2016-03-09

【CD】20th Anniversary テイルズ オブ オーケストラコンサート アルバム レビュー

昨年12月9日に開催された、「テイルズ オブ オーケストラ コンサート」のCDが出ました。

[関連記事]【イベント】テイルズ オブ オーケストラ コンサート レビュー | Y.A.S.

20th Anniversary テイルズ オブ オーケストラコンサート アルバム

アーティスト:東京フィルハーモニー交響楽団

収録曲

  1. スレイのテーマ ~導師~
  2. 夢は終わらない ~こぼれ落ちる時の雫~
  3. 『テイルズ オブ』ボスバトル メドレー
     互いの証の為に /Lion-Irony of fate/DECISIVE/Scutum – decisive battle/COUP DE GRBCE
  4. ETERNAL MIND
  5. 旅に魅せられて
  6. Starry Heavens
  7. 悪夢の終わり、されど未だ夢の途中 ~ その歩み、止まることなく
  8. リチアの子守唄
  9. 王都~威風堂々~
  10. 蛍火
  11. 『テイルズ オブ ゼスティリア』試練神殿メドレー
     試されし焔の絆/競うは地の誉れ/水の調べは霊霧の導き/風と瞬天の戦い
  12. Journey’s End
  13. mirrors ~ meaning of birth ※メドレー
  14. White Light
  15. 夢であるように

レビュー

コンサート当日の生演奏を録音したCDです。ほぼ全ての楽曲が収録されていますが、「『テイルズ オブ ファンタジア』フィールド メドレー」「progress」「満月と明星と ~「鐘を鳴らして」より」の3曲は収録されていません。また演奏以外のパート(MCなど)も未収録です。

僕の家にあるもっともましなプレイヤーはカーオーディオなのでそこで聞きましたが、生っぽい空気がしっかり収録されていて、当日の思い出がすぐに蘇りました。雑音も入ってなかったように思いますが、最後のアンコール曲「夢であるように」が流れ始めたときに起こった万雷の拍手はさすがに入り込んでいました。

特に良かったのはやはり2曲のボーカル曲ですね。「蛍火」は元々大好きな曲だったのですが、のびのあるボーカルが本当に感情をかき立てます。「Journey’s End」は作中で一度しか流れないためあまり強い印象はなかったのですが、このコンサートで大好きになりました。前も言いましたけど、この2曲は僕の葬式でぜひ流して欲しいですね。

しかしやっぱりこれは映像付きで見たいなぁ。あとこのイベントが2~3回開催されたら、全部をBDにまとめたスペシャルディスクでも販売して下さい。それまで待ってますから。


2016-03-07

【コミック】信長の忍び外伝 尾張統一記② レビュー

4月には真田魂が出るよ!

信長の忍び外伝 尾張統一記②

著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:571円(税別)

あらすじ

時に西暦1551年。織田家の家督を継いだ信長だったが、その地位や支配圏はまだまだ脆弱だった。上役や兄弟すら敵に回さざるをえないこの時代、信長はついに下克上の狼煙を上げた。次々に立ちふさがる敵達との戦いの中で、ついに二人の英雄が出会う―

というわけで、「信長の忍び」の外伝に当たる作品です。前日譚というポジションですが、2巻の終わりは本編1巻と時代的にはかぶってきており、本編主人公の千鳥もちょっとだけ登場しています。しかし斎藤道三に援軍を出したときには、まだ尾張の内情もがたがただったんですね…よくこんな状態から天下取り寸前まで行けたものです。世が世なら少年漫画の主人公やっててもいいくらいだ。

感想

今作はやはり織田家のボケ筆頭、秀吉の登場がポイントですね。つーか信長にサル呼ばわりされていたのは知ってましたが、その人相が縁で織田家に仕官したとは知りませんでした。人生何が吉と出るかわからないものだ。まあ結局はパシリ要員として採用されたことにされちゃいましたがw

逸材来たぁ!!

