2016-07-19

【Webコミック】星界の紋章 第19話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。久々に2ヶ月での更新ですよ!コミックス第4巻も8/9発売予定!

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

星界の紋章19②

潜伏用のアイテムを購入するため、単身町へ向かうジント。

星界の紋章19④

少々トラブルはあったものの、無事持ち込んでいた貴金属を換金し、当座の生活費を手に入れます。

星界の紋章19⑤

そうこうしている間にも人類統合体は住民たちへの圧力を強め、摩擦が生じ始めています。ジントは目立たないようにそっと街を離れました。

このあたりのシーン、小説では割とさらっと描いているイメージでしたけど、こうやって軍隊をリアルに描かれるとジントの不安がよく分かりますね。

星界の紋章19⑥

無事ラフィールの元に戻ったジントは、ラフィールに服装を変え、髪を染めるように頼みます。当然(?)拒否する王女殿下。とはいえそれが必要なことだとわかってはいるわけで―

星界の紋章19①

細かいですけど、「軍艦ウィクリュール」ね。

今回の殿下

星界の紋章19⑦

このマンガでは珍しいギャグ顔の殿下。

星界の紋章19⑨

黝い髪を自慢する殿下。

星界の紋章19⑩

額の空識覚器官をさらす殿下。

星界の紋章19⑪

面白い髪型の殿下と面白い顔の殿下。

星界の紋章19⑧

そしてこれが髪染めを全力で拒否する殿下だー!かわいいー!そして次回、いよいよわんぴーす殿下ですよ!

※画像は第19話より引用


2016-07-11

【イベント】ジブリの大博覧会

仕事も早々に終わらせ、六本木ヒルズで開催されている「ジブリの大博覧会」に行ってきました。

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隣の「ルーヴルNo.9」という展示も、ルーヴル美術館と漫画作品のコラボイベントらしく、ジョジョも絡んでいるみたいで非常に面白そうなのですが、あいにくまだ開催前でした。

会場へはそもそも入り口がわかりにくくて迷いました。てっきり森タワーの「展望室」へ直接行けばいいのかと思いきや、森タワーの外にある「ミュージアムコーン」を経由しないとは入れなかったようです。詳しくは公式サイトに情報があるのでチェックしておきましょう。

僕は開場とほぼ同時くらいに行ったのですが、結構人が多く、入場まで20分くらいはかかりました。前売り券を持って行ったんですけど、入り口で正規のチケットに引き替えてもらう必要があるため、すぐに入ることは出来ません。招待券か、年間パスがあると優先入場できる様子。

そしてエレベーターで一気に52階の展望室へ。

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見ろ!人がゴミのようだ!(だれでも考えるネタですみません)

館内はほとんど撮影禁止ですが、概ね以下のような構成でした。

  • 各作品のポスター展示

これまでに使用されたポスターが1枚ずつ掲示されてます。

  • エントランス

巨大なトトロ人形がお出迎え。

  • 未公開資料の展示

今回の展示は、主にジブリ作品の「広報」に絞っている感じです。
マスコミとのやり取りや、ポスターに掲載するコピーの決定方法、そもそもプロデューサーとは何をする人なのか、プレス向け資料などなど。

特に、鈴木Pと、コピーライターの糸井重里氏のやり取りの手紙が展示されていて面白かったです。没になった案とか、宮崎監督のコメントとか、関係各所の考えとか、色々なものがむき出しになっていて非常に興味深くみせて頂きました。あと「お前の案、没!」というのをどうやって丁寧に相手に伝えればいいのか参考になりました。しかしよくこの手紙残ってたな…

あと、マスコミも「どうせジブリは毎年面白いに決まっているから」とあまり取り上げてくれなくなり興行収入が落ちたため、それまで毎年公開していたのを止め、2年掛けて大作を作ろうと考えて作ったのが「もののけ姫」とか、そういう制作の裏話もいろいろ知ることが出来ました。

  • 最新作「レッドタートル」の展示

主にイメージボードとあらすじについて。…これは…その、なんというか評価が難しそうな作品だなぁ。
池澤夏樹氏(池澤春菜さんのお父様)がコメントを寄せておられました。

  • 等身大ネコバス(ここは撮影OK)

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行き先が「六本木」になってる(しかも「木」が逆さ)と細かい。

  • 関連商品の展示

これまでに発売された関連商品の展示。といっても数が膨大なので代表的なものばかりですが、ナウシカの長銃のレプリカなんて売られてたんですね。

  • 空飛ぶ乗り物の展示(ここは撮影OK)

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作中に登場する空飛ぶ乗り物の展示と、謎の巨大飛行船。ハウルの動くしろって飛べるんでしたっけ。

  • 物販

ジブリグッズや大博覧会限定のグッズ。といっても品揃えはすごく豊富というわけではなく、最近のアイテムがメインでした。規模としてはどんぐり共和国の半分くらいでしょうか。

3000円購入すると特製のショッパーがもらえるので、「ナウシカのクリアファイル」(270円)、パンフレット(600円くらい)、「風立ちぬ」(風立ちぬの原作カラー漫画の単行本。2200円)、ジジのマグカップ(1500円)を購入。

