発掘が進んでます。またぞろなにかでそうですね。柱の男とか。

ちなみに2枚目の写真撮影位置が、ジョルノたちがブチャラティ(の肉体)を発見したあたりと思われます。

※3枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第33話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)

※4枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」16巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)





 

先ほどの2枚目の写真の撮影位置を2階から見たところ。ナランチャがエアロスミスを出しながら、ポルナレフの死体を確認したのはたぶん中央の壁の上。

※3枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」16巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)


  その場所から外を眺めます。現在工事中ですが、ブチャラティとセッコはその道路を進んでここまで来たので、ポルナレフはこの位置から外を見張っていたはず。ちなみに今はここにお土産屋があります。
 

さらにそのすぐそばに階段があります。ディアボロがポルナレフのところに来た時に使った階段でしょう。「俺が上、貴様が下だっ!」

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第33話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


  外に出ました。ここも閉鎖されてますが、ジョルノたちがコロッセオに入ったのはこの入り口でしょう。2枚目は2階内側からその入り口を見たところです。
 

こちらはコロッセオと地下鉄駅の間の交差点。地下鉄改修工事中のためわかりにくくなってますが、ブチャラティがドッピオと一緒に渡ろうとした道路だと思います。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第33話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

ブチャラティがセッコを倒した場所。地下鉄の駅前です。アニメと同じく近くに売店があり、記念メダル売ってました。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第32話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


13:30

それではここからはレクイエムの行方を追ってみましょう。まずレクイエムはこの凱旋門を通って外に出ました。

※1枚目の画像はデジタルカラー版「ジョジョの奇妙な冒険 PARTE5 黄金の風」17巻より引用(荒木飛呂彦©LUCKY LAND COMMUNICATIONS)

※3枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第35話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



 

そしてこの通りをまっすぐ進んでその先を右折し…

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第35話より、2枚目の画像は第36話より、引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)




  さらにこの通りを直進して…
  行き止まりの先がローマを二分するテヴェレ川です。ここを右折して北上して行った…のですが、レクイエムに追いつく前にyukkun20の貧弱な体力が切れてしまったのでここで断念します。どうせこの後ディアボロが追いつくまで大きなイベントないし(おい
14:00

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会

教会の名前はぴんと来ないかもしれませんが「真実の口」と聞けば知らない人はいないでしょう。特にジョジョファンなら。もちろん手を突っ込んできましたがスイッチはなかったorz


15:00

Omnia Service

さらにてくてく歩いてヴェネツィア広場に戻り昼食。暑いし疲れたし、さっぱりしたものが食べたかったのに注文をミスってチーズの濃厚なパスタが来てしまった。水と合わせて13ユーロ。

15:40

カピトリーニ美術館

市庁舎のすぐ横にある、世界最古の美術館。16ユーロと入場料はかなり値が張りますが、ブロンズ像や大理石像、中世絵画など見ていて飽きません。yukkun20も1時間かけてゆっくり見学しました。4枚目の写真は、視聴者の前にあったブロンズ像のオリジナルです。

本館(入口のある館)が地上3階まであるのですが、先に地下を見学するとそのまま出口に流されてしまうので要注意。本館地上階→本館地下→市庁舎地下→別館が正解。






17:10 コロッセオ駅に向かう途中、遠くにミリツィエの塔が見えます。ジョルノがチョコラータの乗ったヘリを固定した塔ですね。明日近くに寄れたら写真撮ります(※結局行きませんでした)。
17:50

テルミニ駅

ローマの中央駅。最終日はここから空港に行くので下見。

1階には大きな本屋がありました。日本語(中国語か?)で「入口」って書いてます。…これ「入口」じゃなくて「スロ」だ。

18:30 テルミニから地下鉄A線でホテルに戻りました。今日1日で5~6キロは歩いたのでさすがに疲れました…だんだん無茶がきかなくなってる気がする。  
19:30

Raging Bull

ホテル近くのレストランで夕食。「カンパリ・スプリッツ」というお酒(さっぱりして飲みやすい。イタリアではおなじみの酒)と、ミートボールとトマトのスパゲティを注文。そろそろパスタも飽きてきましたが、心の中のルパンⅢ世(宮崎駿版)がこれを食べろとうるさかったので。


20:20 ホテルに戻りました。明日はバチカンに向かいます。  

2019-09-16

イタリア旅行5日目 ポルポの遺産を狙え!(狙わない)

時刻 旅の日記 写真
7:50 起床。体力と気力も充実してるし、今日は頑張ります。
…と思いきや日本から仕事メールが来ているので慌てて返信。…今日日本では休日だよな?
 
