2013-03-30
ナディアな人々を更新しました。先週は色々あって更新できませんでしたが、今週からまたがんばります。
ナディアな人々:番外編 第-1話「決意」
番外編にしては珍しく完全シリアス。水谷ボイスのイコリーナさんの長台詞が聞けるのはこの話だけ!
2013-03-25
前巻が出てから早8年余。ついに星界シリーズ最新作が発刊されました。シリーズを当初から(といっても2000年頃からですが)追ってきたyukkun20としても感無量です!ちなみに前巻のレビューも当時の僕がきちんとしてました。
→こちら
読むのが遅すぎるだろという批判は、全てきちんと早めに予約しておかなかった僕の不徳の致すところなので甘んじてお受けいたします。
そして偉大な作品を再び世に送り出してくださった森岡浩之先生に最大限の感謝を!
なお以下のレビューにはネタバレがありますが、ストーリー上の重要なネタバレはしていないつもりです。ですが全体的な流れには触れざるを得ないところなので、そういうのも駄目な人は回れ右。
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星界の戦旗V-宿命の調べ-
著者:森岡浩之
レーベル:ハヤカワ文庫JA
価格:651円
表紙など
表紙イラストはおなじみ赤井孝美先生によるラフィール、ジント、ドゥヒールの3人。ラフィールとジントは正装、ドゥヒールは軍衣ですが、この格好の意味は本文で明らかになります。
帯は「大人気スペース・オペラ、待望の最新刊!戦旗シリーズ第一部完結!!戦いの岐路に立つラフィールとジントの運命は?」となっています。
あらすじ
帝国はハニア連邦を併合するための雪晶作戦を発動させたが、その隙を縫うように、ハニア連邦、そして三ヵ国連合は突如帝都へむけての進撃を開始。戦線は崩壊し、分断された帝国軍はそれぞれ強大な敵と対峙せざるを得なくなった。ドゥヒールは乗艦を失い、ラフィールは新たな任務を負ってジントと共に帝都を去ることに。そして皇帝ラマージュは帝都防衛のための近衛艦隊を召集する。敵艦隊の帝都到達まであと7日。帝都、そして帝国に、過去最大の危機が迫ろうとしていた。
感想
さすが森岡先生としか言いようがない。こちらの予想を軽々と超えるすごい展開に、息もつけず一気に読み切ってしまいました。8年間心の中で高まり続けたハードルを、あっさり越えてくれるとは…待っていて本当によかった。このサイトを続けていて本当によかった。もう早くサイトを更新したくてたまらない状態です。
というかこの展開を予想できていた人はいるのでしょうか。あとコトポニーさんが裏切るとかなんとか言っていた人は腹を切って詫びて下さい。…僕だ。
森岡先生お得意の会話劇も相変わらずで、ベルソートとドゥヒール、サムソンとジント、ラマージュとドゥサーニュたちの軽快ながらも深い会話は、アーヴという種族の奥深さをしっかりと感じさせてくれました。ネタバレなので内容には触れませんが、ベルソートが巻の最後でドゥヒールに送った通信はなかなかカッコイイ。
そして緊迫した展開の中にあって、クファディスさんはほんま一服の清涼剤やでぇ。というか、クファディスの名前が出てくるだけでクスッとしてしまいました。もちろん本当に面白いのはクファディスさんではなくてその上司なのですが。
同感だな、とクファディスは思った。スポールの部下であるより上官であることのほうが、過酷な任務だと常々、考えていた。ましてや、スポールの教師などすれば、三分で胃に穴が空くにちがいない。いうまでもないことだが、もっとも楽なスポールとの関係は無関係でいることだ。
※267ページより引用
ところで想人(レー)と想人(ヨーフ)はどう違うんですか?性別?
