2011-11-02
STEINS;GATEのBD5巻の特典「未来ガジェットCD5号」のレビューです。いつものようにネタバレありますので。今回は未来ガジェットCD1号の続きですね。1号のレビューもあわせてどうぞ。(1号レビュー1/2)
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微笑動画のメタフィクション #6
- 実家に逃げ帰るマッドサイエンティスト(笑)
- 凶真がガジェットを取りだすときに言ったジングル「トゥットゥルー」が、まゆりの「トゥットゥルー」の正しい発音らしいですよ。ソースは未来ガジェット電波局な。花澤さんが間違えたせいで今のトゥットゥルーが生まれたらしい。
- まさかのダルchu☆chu。こ れ は ひ ど い
微笑動画のメタフィクション #7
- この後どうなっちゃうのかなぁ…って一番ひどい目に遭うのはあなたですよまゆりさん。
- この世界線にもDメール存在してるんだ。「次回には何事もなかったかのようになっているはずだ」ってギャグマンガか。
- まさかのダルchu☆chu。こ れ も ひ ど い
- 天丼=同じギャグを何回も繰り返すこと。
微笑動画のメタフィクション #8
- 「何事もなかったかのように」なりませんでしたね。なかったことにしてはいけない!
- この前振り、どう考えてもたいした発明じゃねーな…と思わせといてメチャクチャすごいアイテムキタ――(゚∀゚)――!!
- るかの言った「オスカルさん」はベルばらに登場する男装の麗人オスカルのことだと思いますけど、…架空の人物だよ!
微笑動画のメタフィクション #9
- 岡部倫太郎と牧瀬紅莉栖がくっついて~は比翼連理ネタですね。
- 今回のクリスティーナは前回の紅莉栖よりスレてますね分かります。
- この展開はまさか…と思ったら予想どおりの老化オチ。
- さすがにみんな年寄りの演技上手いなぁ。特に田村さんと関さん。
次回に続きます。
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2011-11-01
お気に入りのサイトのひとつであるRPG大辞典倉庫Lv.5が約5ヶ月ぶりに更新されています。
今回は僕もプレイしていた「ゼノブレイド」ネタもけっこう豊富に含まれていて面白かったです。知らないネタも結構ありましたけど。タンパンさんとか。
あと一時期興味を持っていた「ノーラと刻の工房」もちょっと面白そうな気がしてきた。周回プレイの不親切さがネックで購入までは至らなかったんですけど、もう一度「購入するか迷っているリスト」に浮上させてもいいかも。ちなみにこのリストには現在「ディスガイア4」「グランナイツヒストリー」などがエントリーされています)。
久々更新と言えば、作者の技量が高すぎることで有名な「やる夫が真田家に生まれたようです」(まとめサイト:ヌーそく様)の最新話が来てましたね。このスレは本当に話が面白く、キャラが生き生きと動き回っていて、何度でも読み返したくなります。数ヶ月に一度の更新が待ち遠しくてたまらないという非常に希有なスレでもあります。
戦国のチート一族真田家に興味がある方も、やる夫スレを愛読しておられる方も、ぜひ一度読んでみてください。
2011-10-30
おまけディスクも楽しみなBD第5巻が届きました。
11話と12話は原作ゲームの「Chapter5 時空境界のドグマ」、13話は「Chapter6 形而上のネクローシス」の一部が元になっています。今回は特に激しいネタバレがあるので未見の人はホント気をつけてください。
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本体+特典
- 本編生フィルム…微笑むまゆしぃ☆のアップだった!助手もいいけどこっちもなかなか。
- 特製ブックレット…各話あらすじ、キャラ紹介(萌郁)、用語解説(1話につき5~10個)、コラム(ラボメン同士の呼び名一覧)、キャストインタビュー(宮野真守(岡部CV)、花澤香奈(まゆりCV)、関智一(橋田CV)各氏のショートインタビュー)、美術資料(牛丼屋「さんぽ」、コインランドリー、スーパー「マイズマーケット」、PC)
- 未来ガジェットCD5号…ニコ生ラジオ「未来ガジェット電波局」内のドラマパート#6~#12+新作1話)
これについてはまた別のエントリで。
- 映像特典は今回も無し。
#11 時空境界のドグマ -Dogma in Event Horizon-
- ヽ(*゚д゚)ノカイバー
- あきばお~は改変後の秋葉原にもあるのか?