秀吉(これが信長様…)

信長(なんだこのサルは…)

秀吉「特技は体が丈夫なことと…」

信長(ふん…)

秀吉「足の速さと値引き交渉と木を登って柿を取る事と…」

信長「(!!パシリとして使える!!)採用だ!!」

※100ページより引用

それから平手政秀の死も大きいですね。昔は信長を諫めるために腹を切ったというのが通説だったような気がしますが、重野マンガでは息子の裏切りの責任を取って、という事になっていました。最近読んだ別の歴史漫画でも同じような解釈がなされていましたが、今はそういう説が有力なんですかねぇ。どっちにしろ美談っぽい感じです。

あとそれから、「信長の忍び」、2016年アニメ化決定おめでとうございます!これは見るしかないわ。


2016-02-28

【ゲーム】サモンナイト6 体験版 レビュー

というわけで、ようやく体験版プレイできました!そういえば体験版配信はシリーズ初ですね。

サモンナイト6 体験版

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体験版は、イベント+バトル+夜会話というおなじみの構成になっています。

イベントシーン

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バトル前のイベント画面。キャラも3Dなので結構表情豊かに動きます。決められたパターンを表示しているだけなのでヌルヌル動くという感じではないですが、バストアップだけでなく全身を使ったアクションもするようになりましたので、紙芝居って感じでもないです。

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ストーリー的には、様子のおかしいルヴァイドがいきなり襲ってきたのでみんなで殴る、というものです。特に説明などはないのでそういうものだと割り切りましょう。なおハサハの出番はこのワンカットだけです。なぜだ!

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イベントは丸ごとスキップが可能です。

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戦闘マップ

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戦闘開始時にはおなじみの画面が表示されます。
ただブレイブオーダーが表示されているのに、自動で先の画面に進んでしまうのは問題。あとでオーダーは見直せますが、手間なんですけど。

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マップでの視点はある程度動かせ、拡大縮小もできますが、自由に変更できるわけではありません。

マップはマス目になっていますが、キャラクターはコントローラーで移動範囲内(青い線で囲まれた部分)を自由に走り回れるようになっています(ただし、どの場所に移動しても、どこかのマス目に属することになる)。高低差の概念はありますが、向きの概念はない模様。

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コマンドは、

  • 攻撃…攻撃範囲内の敵に通常攻撃
  • サモンバースト…3マス以内にいる味方1人と連携することでMPを消費した強力な攻撃
  • 召喚術…いわゆる術。召喚獣は1体につきいくつか術を使うことが出来る
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  • 特殊…武器交換、待機型変更、隣接ユニットと連携移動が出来るコネクト(味方を移動力の消費なく移動させられる)、必殺技、応援、チャージなど
  • アイテム…アイテムの使用
  • 交代…控えユニットと交代させる?
  • システム…バトル情報、オプション、撤退、セーブ、ロード
  • 行動終了

の8つです。自動行動にすることも可能で、その場合は「近くの敵に通常攻撃」「近くの敵に召喚攻撃」「回復召喚と通常攻撃」「憑依召喚と通常攻撃」の4種類が選べます。

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ステータス画面。

基本的はこれまでと同じですか、召喚術については属性ごとに別補正がかかってるっぽいですね。

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スキルはクラスごとに習得できるものが違うようです。クラスによって使えるものが違うのか、それとも一度習得すればどのクラスでも使えるのかは不明。

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特殊技は過去作を元にリファインされている感じ。アティの抜剣覚醒、アメルの豊穣の恵みなどおなじみのスキルもあります。マグナが斧、カイルが爪を装備できるようになっているなどの追加変更も。

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バトル画面。

攻撃を仕掛ける場合は結果が予想されます。ただしクリティカルが出ることもありますが。敵を倒すとスキルポイントが加算されました。

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召喚術の時はムービー演出が入ります。省略は出来ませんでした。

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サモンバーストやサモンアシストの時も演出が入りますが、召喚術の時の使い回しでした。