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2013-03-21
シュタゲラジオも2回目です。今回も助手のハイテンション挨拶でスタート。第1回の感想はこちら。
オープニングトーク
- 本日PSV版Steins;Gate発売です。
- 関さんの危険な発言に(ピー)をかぶせてないディレクターズカット版も配信検討中。どんな判断だ。
シュタゲCM選手権
- いきなり下ネタ。事後の男女の違いで話を広げようとすんな。
ふつおた(仮称)
- スペシャルイベントで何をするかはようやく決まり始めた。
- 今井『この番組適当にやっているように見せかけて結構細かいですからね』
…ヤバイセリフも実は台本なんですという予防線ですか?
- 今井『(お便り)「線形拘束のフェノグラムを買うことを決めました。」』
関『おぉ、いいことじゃん。でなんだっけそれ。ゲーム?』
- ミンゴスが自分の体型の変化をフリーザさまの変身に例えるのはどうなんだ。
削除したいDメール!
- ミンゴスは三角関係で痛い思いをしたことがあるんでしょうか。なんか感情移入しすぎのような…
- ついに初めての5ポイント獲得。「季節に応じた削除」は3月なのでそれにちなんだショートコントを。ミンゴスの泣き演技は非常に聞き応えありましたよ。
STEINS;GATE次回作のセリフ
- 紅莉栖『こ…こんなにオキーの…入らなーい………電子レンジに。』
- 紅莉栖『これ、チンするの?チンしないの?』
- …
紅莉栖とダルのSteins;Gateインフォメーション
- 「線形拘束のフェノグラム」公式サイトで橋田・阿万音シナリオ公開中。プレイ動画もあります。
- ACE2013のステージで、新展開についての情報が出る…かもね。
- 4/6によみうりホールでプレミアムイベント開催。宮野、今井、関、いとうかなこ、彩音、志倉(敬称略)出演予定。
- 一番くじに参加。4/中旬から発売予定。フィギュアのクオリティ高いお。紅莉栖とフェイリスだけだけど…ファミマ、ローソン、ホビーショップなどで取扱い予定。
今回A~G賞をまとめて1名にプレゼント。欲しい人は住所と本名を書いて、番組にネタメールを送ること。
シュタゲCM選手権
エンディングトーク
- 次回フェイリス役の桃井はるこさんがゲストで登場します。モモーイ! 4/4配信。
今回全編下ネタ満載でした。関さんはもう諦めてるんですけど、ミンゴスがどんどん毒に染まっていってるのが気になる…
2013-03-20
風邪で休んでいる間に読み終わりました。榊ガンパレ4ヶ月ぶりの新刊です。
ガンパレード・マーチ 2K 5121小隊の日常III
著者:榊涼介
レーベル:電撃文庫
価格:630円
表紙など
表紙は速水、舞、中村、遠坂、ののみ、田辺の6人。遠坂が星条旗を持ち、中村はおそらく隊旗を持っています。帯は「7年の沈黙を破って”日常”シリーズ復活です♪♪♪舞台はアメリカだ~」とハイテンション。
巻頭付録はなし。作者、絵師あとがきもありませんでした。つうかきむら女史のイラストは表紙だけじゃん。なんで挿絵ないの?
