2013-03-15

「永劫回帰のパンドラ」初回限定版に付属のドラマCD「人工械機のパンデミア」をようやく視聴しました。「永劫回帰のパンドラ」の感想はこちらで。
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あらすじ
珍しくダルと真帆しかいないラボ。真帆は二人きりのチャンスに、自分の気持ちをダルに打ち明ける。思いがけない告白に舞い上がるダル。そこへやってきた紅莉栖は、自分も橋田のことが好きなことを知ってるくせに…とプチ修羅場。
そこへやってきたまゆりは、ダルが一人でパソコンに向かっているのを見つける。真帆と紅莉栖の声はPCのスピーカーから聞こえてきていた。続々とラボメンガールズが集まってきてダルの異様な姿にやや引き気味だったが、ダルがハーレムルートに入ろうとしたところで、紅莉栖によりプレイは中断することに。
紅莉栖によると、ダルが遊んでいたのは、真帆がアメリカから持ってきた人工知能「アマデウス」だった。人間の記憶そのものをデータ化し、会話させる事ができるこのソフトが岡部に見つからないよう、ラボメン達に箝口令を敷こうとする紅莉栖だったが、時すでに遅く最後にやってきた岡部に全て聞かれてしまった。
岡部はそのソフトを使って、真帆の弱みを握り、東京見物を理由に円卓会議を欠席した真帆にお仕置きしようと企むが―
感想
あらすじを読んでもらえば分かるとおり、やはり完全なギャグパートです。とりあえずダルと一緒にラボメンガールズ(ひとりはだが男だ)の告白ボイスを楽しむのが正しい使い方です。しかしダルの行為には今回はさすがの僕もドン引きでしたけどね…
でも、脳をスキャンして人工知能を作るのはともかく、声を本人そっくり出力するのは無理だと思うんですけどね…声を決定するのはソフト(精神)じゃなくてハード(声帯とか)だし。
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2013-03-12
とても処女作とは思えない名ノベライズでした。オクテットプレイした人は是非読むべき。
Steins;Gate 変移空間のオクテット②
著者:明時士栄
レーベル:富士見ドラゴンブック
価格:714円
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あらすじ
岡部がIBN5100を入手する直前、突如世界線変動が起こったかと思うと、そこにはIBN5100はなく、代わりに未来からやって来た鈴羽がいた。この世界線では、IBN5100は既に「機関」の手に渡っており、機関の敵と認定された岡部は失踪。2025年にようやく橋田と連絡を取り、その後に起こる世界恐慌を止めるため、岡部の指示に従って鈴羽が現在の秋葉原にやってきたというのだ。そしてその「機関」とは、岡部の妄想に頻繁に登場するあの「機関」らしい。にわかに信じがたい状況ながら、今日一日に起きた不可解な出来事から納得せざるを得ない岡部。IBN5100を取り戻すため、自分一人で戦おうとする岡部だが、彼の危機を知ったラボメンたちが、岡部の妄想通りの特殊能力を引っさげて次々に協力する。そしてついに「機関」に対抗する一大作戦が幕を開ける。この世界線で起こる怪異の正体は。IBN5100は無事取り戻せるのか、そして機関の刺客「黄昏の人形遣い」の正体は―
感想
いやーおもしろかった。まさかこういう形で風呂敷をたたむとは思いませんでした。ゲームではやや説明不足だった、オクテットにおけるカオヘとシュタゲのつながりを1巻かけてきっちり描いていたのはお見事でした。またシュタゲ小説に新たな名作が加わりましたね。ラボメンたちの厚い友情と、妄想が実現化した世界でノリノリの岡部↓(とダル)が話を存分に盛り上げてくれました。まゆりの特殊能力にはフイタ。
そしてなんと言っても素晴らしかったのは、β世界線の助手(オカリンと出会って数日しか経っていない)とオカリンとの関係が目に見える形で一歩前進したことですね。これは原作で登場した台詞を非常にうまくつなげていて感動しました。オカリンやる時はやるじゃん。何の話か気になる人は141ページの挿絵を見ればいいんじゃないのかな。ただネタバレなしで読んだ方が衝撃はでかいと思います。
巻末にはおまけで1巻・2巻双方に収録された挿絵のラフスケッチが掲載されています。
「うそ、あの化け物を一撃で?」
「清心斬魔流が操るのは浄化の力だ。穢れに塗れた黄昏騎士団にとっては、まさに天敵ということだな!」
……はっ、いつの間にやら俺が”解説者”っぽいポジションになっている!(中略)
「漆原るか……剣術の使い手だとは聞いてたけど、まさかこれほどだったなんて……」
ゴクリと鈴羽が息を呑む。しっかりしろ鈴羽、おまえまで背景キャラっぽくなってきているぞ!
※112~114ページより引用
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2013-03-09
ナディアな人々を更新しました。ついに感動?の最終回。
ナディアな人々:ナディアおまけ劇場 その10 強さくらべ!! N-ノーチラス対レッドノア―の巻
無事おまけ劇場感想も完結できました。来週からは番外編の感想をつけていこうと思います。劇場版をもう1回見ないといけないのがちょっと引っかかるけど…
2013-03-07