そんな感じで、十分楽しむことが出来ました。六本木以外の場所でも開催してくれるみたいですので、地方民の方も是非お近くに来た時は行ってみてくださいね。

個人的には物販をもっと充実させて欲しい!僕なんか物足りなくてその足で東京駅の地下にあるどんぐり共和国に乗り込んだくらいですから。


2016-07-10

【イベント】TOF2016 10日公演 レビュー

今日も飛ばしてるなー。来年の10周年イベントが今から楽しみです。

10日公演

開演前

15:20 会場に到着。今日はS席でしたが、ステージの斜め後方でちょっとショボン。

15:40 セネルとシャーリィのカゲナレ。昨年間違えてパシフィコに行ったという去年から続きのネタ。それにしてもレジェンディア最近優遇されてる感あるなぁ。やっぱり鈴木氏の草の根活動が実ったんでしょうか。

15:45 おなじみOPムービー集。

16:20 アスベルとリチャードのカゲナレ。お忙しい浪川さんが来てくれました!その後TOLINK、TOアスタリアのOP、TORAYSのPVも流れました。

16:30 オープニングトーク

今日は普通の衣装の司会2名。なぜか小野坂氏は左足に湿布を貼ってます。それに触れるな!とやや切れ気味の小野坂氏。風呂釜にぶつけたらしいです。

DVDではカットされるかも…といいつつ、福圓さんが昨日の小野坂さんにチキン南蛮をごちそうになったという話。ところが小野坂氏は先に帰った隣のテーブルの残り物をこっそりもらっていたことが発覚。おいおい。

また今日は昨年好評だった大喜利があります。「今日は大喜利できるメンバー集めたから!」と観客を煽る煽る。キャストの皆さん楽屋で苦い顔してませんかねぇ。

16:50 スペシャルスキット テイルズ オブ 肝試し

昨日に引き続き舞台は夏祭り。リチャードはお化け屋敷の主催者として準備に余念がない。ところが、目の前に落とし物のマントが…

祭りにやってきたスレイとザビーダ。たまには息抜きをしろとザビーダはテンションが高い。そこにゼロス、レイヴン、カロルも合流。しかしお化け屋敷には女の子がいないと!ということで、スレイが(無理矢理)女の子をナンパしに行くことになった。

スレイが去ったところに、リチャードが迎えにやってきた。お化け屋敷には「悲鳴を上げてくれる子」も「抱きついてくれる子」もそろってるよ!というリチャードにゼロスたちは大喜び。4人はリチャードと共に一足先にお化け屋敷に向かうことになった。

わりと変な私服の上にマントを羽織ったことで浪川氏の服装がかなりカオスなことに。「ちぐはぐ」「ミスターちぐはぐ」「ミスちぐ」とひどい言われようでした。

一方祭りにやってきたセネルとシャーリィの兄妹。シャーリィのためにほたてすくいに夢中のセネルをほっといて、エドナと合流したシャーリィは会場をふらふら。

途中で脈絡なく、ノルミン(着ぐるみ)が登場。かわいいアクションで会場の完成を独り占めしてました。エドナがとシャーリィが「三点倒立やってくれるらしいよ」「脇固めできるらしいよ」というひどいあおり。

ナンパをしていたスレイと合流し、シャーリィもお化け屋敷に向かうことに。一方エドナはシャーリィの代わりにセネルのところへ。暴走しているセネルを「心の迷子」扱いし、警備員を召喚。警備員としてやってきたロイド、ユーリ、アスベルも、あとはお化け屋敷をチェックすれば仕事も終わりということなので、5人でシャーリィたちを追いかけることになった。

その頃。リチャードたち5人はお化け屋敷に到着。ゼロスやレイヴンは、見えない力に肩や腕を引っ張られて落ち着かない。大騒ぎしていると突如リチャードが豹変し、ゼロス、レイヴン、ザビーダの3人を捕まえてしまった。カロルも襲われそうになるが、シークレットゲストのルークの助けで辛くも脱出した。

次にやってきたのはスレイとシャーリィ。お化け屋敷の中に入ると、お化けになったちょっとおかしいゼロスたち3人に襲われてしまう。そこにやってきたエドナたち5人と逃げてきたカロル・ルークも合流するが、お化けが大暴れしててんやわんや。ホーリィボトル投入で3人は正気を取り戻した。エドナとセネルもここで合流。

レイヴンは落ち武者幽霊だったので真ん中はげのヅラをかぶってるんですが、そのビジュアルが面白すぎて原稿を読めないキャストが続出。

そこにやってきたリチャード。だが明らかに様子がおかしい。アスベルの呼びかけでリチャードを正気に戻そうと攻撃を加えると、リチャードの羽織ったマントが魔物と化す。しかし一同の力でどうにか撃退。

―が、これは全てリチャードの演出だった。みんなを驚かせようとリチャードが考えた仕掛けだったのだ。安心する一同。しかしゼロスとレイヴンを引っ張った幽霊についてはリチャードも知らないということで、微妙に寒さの残る結末となった。

今回はアドリブいっぱいで非常に面白い舞台でした。昨日より10分近く長かったし。女性陣もテンション高く、さすが大喜利メンバーとして選ばれたメンツだけのことはある。

17:55 スペシャルトーク

いつもどおり初登場ゲストを中心にしたイジリ。

シャーリィ(広橋涼氏)…エドナに「幽霊ダンスをしなさい」と無茶振りされても観客を味方に付けて盛り上げることができる希有な才能。昨年のスペシャルスキットでワルター(櫻井孝宏氏)に部屋を荒らされたと知ってどん引き。