- 「ぬるぽ」「ガッ」のやり取りがきちんと再現されていて良かった。「しまったぁ…」がないのが残念でしたけど。
- 大荷物を持ったまゆりに声をかけたのは「さんぽ」の店員ですね。
- あのシーンも(少しマイルドに)収録されていましたね。しかし現実にやったらたぶん社会的に抹殺されるけど。
#12 静止限界のドグマ -Dogma in Ergosphere-
- まゆりのるか子への呼称が「るかちゃん」になってますね。
- かゆいー!オカリンと助手の甘酸っぱいやり取りがかゆいー!
- 地獄のサラダは結局どうなったのか。スタッフがあとで
美味しく頂きましたなのか。
- ついに物語が大きく動き出しました。ラストシーンはすごいゾクゾク来てます。
#13 形而上のネクローシス -Metaphysics Necrosis-
- 原作ではまゆりの死因は①萌郁による射殺→②萌郁による射殺→③萌郁による事故→④ゼリーマン→⑤綯による事故→⑥タクシーで刺殺→⑦警官による射殺→⑧萌郁による射殺→⑨オカリンが紅莉栖に相談、という流れをたどりますが、アニメでは①→紅莉栖にタイムリープのことを見抜かれる、③→⑤と流れましたね。
- どうでもいいが白衣は秋葉原の街でも目立ちすぎて逃走劇には向いてなさそうな…
12話前半までの楽しい雰囲気はもう戻って来ないのか?オカリンはまゆりを救えるのか!?来月が待ち遠しいです。
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2011-10-26
森岡先生の最新作「夢のまた夢」読んだよ。
ほぼ全編オーソドックスな歴史小説でした。帯には「狙うは、家康の首!」とか景気のいいこと書いてますけど、実際は家康はちょい役で、家康と戦うシーンもないので注意が必要です。
物語は主人公で豊臣秀頼の奥小姓の少年が初陣に出るまでの物語です。僕は日本史についてはあまり詳しくないので、歴史小説的に良くできているのかどうかについてはわかりませんが、なんか小説として面白いというよりは、戦国豆知識的なおもしろさが前面に出ていたように思います。派手な合戦とかないからな。
で、森岡先生にしては普通だな…と思いながら最後まで読み切りましたが、最後の15ページに正に森岡先生らしい巨大な爆弾が仕掛けられていて、思いっきり驚かされたと同時に、自分が先生の手のひらの上で転がされていたということに気づきました。こういうところはさすがです。ただ○○の焼き直しのような気がしなくはないですが…
というわけで、個人的な評価は佳作といったところでしょうか。早く星界の続きを読ませてくれ…
2011-10-25
7月に買ったまま放置していた「星界の断章 オーディオドラマCDブック」ですけど、ようやく拝聴しました。こういうのって一度気を逃すとなかなか聞けないんですよね…今日は自動車で遠出する用事があったので、カーステレオで聞かせてもらいました。
収録されているのは全部で4編。
- ハイド伯国の発見を描いた「接触」
- アーヴと母都市の戦いに至る経緯を描いた「原罪」
- ハイド伯国征服を描いた「併呑」
- エクリュアとコリュアの青年との再会を描いた「童友」
の4編でした。ちなみにエクリュア以外のメインキャラはほとんど出番ないのでそのつもりで。ジントとサムソンに至ってはセリフすらないよ…
んで感想ですけど、久々に森岡節を堪能できました。特に「原罪」「併呑」はアーヴと地上人との交渉を扱っているので、双方の腹を探る外連味のある会話を堪能できます。「アーヴ、その性、傲慢にして無謀」とはよく言ったもんだ。シナリオも小説をきちんと踏襲していて、相変わらずの安心の出来でした。ちなみに鈴置さんの代役としてドゥサーニュ役をしていたのは小杉十郎太さんでした。…トライフとかぶってるじゃねーか!あとロックの声優が森田順平さんだったり、ケネーシュが幸田直子さんだったりと細かい変更があったのが残念。
あとノールかわいいよノール。でも付き合いにくいキャラなのは間違いない。
2011-10-24
映画「とある飛空士への追憶」を見て来ました。仕事が長引いて間に合わないかと思ったぜぃ…なんとか映画前のCM中に潜り込めました。
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とりあえず、思ったよりはよい出来でした。
ストーリーはあまり評価が高くないようですが、尺の長さを考えればこれでやむを得ないと思います。
あえて難点を挙げるとすれば、シャルルが卓越した技量を持つ飛空士だということが十分には描かれていなかったことと、ファナの性格が小説版とまったく違っているところですかね。…これけっこう致命傷か?