本日からWebラジオ「今井麻美・関智一のRADIO STEINS;GATE」が始まりますよ-。かつて無いほどのパーソナリティのハイテンションでいきなり笑いが…というわけでこのサイトでも毎回レビューあげる予定です。(※画像は上記リンク先より引用)隔週木曜日更新!
オープニングトーク
- いきなり台本を無視して関智を置いてけぼりにするミンゴス。
- 関『オレのSteins;Gateに関する知識量は0だからね』って正直すぎ。
- ゲストは松原達也Pとシナリオライターの林直孝さん。
「シュタゲCM選手権」
- ミンゴスと関智に喋らせたい面白いセリフを考えて送ってください。
ゲストトーク
- ゲスト登場。トゥットゥルーはやめい。
- 関『(線形拘束のフェノグラムは)ダル編がもっとも泣ける』マジで!?
- 松原Pによるあらすじ紹介。ネタバレ防止のための「なんやかんや」が多すぎる。
- 林さんによる一言キャラ紹介。『厨二病のマッドサイエンティスト』『癒し系の女の子』『スーパーハカー』『助手』『携帯依存症の方』『男の娘』『猫耳メイド』『バイト戦士といいつつ…』
- 関智はナチュラルに下ネタを挟もうとすんな。
- 劇場版『負荷領域のデジャヴ』のアフレコは終了。紅莉栖は出ずっぱりとのこと。
- 劇場版では本編唯一の謎『リーディング・シュタイナーはどうして起こるのか』が明かされる。主役はオカリンではなく紅莉栖。紅莉栖がオカリンを
闇金から助けるために活躍する話。
「削除したいDメール」
- 過去に送信・受信した、削除したいメールをリスナーが送って晒し上げるコーナー。削除すべきかどうかはパーソナリティたち5人が判断します。0~1ポイントでスタジオに晒し上げ。2ポイントでスタッフが鼻をかんで処分。3~4ポイントで未来ガジェット0号機により粉砕。5ポイントでパーソナリティが季節に合わせた処分。
- 関『二股かけてる彼女に間違えて送っちゃったりとか』オイ!
- ここでまさかの未来ガジェット0号機登場。別名シュレッダー。
「STEINS;GATE 次回作のセリフ」
- もし次回作があるなら、紅莉栖・ダルはどんなセリフを言うのか、どんなセリフを言ってほしいかを考えるコーナー。
- 関『悪いなのび○、このタイムマシン3人乗りなんだ』って本物キタ――(゚∀゚)――!!
- 関智はナチュラルに下ネタに誘導しようとすんな。そしてあっさりミンゴスが慣れてるのが怖い。
「紅莉栖とダルのSTEINS;GATEインフォメーション」
エンディングトーク
- 上記募集中のコーナー以外にも、ふつおた随時募集中。メールはsgr@5pb.jpまで。件名にコーナー名を忘れずに。
- 関智はナチュラルにセクハラしようとすんな。
- 次回は3/21更新です。
というわけで、二人の丁々発止の掛け合いがすごく面白かったです。視聴決定。
2013-03-04
時雨沢先生のアリソンシリーズ(アリソン、リリトレ、メグセロ)の最新作が今月出るみたいですね。うぅ…去年買ったメグセロ6もまだ積みっぱなしだ…
それはさておき、それと同時期に購入したロボノ小説のレビューです。こちらもロボノ本編の派手なネタバレがあるので畳みます。

ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記
著者:海法紀光
レーベル:電撃文庫
価格:630円
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あらすじ
瀬乃宮みさ希が、それを見つけた「誰か」宛てに書いた手記の体裁をとった作品。
みさ希がある日拾ったスマホ。そこには人工知能を持つAR「アイリ」がいた。アイリに導かれるように、みさ希は一人の青年に出会う。その青年は君島コウと名乗り、友人のいないみさ希と交流を深めていく。みさ希も次第に君島に惹かれていくが、同時に君島の目的にも深く関わっていく。その頃、島では謎の事件が多発していたのだが―
感想
とりあえず、ゲーム本編をプレイした人は読むべき。というかプレイしていないと完全に置いてけぼりな内容なのでそこは注意です。
ストーリーとしては、上に書いたとおり、みさ希がアイリやコウと出会ってから、みさ希がコウを○○するまでです。コウは(マイルドに言うと)人たらしという設定ですが、それがうまく表現されてました。このコウならみさ希がほれるのも仕方ない。
作品は一人称形式で描かれていますが、オチは結構ホラーで、しかも最後まで読んでから再度作品全体を考えると、二重に怖い作品でした。
ただ、本編で余り語られなかった「みさ希と瑞榎の出会い」「みさ希がロボット研究同好会を作った理由」「タネガシマシン3の『3』とはなにか」「エレファントマウス症候群をあき穂達が発症した理由」、そして、作中ではコウと無関係に描かれていた2つの事件の背景など、本編をより深く楽しむには必須の作品です。
それから、若かりし頃のみさ希、瑞榎、ミッチー、カイ、あき穂、淳和などの書き下ろしイラストがあることも見逃せません。というか瑞榎が普通に美少女過ぎて吹いた。
結局、私は正義の味方にはなれなかった。正しい資質がなかったのだ。
私は正義に味方するのではなく、私自身が正義になろうとした。正義を騙ったのだ。
それが私の最も大きい過ちだ。
※253~254ページより引用
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2013-03-02
ナディアな人々を更新しました。正式なスペースルックってなんじゃい。
ナディアな人々:ナディアおまけ劇場 その9 失われた時を求めて…―の巻
スタッフも言ってましたけど、これ1本で30分のアニメ作れますよね。
あと私事で恐縮ですが、本日当サイトは10万アクセスを達成しました。これからも皆様に楽しんでいただいたり、役に立てていただける情報を提供できるようがんばりますのでよろしくお願いします。
星界情報も期待してください!
2013-02-27
以前お話ししたとおり最近はペルソナ4のアニメにはまってるんですけど、5巻から後がいっつもレンタル中なのはなんでなんだー!もう2週間くらい毎日通っているのに…仕方なく最近はじょしらくを見ています。これはこれで面白いんだけど…