カロル(渡辺久美子氏)…今日はショタコンテンツを広げるために来ました。というありがたいお言葉。そういえばテイルズでショタキャラってあまりいないなぁ。ライフィセットが救世主となるか。大喜利でも面白かったです。さすがベテラン。

リチャード(浪川大輔氏)…「リチャード役の人って実在してたんですね」と言われるほど忙しくて抜き録りが多い浪川氏。大喜利要因として櫻井氏が連れてきたそうですが、下ネタはやめてー!イメージが!…いや、浪川氏はそういうイメージだったか。

ザビーダ(津田健次郎氏)…めっちゃいい声&ザビーダばりのハイテンション。初めてで感覚がつかめないと言いつつしっかりなじんでましたよ。

18:10 テイルズ オブ プレゼンテーション 2016

という名の大喜利。昨年のが好評すぎたために今年も開催。一応プレゼンの体をしていた昨年(最優秀作品を決めていた)に比べ、完全に大喜利で投げっぱなしと言う潔い構成。

「オリジナルグミを考えよう」

→「パングミ」(明らかに形がアンパンマン。ツッコまれて出てきた代案はしょくパンマン)
 「3年Bグミ」(効能:不良が更生する)
 「世田谷育ちのグミコサミン」
 「仙豆」
 「真ん中に星があって7つ集めると願いが叶うグミ」(みんなDB好きだな)
 「長澤めグミ」「渡辺グミ子」
 「ねえグーミン、こっち向いて♪」

「新戦闘システムとその略称を考えよう」

→「SNG 素手で殴る」
 「TOS」(シンフォニアと思いきや「父さーん!!」)
 「TOZX」(本日第1話放送予定!)
 「SYI・OWN」(先生がやれって言ったんだ!俺は悪くねぇー!)

「TOF10周年でやりたい企画は」

→「ゲストが意味もなく嵐」
 「1日10ステージ」(死んじゃう)
 「まじんけん出るまでかえれま10」

浪川氏が「小野坂」を「小野板」と書いてしまい、漢字の弱さを遺憾なく見せつけてました。

18:50 最新情報コーナー

今回もあまり大きな発表はなかったですね。

TOLINKのキャンペーン、TOアスタリアのアイマスコラボ、両者のロイド祭り、TORAYSのOP先行公開など。

いつも通りのロイドとルークの茶番で、課金石10個の配布が決定しました。これDVDに収録されないのが残念なんだよな。

19:20 テイルズ オブ ライブ

TORAYSの主題歌を担当したAlexandrosのライブ。今年はロックバンドばっかりですね。ロックはちょっと苦手。持ち曲4つに、主題歌「NEW WALL」を熱唱してくれました。

18:50 最新情報コーナー(続き)

コトブキヤでの後夜祭は今年も開催。LALABIT Marketが全国のPARCOでコラボイベント、TOBとハローキティのコラボなど。

19:55 エンディングステージ

今日は昨日にまして笑わせてもらいました。大喜利はキャスト的には結構つらかったみたいですけど、こちらとしては非常に楽しませてもらいました。小西氏と鈴村氏は相変わらずクオリティ高いです。昨年気を吐いた櫻井氏はちょっとおとなしかったですが。渡辺さんと広橋さんの女性陣も結構ネタに走ってくれてました。このノリなら女性が少ないのも納得ですわ。

一つだけ残念だったのは、亡くなられたライラ役の松来さんに誰も触れてくださらなかったことでしょうか。こういうイベントにはふさわしくない話題と思われたのかもしれませんが、TOZが注目されている今だからこそ、一言だけでも触れてほしかったですね。

それはさておき、今年も十分楽しませてもらいました。これだけ笑えるイベントは1年でもこれだけですからね。BDも必ず買います!

そしてついに来年は10周年ですね。10周年ならではのゲストに期待したいなぁ。井上喜久子さんはいつでてくれるんですかね。

20:00 終演

カゲナレはスレイとザビーダ。ザビーダめっちゃカミカミでした。お疲れ?


2016-07-09

【イベント】TOF2016 9日公演 レビュー

去年はテロ対策で手荷物検査とかいろいろ面倒でしたが、今年は一切なし。危機管理とは…

6日公演

開演前

14:45 会場に到着。15時開場でしたが。雨だったからかすでに開館していました。ほとんど並ぶことなく入場できました。

15:00 今回はプレミアムシートなんですが、なんと右サイトステージ前の最前列だー!めっちゃうれしい。何年か前にステージ前2列目だったとき以来の良席ですわ-。

15:40 ティトレイとヴェイグのカゲナレ。「不動の名コンビだよな!」とテンションの高いティトレイとついて行けてないヴェイグの対比がよい。

15:45 おなじみOPムービー集。今年はTOZが追加されました。あとは去年と同じ。

16:20 ロクロウとマギルゥのカゲナレ。「落ち着くためにこの呪文読んで~」「ってアナウンスじゃねーか」

16:30 オープニングトーク

リニューアルした横浜アリーナ。今年はステージ奥の2階席から司会の二人、小野坂氏と福圓さんが登場します。あれ…福圓さんの方は普通に階段なのに、小野坂氏の方はなぜか滑り台(通称:小野)に…?

