2016-11-26

【コミック】ゆうべはお楽しみでしたね 3 レビュー

2巻のフルカラー版もついでに購入。

ゆうべはお楽しみでしたね 3

著者:金田一蓮十郎
レーベル:ヤングガンガンコミックス
価格:540円

あらすじ

奇妙な共同生活を始めて「パウダー」ことさつきたくみ(♂)と「ゴロー」ことおかもとみやこ(♀)。2人は相変わらずDQⅩにはまり中。

ゲームは新しい仲間が増えたりして平常運転ですが、2人はたくみがゴローさんのリア友に好意を寄せられたり、新婚生活を妄想したり、少しずつお互いを意識するようになってきて…

レビュー

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僕に言わせると、ゲームをみんなでプレイできる人間はコミュ障でもなんでもないよ!

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ゴローさんくぎゅしらない事件(ゴローさんはオタクではないので当然ですが)。そういえばTOBのカノヌシの声もくぎゅだったんですよね。最初はちょっと可愛すぎません?と思ったけど最後には「さすがや…」と思わせる演技はすごい。

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え、その即死ガード売ってるんですか。ぜひ店舗教えてください。リアルマネーでも出す覚悟あります。

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僕はその日空いているかどうかを聞いてから、予定を突っ込んでくる人は嫌いです。だって断れないじゃん!(断ること前提のコミュ障の発想

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まあそんなわけで、初期に比べるとずいぶんラブコメしてきたなーと思います。こういうところは金田一先生の真骨頂。

ガンガンONLINEで試し読みができるので、そっちもどうぞ。

ガンガンONLINE×ドラゴンクエストX DQX勇者導かれ隊 ONLINE – 漫画 – ガンガンONLINE | SQUARE ENIX

 

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-11-23

【ゲームグッズ】テイルズ オブ ベルセリア 攻略本 レビュー

TOBのファミ通攻略本を入手したので、公式攻略本との比較をまとめてみました。

テイルズ オブ ベルセリア 公式コンプリートガイド

テイルズ オブ ベルセリア パーフェクトガイド

レビュー

  コンプリートガイド
(公式)
パーフェクトガイド
(ファミ通)
 
