2017-09-25
【Webコミック】星界の紋章 第24話 レビュー
更新ペース速いよ!旅行とかぶって感想が遅くなっちゃったじゃないか!(なんという勝手な言いぐさ
星界の紋章
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
今回は、ラフィールが語る「アーヴの出自」についての話から始まります。
母都市の命で深宇宙探査に出た原アーヴたちですが、途中でユアノンを捕獲し無限の軌道を得たことで、母都市との訣別を決意します。
そして母都市の復讐を恐れた原アーヴたちは、強大な軍事力を得て、遂に母都市を滅ぼしてしまうのでした。そっかー日本沈没ならぬ日本爆散だったのか…。
そして自ら葬ってしまった母都市の文化を種族として伝えることを使命とし、現在までを生きてきたわけです。
話も終わりましたが、二人の部屋に「チップくれよ」と従業員が乱入してきたので驚くジント。しかし客室係の服装はセクシーすぎませんかね。男爵家と同じ香りがするわ。
一方こちらは浮遊者強奪を追っている警察+カイト大尉。ようやく手がかりを見つけました。ところで原作通りなのですが、
このやり取りはちょっと引っかかるものが…。警察官は指揮系統を問題にしているのに、カイトが上下関係を指摘しているのは的外れなような気がします。
そして遂に警察の手がジントたちの元にも…ああ、地上に不慣れな姫様どうなっちゃうんでしょうか。
この顔である。この後の「眠りから引き剝がされればだれしも機嫌を損ねる。アーヴといえども例外ではないのだな。これは新しい発見だ」っていうセリフホント好き。というかラフィールは寝ていたわけですから、ジントの抵抗あったからこそ迎撃準備を整えられたということですね。無駄な抵抗じゃなくて良かった。
さて、次回はこの偽警官達との交渉が始まります。ここのセリフのやり取りもすばらしいので超期待。
今回の殿下
いい顔です。原作には「要領を得ない顔でうなずいた」ってありますけど、やっぱり自分たちの生き方を(実質的には)部外者であるジントが肯定したことにホッとしたと思うんですよね。そういう機微がよく出てる顔だと思います。
ラフィール無双。そして原作ではラフィールに抵抗して撃たれるというおいしい役目を、漫画版では葬儀屋に取られてしまった若者(ビル)に敬礼。
※画像は第24話より引用