オープニングムービーはいつものテーマをちょっぴり和風にアレンジした曲でした。夏祭りがテーマですからね。司会が二人とも浴衣だったので出演者みんながそうかと思いましたが、そんなことはなかったぜ。

16:50 スペシャルスキット テイルズ オブ 夏祭り

夏祭りにやってきたミクリオとエドナ。といっても祭りを楽しみに来たのではなく、なにやら謎の力の高まりを受けて調査にやってきたらしい。祭り会場では自分たちの姿が見えていることに驚くミクリオ。そこにやってきたゼロスやエステルと共に会場を調査することに。

一方ベルベットからくすねた財布をなくしてしまい、路銀を稼ぐために会場に紛れ込んだロクロウとマギルゥ。エステルを探すユーリや、伝説の味噌を探すヒスイに適当な占いをしたりしていたが、祭りで様々なアトラクションをこなしてポイントをためれば、なにやら黄金のなにがしがもらえると言うことで張り切って会場に消えていった。

主催者のルークは、会場を見て回っていた。最初に来たのはティトレイの焼きそば屋とヴェイグのかき氷屋。ロイドやシングもやってきて焼きそば大食い大会が始まったが、ティトレイがその辺で拾った毒キノコを隠し味に投入したことで全員「ですの」という語尾でしかしゃべれなくなってしまう。偶然通りかかったエステルの治癒術で事なきを得たが、全員にボコられるティトレイ。

Lの中の人(アニメ版のCVである山口氏)がデスノー(ト)デスノー(ト)言ってたけど大丈夫か?というツッコミが(笑)

他方事件を調査中のエドナと下僕扱い中のゼロス。店番を押しつけられたユーリとヒスイの射的屋へ。特にこれといって情報は手に入らなかったが、兄妹談義で盛り上がるゼロス、ヒスイ、エドナ。

ロクロウとマギルゥがやってきたのは、ヴェイグの店で行われているかき氷大食い大会。飛び入りで参加した二人だが、「かき氷を食べても頭がキーンとならない」という特殊体質を使って見事に勝利。次にユーリの射的屋では掟破りのブレイズスウォームで商品を全て燃やして勝利。自分の祭りで好き勝手されて気に入らないルーク。

それぞれ祭りを楽しんでいた一同だったが、ようやく全員が集合。エドナとミクリオの調査も終わり、この祭り自体が何者かを召喚するための儀式になっているらしい。ルークが拾った魔道書通りに祭りの配置をしたのが原因らしいが、ついに最後のピースが偶然そろってしまい、強力な魔物が召喚されてしまう。マギルゥが大技を放つため全員で時間稼ぎをするが、マギルゥの術でも敵を倒すには至らない。何となくまずい雰囲気になったところで、シークレットゲストの佐藤利奈さん…じゃなくベルベットが乱入。きっちりおいしいところを持って行った。

ルークが用意していた「黄金のなにがし」は、「黄金の輝きのピーチパイ」だった。勝負は勝負として、パイはみんなで楽しもう、と全員分用意していたルーク。何となく大団円…かと思いきや、今回の騒ぎで被害が出た出店者から天文学的な請求書が届き、END。

結局魔道書の出所などの伏線は改修されず。ちょっと今回のシナリオはがばがばでした。

あと最後どさくさ紛れに岸雄氏がトンガリの物まねを挟んでました。持ちキャラじゃねーだろ!

17:45 スペシャルトーク

いつもどおり初登場ゲストを中心にしたイジリ。

ヴェイグ(檜山修之氏)…いつも「クレア-」と叫ばされることに以前不満を述べてましたが、今回は全くなし。それはそれでつまらないらしく、関係ないところで叫んでました。

ティトレイ(山口勝平氏)…僕の中ではマヨナカラジオの下ネタ担当(まああのラジオは全員汚れですが)というイメージしかなかったんですけど、今日はおとなしかったです。

エステル(中原麻衣氏)…この人鼻高いですよねー。今日もあでやかな服装ですてきでした。

シング(柿原徹也氏)…第1回ではVTR出演だったことを未だにいじられてました。松風さんのフォローをしたりとできる子。

ヒスイ(松風雅也氏)…前回調子に乗りすぎたせいでしばらく干されていたとのこと。全然反省してない様子でしたがw

ミクリオ(逢坂良太氏)…昨年は一人だけ服装指定を無視したことをいじられてましたが、今回は人からもらった服でそろえたため、再びいじられてました。

ベルベット(佐藤利奈氏)…スケジュールあってよかったです。カッキーと同じ末路を味わわせるのはかわいそうすぎる。あとロクロウを止められなかったのは仕方がないです。

ロクロウ(岸尾だいすけ氏)…本日もっともはっちゃけてた人。アドリブ、ギャグ、体を張ったネタと松風氏と二人で気を吐いてました。「暑がり寒がりトンガリ!」じゃねーよ。「53万の半分も実力を出してない」じゃねーよ!でも全然ネタバレをしなかったところを見ると、やっちゃイケないこととの線引きはしっかりしている様子。