全般
価格 2200円(税別) 2200円(税別)
総ページ 608ページ 496ページ
紙がやや分厚いため、公式本より1.3倍ほど厚い。
システム
全般 スクショが大きく解説も豊富なので、読んでいて分かりやすい。同種スキルが重複した場合の処理など、こちらの本にしかない情報もある。
戦闘テクニックについてのコラムが非常に充実しており、かなり高度な立ち回りについても記載があるので読み物としても面白い。
基本データの情報量としては公式本に劣らない。装備品へのランダムスキルの付与確率など、こちらの本にしかない情報もある。
ただしコラムのような付加的な情報はなく、あくまでシステムの解説という趣。
キャラ解説 キャラの立ち回りや術技の解説が詳しい。特にベルベットの秘技の詳しい性能についての情報などはこちらにしかない。
術技の詠唱文については、聖隷術、回復術、秘奥義のみ掲載。
いつも通り、すべての術技の詠唱文の記載がある。
術技のデータは公式本と同じ。ただ属性・種族特性が文字色の都合上読みづらい。コラム的な要素がほとんどなく、あくまでデータ集。
称号データについても同じページに記載されている。称号は基本的に戦闘と密接に関連しているのでこちらの方が便利。
ストーリー
全般 フィールドマップごとにページが構成されている。
あらすじと、サブエピソード及びロングチャットは、項目が分けられているが同じページに配置されている。個人的にはこちらの方が見やすいしチェックもしやすい。
ゲーム中に表示されるあらすじごとにページが構成されている。ロングチャットは別ページになっているのでやや閲覧が面倒。
TOZでは公式本とファミ通本は構成が逆だったのになぜ?
マップ 宝箱やショップ、ミニゲーム、地相樹などの基本的なデータは網羅されている。
それに加えイベントの発生場所もマップに落とし込んでいるため、情報を一元管理しやすいが、その反面ややごちゃごちゃしている感じもある(個人的にはこちらの方が利便性が高いので好みです)。
マップは公式本と同じくらいに見やすい。基本的なデータは公式本と同じ。
公式本もファミ通本も、TOZとほぼ同じマップデザインなので、そちらを持っている方はご参照を。
サブイベント フィールド上で会話が発生するのみのものも含め、すべてのサブイベントが網羅されている。
第四種管理地区に登場する魔物については名前と数だけ。
フィールド上で会話が発生するだけのものについては言及がない。これはかなり残念な仕様。
第四種管理地区で登場する魔物の順序まできちんと掲載。
ミニゲーム シャンバルーンの詳しいバルーン配置や、おじめんの表情の変化順などはこちらにだけ掲載。 コインゲッターやフラッグチェッカーの推奨ルートはこちらにだけ掲載。
データ
アイテム 基本データは網羅。装備品とビジュアルアイテムはスクショがあるが、印刷の都合上、ファミ通本より発色が綺麗。 情報量は公式本と同じだが、全体的にページ数節約のためか欄が狭いので詰め込みすぎな感じ。発色は公式本に劣る。
エネミー 基本データやモンスターのスクショは網羅。攻撃属性や初期ソウルなどの情報はこちらにしかない。五十音順。 基本データやモンスターのスクショは公式本同様。五十音順。
DLC すべてのDLCを掲載。イラストがやや小さい。 すべてのDLCを掲載。イラストが大きくビジュアル図鑑としても優秀。
チャット ロングチャットはリストのみ、ショートチャットは全文掲載。
戦闘後の掛け合いリストは全文掲載+スクショ。
ロングチャットはリストのみ、ショートチャットは全文掲載。
戦闘後の掛け合いリストは全文掲載のみ。
トロフィー リストのみ。ミスティーミスティック以外は詳しい解説なし。 トロフィー取得方法についてかなり詳しい情報がある。
ただしBの勲章についてはネット上に溢れる攻略情報に質の面で劣るので、あまり役に立たない感じはある。
エクストラ
用語集 作中で得られる情報をそつなくまとめている。文章がきれいで読みやすい。 いつも通りネタに走った構成。
イラストギャラリー キャラクターイラスト、ステータスイラスト、チャットイラスト、秘奥義カットイン、エンディングイラストを掲載。
キャラクター設定画についてもメインキャラからサブキャラまで広く掲載されている。アニメーション設定画はこちらにしか掲載されていない。
構成は違うがほぼ同じイラストを掲載。全般的にこちらの方が大きく掲載されている。
設定画についてはアニメ設定はないものの、こちらにしかない設定画もある。版権イラストやイメージボードも数枚収録。
インタビュー ベルベット役の佐藤利奈とライフィセット役の浅倉杏美のインタビュー。 なし。
その他 メインキャラ6人+ビエンフー+ザビーダの中の人の直筆メッセージあり。 世界観解説があるが、今回は情報量としては少なめ。期待していたTOZとの繋がりについてもほぼ言及なし。公式設定資料集買えってことですね。

これまでは公式本よりファミ通本の方がデザイン的に優れていると感じていましたが、今回は公式本が見やすかったですね。攻略に割いているページ数もファミ通本と比べてかなり多いですから当然と言えば当然なんですが。

攻略本としても公式本の方が情報量が多く、優れていると思います。特にファミ通本にはサブイベント情報が不完全にしか掲載されてないのが痛い。また単純にかさばるというのも攻略本としては不利です。

とはいえ、僕のような普通のプレイヤーからすればファミ通本では情報が足りなくて困る!ということはないと思います。ファミ通本はいつも通り攻略とは関係ないパートが充実していることの意味があるわけで、3ヶ月経ってからの刊行という時期を考えても、攻略情報というより読み物として楽しめばいいのでしょう。


