2014-05-13

【Webコミック】星界の紋章 第10話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。今回はなんと2ヶ月弱。単行本第2巻も5/12に発売されてますよ!

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

seikai10-1今回はジントがクロワールに監禁されたところから始まります。
こちらはクロワールの父スルーフ。アニメ版に近い造形ですけどがっちり感があるな。

 

seikai10-4さすが男爵の家臣は容赦がなさ過ぎです。麻痺銃でも近接して撃てば殺すことも出来るという設定もありましたが(最もクラスビュールの警察官が持つ麻痺銃のことですが)、こちらは麻酔銃だったから大丈夫だったんですかね。

 

 

 

seikai10-2

「男爵家」のルビが「リュミエ」から「リュメイ」に変更された可能性があるのですが、コミックス版では(当時の)原作準拠で「リュミエ」になってます。

 

 

seikai10-3話自体は前半はジント、後半はラフィールの一人称で進んでいくんですが、小説であればト書きで処理される部分もセリフとして描いている関係で、若干セリフ回しが微妙なところがありました。仕方ないとは思うんですがちょっと残念。

 

 

 

※画像は上からそれぞれ第10話5,3,7,18ページから引用


2014-05-12

【コミック】ひきだしにテラリウム レビュー

このマンガがすごい!2014オトコ編第7位になった漫画です。かくいう自分もその企画で知ったのですが、何となく気になったので購入。

ひきだしにテラリウム

著者:九井諒子
価格:760円

レビュー

いわゆるショートショート形式の短篇漫画が33本収録された本です。この方の処女作?「龍の学校は山の上」は表紙を見て気になっていたんですがタイミングを逃してしまい買えませんでした。今作も表紙を見てピンときたんですけど、2度も続けてピンとくるのはもう運命に違いない!と思い、Amazonですぐ注文しました。

将来で合う女性の情報が全て掲載されたアルバム「恋人カタログ」を巡る話やサンタクロース派遣会社の悲哀を描く話など、ちょっとしたファンタジーあり。自分の心の中の葛藤を刑事裁判形式で描いた話や女性との会話を音ゲーにたとえた話のように、現実を踏まえた話あり。龍を捕まえて料理にしてしまう話や、一切の外来宗教を拒絶する惑星への宇宙旅行を描いた話のようにファンタジーあり。かなり幅の広い物語が楽しめます。ショートショートらしくオチも秀逸なものが多く、とんでもないどんでん返しあり、2段オチあり、と思ったらちょっと泣かせたり考えさせたりする話ありで、一気に読み進めてしまいました。

正直絵柄はあまり好みではなく、読む前に期待していた内容ですらなかったのですが、なんというか不思議な魅力のある話で、たしかに「このマンガがすごい!」に選ばれただけのことはあるなと思いましたよ。

個人的におもしろかったのは、「ショートショートの主人公」。

あなたもそうでしょうが人間誰しも主人公

(中略)末子の私は長いことなんの主人公として生まれたか不明でしたが どうやらショートショートの主人公だということがわかりました

それが判明したときの両親の落ち込みようは激しく ひょんな「オチ」で死ぬことのないよう 私の生活には様々な制限が発生することとなりました

父「文化祭!?そんなものは関わるな お化け屋敷が本当の霊界につながるオチになったらどうする」「ラブレターだと!?そんなものは燃やせ 差出人が宇宙人で故郷に連れて帰られるオチにつながったらどうする」

※149~150ページより引用

オチはうまくまとまってるけど平凡だな、と思ってページをめくったら、ものすごい転がり方をしててびっくりしました。

人を選ぶ作品だとは思いますが、一度立ち読みしてみてください。こちらでどうぞ。→ひきだしにテラリウム:少女コミック:九井諒子 – 電子書籍・コミックはeBookJapan