マギルゥ(佐藤聡美氏)…しゃべるたびにくねくねくねくね動いてかわいい!初めてお顔を見ましたけどあんなかわいい人だったとは。

あと福圓さんをすごく近くでお見かけするチャンスがあったのですが、めっちゃ美人でびっくりしました。とても3X歳には…ゲフンゲフン

18:10 テイルズ世論調査 結果発表

テイルズチャンネル+でしていたアンケートの結果発表。

「夏休みに冒険したい世界は?」→①ヴェスペリア②レジェンディア③グレイセス

ヴェスペリアの見所で「ハルルの木」が挙がってましたが、ユーリもエステルもあまり覚えてなかった様子。エステルにとっては割と重要なポイントなのですが…

「盆踊りがうまそうなキャラは」→①ロイド②レイヴン③ティトレイ

レイヴンは和装っぽいので何となく、でもロイドとティトレイが何で??と疑問になってましたが、あいにくアンケートに理由を書く欄がなかったので闇の中へ。

「射的がうまそうなキャラは?」→①レイヴン②ヒスイ③ザビーダ

何で1位と3位が来る明日やらなかったんだよ!とヒスイがいじけてました。

18:40 最新情報コーナー

今年はあまり大きな発表はなかったですね。

TOBの最新PVの先行公開、オリジナルサントラ9/28発売、TOZXの先行上映会Ⅱが開催決定、BD-BOXが12/22発売予定、くらいでしょうか。

19:20 テイルズ オブ ライブ

TOZXやTOBに楽曲を提供しているFLOWのライブ。

  • BURN
  • COLORS
  • Steppin’ out
  • GO!!!
  • 風ノ唄

の5曲でした。曲もMCもノリのいい感じで面白かったですね。

小野坂さんから「全部バンナム絡みの曲ですね」といわれて「心得てますんで!」と返してたのが(笑)

20:00 エンディングステージ

今日は長かったですねー。あちこちで「巻きで」って言う指示があったみたいなので、多分岸雄氏が悪ふざけしすぎたせいだな。いいぞもっとやれ。

始まる前は女性成分が少なすぎてどうなるかと思ってましたけど、佐藤利奈さんが来てくれてよかったです。しかしこの業界のおっさんは元気すぎる。この観客を喜ばせてなんぼというところはさすが芸能人でした。

あと佐藤聡美さんは今日の活躍でファンになってしまいました。TOBには期待せざるを得ない。キャストの皆さんもそろって、シナリオがすばらしい!と絶賛していたので期待しています。

あと1ヶ月半ですからねー。その前にクロバラノワルキューレどこまで行けるかしら。

20:00 終演

カゲナレはシングとヒスイ。なんだかんだで仲いいじゃん。ていうかカッキーは微妙にシングの演技忘れてる気がする。

明日は3時頃に行けばいいかな。渡辺久美子さん楽しみ。


2016-07-03

【コミック】いいでん!4 レビュー

惜しまれつつ連載終了したファミ通掲載のマンガ「いいでん!」の最終巻です。

いいでん!4

著者:みずしな孝之
レーベル:BEAM COMICS
価格:980円(税別)

レビュー

遂に終わってしまいましたねー。前身の「いい電子」第1話から読んでいた自分としてもかなり感慨深いものがあります。この作品はみずしな先生のメンタルが如実に表れていて、最近の連載の中では一番好きだったんですよね。「ムーコ」「たばたちゃん」も面白いんですが、あれは世界観が強すぎて、みずしな先生のメンタルがあまり表層には出てこない作品ですから。

さて、蝋燭が消える前の燃え上がりなのか(笑)今回もかなりゲームされていますね。といっても大作というよりは、小粒のゲームがメインになっているような気がします。今回も全くボクと嗜好が合わず、先生が取り上げたゲームのうち僕がプレイしたことがあるのは「絶対絶望少女」だけでしたけど。でも先生のようにトロフィーとか全く気にせず、新しいゲームをどんどん試していける人生も楽しそうな気がします。

しかし170回で「絶対絶望少女」を取り上げた時に、「発売してから改めて描かせてもらいます-!!」といったのに忘れていたことだけは絶対に許さない。

それはさておき、先生お疲れ様でした。後書きで「必ずや!何らかの形でファミ通に帰還させて頂ければ!」と描いてくださっていましたし、おとなしく待とうと思います。るるる先生の後を継いでストーリー漫画を掲載してくださってもいいのよ?それと最近全然出番がない内藤さんはお元気なのでしょうか。


2016-06-25

【コミック】たばたちゃん派 4 レビュー

サモンナイト6、無限界廊をクリアし、キャラの育成も終え、サモンバーストもコンプしました。明日から多分プレイ日記を再開できると思います。つーかサモンバーストコンプのトロフィー、あの超難易度のディスガイア4プラチナトロフィーより取得率低いんだけどどういう事だよ!

それはさておき予定通り電子書籍で購入。今月は「いいでん!」の最新巻(最終巻)も出ますよ。

たばたちゃん派 4

著者:みずしな孝之
レーベル:バンブーコミックス
価格:562円

レビュー

いろいろなものにきょうみしんしん、ちょっと変わったセンスを持つ「たばたちゃん」を主人公にしたほのぼのシュール4コマです。

あいかわらずみずしな先生の引き出しの多さを感じます。こういう「天然キャラ」だけで話を転がすのって、思った以上に難しいと思うんですよねー。現在連載中のみずしな先生の作品の中では一番のお気に入りになりました。

今回はネコのミヤビが大活躍でした。人間の思い通りにならないネコの習性が描かれています。たばたちゃんを一方的に振り回すことが出来る希有なキャラですね。かと思ったら風邪を引いたたばたちゃんをさりげなく見守ったりして、これがはやりのツンデレか!