8:40 朝食。水っぽいものばかりですが今日は船に乗るので固形物はちょっと。
一番下のはババというナポリの名物お菓子です。ケーキをお酒に付け込んだような感じ。
10:00 今日の「カプリ島 青の洞窟ツアー」の集合場所(昨日と同じ場所)に到着。ところがまだ日本人が二人来てないそうです。おかげで乗る船を一本遅らせることに。ちっ、これだからツアーは嫌なんだよ。
ちなみに遅れてきた二人から聞いた遅刻理由は、「9:30から開くブティックで買い物してたから」でした。ありえなーい!(怒
11:10 到着した高速艇でカプリ島へ出発。カプリ島はナポリからも姿がはっきり見えますが、高速艇でも50分ほどかかるそうです。  
  船の中はこんな感じ。結構揺れます。ただしここで酔っているようではこの後のたびに到底耐えられないと思いますので、ダメだと思った場合は途中離脱も視野に入れるべきだと思います。yukkun20は非常に船酔いしやすい体質なんですが、酔い止めをがっつり飲んできたので万事OK。のはず。
12:00 無事カプリ島に到着。すでに予定が押しているので、さっそく青の洞窟への小舟(約20人乗り)をチャーターします。こういう時ガイドさんがいると本当助かりますね。
12:30 目的地の洞窟前までは20分ほどです。すごい揺れます。酔い止め飲んでていてもこれはきつい。そして洞窟は先着順なので、そのまま洋上で順番が来るまで待たされます。

イタリア人ってバカなの?死ぬの?なんであらかじめ陸で順番決めておいて、それに合うように現地に向かうシステムにしないんだよ!今日はそんなに混んでないのに1時間半待たされたんですよ!夏場の繁忙期は炎天下で3時間待たされることもあるそうですよ!何考えとるんじゃい!(船酔い気味なのでかなり切れてます



13:50

青の洞窟

さらに手漕ぎボートに乗り換え、洞窟へ。確かに内部はため息が出るほど美しい…です。てっきりラピスラズリのような鉱石が影響しているのかと思ってましたが、純粋に水と光だけでこの色ができてるんですね。大自然って素晴らしいわ。あとボートの船長さんが日本人向けのサービスなのか、ずっと「日本ガンバレ!」って言ってたのが気になった(笑)

14:20 楽しい時間はあっという間に終わり、帰港。まだまだ予定が押しているので急いでレストランに向かいます。写真は島の上の方へ続く道です。ミスタがサーレーと戦った道路はこの先だと思われます。
14:30 本日のランチ。ペスカトーレのリゾットと白身魚のソテー。ペスカトーレは海の幸てんこ盛りでおいしかったです。パスタもいいけどリゾットもやはりいい。
15:00

マリーナ・グランデ

ミスタとジョルノが先行して上陸したあたりから撮影。写真の左端に監視小屋があるはずですが、実際にはありませんでした(それっぽい建物はありますが)。

3枚目は監視小屋のあたりからジョルノが無線通信をしていた場所を見てます。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第7話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



  しかしカプリ島はリゾート地だけあって風光明媚ですね。時間があればフニコラーレで中心部にある町まで上がり、公衆トイレを拝んでおきたかったんですが、今日は時間がないのでここまでのようです。またいつか来たいですね。青の洞窟はもういいです。
15:25 高速艇でナポリに戻り、そこからはバスでローマに向かいます。いよいよ旅の終着地が見えてきました。  
17:45 途中休憩。ドライブインみたいなところです。日本人観光客の定番休憩所なのか、日本語のポップがあったり試食コーナーがあったりとにぎやかです。パスタと混ぜるだけでペペロンチーノができる「スパゲティふりかけ」をお土産に購入。  
19:30 ローマに到着。近くにあるfuraminio駅から地下鉄A線に乗り、Ottaviano駅で下車。今日のツアーのガイドさんと同じ電車になり、いろいろお得な情報を教えていただきました。  
20:05 Ottaviano駅でブラピの新作映画のポスターを発見。あのアニメを見てた人ならどういう意味のタイトルかわかりますよね?
20:15