移動と行動が終わると自動的に次のキャラへ行動順が移ります。

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戦闘終了画面。ランク、獲得経験値とバーム(お金)、アイテム、ブレイブオーダー達成状況が表示されます。ランクはどういう基準で決められているのかは不明(被ダメージ量?)。

夜会話

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戦闘が終わるとおなじみ夜会話に。この曲が流れるとサモンナイトって感じがします。夜会話前にセーブは出来ませんでしたが、これは仕様なのか、それとも体験版だからなのかは不明。

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夜会話中はキャラが口パクします。3Dになると臨場感あるなぁ。クノンさんとはやくおしゃべりしたいお。


というわけで、2回ほどプレイしてみました。1プレイ15分ほどなんで気楽にプレイできますね。とりあえず感想。

  • セーブ&ロードはほとんどなく、ストレスなくプレイできた。Vitaでこのレベルなのはなかなか。
  • イベント画面もあまり違和感はない。ただアティ先生の性格が微妙に原作と違うような感じを受けた。
  • 戦闘では出来ることが非常に多い感じ。体験版だったのでよく分からなかったが、バランス調整が気になる。特にラージュの特殊スキル「シュペル・スレイグ」は最大で6回連続行動できるというむちゃくちゃなスキルなので、バランスブレイカーにならないか心配。またコネクトもリスクがなさ過ぎてバランス悪い気がする。ほぼ常時発動すべきなのに、リングコマンド上デフォルト位置から遠いのも問題。ショートカットが必要かと。
  • 戦闘マップは非常に美しい。5とは比べものにならない。
  • 移動が自由に動けるというのは正直蛇足。プレイヤーの負担が増えるだけのような気がする。ファントム・ブレイブみたいにマス目制を廃止するならともかく。
  • 夜会話は非常にサモンナイトっぽい。3Dになって臨場感もアップした感じがする。5の時みたいに直前でセーブできるようにして欲しいかも。
  • 3Dキャラは,設定画をかなり忠実に再現できていると思う。しかし設定画自体オリジナル版を使い回してくれていれば,飯塚絵が3D化されていたんじゃないかと思うと、なんとなく複雑。

というわけで、キャラゲーとしては悪くはない出来だと言えます。

反面、SRPGとしてはまだ荒削りなところがあると思います。発売までに改善して欲しいところですね。


それはさておき、全然これとは関係のないおまけを。あまりに関係がないので畳みます。

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2016-02-26

【コミック】決してマネしないでください 3 レビュー

僕が電子書籍のレビューを各きっかけになったこの作品も、今回で最終回。

決してマネしないでください 3

著者:蛇蔵
レーベル:モーニングKC
価格:605円(電子書籍版は540円)

レビュー

モーニングで連載されていた「科学史マンガ」の第3巻(最終刊)です。相変わらず最高の頭脳を駆使したバカ実験が目白押しです。

今回も日常に微妙に役立つような役立たないような実験が絶好調。

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ねじ穴がつぶれたねじを回す方法。ちなみに彼らが外そうとしているのは校舎の排水パイプで、なんのために外しているかというとそれを使ってジャガイモバズーカを作成し、屋上にジャガイモを届けるためです。

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ニュートリノの大きさって?という問いに対する答え。ちなみにそもそもニュートリノって何?何に使えるの?という疑問にも答えてくれます。

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キュリー夫人ネタ。こういうのってこういう時代からあったんですね。ちなみになんでこんなスキャンダルが現代にはあまり伝わっていないのかも、漫画を読めばわかりますよ。

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「さよなら絶望先生」でも、「日陰者」の代表としてキュリー(夫)が上げられてましたね。「ノーベル賞取ったって日陰者は日陰者なんです!」ってひどすぎるだろ。僕は子供の頃キュリー夫人の伝記読んだから、ちゃんとファーストネームも知ってますよ(ピエール)。

まだまだ科学史について学びたかったなー。もう終わってしまうのは非常に残念です。しかし蛇蔵先生の漫画は相変わらずためになるな(「日本人の知らない日本語」も大好きです)。