あとは先生おなじみのジェネレーションギャップネタですかね。

たばたちゃん派4① とか、

たばたちゃん派4② とか。

※画像はコミックス8ページ、93ページから引用。


2016-06-19

【コミック】だがしかし ⑤ レビュー

SN6はようやく無限界廊50階に到達。このあたりになるとキャラ育成も捗り、既にLv99のキャラが2人になっています。最後にレギュラーメンバーとして加入したアルカの好感度を上げるため、アルカのSPDを999にして、仲良くなりたいキャラをコネクトで引っ張りながら好感度上げてます。

SO5はやり込みダンジョン進行中。中ボスがオリハルコンを落とすまで粘る不毛なリセマラに挑戦中。今回ボリュームが少ないからってトロコン甘く見すぎたわ…

シャリーのアトリエも始めました。さすがにPSVだからかなり画質が荒いです。最後まで頑張れるか心配になるレベル。早くウィルベルさん来てくれー!

だがしかし ⑤

著者:コトヤマ
レーベル:少年サンデーコミックス
価格:463円

あらすじ

駄菓子をこよなく愛する美少女・ほたる。彼女が入り浸る田舎の駄菓子屋・シカダ駄菓子店の少年ココノツの駄菓子に対する深い造詣を(勝手に)見込み、今日もほたるは駄菓子をかみしめながらお店に向かうのだが…。駄菓子をテーマにした一話完結のギャグ漫画です。

レビュー

最近すっかりサヤ師にヒロインの座を脅かされっぱなしのほたるさんですが、今回は序盤から飛ばしてますね。

だがしかし⑤1

あんこだまを一口で食べてこの表情である。ずるいよ!

だがしかし⑤5

スカートを脱げばたちどころにベーゴマのバトルフィールド完成ですよ!どんな材質なんだよ!

今回の有名どころはやはり「ブラックサンダー」ですね。あれ、これ駄菓子ですかね…

だがしかし⑤3

僕の中では駄菓子ではなくコンビニ菓子という括りですね。造りもしっかりしていて、ちょっと高級感もあるし…

だがしかし⑤4

え!?そうなの?でもこのネーミングのいい加減さはたしかに駄菓子っぽい…

今回はサヤ師はちょっとおとなしめで…

だがしかし⑤2

メガネ!

だがしかし⑤6

照れ顔!

だがしかし⑤7

お泊まり!やっぱサヤ師が好きだわ。この間サヤ師グッズも買っちゃったし。

公式サイトで試し読みもできますよ!

だがしかし公式

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-06-18

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 05 レビュー

最近あまりレビュー記事書けてない気がする…せめて週一ペースに戻さないと…

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 05

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

あらすじ

6月末、市内のダンススポーツ大会に出場した鹿高競技ダンス部の面々。土屋・亘理ペアは、出場したスタンダード部門で、前回大会の失敗を乗り越えて4種目を踊りきった。そして一次予選の結果発表。2人は最下位ながらも、見事二次予選に駒を進めることが出来た。

しかし二次予選では不運にも予選1~4位通過のペアの組に巻き込まれてしまい、あえなく敗退。大会を通じて経験と良きライバルを得た二人は、次の大会でのリベンジを決意するのだった。

次の大会は8月。競技ダンス部は夏休みを利用して、1週間の強化合宿を開催することになった。土屋と亘理は部長から、基礎体力の向上に加えて、得意種目をさらに発展させ、オリジナルの振り付けを考えてみるようアドバイスを受ける。

そしてその他の面々も今後に向けてパートナーと向き合う時期に来ていた。もっとお互いのことに関心を払うよう言われた八巻・椿ペアは、ペアルックでパートナーとしての行動を模索し、八巻という相方を得た藤田も、競技ダンスの世界に足を踏み入れる。そんな中、副部長の綾辻は、自らの才能に限界を感じ、土井垣とのパートナーの解消を申し出るのだが―

レビュー

前半は前巻に続きダンススポーツ大会の話でした。

ついに公式戦で目に見える結果を残した主人公ズ。さすがに物語の展開上今回は行けるよね…と思っていましたが、それでも

背すじをピン!と5①

このコマを見た時は嬉しかったですね。多分ひらりんと同じ顔になってた気がする。

背すじをピン!と5④

実力はまだまだ先輩やライバルたちには及びませんが、初勝利もし、今後の課題を見えたということで、二人にとっても実りの多い大会になりましたね。

後半はダンス部の合宿の話。男日照り(ひどい)のひらりんにも、ついに相方が出来ました。ここで八巻先輩を持ってくるところはさすがの構成の妙です。まあその後もつっちーの妄想の中では、

背すじをピン!と5⑦

完全に解説役なワケだが。

しかし強化合宿のパワーはすごいですね。前巻では

背すじをピン!と④ 09

と言ってただけのつっちーが、まさか

背すじをピン!と5⑧

こんな大技を引き下げて帰ってくるとは。そしてここから土屋・亘理無双が始まるとは…連載中には思いもよりませんでしたよ。
(※読んでない方のために説明しておきますと、もちろんつっちーの妄想です)。

さて、③巻で登場した新入部員の藤田さん。前巻では解説役という美味しいポジションを固めてましたが、どうも彼女の野望はそれだけではないようです。

背すじをピン!と5⑤

自己評価高いなおい。…でもこの後のセリフを見る限り、これは彼女なりの照れ隠しなんでしょうね。だってつっちーたちまぶしかったもんね!