小説だと、シャルルがどれほどの技術を持っているかは、シャルルの心の声でわかる判断能力とか、ト書きから読み取れる、索敵に引っかからないようにする挙動とかで分かるんですけど、映画だとその辺りの描写は当然ほとんど省かれています。映画のストーリーだけなぞると、シャルルは索敵にも失敗してますし、空戦でも完全に千々石にやられているので(これは小説でもそうなのでシナリオが悪いわけではない)、どれくらい彼が優秀かわからないんですよね…シャルルの秘技「イスマエル・ターン」も解説がないせいでいまいちすごさがわかりませんし。
とはいえこっちはまだ我慢できますけど、ファナの性格の方はちょっとダメでしょう。ファナが魅力的なのは、王族であるということから来る奥ゆかしさにあると思うんですよ。それはシャルルと打ち解けたあとも変わらないわけです。だからこそお酒を飲んで思いを告げるシーンが響くんですよね。でも映画版では、ファナが奔放すぎるんですよね。貴族の子女はあんな下品な格好はしない!シャルルと打ち解けるまでの過程がかなり省略されているのは尺の関係でやむを得ないとしても、だからこそファナの奥ゆかしさは大事にして欲しかった。島に来た後のファナの豹変振りは凄かったですよ。どれくらいかというと「リンカーン島のナディア」みたいと言えば伝わるでしょうか。そう思ったらあのショートカットもナディアにしか見えなくなってきた。…エンドロール見て気づいたけど、キャラデザが同じ人だったか…
辛口なことを書きましたが、終盤の最高潮である空戦シーンと別れのシーンはよくできていたと思います。空戦は手に汗握るスピード感あるシーンの連続でしたし、別れのシーンは小説を忠実に映像化した感じでやっぱり感動しました。
ただ、島でファナが「踊ってよシャルル」と言ったことが、最後のサンタ・クルスの舞の伏線になっている、というのがスルーされていたのは残念でした。あれじゃただの酔っぱらいだよ。
それで懸念していたCVですが、こ れ は ひ ど い
シャルル役の神木さんは役者としては凄いんでしょうけど、ホント声の仕事は向いていないと思います。これまでも散々やってるんだからそろそろ気づいてもいい頃だと思います。
ただ、シャルルはあまり感情の起伏が大きいキャラではないのでまぁ我慢出来ます。が、ヒロインはだめ。ひどすぎる。そもそもファナは、序盤の無表情キャラ、中盤の普通の少女キャラ、終盤の王女キャラとまったく異なるキャラクターを出さないといけませんし、その上歌を歌うという映画オリジナルの設定が付け加えられているので歌もうまくないといけません。しかも喜怒哀楽が意外と大きいです。そのため非常に高度な技能が要求されるんですが、中の人はまったくその技量を持っていませんでした(歌も下手)。モブキャラとしても失格レベルの演技でヒロインをやるのは無理だろ。日本にはこういう役にも耐える優秀な声優さんがいっぱいいるのになぁ。水樹奈々とか。
あ、千々石役は悪くありませんでした。まぁあくまで比較の問題で、長尺のセリフはやっぱりだめでしたけど。
ということで、全体としてみればギリギリ及第くらいかな…小説が素晴らしかっただけに期待はずれでした。あと声優を選んだスタッフは二度とこの業界に関わらないでほしい。BDを購入するかどうかは微妙なレベル。特典次第かな…
10/28追記:すいません。キャラデザは貞本さんじゃなくて松原秀典さん(エヴァ新劇場版の作画監督)でした。確かにスタッフロールの中に貞本さんの名前を見た気がするんだけどな…おかしいな…
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2011-10-23
先日紹介した「となりの関くん 1」を買ってきました。