2016-11-13

【ゲーム】ペルソナ5 ファーストインプレッション

ようやく2つ目のダンジョンのクリア直前まで来たのでファーストインプレッション。

ストーリー

  • とある事件に巻き込まれ、保護観察処分となってしまった主人公(氏名変更可能)。彼は保護司をやっている喫茶店のマスター、佐倉惣治郎に引きとられ、秀尽学園に通うことになる。学園では問題児とされる「坂本竜司」や「高巻杏」と知り合い、体育教師・鴨志田が、その立場を利用して悪事を働いていることを知った。人の欲望が具現化した世界・パレスに入り込む特別な能力を持つことになった3人は、パレスで出会った謎の猫・モルガナを加え、鴨志田の欲望を盗み改心させるための「怪盗団」を結成する…という感じ。
  • P3やP4同様、1年間の学園生活を描いたジュブナイルになっています。敵は主人公たちの青臭い正義感に真っ向から対立する汚い大人たち。カタルシスも当然ありますが、その一方で、欲望を盗むことは一歩間違えば本人を廃人化してしまうという危険性も示されており、とにかく悪い奴を片っ端から倒せばいいというストーリー立てにはなっていません。これからどう転がしていくのか楽しみ。

システム

  • 基本的なシステムはP4とほぼ同じで取っつきやすいです。
  • 日常生活は、自由時間を利用して、仲間達との絆(コープ)を深めたり、アイテムを購入したり、自分のパラメーターを上げたりと毎日大忙しで、リア充の気持ちを十分味わうことができます。
  • ダンジョンは今回かなり長く、1回でクリアできるようにはなっていません。SP(いわゆるMP)などを回復する手段が乏しいのですが、SPを惜しんでいると敵の火力が半端ないので、結局SPを惜しまずダンジョンを進め、SPが尽きたら撤退、という感じになると思います。中継ポイントが各所にあるので面倒は少ないです。
  • 特にダンジョンはいいですね。今回はモチーフが怪盗ということもあり、知らない場所に潜入していくドキドキを十分に味わえるような仕掛けがいくつもあります。物陰に隠れながら敵から逃げたり、逆に不意打ちをしたり、隠し通路を探したり。フィールド上のキャラの動きも多彩で、本当に侵入しているような緊張感があります。ここは今作の一番いいところですね。

キャラクター

  • 現在5人目の仲間が登場したところですが、目的が分かりやすくひねくれたキャラがいないので、結束感があります。
  • 主人公は相変わらずの無口キャラですが、今作も選択肢が多く、ストーリーに影響するものはほとんどないので、自分の好きなように主人公のキャラ付けをすればいいと思います。ただしP4みたいに尖った選択肢は減ったような。
  • 竜司は宮野氏の怪演も相まって単なる不良とは一線を画すキャラになっていますし、杏は発売前はあまり気にしてなかったんですが、友情にも厚く熱血なところもありで魅力的なキャラです。モルガナも大谷ボイスなのにやたら頼れるキャラに仕上がってますし、祐介は…変態だったな。杉田ボイスだし。

戦闘

  • 弱点を突いてダウンさせると追撃できるというおなじみのシステムです。アトラスらしく敵も味方も高火力で、普通に戦っていると回復でSPがいくらあっても足りませんので、基本的には不意打ちでエンカウントし、先制攻撃で全員の弱点を突いてダウンを奪い、殲滅していくことになります。
  • 前作では、全員ダウンさせて総攻撃に持ち込んでもとどめをさせないこともありましたが、今作は全員ダウンさせると敵と交渉ができます。交渉に成功すると敵は撤退するので(全滅させた場合と同様経験値やお金ももらえる。交渉の成功率もかなり高い)、ダウンの価値が飛躍的に伸びています。おかげで気持ちよくプレイを進められますね。
  • ボスは相変わらず強いのですが、序盤からメンバーの戦力が充実していることもあり、きちんと弱点を突いていけば今のところ苦戦する程ではないです。これからどうなるかはわかりませんけど。
  • 交渉することで敵を手駒に加えることが出来るのですが、現在交渉している相手が既に仲間にいるのかどうかを確かめる方法がないのがちょっと気になります。