あらすじ
アメリカでの過酷な戦いの日々は終わり、5121正体は日本艦隊が待つ西海岸のシアトルにたどり着いた。すぐに帰国できるものと思っていた小隊に、シアトルでの長期休暇が命じられる。隊員たちは思い思いの休日を過ごすのだが―
久しぶりに5121に合流した善行の決意を描く「善行忠孝の困惑」、暴走した森が引き起こした滑稽な逃走劇を描く「森精華の抵抗」、小学校で武道を教える壬生屋を描く「壬生屋未央の憧れ」、完璧主義の狩谷がひどい目に遭う「狩谷夏樹の献身」、休暇の過ごし方が分からない舞を描く「芝村舞の孤独」、看護師になって帰ってきた田代と茜が再会する「茜大介の試練」、そしてソックスハンター達の変な友情を描く「遠坂圭吾の不思議な愛情」の短編7本におなじみ原日記6本を収録した短編集。
感想
今回は久々の日常シリーズということで、戦場以外の隊員たちの様子を描いた短編集になっています。ただ国外にいるということでI、IIとはやや趣が異なり、全体的にシリアスな物語が多いです。
ここんところ不安定な森や壬生屋がかなり回復したのはファンにはうれしい展開でしたが、逆に平時には舞や速水の不安定さが異常に目立つな…普段それをフォローする瀬戸口やののみ、無理矢理ギャグ展開に持ち込める岩田や若宮の出番が少なかったせいで余計にそう感じました。
久々に田代の勇姿が見られたのもオススメポイントですね。つーか茜は完全に飼い慣らされてるし。原、ヨーコ、森に続いてまた頭が上がらない女性が増えたな…
罪悪感は残る。しかし、かつて自分が指揮を執った学兵たちの不屈とも言えるたくましさを誇りに思えた。(中略)
懐かしい家族。まるで家出息子が久しぶりに実家に戻ったような気分だな、と隊員たちと離れていた時間に思いを馳せた。
※37、40ページより引用
2013-03-16
ナディアな人々を更新しました。今週からCD-BOXなどに収録された番外編シリーズをレビューしていこうと思います。
ナディアな人々:番外編 さすらいのエーコー・ウィラン
久々にナディアのCD聞いたらこれひどいな…もちろんいい意味で。
2013-03-15
「永劫回帰のパンドラ」初回限定版に付属のドラマCD「人工械機のパンデミア」をようやく視聴しました。「永劫回帰のパンドラ」の感想はこちらで。
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あらすじ
珍しくダルと真帆しかいないラボ。真帆は二人きりのチャンスに、自分の気持ちをダルに打ち明ける。思いがけない告白に舞い上がるダル。そこへやってきた紅莉栖は、自分も橋田のことが好きなことを知ってるくせに…とプチ修羅場。
そこへやってきたまゆりは、ダルが一人でパソコンに向かっているのを見つける。真帆と紅莉栖の声はPCのスピーカーから聞こえてきていた。続々とラボメンガールズが集まってきてダルの異様な姿にやや引き気味だったが、ダルがハーレムルートに入ろうとしたところで、紅莉栖によりプレイは中断することに。
紅莉栖によると、ダルが遊んでいたのは、真帆がアメリカから持ってきた人工知能「アマデウス」だった。人間の記憶そのものをデータ化し、会話させる事ができるこのソフトが岡部に見つからないよう、ラボメン達に箝口令を敷こうとする紅莉栖だったが、時すでに遅く最後にやってきた岡部に全て聞かれてしまった。
岡部はそのソフトを使って、真帆の弱みを握り、東京見物を理由に円卓会議を欠席した真帆にお仕置きしようと企むが―
感想
あらすじを読んでもらえば分かるとおり、やはり完全なギャグパートです。とりあえずダルと一緒にラボメンガールズ(ひとりはだが男だ)の告白ボイスを楽しむのが正しい使い方です。しかしダルの行為には今回はさすがの僕もドン引きでしたけどね…
でも、脳をスキャンして人工知能を作るのはともかく、声を本人そっくり出力するのは無理だと思うんですけどね…声を決定するのはソフト(精神)じゃなくてハード(声帯とか)だし。
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2013-03-12
