2024-09-27
【イベント】シンガポール ドルフィン・アドベンチャーの楽しみ方
シンガポールのセントーサ島にある、「Dolphin Island」という施設で、イルカとのふれあいを楽しむ事ができました。予約方法やイベントの楽しみ方について簡単にまとめておこうと思います。
プラン
イルカと触れ合うプランは、基本的に以下の3つです。
Dolphin Adventure
※画像は上記公式サイトより引用。以下同じ。
シュノーケリングしながら、イルカと同じプールで泳ぐプログラムです。13歳以上しか参加できません。また参加者は泳げることが推奨されています。
yukkun20はこれに参加しました。
Dolphin Discovery
腰までプールに浸かって、泳ぐことなくイルカと触れ合うプログラムです。4歳/110cm以上で参加できます(12歳以下は保護者同伴)。泳げる必要はありません。
yukkun20が参加した時には参加者はいなかったので、詳細は不明です。
Dolphin Encounter
プールサイドでイルカと触れ合うプログラムです。年齢制限等はなく、水着も不要です。
yukkun20が参加した回にはこちらも同時並行で開催されてたので、大体は把握してます。
この3つからプランを選びますが、実際にはこれに、アドベンチャー コーブ ウォーターパーク(水着で遊べるプールのテーマパーク)または S.E.A. Aquarium(水族館)の入場券が必要になりますので、基本的にはこれらのセットで購入するのがいいでしょう。
予約方法
上記公式サイトで予約するか、各旅行会社のウェブサイトなどで予約します。
どういうわけか、「Dolphin Adventure」と「SEA入場券」の組み合わせを取り扱っている日本語の予約サイトは↓しかないようです。しかもなぜか2度予約がはねられてしまいました(3度目で成功)。余計に時間を食ったので、旅行まで間がないなら公式サイトで予約した方がいいかもしれません。
当日の流れ
では、「Dolphin Adventure/Dolphine Encounter」と「SEA入場券」を組み合わせた場合の当日の流れについて説明します。
- 持参物は、電子バウチャーです。Dolphine Adventureの参加者はそれに加え水着(男性でもTシャツなどはおるものがあった方が良い)、サンダル、タオル、濡れた水着を入れるためのビニール袋があるといいでしょう。水着は必須。サンダルはなくても可(後述)。
- 集合場所は、SEAの最奥にある、大水槽(↓)の前にあるカウンターです。非常に目立つ水槽ですし、カウンターも目立ちますので迷うことはないと思います。参加者はプログラム開始時刻の60分前までに水族館に入場し、30分前までにカウンターに集合する必要があります。
ちなみに水族館は1時間もあれば見て回れるのですが、再入場できるかどうか微妙なので、余りに早く入場すると暇を持て余して後悔するかも知れません。館内にはレストランがありますけどめっちゃ高いので時間つぶしには向いてないかも…
- カウンターで係の人に電子バウチャーを見せると、書類に必要事項を記載するよう求められます。野生動物とのふれあいなので、不慮の事故が起きても自己責任ですよという例のあれです。書類は英語ですが、中学英語レベルなので記載に迷う事はないと思います。「DOB」というのは生年月日(date of birth)のことです。
- 記入すると、手の甲に「A」等の文字のスタンプ(おそらく「Adventure」の意味)を押され、プログラム開始15分前に戻ってくるよう指示されます。
- 15分前にカウンター前に再度集合します。係員の誘導で建物の外に出て、更衣室に案内されます。案内された先はどう見ても公衆トイレなのですが、奥にロッカールームがあるので間違ってません。「A」の参加者はここで水着に着替え、装身具を全て外します。また参加者は全員、カメラをロッカーに置いていかなければなりません(プログラムは撮影禁止)。水着をレンタルしてくれる場所はないので、「A」の参加者は忘れないようにしましょう。サンダルもあった方がいいですが、プールサイドを歩くだけなので、足裏が熱いのを我慢すればなくても問題無いです(yukkun20も忘れてました)。
- 着替えが終わると、全員まとめて事前レクチャーがあります。まず「A」の参加者にウェットスーツと救命胴衣を渡されるのでそれを装着します(見れば装着方法は分かります)。それから全員まとめて、イルカの触り方(基本的に背中、お腹、背びれは触ってもよい。呼吸孔の周りや顔面は触らない)について、ぬいぐるみを使って説明されます。
- レクチャーが終わると、各プログラムに分かれてプールへ向かいます。「A」の参加者はまず消毒のシャワーを浴びて、ガイドさんと一緒にプールに行きましょう。あとはガイドさんの指示(英語ですが、あまり難しい指示はありませんし、周りの人の真似をすれば大丈夫です)に従って楽しみましょう。「A」でも、プール深くに潜ったりする事はなく、せいぜい水面付近をシュノーケリングするくらいです。シュノーケリングもさほど技術は必要ないです(yukkun20も20年くらい前にやったくらいですが問題なかったです)。写真やビデオは係の人が撮影してくれます。イルカを抱いたり、イルカと泳いだり、イルカに足を押してもらって水面を滑るように泳いだり、めっちゃ楽しいですよ!
- 30分くらいでプログラムは集合です。その足で写真館に案内されます。プログラムの写真がほしい場合、ここで購入しなければなりません(購入は任意)。ちなみにめちゃくちゃ高いです。
- 気に入った写真2枚のプリント+アクリルフォトスタンド2台:150ドル(15000円)
- 気に入った写真2枚のプリント+アクリルフォトスタンド2台+全ての写真(50枚程度)のデジタルデータ:180ドル(18000円)
ちなみにムービーは別料金。 - フォトアルバム:300ドル弱(30000円)
- yukkun20は180ドルのを注文しました。それぞれの参加者の写真が表示されたディスプレイに案内されるので、係の人にほしい写真を2枚伝えるとその場でフォトスタンドを作ってくれます。またデジタルデータについては、QRコードの付いたカードをくれるので、後日それにアクセスして自分でダウンロードすることになります。カードにはパスワードも書いてあるので絶対なくさないでください。
- 写真選びが終わると解散して、更衣室に自分で戻ります。更衣室前に写真館のスタッフがいて、代金を徴収されるので、更衣室に置いてきた財布なりクレジットカードなりを持ってきて支払いましょう。
- 更衣室で着替えます。シャワー、ドライヤーは無料で使えますが、タオルは備えられてないので、持っていくのを忘れるとかなり切ない目に遭います(というか遭った)。あと濡れた水着を入れるビニール袋とかもあった方がいいですよ。着替えたら、来た道を戻って水族館に戻りましょう。これでおしまいです。
感想
とにかくめちゃくちゃ貴重な体験ができました。最近イルカショーですら動物愛護の観点から数を減らしているらしいので、このプログラムもいつまで開催されているか分かりません。イルカ好きならぜひトライしてみてください。日本語のプログラムはないですけど、yukkun20の中学英語でも全然困りませんので、それで諦めるのはもったいないですよ。
yukkun20は子どもの頃水族館でイルカショーを見た際、壇上に招かれてイルカと握手させてもらったことがあります。その時初めて触れたイルカの印象が鮮烈で、いつかイルカと一緒に泳ぎたいと思って生きてきました。それがかなっただけでも、シンガポールに行ったかいがあったと思っています。
このレポが少しでもシンガポール旅行を計画している人の助けになれば幸いです。