2013-05-13
サモンナイト3や4では、特定の組み合わせのキャラをフリーバトルに出撃させると、そのキャラ同士で会話が発生します。関わりが深いキャラ同士の会話はもちろん、意外な組み合わせの会話があったり、本来なら出会うはずのない組み合わせ(例えばどちらか一方を選択しなければならない男性主人公のレックスと女性主人公のアティとか)の会話が楽しめたりと、おまけ要素としてはなかなか秀逸な出来です。
具体的な会話内容については攻略Wikiさんが詳しいと思うのですが、戦闘会話中でかなり大事な情報がさらっと出ていたりするので、個人的にまとめてみました(一応自力で確認しています)。[かっこ内]が当該会話の発生する組み合わせです。
ややネタバレあるので畳みましょうか。
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キャラたちのその後
- ギブソンは元気にしており、時々ラミと一緒にケーキを食べている[ラミ&マグナ]
- ミモザも元気にしており、時々ラミと一緒にカレーを食べている[ラミ&トリス]
- リューグは2本編終了後、闘戯都市で修行をしていた[リューグ&モーリン]
- ケルマはまだカザミネのことを想っている[ケルマ&シンゲン、ケルマ&フレイズ]
謎のキャラの正体
- ポムニットの父親は「略奪」の二つ名を持つ悪魔[バルレル&ポムニット(半魔)]
- ウィゼルはシルターンで「道の者」と呼ばれる存在だったが、神々が郷を見捨てた時にその名を捨てた[ケイナ&ウィゼル]
- カイルはモーリンの叔父[モーリン&カイル]
- 獣皇はライオンに似た獣人リオネル[ユエル&獣皇]
- コーラルの性別は不明だが、ライは男の子、フェアは女の子と思っている[ライ&フェア&コーラル]
メイメイさん関係
- メイメイの正体は龍神[ハサハ&メイメイさん]
- メイメイは観測者として無限の時を生きている[パッフェル&メイメイさん]
- 今は十全の状態ではない[メイメイさん&セイロン]
- ハサハ、ケルマ、パッフェル、セイロンはメイメイの正体を知っている[当該キャラ&メイメイさん]
無色の派閥関係
- オルドレイクはエルゴの王が「偽りと絶望の日々の中で友さえ頼らず、一人で全てを背負った」事を知っている。この「友」とは派閥の始祖ゼノビスのことと思われる。ゼノビスは王の死後、世界の醜さに絶望した[メイメイさん&オルドレイク、オルドレイク&イスラ&ギアン]
- ツェリーヌは自分がオルドレイクを変えてしまったことを自覚し、オルドレイクに協力しており、オルドレイクもそのことを感謝している[ウィゼル&ツェリーヌ、オルドレイク&ツェリーヌ]
キャラの素顔
- ルヴァイドは音痴[ルヴァイド&シンゲン]
- ミスミはメイドに興味を持っている[キュウマ&ミスミ&ポムニット]
- マルルゥの付けたあだ名「コックリさん」(ハサハ)「オドオドさん」(レシィ)「チビジャリさんとトシマさん」(ミニスとケルマ)[当該キャラ&マルルゥ]
- ギャレオの好物はオムライス、ミニスの好物はプリン[当該キャラ&オウキーニ]
- ゲックのくれるハナマルは、集めるとメガネや髪飾りなど特別なパーツと交換してもらえる[フェア&ローレット]
- 龍人族にはセイロンと似た性格の者が多い[リビエル&セイロン]
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2013-05-11
ナディアな人々を更新しました。今回から再びCDドラマに戻ります。サンソン×マリー派必聴。
ナディアな人々:番外編 A.D.1900
良い子のNHKアニメでこれが許されたのは奇跡に近いと思うのですよ。
2013-05-10
メグとセロンの6巻感想です。前巻読んでから既に半年経っていることに戦慄。
※既刊感想はこちらから→メグとセロン | Y.A.S.
メグとセロンVI 第四上級学校な日々
著者:時雨沢恵一
レーベル:電撃文庫
価格:594円
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あらすじ
今回は短編2本と中編2本の4部構成になっています。
「リイナとクルト」…メグの弟クルトと、セロンの妹リイナの電話越しでの会話を描いた短編。クルトから見た主要メンバーの人物評が語られる。
「顧問」…正式な部活動として認められた新聞部に、顧問の先生が着くことになった。その人物はかつてセロンたちを殺そうとしたマードックだった。マードックの突き放すような物言いに怒る一同だが、セロンとジェニーは平然としていた。その訳は。
「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」…第四上級学校主催の部活動対抗オリエンテーリングが開催されることになった。新聞部もこれに優勝してその存在を校内に知らしめようと考え、ラリー、セロン、メグの3人チームで参加。ラリーの身体能力とセロンの知力で順調に進む新聞部チームだったが、同じように優勝を狙う手強いスキー部チームが立ちはだかる。最後は泥臭い勝負になったのだが、それを救ったのはメグの…。なお残りの3人は、ジェニーの初恋話で盛り上がっていました。
「我々は新聞部だ」…「あなた」はラプトア共和国の生徒。1ヶ月の間首都にある第四上級学校へ留学生として派遣されることになった。カルチャーショックに戸惑いながらも、新聞部に入部したことからセロンたちとの交友を深めていく。首都の、それもお金持ちの友人たちとの生活は刺激に満ちて退屈しないものだった。そしてラプトア共和国に帰る日、ジェニーは「あなた」に、セロンとメグの関係を進展させるためひとつの頼み事をするのだが―
※今回のあとがきは「セグとメロン」というショートノベル風でした。シュール。
感想
今回は短い話が多いこともあり、あまり大きな事件も起こらず、キャラクターたちの人間関係に焦点が当てられていましたね。たしかに既刊ほどの盛り上がりはありませんでしたが、正直毎回毎回大冒険が巻き起こるとリアリティに疑問を感じるので(まぁ完全フィクションでリアリティとか行っても仕方ないんですが)、たまにはこういうノリもいいです。
個人的には最後の「我々は新聞部だ」が面白かったです。ボクもお金持ちになりたい。そしてお金持ちの友人が欲しい。というかどいつもこいつもお金持ちのくせにいい人達ばっかりで、読んでいて気持ちが良すぎるんだよチクショー!
