2019-03-26
【アニメ】ペルソナ5 特番 Stars and Ours レビュー
長き時を経てようやく完結。
ペルソナ5 特番 Stars and Ours
今回もネタバレ度が高いので畳みます。
サブタイトル
「星と僕らと」という意味です。P5(そしてP5A)のエンディングテーマですね。原曲はしっとりとしたエンディングらしい曲です。
アバン
怪盗とその捜査担当検事が内通しているというのは結構やばい噂のような気がしますが、未だに冴が出入りしてるルブランには見張りつけてないんかーい。
モルガナ「みんなの心が獅童を許さないってなりゃ、風向きが一気に変わるんじゃないか」
これ逆洗脳じゃないんですかね…あと集合的無意識を破壊するってかなりやばいネタのような気がするんですけど。ゲームの時からここの流れだけはどうにも気になる。
Aパート
全員が走っているシーンで、モルガナだけコミカルな演出になっているのがじわじわきますね。
聖杯が出てくるあたりからストーリーの説明がわかりにくくなるんですが、人間の「苦労することなく願いを叶えたい」という怠惰な気持ちの結晶化が聖杯で、聖杯はその願い自体をかなえるためすべての人間を支配下に置こうと現実世界に侵略を開始した、というあたりでしょうか。一応ゲームとして成立させるため、対抗馬としてトリックスター=蓮を仕立てたわけですね。
カロリーヌ「私たちを本当の姿に、あなたの手で再び合体させてください」\ガラガラバチャン/
かつてこれほどうれしくない合体シーンがあっただろうか(涙)
イゴール「ようこそ我がベルベットルームへ」
このシーンは本当に感動しましたね。イゴールの声が変わったのは、ゲーム発売前に田の中氏が鬼籍に入られたからだと思っていましたが、それを逆手にとって偽のイゴールを登場させるとは。さすがアトラス。
Bパート
三島最後においしいところ持っていきましたね。最後にコミュキャラがみんな出てくるのはお約束の展開ですけどやっぱりいいものです。最後に明智が出てきたのはアニメオリジナルの展開ですね。
サタナエルでかい。ペルソナは心の力なんだからいくらでかくてもOKなんじゃねの精神。
しかしニュクス(P3)にしろイザナミ(P4)にしろヤルダバオトにしろ、ペルソナシリーズのラスボスは毎回すごい存在持ってきますね…そしてそろいもそろってその力を受け継いだ主人公達にやられるという失態。
こらークリスマスのちょっともの悲しいデートイベント(収監されることを隠してデートをするが、デート相手に見抜かれて微妙な空気になる)が省略されてるじゃないか!おまけにバレンタイン9股修羅場イベントもカットされたー!?
Cパート
蓮が部屋で荷造りをしているシーンに、お土産物が陳列された棚が写りますが、あれはコミュキャラたちと特定の場所へデートに行った時にもらえるグッズです。ゲーム中でも部屋に飾ることができます。
感想
いい最終回でしたね。最後のバレンタインイベントがカットされたのだけは許せませんが…シュタゲゼロよろしくBD特典とかで映像化されたりしないのだろうか。ペルソナ覚醒もなかったですし、もしかすると新作アニメのために残していると考えるのは…ちょっと楽観的でしょうか。
それはさておきモルガナの正体やイゴールの復活など、これまで張られていた伏線がきれいに回収されたのはよかったです。明智の扱いもアレでよかったのではないでしょうか。結局普通に生きていたとなるとやっぱり興ざめですからね。チェスの駒を事前に蓮が受け取っていた(あれもアニオリです)のもいい伏線でした。
さて、次は「P5R」ですね。
うーむ、P3Pみたいな女性主人公かと思いましたけど、CM見る限り怪盗団とは立ち位置が違いますね。とはいえ明智には仲間がいないからこその明智なわけで、明智と組んで主人公達と敵対するというのもあまりピンときません。
完全版ではなく、追加エピソードみたいな感じかなぁ。
まあしかし「Dark Sun…」であれだけ3月に新情報公開!みたいに煽っておいてこれだけとは。ほんまアトラスさんはじらし上手やでー(褒めてません)
おお、本当ですね。新ハードの情報ももちろん楽しみですけど、ローンチタイトルがどう…