あと大事な発見した。

背すじをピン!と5⑥

わたりちゃんが「でへへ」って言ってる時はもれなくカワイイの法則。(前回のでへへはこちら↓)

背すじをピン!と④ 06

今回は、他のダンスペアたちのコイバナもちょっと面白かったですね。

御木組は相変わらずの仲だし

背すじをピン!と5②

宮大工組もちょっと良い感じでした。

背すじをピン!と5③

「一生」とは言ってないだろ!w

部内の人間模様も目が離せない感じ。

背すじをピン!と5⑨
背すじをピン!と5⑩
背すじをピン!と5⑪

それから今回は、自分くらいの年の人間には懐かしいネタ多かったですね。

背すじをピン!と5⑫ 背すじをピン!と5⑬ 背すじをピン!と5⑭

…最近の子供は知らないかも。

※画像はいずれもコミックスより引用(4枚目と最後のみ4巻から)


2016-06-06

【アニメグッズ】ペーパークラフト:スタジオジブリシリーズ ハウルの城 レビュー

GWから作っていたペーパークラフトが完成しました。久々にクリエイティブな趣味を堪能したわ(アニメグッズの作成がクリエイティブかどうかはさておき)。

スタジオジブリシリーズ ハウルの城

レーベル:みにちゅあーとキット
価格:13608円

レビュー

繊細にレーザーカットされた硬質紙を貼り重ねて組立てるタイプのペーパークラフトです。
片手で持てる大きさですが、細部まで精緻に作られています。

パーツはレーザーカットされており、紙の厚みまで考慮して完璧に組み合わさるように設計されています。着色もあらかじめされているため、時間を掛ければだれでも完成させることができます。

このシリーズはジブリ関係のアイテムを大量に出しているのですが、これはその中でもかなり難易度の高い作品です。僕はどうしてもハウルの動く城が欲しかったのでいきなりこれに挑戦しましたが、慣れない方はもう少し簡単な作品から試してみてください。値段も結構しますしね。

作成の経過はこんな感じでした。大体20~25時間くらいかかったかな。

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パーツはほぼカットされていますが、カッターナイフで台紙から切り離すと綺麗に作れます。

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ボディー部分は紙を貼り重ねていくため、完成品はかなりの重量があります。

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砲台部分は別部品なんですが、こんな感じできっちり収まるので気持ちいいですね。

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外装と多少の付属品を貼り付けた状態。この辺りから細かい作業が増えます。

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足はかなり細いのですが、かなり丈夫でものすごい安定感があります。※可動しません
パーツを1個裏表逆に貼ってしまい結構ピンチでした。

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砲塔や家などの付属品を接着した状態。家とかも大体6~10パーツくらいを組み合わせて作っています。屋根瓦は剥がれやすいので注意。
1個パーツの上下間違っちゃってるんだよな。

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煙突などを取り付けほぼ完成。細い煙突の芯に紙を綺麗に巻き付けるのが一番難しかったです。

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土台に載せるとこんな感じ。これで完成です。ディスプレイ用のアクリルケースもネットで注文しました。

おまけ

初めて作る場合、こういうものがあると便利ですよ。

  • カッターナイフ(普通のものでOK)
  • カッター板(普通のものでOK)
  • ハサミ(普通のものでOK)
  • 接着剤(先が細いノズルになっているものを強く推奨)
  • ピンセット(ある程度きちんとしたものの方が安定感がある)
  • 爪楊枝(普通のものでOK)

2016-06-05

【ゲーム】いけにえと雪のセツナ レビュー

1周目クリアと同時にプラチナ獲得できると気持ちいいですね。というわけで通算30個目のプラチナトロフィーを獲得しました。プラチナトロフィーを取得するまでにかかった時間(現実時間)は絶対絶望少女に次いで短かったです。

※6/8追記:すみません。2番目に短かったのはシュタインズゲート・ゼロで,これは3番目でした。

いけにえと雪のセツナ

開発:Tokyo RPG Factory
プラットフォーム:PS4/PSV
価格:4800円(税別)

レビュー

ストーリー

雪に閉ざされた世界。その世界の端に存在する村には、一つの風習があった。それは、10年に一度、生け贄を捧げ、世界を魔物たちから守るといういけにえの儀式。

ところが、次の儀式の年を待たずして、魔物の凶暴化が始まってしまう。

村に暮らす少女・セツナ。彼女はいけにえとして、彼女の護衛役になった少女クオン、そして彼女の最後を見守ることを誓った暗殺者・エンドと共に、儀式が行われる最果ての地を目指して旅立つのだった―

90年代のRPGの(特にクロノ・トリガーの)オマージュとして作られたRPGです。ストーリーは短く、またあまり複雑なものではありません。寄り道要素も少ない一本道のゲームですが、サクッとプレイできる軽めのプレイ感覚は、忙しい現代人にこそプレイして欲しい仕上がりになっています。

ただ、あらすじからお分かりの通り、セツナは最終的に生け贄になる運命にあるため、話は常にシリアスです。エンディングも解釈が難しい作品で、人を選ぶ作品のような気がします。いつも言っていますが、僕はゲームに一番求めるものはエンターテイメント性なので、そういう意味では肌に合わない作品でした(※これは個人の感想なので、べつにだから駄作というつもりは毛頭無いです)。