吉崎観音ワールド 吉崎観音のまんが作品完全網羅!
著者:吉崎観音
価格:1500円
感想
タイトル通り、「ケロロ軍曹」でおなじみの漫画家「吉崎観音(よしざきみね)」先生の作品集です。ケロロ軍曹、アーケードゲーマーふぶき、DQM+などの有名作品はもちろん、オトメディウスなどのゲーム作品、使徒XXなどのコラボ作品まで網羅しています。
その他、単行本未収録の「ケロロ軍曹のガンプラ最前線レポウト」(ケロロ軍曹がガンプラ紹介と称して好き勝手やる1ページマンガ)「2021version2012」(ケロロ軍曹と同時期に連載用に考案された短編「2021」のリメイク版)「ゲーム軍曹の野望」(ケロロ軍曹がゲームを題材に好き勝手やる4コママンガ)などが収録されており、吉崎ファンなら買いです。
ただ、作品を全て紹介しているわけではない、吉崎先生の魅力的なカラーイラストの収録数が非常に少ない、などいろいろ残念なところもあります。データベース本ならもう少し情報を充実させて欲しい。というか128ページはいかにも少なすぎる。
2013-02-26

一番の見どころはハサハの新規イラストかもしれない。サモンナイト小説の感想です。
サモンナイト ─受け継がれし炎─
著者:都月景/飯塚武史/かわく
レーベル:JUMP j BOOKS
価格:798円
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あらすじ
軍学校の夏休み、ナップは忘れられた島へ戻ってきた。再開したアティ先生がイスラを構っていることに軽い胸の痛みを覚えるナップ。
そんなある日、島を謎の船団が襲う。それは、夫の仇を討とうとするツェリーヌ率いる無色の派閥だった。ツェリーヌに忠誠を誓う呪殺の専門家アブドゥーグ、ウィゼルが生み出した魔剣の使い手サラトガの魔の手が島に迫る。しかしアティは、自己のトラウマを掘り起こす悪夢に苦しんでいた。そんな中、イスラが行方不明になってしまう。果たして島の運命は―
感想
SN3のしばらく後を描いた小説です。一応主人公アティ、生徒ナップのイスラエンドを正史として物語は展開しますが、その他の生徒たちにも出番があったりして、著者曰く「エピソード全てをいいとこどりした」物語になっています。
SN3の主人公は、作中で一度どん底を経験していてそこから這い上がってきているので、正直どうやってピンチを演出するのかと思っていましたが、トラウマという原作でも触れていて、なおかつあまり話題には取り上げなかった要素を使って話をふくらませていて、プロのシナリオライターはさすがだなぁと思いました。さほど長くはないですが、それぞれのキャラにもうまく見せ場があって、ファンとして充分楽しませてもらいました。
もちろん、SN3番外編最大の謎「不滅の炎≪フォイアルディア≫」の出自についてもはっきりと描かれているので、そこが気になる人はぜひ手に取ってみてください。
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2013-02-23
ナディアな人々を更新しました。相変わらずジャンの扱いは涙を誘います。
ナディアな人々:ナディアおまけ劇場 その8 夕やけジャンジャン(第52回)―の巻
僕は元ネタが分からない世代なのですいません。
あとそれから、星界の用語辞典を手直ししました。誤字脱字や文章表現などを少しだけ修正しています。久々に過去作を読み返しているのだが、やっぱり面白いなこれ。
さらにTOX2の2週目始めました。秘奥義のカットインも味方は全部埋まったかな。
2013-02-22
サモンナイトシリーズの最新情報をお届けするニコニコ生放送「サモンナイトTV2.22 真実の扉、いざ召喚!」を視聴しましたので、内容をまとめてみました。画像が多くて重いので畳みます。

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そうなんだよな。yukkun20はどうせ買うならコンプしたい派だから/ > ゼノ…