それにしてもヒロインの飯島さんはいいキャラだった。

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かわえええええー!ところで飯島さんは、1巻では推定23~24歳という事になっていましたが、おまけページの「10年前」マンガの時点で高校生ということはつまり…ゴクリ

もし面白そうだと思って頂けたら、是非立ち読みしてみて下さい。下記のサイトで第1話と第7話と第17話が立ち読み出来ます(各話は独立したエピソードです)。

 

決してマネしないでください。/蛇蔵 – モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ


2016-02-14

【コミック】ゆうべはお楽しみでしたね 2 レビュー

1巻のフルカラー版も調子に乗って購入。

ゆうべはお楽しみでしたね 2

著者:金田一蓮十郎
レーベル:ヤングガンガンコミックス
価格:540円

あらすじ

奇妙な共同生活を始めて「パウダー」ことさつきたくみ(♂)と「ゴロー」ことおかもとみやこ(♀)。2人は相変わらずDQⅩにはまり中。

同じチームの仲間とオフ会やったり、同じ部屋でゴローさんと一緒にゲームしたり、アストルティア七不思議探したり、衣装にこだわってみたり。ちょっとだけいい雰囲気になったときもあったけど、今日も2人は平常運転です。

レビュー

ゆうべはお楽しみでしたね2 02

僕に言わせると、お店の外見がファンシーじゃなかったらあんまり問題ない。
つーかこの店(アルトニアカフェ)一人で行ったし!

[関連記事]【イベント】ブレイブリーセカンド コラボカフェ レビュー | Y.A.S.

ゆうべはお楽しみでしたね2 03

これよくわかんない。僕の場合中の人もアバターもドレスアップに興味とかないので…。

アバターの場合は、モデルにしたキャラ(他のゲームの好きなキャラが多い)と似た格好をぞんざいにさせてそのままゲームクリアまで行っちゃうことが多いです。最近のテイルズでも色々おしゃれできるようになってますが、全く生かせてません。

ゆうべはお楽しみでしたね2 04

(↑正社員になると転勤することになるかもという話題に対するリアクション)

これすげーわかる…!僕もそれがいやでこの仕事選択したところもあるわ。本当転勤がない仕事でよかった。

でもパウダーはコミュ障ではないと思いますよ。つーか僕みたいに重度の人は、そもそもMMORPGなどしない!

ゆうべはお楽しみでしたね2 01

でもこれはキモイです…

ガンガンONLINEで試し読みができるので、そっちもどうぞ。

ガンガンONLINE×ドラゴンクエストX DQX勇者導かれ隊 ONLINE – 漫画 – ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

 

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-02-13

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 03 レビュー

「ダンスのやつ」こと「背すじをピン!と」の最新巻です。コミックスで読むとより面白いな。

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 03

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

あらすじ

亘理が語った自分の過去、それは子供の頃、恋心を抱いていた相手に心ない言葉を投げかけられたことだった。しかし土屋の「わたりさんがすごいなって思うところは、それをどうにかしようとしてるってとこ…わたりさんのこと、すごい尊敬するな」という飾らない言葉に励まされる。そして文化祭本番、やはりトラウマをうまく乗り越えられず出場が危ぶまれた亘理だったが、「僕が…わたりさんのこと…支えてるから!」という土屋のセリフで過去を乗り越え、笑顔でダンスを終えることが出来た。

文化祭を機に新しい部員も入り盛り上がる競技ダンス部の次なる目標は、半月後のダンススポーツ大会、そして夏の全国大会。特訓のせいかもあってか、前の試合の時とは違う、確かな手応えを感じてダンススポーツ大会に赴く土屋・亘理ペア。同年代のライバル達も勢揃いし、いよいよ一次予選が始まるのだった―

レビュー

前半は亘理さんのトラウマ話でしたね。彼女のトラウマはものすごく深刻、というものではないんですけど、それでも当人にとっては重要な問題で、そんな悩みを女の子から打ち明けられても男としてうまく回答は出来ないと思うんですが、土屋君はストレートに自分の気持ちを伝えられる子なんですよね。

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めっちゃイケメンセリフというわけでもないんですけど、彼の性格の良さと飾らない人格が出ていて、非常に好感が持てます。それに笑顔で答える亘理さんもいいけどね!