Orange Hotel

今回唯一自分で指定したホテル(あとのホテルは旅行会社の選定)で、バチカンにほど近い4つ星。値段もこれまでのホテルの中では一番ですが、設備的には最悪です。
めちゃくちゃ狭い。そして部屋にはミラーボール、ガラス張りのシャワー、ホテルの案内表示にこの部屋だけ「LOVE」という文字が。…こ、これはラブホ(以下略←略せてない
しかも隣がバーなので、夜中まで音楽やら人の騒ぐ声やらが筒抜けです。くっ、ここで4泊もするのか…

20:30

Calabascio

ホテルのすぐそばにあるイタリア料理屋さん。日本語のメニューがあり、店員さんも日本語で歓迎してくれます。店内も明るくてきれいなんですが、空調が弱いため、この季節だと外の方が涼しい。

 

ホワイトビーンズのスープ。メニューにはムール貝のスープがあったのですが、それは今日はやってないということでこちらに。トマトのうまみが効いてます。

2つ目はアマトリチャーナ。ローマ名物です。ワールドトリガーファンとして押さえておかないといけませんからね(雨取ちゃんに王子がつけたあだ名が「アマトリチャーナ」だから)。


21:45 ホテルに帰りました。明日はローマ市内を見て回り、聖地巡礼もほぼ完了する予定です。  

2019-09-15

イタリア旅行4日目 鏡に「中の世界」なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから

時刻 旅の日記 写真
8:00 起床。今日もすっきりとした目覚めです。  
8:30 ホテルで朝食。昨日のホテルよりはグレードが高い感じです。まあシリアルですけど。
9:00 出発。ナポリ中央駅から地下鉄1線に乗り、Municipio駅で下車します。その先にあるベヴェレッロ埠頭が今日のツアーの集合場所です。  
9:30

ベヴェレッロ埠頭

ブチャラティたちがカプリ島にわたるために船を借りた港です。位置関係的に3枚目の写真の手前の建物がそれっぽいです。でも入り口は裏側(4枚目の写真)にあるんだよな。

ちなみに今日の目的地はカプリ島ではありません。

※2、5枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第5話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)





  ここが集合場所のpicnic snack barです。みゅうのツアーではよく集合地点になるので覚えておきましょう。実際にはその西側にある待合所が集合場所になります(行けばすぐ分かります)。
10:20 ガイドさんと無事合流し、ここからバスで郊外に出ます。  
11:00

ポンペイ遺跡

ナポリから高速道路を走ること30分ほどのところにある、超有名な古代遺跡です。約1900年前に火山の噴火で一瞬にして滅亡しましたが、そのおかげで古代の暮らしを今に伝える貴重な資料となりました。当然観光地兼考古学上の重要地として保護されています。

ジョジョ的には、ジョルノたちがボスの指示でカギを取りに来た場所、そしてイルーゾォと死闘を繰り広げた場所でもあります。フーゴ(というかパープル・ヘイズ)唯一の見せ場ともいう。

11:15

マリーナ門

ポンペイの街の西端にある門。今では内陸部にありますが、当時はここまで海が迫っていたそうです(だから「マリーナ」)。

ジョルノたちはこの辺りまで車で直接乗り付けていましたが、ここはすでにチケット売り場を越えた中なので、実際には絶対車では入れません。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第12話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


  マリーナ門からフォロ(町の中心の広場)までは一直線です。きちんと車道と歩道が区分され、両側の歩道をつなぐ横断歩道もあるなど、非常に高度な文明をうかがえます。
ちなみに石畳の石がでかいのは、奴隷制度があった証拠だそうです(奴隷でないとこんなでかい石運んでられないので)。
11:25

フォロ

当時の中心部で、奥の方にヴェスピオ火山が一望できます。もとは富士山のようなきれいな山でしたが、数度の噴火で真ん中部分がえぐれ、2つの小高い山になったそうです。

フォロの入口にあるケンタウルスの像もアニメに登場しました。これは当時のものではなく現代芸術だそうです。鍵の場所へはここを左折しますが、ガイドさんに導かれてちょっと寄り道。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第12話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