とても処女作とは思えない名ノベライズでした。オクテットプレイした人は是非読むべき。
Steins;Gate 変移空間のオクテット②
著者:明時士栄
レーベル:富士見ドラゴンブック
価格:714円
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あらすじ
岡部がIBN5100を入手する直前、突如世界線変動が起こったかと思うと、そこにはIBN5100はなく、代わりに未来からやって来た鈴羽がいた。この世界線では、IBN5100は既に「機関」の手に渡っており、機関の敵と認定された岡部は失踪。2025年にようやく橋田と連絡を取り、その後に起こる世界恐慌を止めるため、岡部の指示に従って鈴羽が現在の秋葉原にやってきたというのだ。そしてその「機関」とは、岡部の妄想に頻繁に登場するあの「機関」らしい。にわかに信じがたい状況ながら、今日一日に起きた不可解な出来事から納得せざるを得ない岡部。IBN5100を取り戻すため、自分一人で戦おうとする岡部だが、彼の危機を知ったラボメンたちが、岡部の妄想通りの特殊能力を引っさげて次々に協力する。そしてついに「機関」に対抗する一大作戦が幕を開ける。この世界線で起こる怪異の正体は。IBN5100は無事取り戻せるのか、そして機関の刺客「黄昏の人形遣い」の正体は―
感想
いやーおもしろかった。まさかこういう形で風呂敷をたたむとは思いませんでした。ゲームではやや説明不足だった、オクテットにおけるカオヘとシュタゲのつながりを1巻かけてきっちり描いていたのはお見事でした。またシュタゲ小説に新たな名作が加わりましたね。ラボメンたちの厚い友情と、妄想が実現化した世界でノリノリの岡部↓(とダル)が話を存分に盛り上げてくれました。まゆりの特殊能力にはフイタ。
そしてなんと言っても素晴らしかったのは、β世界線の助手(オカリンと出会って数日しか経っていない)とオカリンとの関係が目に見える形で一歩前進したことですね。これは原作で登場した台詞を非常にうまくつなげていて感動しました。オカリンやる時はやるじゃん。何の話か気になる人は141ページの挿絵を見ればいいんじゃないのかな。ただネタバレなしで読んだ方が衝撃はでかいと思います。
巻末にはおまけで1巻・2巻双方に収録された挿絵のラフスケッチが掲載されています。
「うそ、あの化け物を一撃で?」
「清心斬魔流が操るのは浄化の力だ。穢れに塗れた黄昏騎士団にとっては、まさに天敵ということだな!」
……はっ、いつの間にやら俺が”解説者”っぽいポジションになっている!(中略)
「漆原るか……剣術の使い手だとは聞いてたけど、まさかこれほどだったなんて……」
ゴクリと鈴羽が息を呑む。しっかりしろ鈴羽、おまえまで背景キャラっぽくなってきているぞ!
※112~114ページより引用
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2013-03-09
ナディアな人々を更新しました。ついに感動?の最終回。
ナディアな人々:ナディアおまけ劇場 その10 強さくらべ!! N-ノーチラス対レッドノア―の巻
無事おまけ劇場感想も完結できました。来週からは番外編の感想をつけていこうと思います。劇場版をもう1回見ないといけないのがちょっと引っかかるけど…
2013-03-07
本日からWebラジオ「今井麻美・関智一のRADIO STEINS;GATE」が始まりますよ-。かつて無いほどのパーソナリティのハイテンションでいきなり笑いが…というわけでこのサイトでも毎回レビューあげる予定です。(※画像は上記リンク先より引用)隔週木曜日更新!
オープニングトーク
- いきなり台本を無視して関智を置いてけぼりにするミンゴス。
- 関『オレのSteins;Gateに関する知識量は0だからね』って正直すぎ。
- ゲストは松原達也Pとシナリオライターの林直孝さん。
「シュタゲCM選手権」
- ミンゴスと関智に喋らせたい面白いセリフを考えて送ってください。
ゲストトーク
- ゲスト登場。トゥットゥルーはやめい。
- 関『(線形拘束のフェノグラムは)ダル編がもっとも泣ける』マジで!?