しかし全然試合シーンもなく、スポーツマンガっぽさが薄かったのに、ここに来ていきなり熱血成分多くなりましたねー。今回は特に2年生の八巻・椿ペアが熱い!八巻先輩なんて動機が「かっこいい」だけなのに、同世代最強と呼ばれている部長を本気で倒そうとしてますもんねぇ。でもそんな中でも部長ペアが

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きっちり壁として立ちふさがってくれるところはいい展開です。(あとこれまで目立たなかったリオ先輩もさりげにすごい実力者でしたね)

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ホントこんな気持ちですわ。

つーかこのマンガ、僕が突っ込もうと思ったところにはもれなく作者のセルフ突っ込みが入っていることが多くて、コメント書きづらいw

それから今回の亘理さんのベストシーン。今回は色々候補ありましたけど、

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これかな。そこは違うでしょ!「かわいいから」じゃなくて、「かわいいって言われたから」だろ!ほら、つっちーももっと褒めて!

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なんという平凡セリフ!もっと気の利いた…

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また作者に先に突っ込まれたー!

※画像はいずれもコミックスより引用


おまけ:

ギャグ漫画のため感想が書きにくくて取り上げてないんですが、最近

「左門くんはサモナー」が面白いです。(リンク先で1話が立ち読みできるので是非)

天使と呼ばれるヒロインの天使ヶ原てしがわらさん(てっしー)が、左門くんが召喚する悪魔(と左門くん本人)に振り回されつつツッコミを入れるという基本1話完結タイプのギャグ漫画ですが、左門くんの外道っぷりとてっしーの天使突っ込みがいい対比になっていて面白いです。
1話から面白いと思ってたんですけど、最近は特に面白い。

左門くんはサモナー1 01

※左が主人公で右がライバルキャラです。

しかし作者のデビュー作のヒロインがモノアイキャラとは…業が深すぎだろ。

※2/14追記

どんな漫画か詳しく知りたい方は、ヤマカム様のレビューが参考になりますよ!

『左門くんはサモナー 』、大天使な天使ヶ原さんが可愛すぎる件:ヤマカム


2016-02-11

【Webコミック】星界の紋章 第17話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。今回は通常どおり2ヶ月目の更新という事で一安心(え

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

星界17-01

眼前に迫る敵艦を無事躱し、ラフィール達の乗る連絡艇は着陸態勢に入ります。

星界17-02

まあ着陸って言っても、艇体を切り離して、有人部分だけ地上に逃がす…というわけで、戦闘機のパラシュート脱出とかわりません。つまり一度大気圏のそこに降りてしまったら自力では脱出できないということ。

星界17-03

何とか無事に着陸した2人は、そのまま連絡艇を脱出します。世間知らずの帝国の姫君と、帝国知らずの地上出身の貴族の逃避行が始まります。

しかし星が瞬いて見えただけでこの騒ぎようである。

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「野営」で言ってましたけど、殿下も訓練生時代に地上演習してますよね-!?

今回の殿下

星界17-05

ジントにあっさりやりこめられるの図。お姫様がそんな口しちゃだめでしょ。

※画像は第17話より引用


2016-02-03

【ゲーム】ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術士~ レビュー

本日隠しボスの魔王を倒し、通算26個目のプラチナトロフィーを獲得しました。1周でトロコンできると気持ちいいね!