  これは井戸です。女神の口から水が出る仕組み。鉛の水道管が町を通っていました。健康には悪そうですが、当時の文明には本当に驚きます。
  町や家の壁は漆喰で覆われ、そこに色が塗られていたそうです。今は漆喰が落ちて石がむき出しですが、きれいな街だったんでしょうね。
  道も広く、風が気持ちいいです。
  ローマ皇帝に犠牲をささげるために用いられたと思われる祭壇です。当時は皇帝崇拝が普通に行われていましたからね。
  再びフォロへ。写真の奥の方(日陰になっている当たり)は当時の倉庫ですが、現在も発掘品の保管庫に使われています。
火山灰に埋まっていた人の遺体が消失してできた空洞に、石膏を流し込んで型取りした石膏像があり、当時の生々しい恐怖を感じます。


  パン屋のかまどに石臼(上から小麦を入れ、真ん中の穴に棒を通して回し、下から小麦粉が出てくる。元は奴隷が回していたようですが、次第に奴隷の値段が上がったので最後はロバが回したようです)。
3枚目の写真は食堂のカウンター。


12:00

悲劇詩人の家

ジョジョでカギが置かれていた場所。写真からはわかりにくいですが、周囲をがっつり透明な板で仕切られてるのでカギは探せません。というかこんなに広い遺跡なんだから、ボスももっと目立たないところに隠せよ。

ちなみに書かれている文字は「猛犬注意」という意味です。泥棒除けとともに、こんなに精緻なモザイク画を置ける金持ちだぜアピールをしているとのこと。

奥の方も原作と同じ様子ですね。貴重な遺跡の内部に入り込んで大立ち回りをしたアバッキオは要反省。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第12話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)



 

位置的に、鍵を持ったムーディ・ブルースの右手が飛んで行った道のような気がする。ちょっと様子が違うんですけど…

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第12話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


  町の外に出ると墓地になっています。
一般の人は火葬して骨壺に入れるだけなのでこんな立派な墓地はありませんが(※土葬はキリスト教以降の風習です)、金持ちは生前に2枚目の写真のようなお墓を建てていたそうです。これは海運業の社長のお墓らしく、墓石に船の絵が彫ってありました。

12:30

秘儀荘

20世紀に発掘された大邸宅。家の中まで当時の壁画が残されていて、その名の通りミステリアスな雰囲気になっています。



13:00

go zen

近くのレストランで昼食。シーフードサラダ、ペスカトーレ、イカとエビのフライ(写真忘れた)、オレンジでした。

料理の味はなかなか。日本人の口には合うと思います。飲み物が別料金だけど1杯6ユーロと強気の値段設定。ビールもソフトドリンクも同じ価格なので、アルコールが狙い目か?


14:00 ポンペイに別れを告げて、ナポリに戻ります。  
14:15

LPM場所

時間があったので、帰りにカメオのお店に寄ってくれました。職人さんが手作業で貝殻を掘って作ってたんですね。てっきり石でできてるんだと思ってました(石を機械で掘ったタイプもあり、こっちは安価です)。作業工程も見学できて勉強になりました。

15:00 ナポリに到着。ちょうど行きたいところがあったので途中下車し、サンタ・ルチア港に来ました。まだ暑いので海水浴してる人も見えます。
15:15

卵城

ジョルノの母親がアニメ版で結婚写真を撮影した場所(原作ではまた違う場所なんですが、それはそのうちに)。時間がないので中には入りません。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第2話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


 

そこからベヴェレッロ港に向かう途中で、「パッショーネ」と書かれた看板を発見。組織は船を使ったパノラマツアーをしているようです。

※作中でも説明されてましたが、「パッショーネ」とは「情熱」という一般用語です。

  この後行く王宮の向かいにある、サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂。ここも外観のみ。
15:30

王宮

18世紀以降のナポリ王の邸宅。ここまで見た宮殿や教会は比較的質素な感じがするんですが、ここはスペインの影響を受けているからか豪華絢爛です。そうそう、こういうのが好きなんですよ。今では絶対あり得ない富と権力の集中の残滓というか。








15:55

ヌォーヴォ城

ベヴェレッロ公の近くに位置する城。13世紀に建てられ、15世紀に修復され、17世紀に凱旋門(中央の白い部分)が取り付けられました。ナポリのシンボル的存在ですが、ジョジョには登場しません。

ただポルポがいた刑務所の外観はこれがモデルになったそうです。どうりで圧迫感があるわけだ。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第3話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


16:30

ボヴィオ広場

Municipio駅に戻り、1つ手前のUniversita駅で下車。地上に出るとすぐにこの広場に来ます。ここはブチャラティがジョルノにパッショーネの組織について説明しながら歩いていた場所です。