これやっぱり買って良かったです。授業中に訳の分からない一人遊びに興じる関くんと、そのとなりの席になったせいで授業そっちのけで関くんにツッコミを入れることになってしまう横井さんのテンションの差が非常にいい味を出していて、ほとんどずっと同じシチュエーション・同じ登場人物で話が進んでいくのに飽きさせません。
今回関くんが授業中にやっている1人遊びは
- 消しゴムドミノ
- 将棋の駒で寸劇
- 机の補修
- 棒倒し
- 囲碁の石でドット絵
- ネコじゃらし
- 郵便局
- チェスの駒で虐殺
- 収納
- ライン引き
- 折り紙で寸劇
- 編み物
- ロボット遊び
- ホワイトジグソー
もし1つでも「なんだそれは」とツッコミを入れたあなた。ヒロインの横井さんと一緒に関くんに振り回されてみませんか。この間紹介したとおり1~3話の試し読みが出来るので、それでピンと来たなら買って損がないマンガだと思います。
2011-10-14
「とある飛空士」シリーズの最新作、「とある飛空士への夜想曲」を読了しました。
今作は時間軸的には「追憶」と「恋歌」の間になります。追憶のスピンオフという側面が強いので、恋歌は読んでいなくても大丈夫です。ただ恋歌で出て来た「彼」がなぜその立場にいるのか、どうして機体にペイントをしているのか、なぜあの人を「親友」と読んでいるのかなどいくつかの伏線が解決されているので、「夜想曲」を読んだあとにでも「恋歌」を読んでいただきたいところです。
で、今作は「追憶」で、「海猫」狩野シャルルと死闘を繰り広げた、天才パイロット千々石の物語です。戦いに敗れた千々石は再び海猫との戦いを求めて空をさすらうのですが、折しも千々石の属する帝国の戦況は悪化。仲間が次々と死に、破滅が近づく中、千々石は幼なじみの少女の歌を支えに空を飛ぶのだが…という話。どこかのんびりした雰囲気を含んでいた前2作と違って、ほぼ終始シリアスに物語が進みます。ラストは涙なくしては読めないです。
とはいえ、前作から考えると普通の小説みたいな感じだったかな。とはいえ作者の圧倒的な技量により描かれる空戦シーンは手に汗握り、ドキドキしながら読んでいけます。恋愛描写は薄めですけど、ヒロインもけっこういい性格をしていて(羽佐見の「誰だ、これは」というツッコミには笑った)魅力的です。前作より戦術レベルでの描写も増えているので、そういう視点でも楽しめるかと思います。たぶん太平洋戦争における日本をモチーフにしているんだろうなぁ。ラノベにしてはかなり珍しいかも。
あと結局「イスマエル・ターン」の挙動がよく分からなかった。
2011-10-09
Amazonで購入した「亡環のリベリオン03」(最終刊)を読了したので簡単なレビュー。
既刊をすでにお読みの方はご存知かと思いますが、これはβ世界線を鈴羽の視点で追った物語です。ゲームでも言及されていたとおり、鈴羽の時代は相当ハードな世界で、この話でもバンバン人が死にます。また鈴羽の「失敗した」理由もかなりねちっこく描かれています。トラウマものだぞこれは。
でもそれだけじゃなくて、「SERNの作ったディストピアで幸せになった人もいるんじゃないか?」というゲームをプレイしていると頭の片隅に残るひとつの疑問に、それなりの答えを出してくれているのも良かったと思います。
あとこれから買う人へ。通常版と、Special Bookletが付いた初回限定版があるのですが、絶対初回限定版を買うべきです。Special Bookletには本誌掲載時のカラーページやカラーイラストが掲載されているのですが、それともう一つオリジナルコミックが収録されています。これはβ世界線の未来のダルが主人公なのですが、こちらも非常にショッキングな内容になっているので読んで損はないですよ。