ソフィーのアトリエ~不思議な本の錬金術士~

開発:ガスト
プラットフォーム:PS4/PS3/PSV
価格:6800円(PS4通常版・税別)、9800円(PS3限定版・税別)、6000円(DL版・税別)

レビュー

ストーリー

キルヘン・ベルでアトリエを営む錬金術士の少女・ソフィー。人の役に立ちたいと願いながらも、独学での限界を感じていた彼女はある日、錬金術について深い知識を持つしゃべる本・プラフタに出会います。ソフィーはプラフタに教えを請いながら、失われたプラフタの記憶を取り戻すために錬金術の修行を続けるのだが…というストーリー。

今回は前作同様時間制限が廃止され、1つのトロフィーを除いてあとで取り返しの付かなくなる要素はありません。またソフィーの目標はいずれも「錬金術の腕を上げる」というあまり緊急性のないものなので、全体的にいつにもましてゆったりした感があります。そういうわけでメインストーリーについては起伏に乏しいと感じてしまいました。サブキャラがメインストーリーにほぼ絡まないのも問題かと。

一方サブキャラ達にはサブイベントが大量に用意されています。いずれも終盤まで進めることでスチル絵とトロフィーが手に入るので達成感がありますね。フラグの立ち具合もきちんとメモしてくれるので、忘れずストーリーを進められて助かりました。イベント数も半端なく、メインストーリーを普通に進めていると、サブイベントの発生が追いつかないほどです。そんなわけでメインは単調でしたが、全体として退屈に感じることはありませんでした。

ラスボスが珍しく明確な悪役だったのには驚きましたね。

キャラクター

PC9人で4人パーティを組みます。今回のキャラクター達はほぼ全員悩みなどの負の側面を抱えており、ソフィーと一緒に解決していくというストーリーが多かったです。もっともアトリエらしく全体的にのほほんとした感じなので、あまり深刻にはなりませんが…

今回は全員を戦闘に連れて行くことが出来、全員に平等に経験値が入るため、いろんなキャラを使いたい人には朗報かもしれません。どのキャラも個性がありますが、誰を使ってもクリアできないことはないと思いますので愛を注げばいいと思います。僕はソフィー、モニカ、コルネリア、プラフタでほぼ固定してました。だっておっさんとかじゃテンション上がらないし。

ただ、前シリーズのウィルベルさんのように、愛を思いっきり注ごうと思えるほどのキャラがいなかったのは残念でした。あえて言えばモニカが好きですが、ストライクゾーンド真ん中という感じではなかったです(彼女に問題があるわけではなく、完全に趣味の問題です)。眼鏡外すイベントあってもよかったと思うよ!NPCだといつも言っていますが中の人(谷井あすかさん)が好きなパメラあたりがお気に入りです。本屋のエリーゼも良かったけど、これはエリーゼそのものに対する愛というより、「本屋」に対する愛のような気がする。

中の人もよいチョイスで、特に不満はありませんでした。ソフィーもあまり尖っていない、万人受けしそうなキャラに仕上がっていたと思います。

システム

今回は調合が複雑化した印象があります。素材の品質や特性はもちろん、サイズや属性にまで気を回さないといけなくなり、僕のような脳筋プレイヤーには結構面倒な感じがありました。クリア後のやり込み要素とかなら良かったんですが、Normal前提でも終盤のボスはそれなりに強力な装備品を持っていないと話にならないくらい強かったりするので、調合必須でした。

一方、特性の合成のパターン数が増えたため、効果の薄い特性でも重ねて強化することが容易になり、ゲーム中盤から強力なアイテム(主に一撃必殺の付いたテラフラム)ゲーになってしまったりもします。この辺りはもう少しバランス調整が必要かも。これまでの調合のように作成するアイテムの個数を自分で決められないのも残念(ゲームバランス上の問題かもしれませんが)。

最終的に魔王を倒したたうちのソフィーはこんな感じ(他のキャラも武器が違うだけであとは基本的に同じ)。

戦闘は中盤以降はアイテムゲーです。一撃必殺テラフラムがあればザコ戦は全てそれで片付きます。さすがにボスには効きませんが、必殺効果が乗らないだけで普通にクリティカルするので、それなりの装備が準備できていれば苦戦することはありませんでした(難易度はノーマル)。ただし終盤のボスや隠しボスは装備をきちんと強化していること前提のバランスなので、ロロナみたいに完全なアイテムゲーというわけでもありません。