ちなみに二人が立っている場所は歩道ではない(ロータリーの中央にある空間で、歩道から横断歩道も接続してない)ので、なぜそこにいたのかは不明。

※2、4枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第5話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)




  再び地下鉄に戻り、今度は4つ先のMuseo駅で下車。  
16:50

国立考古学博物館

ギリシャ・ローマ美術中心の巨大な博物館。特にギリシャ系の展示物は本家をしのぐほどの充実ぶりです。実はここは時間の都合で来られない予定だったのですがツアーが早く終わったおかげで来られました。本当見逃さないでよかった。

大理石とは思えない優美なラインで掘られた彫刻像、ポンペイの発掘品、大広間の天井画など見どころ満載です。記念メダルはわかりにくい場所(ミュージアムカフェの入り口付近)にあるので見逃さないようにしましょう。

またショップでも古代ローマのコインを模したメダルを売っています。皇帝ごとにいくつか種類がありましたが、13.9ユーロとかなり高額だったので1枚だけ購入。ユリウス・カエサルの銘が彫られています。





17:45

スパッカ・ナポリ

ナポリの古い町並みを残す通り。途中の「gerateria valenti」という店でジェラートを食べました。2枚目の写真はリアルっぽいですが看板で、本物は3枚目です。

味は「zabaione味」(卵黄のクリーム)。一番小さい2ユーロの品ですが、日本の普通のソフトクリームよりはるかにでかい。



18:00

サン・パオロ・マッジョーレ教会

偶然立ち寄った教会でしたが、記念メダルを販売していたので紹介。

18:10

サン・ジェンナーロ大聖堂(ドゥオーモ)

ナポリの守護聖人を祀った教会。こちらもこれまでに見たどの教会よりお荘厳な作りでした。カトリックの強かった時代をしのぶことができます。



18:30 スパッカ・ナポリを抜けて、ホテルに到着。湯船につかって汚れと疲れを落とします。  
20:00

あまり夜に出歩きたくないので、ホテルのレストランで夕食。すごく雰囲気のあるレストランなので、きっと高いんだろうな…と覚悟を決めていったのですが、ヴェネツィアに比べるとずいぶんお手頃です。全部で23ユーロ。

1枚目はほうれん草のリゾット。バターとチーズの香りがしっかりと香ってきます。味はおいしいんですが、ちょっと塩辛すぎる。

2枚目はジェラート。本当はチーズケーキが食べたかったのに今日はやってないんだって。何かよくわからない甘いアイスと、濃厚なチョコレートのアイスと、さわやかな柑橘のソルベが、うまく三重奏を奏でて…ないな。これ1つずつ別々に食べたほうがうまいやつや。



21:00 というわけで4日目終了。ようやく旅も折り返しです。明日は今回で一番ハードなメニューになりそうなのでかなり心配。そしてそのあとは、yukkun20とジョルノの旅の終着地、ローマへ向かいます。  

2019-09-14

イタリア旅行3日目 「ヴェネツィア発」超特急

時刻 旅の日記 写真
8:20 起床。今日は移動日なのでちょっとのんびりです。  
8:50 ホテルのレストランで朝食。イタリアといえどもホテル朝食の貧しさは他の国と変わらず。とりあえずシリアルは汎用的にうまい。
10:00

Supergulp Venezia場所

少し時間があるのでホテルの周りを散策。ホテルのすぐ北に本屋があることを昨夜のうちにチェックしていたぞ!ここがオタク垂涎の品ぞろえで驚きました。

「だがしかし」はイタリアでも大人気のようなので購入。まさかほたるさんの「オッティモー!」がイタリア語で読めるとは。

10:45

メストレ中央駅

昨日も利用したこの駅から、一気にナポリを目指します。え?ナポリからフィレンツェ行きに乗るべき?そんなことしてグレイトフルデッド食らったらどうするんですか!氷のストックないからね?