また、マップはほとんどが雪景色であり、そこにピアノのみのBGMが流れるという、独特な雰囲気のゲームでもあります。

キャラクター

パーティキャラは7人です。

それぞれかなり重い過去や正体を抱えており、ゲームのシリアスさに拍車を掛けています。ヨミとキールがコメディリリーフ的なポジションなんですけど、とても笑えるような雰囲気ではないことが多かったです。またサブイベントをこなさないと、彼らが抱えているものの本当の意味は分かりませんので、ぜひサブイベント(最強法石イベント)はこなしてほしいですね。

主人公「エンド」はいわゆる無口キャラで、選択肢でのみ話すルドガー@TOX2の様なキャラです。選択肢によってもストーリーは一切変わらないのですが、かなり両極端な選択肢が準備されていること、また選択のチャンスがかなり多いことから、プレイしていくうちに自然と「自分(プレイヤー)のエンド像」が確立されるようになっていて、没入感があって良かったです。ネタバレになるのでぼかしますが、この没入感こそ制作者がエンドに期待した役割だと思いますので、そういう意味でよくできていたキャラだと思います。

ヒロインのセツナは博愛主義者ですが、それが鼻につくこともなく、また自らパーティの方針を決める力も持っていて、好感の持てるヒロインでした。

戦闘

7人のうち3人をパーティメンバーに選ぶことができます。選ばれなかったキャラにも経験値が半分入ります。レベルによる経験値補正があるため、基本的に適当に育成しても後で簡単に追いつけます。

戦闘はウェイトターン制のバトルが採用されています(FFでいえばATB)。行動順が回ってきた者から、通常攻撃や魔法(この世界ではいわゆる術も技も全て魔法扱い)、連携(複数のキャラの行動を消費して放つ大技)、アイテムなどの行動を取ります。行動順が回った状態でもすぐに行動せず待機することなどで「刹那ゲージ」がたまり、これを行動の際に消費することで、攻撃に様々な付加効果を付けることもできます。

シンボルエンカウントかつシームレスバトルを採用しており、戦闘は非常にスムーズに進みます。敵も味方も火力が高めですし、様々な属性を駆使して戦った方が戦闘報酬も多くなるので、基本的にはバックアタックをかけ(バックアタックに成功すると、刹那ゲージが貯まった状態で戦闘が始まる)、強力な技を刹那ゲージを消費しながら仕掛けて殲滅する、というのが基本です。
ですがシンボルとは言え敵を回避しにくいマップも多かったので、その辺りはどうにかして欲しかったですね。

ボスは一転長期戦になります。90年代らしく、時折かなり強力なボスが突っ込んであったりして気が抜けませんが,戦闘に緊張感があってよかったと思います。ただ隠しボスは理不尽に強く(初手で全滅に追い込むくらいの火力キャラとか)、アンリミテッド(一定確率で行動順がものすごい速さで回ってくるようになる装備品)でごりおしするくらいしかなかったのが残念でした。

とはいえ、バックアタック、刹那システム、短めの戦闘などの要素ががっちりかみ合っていて、コマンドバトル苦手な自分もかなり楽しめたように思います。せっかく位置取りの概念があるのだから、それもうまく絡めれば…いや煩雑になるか…

システム

オーソドックスなRPGで、あまり尖ったシステムはありません。

この世界には「法石」という装備品があり、それを装備することで、魔法を使えるようになります。そしてその魔法の発動時に刹那ゲージを消費すると、一定確率で法石が強化されます。強化はある程度コントロールできますがランダム要素もあるため、同じ名前の法石でも効果が異なる、ということもあります。しかし隠しボス等に挑まない限り、この辺は適当にやっても問題ないようになっています。この辺りのバランス調整は見事。

ただ、90年代のRPGを意識しているせいか、意図的に不自由にされているであろう部分がいくつかありましたね。鍵付の宝箱が全てのマップに用意されていて、終盤で鍵を入手したあとに再度ダンジョン巡りをさせられるとか、宿屋がないとか(宿屋がない理由は攻略本で説明されていましたが、それを踏まえても何とかして欲しかったです。普通に考えて主人公一行は歓待されてしかるべき存在なので、村長宅に泊まるとか、雰囲気を壊さない方法はあったでしょうに)、フィールドでの移動速度が遅いとかです。

もっとも、並行してプレイしていたSO5が、システム的には快適とほど遠い(この辺りはSO5のレビューで書く予定です)こともあり、プレイがイヤになるほどでもありませんでした。許容できるレベルです。

一番気になったのが、ワールドマップが存在しないことですね。終盤飛行船が手に入るのですが、どこに何があるのか手探りで見て回らなければいけませんでした。攻略本がある人は問題ありませんが、そうじゃなかったらかなり不愉快だと思います。世界の広さを演出するにも、世界の狭さを演出するにも、いずれも地図は必須だと思うのですがね…。あと関係ないんですが、「最果ての地」なのになんで世界の中心にあるんだよ!

総評

大傑作!と言えるほどではありませんが、よくできたRPGだと思います。おなじみIvanさんの強いプッシュでプレイさせて頂きましたが、決して後悔しない一品でしたね。この時代に新規タイトルでここまでの作品を送り出したTokyo RPG Factoryに、僕は敬意を表するッ!

さっくりとプレイできるRPGをお求めの方、ちょっと切ない物語に浸ってみたい方におすすめです。これから夏で暑くなるし、雪山や雪原や雪景色を眺めながら涼をとってみては。