というわけで、今のところ目立った欠点のない名作という感じです。正直発売前は、どんなに面白くてもP4には勝てないだろうと思っていましたけど、これは超えてくるかもな。同じダークヒーローものでも、TOBよりこっちの方が好みですね。TOBもTOBでかなり面白いんですけど、ちょっと相手が悪い気がしてます。


2016-11-05

【コミック】ゆるめいつ⑥ レビュー

saxyun先生はもっと評価されるべき漫画家さん。

ゆるめいつ⑥

著者:saxyun
レーベル:バンブーコミックス
価格:650円

レビュー

まんがくらぶで連載中のシュール4コマです。

一応予備校生4人がアパート暮らしを満喫するというストーリーはあるのですが、そこら辺は気にする事なくシュールな笑いが展開されています。帯にある「変わる季節。変わらない日々。変わった人々」がすべて。
キャラ紹介などは以前書いていますが、前巻から1年半も経ったので改めて紹介。どーせ新キャラいないしな。

  • 相田ゆるめ

ゆるめ一応主人公と思われる。ぐうたらな生活でとりあえず彼女の一人ボケからストーリーが展開することが多い。時折ツッコミに回ることがあるものの、基本的には天然ボケ

状況に流されがちな引きこもり。現状を憂う心はあるが、現状を変えようとする心はないダメ少女。

くみ「ゆるめちゃんちょっと優柔不断じゃない?」

ゆるめ「(中略)う…私だってやろうと思えば…」

くみ「ではテストします 即答してください 投げ出されるとしたら宇宙と社会どちらにしますか?」

ゆるめ「え…ハイ! 宇宙

※45ページより引用

  • 川野サエ

サエ一人ボケをしているゆるめのところに乱入し、ボケを加速させることが多い。あまりにボケ倒し状態になるとツッコムこともあるが、天丼ボケに定評あり。

TVアニメの公式サイトではツッコミ扱いだが、「比較的」という言葉を忘れているぞ。

ゆるめ「食事しながら他の事するのは良くないですね」

サエ「あー ながら作業はやっちゃうよなー」

  「家に居ながら居ないフリとか」\ドンドン/\ピンポーン/

ゆるめ「それちょっと違うんじゃ…」

サエ「生きていながら死んだような生活とか」

ゆるめ「サエさん?えーとサエさん?」

※8ページより引用

  • 田中くみ

くみゆるめとサエがボケあっているところに乱入し、まったく脈絡のないノリで場をカオスにすることが多い。ほぼ常時ボケており、ネタも突拍子もない斜め上の発想が多いが、他の3人にくらべて計算ボケのふしがある。

最近ついに仲間内からも「めんどくさい人」と認識されるようになった。CVが松来未祐さんであることは忘れない。

くみ「まず(七夕の)期間を一ヶ月にします。」

サエ「七夕そんなにやることないのに」

くみ「あと初回は無料にします」

ゆるめ「有料だったの」

サエ「お得感ねえよ」

※52ページより引用

  • 松吉

松吉メンバー唯一の男性で、ダメ人間揃いのメンバーの中でも輪をかけてダメな人。ストーリー終盤に出て来てトラブルシュートされることが多い(が、最近は3人と関わらず一人で落ちることも多い)。概ね出落ち

松吉が名字なのか名前なのかすら不明。(「松吉様」という手紙を受け取ってるから多分名字)

 

松吉「ゴミ片付けろよ」

ゆるめ「松吉さん 物事には順序というものがあります。」

松吉「え?なんだよ」

ゆるめ「そもそも人間の魂とは…」

松吉「何のそもそもだ

※105ページより引用

  • サエの妹

サエの妹サエの妹。完全な常識人だが、出番が少ない。

未だに本名の設定もない。最近なじんできたって言われてますが、他のメンツに比べればまだまだ常識人。

12/17発売予定の「超常探偵X」も期待してます。

※画像はアニメ公式サイトより引用


2016-11-02

【ゲーム】クロバラノワルキューレ レビュー

絶望した!売上が芳しくなく攻略本が出なかったことに絶望した!