2014-05-05

【ゲームグッズ】魔界戦記ディスガイア10周年記念 メモリアルブック レビュー

なかなかおもしろい企画本でしたが、紙が分厚くて重い。

魔界戦記ディスガイア10周年記念 メモリアルブック

発行:SBクリエイティブ
価格:3200円

 レビュー

ディスガイア10周年を記念して、ディスガイアD2までの内容をまとめた企画本です。

  1. 栄光の軌跡
    シリーズをまとめた年表。ナンバリングタイトルはもちろんコラボ企画やスピンオフも網羅。
    作品ごとのポイントになるシステムなどのちょっとした解説も。
  2. アートギャラリー
    イラスト集。パッケージイラストから未収録のレアイラスト、大魔法のカットインイラストなどを大きめサイズで収録。
  3. ディスガイア キャラクター名鑑
    シリーズのメインキャラたちを紹介。パーティキャラ+α。
    大きめのイラスト、解説、設定画やラフ画、原田先生のコメントなど。各キャラ2ページ。
  4. WE LOVE オリジナルユニット!
    汎用人型ユニットの紹介。それぞれ2分の1~3分の1ページを割いて、シリーズごとのカットインや公式設定の変遷などを解説している。アーチャーだけ2ページとっているあたり分かっているなとしか。オリジナルユニットじゃないけどアサギさんも特集されてます。
  5. ディスガイア魔物名鑑
    こちらは汎用魔物ユニットの紹介。なぜかエトナとフロンの漫才が合間に挟まれている。
  6. We Love プリニー!
    シリーズマスコットであるプリニーの各種イラストの紹介。なんと6ページにわたって延々プリニーのカットが載っています。たしかに初代はちょっと不気味だったなぁ。
  7. 魔王様ランキング!
    シリーズに登場する「魔王」キャラのいろいろランキング。「不幸な魔王」「親バカ魔王」などの色物企画もあり。なお「プリニーが選ぶ上司にしたくない魔王ランキング」は安定のエトナ様ぶっちぎりでした。
  8. 魔界トラベルツアーで行くとっておきのアイテム界ツアーお出かけガイド
    アイテム界を紹介するガイドブックの体裁をした企画。意外とそれっぽい雰囲気出ています。
    近隣エリアのおすすめスポットとしてプリニー工場見学やゲヘナの海なども人気ですよ。
  9. なぜなにディスガイア!
    個人的に一番よかった企画。シリーズの謎に公式が(一応)回答します。
    「登場人物たちが食べ物の名前を叫びながらアタックする理由は?」「魔法の管理人はどういった存在?」など斜め方向からの質問がメインです。
  10. 魔界カルトクイズ100!
    シリーズに関する4択クイズ100問。初級編と上級編に分かれているが、かなりの難易度。
  11. スペシャルインタビュー
    • 「日本一ソフトウェア社長とフェリステラ社長による特別対談」
      サモンナイトを開発しているフェリステラ社長との対談。どちらの会社も岐阜にあるとのこと。15周年記念タイトルではサモンナイトとコラボしたいといううれしい話もありました。方向性が違うSRPGを世に放ってきた二社ですけど、これからもファンタジーSRPGファンとして楽しみにしています。
    • 「日本一ソフトウェア社長インタビュー」
      シリーズのコンセプトや、次回作「5」の話など。
    • 「原田たけひと氏インタビュー」
      シリーズのキャラデザ原田氏のインタビュー。プレネールさんが登場するようになったのは事後承諾だったとのこと。
    • 「制作スタッフインタビュー」
      ユニット編、システム編、技演出編、シナリオ編、次回予告編、音楽編の6部構成。
      ドット絵のこだわりや、派手な技演出の作り方、次回予告が生まれたきっかけなど興味深い話が満載でした。
  12. 暗黒井戸端会議
    かつてドリマガやゲーマガに掲載されていた、キャラの掛け合いによる作品紹介(本書書き下ろしも1編あり)。本編のやばいノリで話が進むので、読むだけでサブシナリオをプレイしているような気になれます。
  13. ダウンロードコンテンツのススメ
    「3」「2P」「4」「D2」などで登場したDLCの紹介。
  14. ディスガイアグッズコレクション
    これまで発売されたグッズほぼ全て網羅。小説版とかなつかしす。昔は買ってたんだけどなぁ。

感想

ファンブックとしては結構秀逸な出来でした。
こういう企画ものは、ものすごくまじめに作るかバカやるかのどちらかにすべきだと思うんですけど、これは(ディスガイア自体がバカゲーなので)後者で成功した例といっていいんじゃないかな。ユニットやキャラの紹介など他では見られない企画にページを十分に割いていて、呼んでるだけでおもしろかったです。
インタビューもどれも読み応えがありました。ちょっと文字が小さいのが玉に瑕ですが。

シリーズファンならきっと楽しめると思いますので、是非手に取ってみてください。


2014-05-02

TOF2014 最新情報―ファンラジオ公開

すいません。更新が一日遅れになっているのには気づいています。GW中にどうにかするのでご勘弁を…

いよいよあと1ヶ月に迫ったテイルズオブフェスティバルですが、それに先立ちTOFに関するアニラジが公開されました。

bnr_radio

ファンラジオ – 小野坂昌也のテイフェスラジオ#1

『みんながテイフェスに早く行きたくなるような番組』というコンセプトで小野坂昌也さんが全3回にわたってお届けします!