- 松原Pによるあらすじ紹介。ネタバレ防止のための「なんやかんや」が多すぎる。
- 林さんによる一言キャラ紹介。『厨二病のマッドサイエンティスト』『癒し系の女の子』『スーパーハカー』『助手』『携帯依存症の方』『男の娘』『猫耳メイド』『バイト戦士といいつつ…』
- 関智はナチュラルに下ネタを挟もうとすんな。
- 劇場版『負荷領域のデジャヴ』のアフレコは終了。紅莉栖は出ずっぱりとのこと。
- 劇場版では本編唯一の謎『リーディング・シュタイナーはどうして起こるのか』が明かされる。主役はオカリンではなく紅莉栖。紅莉栖がオカリンを
闇金から助けるために活躍する話。
「削除したいDメール」
- 過去に送信・受信した、削除したいメールをリスナーが送って晒し上げるコーナー。削除すべきかどうかはパーソナリティたち5人が判断します。0~1ポイントでスタジオに晒し上げ。2ポイントでスタッフが鼻をかんで処分。3~4ポイントで未来ガジェット0号機により粉砕。5ポイントでパーソナリティが季節に合わせた処分。
- 関『二股かけてる彼女に間違えて送っちゃったりとか』オイ!
- ここでまさかの未来ガジェット0号機登場。別名シュレッダー。
「STEINS;GATE 次回作のセリフ」
- もし次回作があるなら、紅莉栖・ダルはどんなセリフを言うのか、どんなセリフを言ってほしいかを考えるコーナー。
- 関『悪いなのび○、このタイムマシン3人乗りなんだ』って本物キタ――(゚∀゚)――!!
- 関智はナチュラルに下ネタに誘導しようとすんな。そしてあっさりミンゴスが慣れてるのが怖い。
「紅莉栖とダルのSTEINS;GATEインフォメーション」
エンディングトーク
- 上記募集中のコーナー以外にも、ふつおた随時募集中。メールはsgr@5pb.jpまで。件名にコーナー名を忘れずに。
- 関智はナチュラルにセクハラしようとすんな。
- 次回は3/21更新です。
というわけで、二人の丁々発止の掛け合いがすごく面白かったです。視聴決定。
2013-03-04
時雨沢先生のアリソンシリーズ(アリソン、リリトレ、メグセロ)の最新作が今月出るみたいですね。うぅ…去年買ったメグセロ6もまだ積みっぱなしだ…
それはさておき、それと同時期に購入したロボノ小説のレビューです。こちらもロボノ本編の派手なネタバレがあるので畳みます。
ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記
著者:海法紀光
レーベル:電撃文庫
価格:630円
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あらすじ
瀬乃宮みさ希が、それを見つけた「誰か」宛てに書いた手記の体裁をとった作品。
みさ希がある日拾ったスマホ。そこには人工知能を持つAR「アイリ」がいた。アイリに導かれるように、みさ希は一人の青年に出会う。その青年は君島コウと名乗り、友人のいないみさ希と交流を深めていく。みさ希も次第に君島に惹かれていくが、同時に君島の目的にも深く関わっていく。その頃、島では謎の事件が多発していたのだが―
感想
とりあえず、ゲーム本編をプレイした人は読むべき。というかプレイしていないと完全に置いてけぼりな内容なのでそこは注意です。
ストーリーとしては、上に書いたとおり、みさ希がアイリやコウと出会ってから、みさ希がコウを○○するまでです。コウは(マイルドに言うと)人たらしという設定ですが、それがうまく表現されてました。このコウならみさ希がほれるのも仕方ない。
作品は一人称形式で描かれていますが、オチは結構ホラーで、しかも最後まで読んでから再度作品全体を考えると、二重に怖い作品でした。
ただ、本編で余り語られなかった「みさ希と瑞榎の出会い」「みさ希がロボット研究同好会を作った理由」「タネガシマシン3の『3』とはなにか」「エレファントマウス症候群をあき穂達が発症した理由」、そして、作中ではコウと無関係に描かれていた2つの事件の背景など、本編をより深く楽しむには必須の作品です。
それから、若かりし頃のみさ希、瑞榎、ミッチー、カイ、あき穂、淳和などの書き下ろしイラストがあることも見逃せません。というか瑞榎が普通に美少女過ぎて吹いた。
結局、私は正義の味方にはなれなかった。正しい資質がなかったのだ。
私は正義に味方するのではなく、私自身が正義になろうとした。正義を騙ったのだ。
それが私の最も大きい過ちだ。
※253~254ページより引用
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