ロロナで指摘した演出の遅さも、戦闘早送りが装備されたことで多少ましになりました。それでもやはり戦闘時間は長めですが、そもそも戦闘回数があまり多いゲームではないので我慢できる範疇かな。

ただ、脇のシステム群についてはいくつか言いたいことが。

カフェで噂を聞くとき、一度聞いた噂を再度聞くときは、その内容を最初から提示して欲しい。どのボスが登場するのか、どのアイテムが採取できるのかのが、受注しないとわからないので、そのたびに攻略本に頼ることになり面倒。

サブイベントの発生地点がわからない。過去作ではマップ上にアイコンが出ていましたが、それが廃止されたため、しらみつぶしにするか、いつもいる場所と違う場所にいるキャラを探すかしかなくなってしまう。マップ上のショートカットが充実しているので、しらみつぶしと言ってもそれほど手間ではないのですが。

ワールドマップ上で新しい採取地が出現しても、一度も行ったことがない場所と既に行ったことがある場所の区別が付かないので、麩食う数カ所が同時に出現すると混乱する。図鑑には行ったところの情報しか載らないのでそれと照合すればわかるのですが、面倒くさい。

この辺りはぜひ次回作で改善して欲しいです。

一方、アイテムや採取地などの情報が図鑑に記録され、互いにリンクしているので芋づる式に必要な情報を引っ張って来やすい、図鑑にキャラクター達のコメントが豊富に記載されていて読んでて面白い(だからこそ既読チェックがほしい)、など、手がかかってるなーと思えるところもありました。

戦闘もかなり複雑化しているので、チュートリアルがもうちょっと充実した方が良いような気がするなぁ。特にスペシャルアタック/ガード周りは最後の魔王戦直前までほとんど理解できず生かせもしませんでした(魔王戦では必須なので理解しましたが)。必殺技がなくなってしまったのもちょっと悲しい。

期限が廃止されてしまったことについては色々意見があると思いますが、個人的には歓迎です。採取地にも気軽に行けますし、イベントが進行しないからとやきもきすることもありません。トロコンの難易度も下がり、自分のようなヌルゲーマーにはありがたい仕様。緊張感がなくなってしまうのは事実ですが、その辺りは緊急感のあるシナリオを準備できれば解決できる問題だと思います(普通のRPGも期限はないですが、緊張感を持たせることは出来ていると思いますし)。

グラフィックについですが、キャラクターモデルはイラストの再現度も高くよかったと思います。もう少し動きのパターンがあればよかったと思わなくもないですが、戦闘中の動きの滑らかさはさすがだと思いました。ダブル絵師でしたが双方のイラストの親和性も高く、クリアするまで忘れていたくらいです。

おなじみクリア後のギャラリーも充実しています。キャストコメントは脇役の方まできっちり収録されていてありがたいです。

総評

色々述べましたが、まとめればやはり良作だったと思います。でも1作目なのに「このシステムでもっと遊びたい!」とまでは思いませんでした。あとプレイ時間が790時間になってましたけど、さすがにそんなにプレイはしてねーよ!(多分PS4メニューに戻ってもプレイ時間がカウントされてるからですかね…)感覚的には70時間~80時間くらいですかね…

プラチナトロフィーの獲得は割と簡単で、魔王撃破のトロフィー以外は比較的容易に到達できると思います。

魔王戦だけは難しかったのでEASYにして挑みました。装備はこんな感じです。(ソフィー以外も武器の名前が違う以外は同じ)見ての通り品質にはあまりこだわっていません。レアな特性もなく、割と再現は簡単かと思います。

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戦術ですが、魔王はHPが減るたびにどんどん強化されるので、序盤に味方をがっつり強化して一気に倒しきります。具体的には、戦闘メンバーにプラフタを入れ、序盤はずっと防御を繰り返し、ゲージを貯めます。300%になったら、プラフタのスペシャルガードを発動。これでボスは回復を封じられるので、あとは通常攻撃などで削り倒すだけです。アイテムカウンターなどがあるので、後半はアイテムを使うのは、ピンチの建て直しにそよ風のアロマを使うときだけにしてください。