トロフィーカード

クロバラノワルキューレ

公式:クロバラノワルキューレ Black Rose Valkyrie
価格:PS4版 7,776円(税込)
ジャンル:RPG
プラットフォーム:PS4
プレイ時間:88時間

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2016-10-30

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 07 レビュー

ちょっと遅くなりましたが…しかし本誌の方もすばらしい展開です。なによりいわゆる「かませ」のキャラがいなくても勝負事は成り立つということを教えてくれた作品です。

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 07

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

あらすじ

「オールジャパン・ジュニアダンス・スポーツカップ」の一次予選を通過し、二次予選に駒を進めた土屋・亘理ペア。しかし二次予選では幸か不幸か優勝候補3組と同じヒートに割り当てられてしまう。しかし舞台上で3組が圧倒的存在感を魅せる中、堅実に自分たちのダンスを貫く2人。

一方、部長とペアを組む綾辻は、昔のことを思い出していた。最初は純粋に好きで始めたダンスだったが、次第にパートナーやライバルたちに差を付けられているように感じ、新しいことを始めようと協議ダンス部の創設に協力したこと、しかし後輩の上達ぶりに余計意識の差を感じてしまったこと。そしていつしか勝利を望まなくなったこと。しかし、2人のダンスを見た彼女は、「最後に一度でもいいッ…!勝ちたいッ……!!」と初めて闘志をむき出しにする。

綾辻が自分の殻を脱ぎ捨てたことで、一つ高みに登った部長ペア。同じヒートで踊るライバルたちもその姿に触発させ、才能を開花していく。そんな中、二次予選の最終種目で、ついに温存していた土屋・亘理ペアの必殺技が炸裂!そしてついに二次予選の結果発表が―

レビュー

前回から浮き足立つつっちーのフォローを見事に決め続けている亘理さんですが、今回は二次予選ということでまさに本領発揮でしたね。

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アイコンタクトだけでコミュニケーションなんて、完全に熟年ペアのノリじゃないですか。

しかし第1ヒートは黄金世代に主人公ペアにノゾきゅんペアを見どころが多かったんですけど、視点がばらけずうまく一つのすじをなしていたのはさすが横田先生。

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最初は全てを呑み込む黄金世代の圧倒的な実力を見せて…

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次に理央の成長から部長ペアのフラッシュアップを描き、それに触発されたヒート全体の盛り上がりを描いたところで…

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読者もちょっと存在を忘れていた必殺技炸裂だもんなー(※画像はイメージです)。
本誌を読んでいるときも感動しましたけど、こうやってコミックスになって一気に読むと、より構成の妙が伝わってきます。

そしてもちろん、前回から濃厚な人間ドラマを展開している部長ペアも目が離せないですね。

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自分を過小評価し、そのせいで自分の限界を自分で決めてしまっていた理央先輩を、

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最終的に救ったのは、自分たちが育てた主人公ペアだった、というのはいいですよね。結局自分の力で自分の殻を破ったってことですから。

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それでこんな台詞言われたら、そりゃ勝たせて上げたいですよ。2人からバトンを受け取った部長ペアがどうなったかは、現在発売中のジャンプ本誌をご覧くださいね。

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そのほかのキャラも、出番は少ないながらそれぞれ輝いてくれました。最初はかませ犬かと思ったゾノきゅんがここまでイケてるキャラになるとは。

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ひらりんも頑張りました。彼女はまだまだ普通の子なので、長時間ダンスを踊り続けるってことがどういう事なのか分かりやすく読者に教えてくれますよね。今回は残念でしたが、次回に期待したいです。でも解説役に甘んじている姿も好きだー!