 
11:10 超特急に乗り込みます。ジョジョで登場したようなコンパートメントのある客車もあるのかもしれませんが、庶民旅なので一般座席です。
12:00 電車内で早速昼食。駅のマックで買っておいたナゲットとダブルチキンサンドです。ナゲットのソースは日本にはないチリサルサソース。ピリ辛でうまい。
16:20 途中で運転手が釣り竿につられることもなく、無事ナポリ中央駅に到着。到着したのは24番ホームでした。もちろん6番ホームを目指します。しかし遠い。
 

ネアポリス中央駅6番ホーム

23、22…10、9、8、7、6番ホーム…って閉鎖されとるー!(ガビーン
まあこれは知っていたのでそんなにショックじゃありませんでしたが。そういえばホーム番号を示す看板も全部電子化されていて、時代の流れを感じますね。

ちなみに「ネアポリス」とは、当初この街につけられた名前です(「新しい街」って意味のギリシャ語)

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第14話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


16:30

ネアポリス中央駅

鍵を手に入れたブチャラティたちが、ボスの指令でやってきた駅です。大きな駅ですがやっぱりヴェネツィアとは違いますね。治安の悪さが一目でわかります。街は汚いし、交通マナーは悪いし。なんかあまり長居したくないなぁ。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第14話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


16:45

Caracciolo palazzo napoli

今日から二晩泊まるホテル。周辺とは一線を画す立派な建物で、実際中も豪華な作りになってます。といってもyukkun20が予約しているのは普通の部屋なのですが…

ところがダブルブッキングだったらしく、めっちゃ豪華な部屋に案内されました。エアコン効いてる!いい香りがする!バスタブがある!もうここに永住してもいいや(おい



 

ガリバルディ広場

ホテルに荷物を置いて再び駅前の広場へ。ここは警官時代のアバッキオがパトカーを止めてたら石を投げられた場所ですね。アニメでは駅(写真右の変な屋根のあたり)が改装中でしたが、今は完成してます。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第6話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


  中央駅地下のガリバルディ駅から地下鉄1線に乗り、Toledo駅へ。  
 

Centrale駅

Toledo駅から南に400メートルほど行った先に、フニコラーレ(ケーブルカー)の駅があります。ブチャラティと初めて会った時のジョルノは、この駅からケーブルカーに乗ったみたいです。駅の内装もアニメのまんまですね。

最高速度は20km/hほど。この速さならブチャラティやジョルノの身体能力をもってすれば飛び降りられそうです。

※3、5枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第1話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)





  終点で下車。ちなみにジョルノとブチャラティが殴り合った場所はここから駅2つ分は西にあります。ブチャラティ逃げすぎじゃない?さすがにそこまで追いかけている時間はないです。  
18:10

国立サン・マルティーノ美術館

駅からさらに山を登ったところにある美術館。丘の上だけあって、市内を一望できるいいところです。バロック様式の付属協会(写真2枚目)が素晴らしく、外から中を眺めることしかできませんがこれを見るために行く価値があります。

敷地内からは隣のサンテルモ城(3枚目)が見えます。どうやら登れそうですが、もう疲れてたのでスルー。





  美術品の修復が行われている部屋もありました。作業見たかったけどお留守のようです。
18:45

帰りは別の駅からフニコラーレに乗ります。今度は人が少ないので車内の写真を撮れました。アニメほど座席は充実してないですね。良くも悪くもケーブルカー。

※2枚目の画像はTVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第1話より引用(©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会)


19:00

モンテサント広場

フニコラーレの駅の真正面にある広場。

ローリング・ストーンズのエピソードで「モンテサント広場で花屋をやってるかたぎさん」(序盤で石を抱いて自殺した娘の父)というフーゴのセリフに登場。なお広場に花屋はありませんでした。

  近くの駅から地下鉄2線に乗り、Cavour駅で下車。  
19:30

Lombardi 1892場所

ナポリの北の方にある老舗のピッツェリア。ナポリに来たからには名物のピザを食べておかないとダメでしょ。あいにくピザはイタリア語のメニューしかなかったので、何とか読めた「ディアボラ」(※悪魔の意味)を注文。トマトにチーズ、サラミ、ルッコラが乗った辛いピザです。しかもでかい。こんなに食えるか!

余裕でした。アツアツのピザがここまでうまいとは。一緒に頼んだコーラも喉に染みます。ピザが辛いので食も進み、あっさり平らげてしまいました。全部で11.5ユーロと財布にも優しいし、注文してから出てくるのも速い。おすすめ店です。

ところでナポリタンスパゲッティは置いてないのー!?(典型的な勘違い)

20:20 ホテルに帰りました。今日は久々にバスタブにお湯を張ってゆっくりできました。明日はツアーに参加して、聖地をたくさんめぐりますよ!