2016-01-24

【映画】劇場版「ペルソナ3」 #4 Winter of Rebirth レビュー

東京にいるにもかかわらず、どうしても見たくなったので錦糸町の映画館に行ってきました。朝から。

劇場版「ペルソナ3」 #4 Winter of Rebirth

監督:田口智久
公式:劇場版「ペルソナ3」 公式サイト

P4 #4

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2016-01-23

【イベント】オーディンスフィア レイヴスラシル ~屋根裏図書館への招待~ レビュー

先日取り上げた、オーディンスフィアの美術展「オーディンスフィア レイヴスラシル ~屋根裏図書館への招待~」に行ってきました(行ってきたのは昨日です)。

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会場になったのは、四谷にある「アートコンプレックスセンター」。閑静な住宅街の中にある美術館です。美術館と言うよりはギャラリーという感じでしょうか。いきなりファンタジックな建物が現れてびっくりしました。

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入り口から入ると早速メインビジュアルがお出迎え。ちなみにここに飾っている絵は全て購入可能です、この2枚は15万円。あり…ですかね?

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様々な作家さんの描かれたイラストが展示されています。グウェンドリンの槍と、ベルベットの鎖も飾られていました。先端が水晶じゃなくてプラスチックなので殺傷力は低そうです。リブラム(メルセデスの持つボウガン)がなかったのが残念。

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プーカのレストランを模したテーブル&イス。机に置かれているバレンタイン金貨もきちんと作られたオリジナルのものでした。これ一般販売してほしい(コイン集めが趣味なので)。

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アリスの屋根裏部屋を思い出させるイス、蓄音機、時計、そして本。このイスには自由に腰掛けることができます。さすがにオッサンなので自重しました。

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グッズも販売しています。プラスチックキーホルダー、ビニールファイル、缶バッジなどのお手軽なものも。

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こちらはキャラクターをイメージしたアクセサリー。僕の観点からすると高価な商品ですが、この手のものの相場が分からないのでなんとも。少なくとも僕の人生には関係なさそうなものだ。

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そして3月頃発売予定のキャラクターフィギュア。グウェンドリンとメルセデスは再販、ベルベット&コルネリウスは新作です。…主人公のうちたった1人ハブられた人がいます(黒の剣士ことオズワルドです)。彼も人気があるはずなのに…やはりこういう商品を買うのは男ばっかりなのか。

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ギャラリーの中に隠れているキャラを全て見つけ出すと、おまけがもらえます。右下のクッキーがそれです。

写真は今日の戦利品。左はビニールファイル。3枚セットで1000円。右上はトレーディング缶バッジ。1つ300円(絵柄は選べません)2つだけ購入したところ、ベルベットとオニキスでした。メルセデス狙いでしたが、全10種類くらいあったのであきらめます。

イラストはゲームソフト予約特典のビジュアルブックに収録されているものばかりでしたが、それを大きなキャンパスで見ることができたのはよかったと思います。しかもその全部を購入できるというのはなかなか珍しいのではないかと。グッズも数は少ないですが、どれも力が入っている感じでした。メルセデスのフィギュアも思った以上にできがよかったので、購入をまじめに検討します。でも最近フィギュアが増えてきたので置き場が…。

これで大体今回東京に来た目的は果たしましたかね(一応今日の午前中は仕事をしているので遊びに来てるわけじゃないぞ!本当だぞ!)。
今日は電気屋に行ってドライブレコーダー買ったりしてましたが、特筆すべきことがなかったので省略。

明日はホテルの近くにある文房具屋でノートを購入する予定です。飛行機は最終便なんだけど、悪天候なので無事に帰れるか不安。幸い向こうの天気は大丈夫そうなので欠航はなさそうですが、空港が山の中にあるのでそこから無事に降りられるかが心配。