※上記リンク先より引用

とのこと。第1回のゲストはTOF2014アシスタント役の名塚佳織(TOI/アンジュ役)さんです。45分の長丁場なので、内容をまとめました。

小野坂昌也のテイフェスラジオ#1

あらすじ

    • 事前に司会の打ち合わせをしておこう、という番組。
    • 名塚さんは休みの日は旅行をしている。海を見るのが好き。
    • 日本人の血液型はA型が多いはずなのに、なぜか役者にはBとOが多い。B型はすぐにボケはじめるので俺がツッコミに回らないといけないから辛い(小野坂氏談)
    • テイフェスは意外と時間は自由にやれる。
    • 小野坂氏が「しかしあれですな」と言ったら次のコーナーへ行きたいという合図なので名塚さんが次のコーナーを紹介する段取り
    • テイフェス司会の心得5箇条
      • 一、楽屋からテンションを上げるべし
      • 二、衣装にはこだわるべし
      • 三、司会も楽しむべし
    • 今回小野坂氏はコスプレはしない予定。
    • 役者が黒とか白とか一般人が着るような服を着るな!(小野坂氏談)
    • 1日目で疲れて2日目テンションが下がらないか心配。(名塚さん談)
    • 名塚さんは櫻井(孝宏)さんと仲がいい。家も近い。置鮎(龍太郎)さんとはメル友(2人とも.hackつながり)。鳥海(浩輔)さん、小西(克行)さん、柚木(涼香)さん、大川(透)さん、竹本(英史)さんとも親しい。
    • 大川さんはゲームに結構詳しい。(名塚さん談)
    • 小野坂氏は小西さんと2人きりで食事をしたことはない。
    • 小野坂氏は一日一食。ほぼ必ず自炊。
    • 杉田君が何を言っているかはだれも分かっていないので大丈夫。(小野坂氏談)
    • 5/29~6/1、新横浜プリンスホテルにテイルズオブショップが出張。会場とは異なる商品も発売。
    • 5/29~6/1、会場ではテイルズ一番くじ第3弾を先行販売。
    • 第2回は5/31、第3回は6/1配信予定。開催当日です。コンセプトとは何だったのか。

2014-04-28

【ドラマCD】ブレイブリーデフォルト ドラマCD~リユニオンの祝祭~ レビュー

ゲームをプレイし終えてちょっとたちますけど、最近聞いたのでレビュー。

ブレイブリーデフォルト ドラマCD~リユニオンの祝祭~

価格:3000円(税別)

続きを読む(ネタバレ注意) »


2014-04-21

【ゲーム】ペルソナ3ポータブル レビュー

1週目を無事終えたのでレビュー。現在は主人公をキタローこと男主人公に変えて、2週目プレイ中です。

ペルソナ3ポータブル

ジャンル:RPG
価格:2310円(DL版)
公式:P3P PERSONA3 PORTABLE

続きを読む(ネタバレ注意) »


2014-04-20

【小説】Steins;Gate 線形拘束のモザイシズム レビュー

シュタゲ小説なのですが、内容に触れないと非常に感想が書きにくい小説なので、今回はネタバレありになっています。

あらすじについては中盤あたりまで触れていますが、こちらは大きなネタバレではないです。感想の中では今回の小説に登場する「新しい」キャラに触れていますので、それすら知らずに読みたいという方はスルーしてください。個人的には、「おもしろい」というより「考えさせる」小説だったとだけ。あと、線形拘束のフェノグラムのノベライズだと思って読むと後悔するかも。

Steins;Gate 線形拘束のモザイシズム

筆者:海法紀光
レーベル:電撃ゲーム文庫
価格:600円

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2014-04-15

【小説】マグダラで眠れⅤ レビュー

ツンデレ!ツンデレ!な5巻です。

マグダラで眠れⅤ

著者:支倉凍砂
レーベル:電撃文庫
価格:590円(税別)

 

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2014-04-14

【コミック】いとしのムーコ⑤ レビュー

このマンガもっと頻繁に出ているような印象がありましたけど、半年以上ぶりですね…

いとしのムーコ⑤

著者:みずしな孝之
レーベル:イブニングKC
価格:562円(税別)

感想

「たばたちゃん派」がちょっとひねった萌えマンガなら、「いとしのムーコ」はストレートな動物ほんわかマンガ、ということでいとしのムーコ最新刊です。今回も表紙はお鼻つやつや仕様ですね(左の表紙からは分からないと思いますけど、ムーコの鼻の部分だけテカテカした素材になっています)。

前巻に引き続きうしこうさん大活躍です。うしこうさんとは→の右側に見切れているスキンヘッドのおっさんなんですけど、今回は意外な過去が明らかになりましたね。なんで小松さん(ムーコの飼い主。→の左側に描かれているタオル巻きのおっさん)とこんなに仲がいいのかと思っていたんですけど、そんな感動秘話があったとは…篠原さん(近所の美人お姉さん)との関係もちょっとだけ進展があってよかったっすね。まぁひどいオチが待っていたのは予想通りでした。

今回のカバー裏には、パソコンVSムーコ、トイレットペーパーVSムーコの2戦が載っています。今回はどちらも10秒以内での瞬殺劇でした。


2014-04-12

【コミック】銀の匙 Vol.11 レビュー

映画も見に行きたいけど行く暇なさそう。荒川先生、連載100回突破おめでとうございます!カバー裏の2コマ漫画も笑える。

銀の匙 Vol.11

著者:荒川弘
レーベル:少年サンデーコミックス
価格:429円

 

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