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あと言うまでもなさそうですが今回一番萌えた亘理さんはこれでしょ。つっちー、キミとは旨い酒が飲めそうだ。

※画像はいずれもコミックスより引用


2016-10-19

【小説】君の名は。Another Side:Earthbound レビュー

まさかの4日連続。本当は日記の中心はレビューであるべきなんですけどね…

君の名は。Another Side:Earthbound

著者:加納新太
レーベル:スニーカー文庫
価格:620円(税別)

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2016-10-18

【小説】キノの旅XX レビュー

今年もこの季節が来ましたね。それにしても3日連続でレビュー記事を上げるとか、自分に驚いてます。

キノの旅XX the Beautiful World

著者:時雨沢恵一
レーベル:電撃文庫
価格:610円(税別)

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2016-10-17

【コミック】放課後さいころ倶楽部8 レビュー

前巻で第1部・完!でしたが、キャラも引き続き登場してくれて一安心。

放課後さいころ倶楽部8

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円

レビュー

アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第8巻です。前巻まで主役だった4人も2年生に進級し、新キャラが2人登場しました。1人はちょっとけだるげな雰囲気を漂わせるクラスの問題児・黒崎奈央(表紙の子)、もう一人は委員長的な雰囲気を漂わせる真面目少女・時坂環菜。といっても奈央は全方位に向かってかみつきモードに入っているので、他のキャラと仲良くなるにはもう少し時間がかかりそうですね。

今回も5話構成で、それぞれ1つずつゲームを扱っています。新しいキャラが多いので、比較的軽めのゲームが多いですね。ぼくもあまり知らないゲームばかりでした。個人的には「クアルト」はルールが分かりやすいし、手軽に遊べるしで面白そうでした。まあしかしあれだな、ボードゲームを一緒にプレイしてくれる可愛い彼女なんて幻想だってことだな!(前巻と同じ締め)

今回題材になっているゲームは、

サイコロを8つ振りながら目をチョイスして集めていき、それで獲得した虫タイルの合計点で勝敗を争うダイスゲーム「ヘックメック」。

単なる運ゲーではなく、ダイスをチョイスしたりタイルを取り合ったりという戦略が組み込まれているのがいいですね。

手札にあるマフィア構成員を2人プレイし、さらに強力なマフィアを勧誘して組織を強化していくカードゲーム「ファミリア」。

2人ゲームですが、第2版から1人でも遊べるようになりました。キャラのイラストが全員違うという無駄な凝りようがドイツゲームらしいですね。…イタリアゲーじゃないのか。

白か黒、高いか低いか、穴があるかないか、丸いか四角いか、ばらばらの要素を持った16個のコマをお互いに渡して盤上にプレイしていき、共通の要素を持つ駒を4つ並べる(たとえば、黒い駒を4つ並べる、穴の空いた駒を4つ並べる凍)という変則4目並べ「クアルト」。

見た目も可愛いし、ルールも単純だし、うっかりしている方が負けるというゲームの特性も僕好みです。

筒の中で振ったサイコロので目を自分だけが確認しながら申告して駒を進め、実際の出目とは違う目を申告して駒を進めたり、他のプレイヤーの嘘を見抜いて駒を排除したりするブラフゲーム「チャオチャオ」。

箱=プレイボードというデザインがいいですね。好きなキャラのフィギュアを代わりに使ってもいいかも。

自分の駒を勧めてボード上に存在するトークンを集めるボードゲーム「魔法のラビリンス」。駒の底面には磁石が付いていて、床面を隔てて金属球をぶら下げています。床下にはプレイヤーには見えないように壁が配置されており、そこを駒が通ろうとすると金属球が引っかかって外れてしまうというギミックがあります。球が落ちるとやり直し。

子供でも分かりやすいルールですし、ギミックも面白いですね。記憶力も鍛えられるし、ファミリーゲームとしていいかも。

の5つでした。今回東京出張前にこのマンガを読み、ボードゲーム熱が盛り上がったのでゲームカフェなどをいくつか探してみたのですが、時間が合わなくてダメでした。

公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。


2016-10-16

【映画】君の名は。 レビュー

今日も予定がなかったので、池袋の映画館で見て来ました。カップルばかりでいたたまれない…!

軽くネタバレしているところがあります(核心には触れてないはずですが)。

君の名は。

監督:新海誠
公式:映画『君の名は。』公式サイト

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