いよいよ次巻がメグセロの最終刊です。既に購入しているので近いうちに読めたらいいと思ってます。
本当は、あなたはこの写真がとても欲しい。(中略)でも、それを言うわけにもいかない。フィルムだって印画紙だって高いのだ。(中略)あなたがそう思いながらメモを書き終えたとき、ジェニーさんがこともなげに言う。
「(中略)その写真は全部あげる。(中略)新聞だけ持って帰っても、土産話には足りないでしょ?」
ジェニーさんが素っ気なく言ったが、(中略)
「でも……」
なおも言い淀んだあなたに、ソファーの向かいに座っていたセロンさんが言う。
「あった方がいい。写真があれば、忘れることがない。もし俺だったら、この写真は欲しい。だから、持っていくべきだと思う。ジェニーが持ってけと言ってなければ、俺がジェニーに頼んでいた」
そして、この日は来ていたニックさんが、あなたの隣から、
「そうですよ。せっかく僕たちがここまでいろいろ一緒に楽しんだんです。忘れられてしまうのは僕たちも辛いですね」
※286~287ページより引用
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2013-05-09
最近創刊された文春ジブリ文庫の記念すべき1冊目のレビューです。ただし眠いのでごく簡単に。
ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ
レーベル:文春ジブリ文庫
価格:670円
レビュー
公式サイトによると、
1984年公開の映画『風の谷のナウシカ』は戦後のカルチャー史の中でも異彩を放つ作品だ。当時の制作現場の様子を伝える貴重なインタビューに加え、映画の魅力を立花隆、内田樹、満島ひかりら豪華執筆陣が読み解くジブリの教科書シリーズ第1弾!
とのこと。中身は、
- ナウシカ誕生までの様子を伝える、鈴木敏夫氏、宮﨑駿氏、高畑勲氏らのインタビュー
- スタッフ達による制作現場の様子についてのコメント
- 椎名誠など著名な文学者たちによるナウシカの作品背景の読み解き
の3部構成です。まだ途中までしか読んでいないのですが、どの文章も非常に読み応えがあり、これで670円は安い(描き下ろしがほとんどですが、一部過去の原稿の再録もあります)。特に宮崎駿監督のインタビューは面白かったです。腐海の由来とか、ナウシカが風使いになった理由とか。他にもエヴァの庵野さん(ナウシカには原画で参加)が巨神兵のシーンを担当することになった経緯なんかもなかなか笑えました。
内容については公式サイトで立ち読みが出来るので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
なんでこの本買ったかですが、ボクはナウシカが好きだからです。それだけです。このサイトでもいつか特設ページを作りたいと思っています。例によって用語集だろうけど。あとナウシカ(特に漫画版)を読んだことがない人は死ぬ前に一度は読んでおくべきですよ。今なら全7巻のセットが3000円しないし。
2013-05-08
今日も忙しかったので軽い話題を。
先日、パソコン用のメガネを購入しました。ディスプレイから出るブルーライトを50%カットして眼を守ってくれるそうです。うちの事務員さんが先に購入したのですが、結構良かったらしく勧められたので購入してみました。近くにJINSという専門店があったので、そこで購入。
JINSは既存のフレームに併せる等が可能なカスタマイズタイプと、安価なパッケージタイプの両方を販売しているのですが、最初ということもありパッケージタイプを購入しました。大学に入ってコンタクトレンズにして以来のメガネということで結構迷いましたが、職業的なイメージを大事にしてこれを購入しました。
JINS PC チタンハーフリム クリアレンズ
※画像は上記リンク先より引用
それで2週間くらい使っているんですが、たしかに眼の疲れが違う…ような気がします。ブラシーボと言われればそれまでなのですが。ただUVも99.9%カットしてくれて運転する時なども便利なので、それだけでも値段分の価値はあったと思っています。
あとボクは左右の耳の位置のバランスが悪く、メガネが本当に合わない顔立ちなんですけど、これは比較的フィットしてなかなか気に入っています。
購入したばかりの頃、夜寝る時に眼鏡を外したことで安心して、コンタクトを外すのを忘れて寝てしまったのも今ではいい思い出です(←バカ)。
※今日ボクがかなり昔から読ませていただいているサイトさんにうちのサイトへのリンクを貼っていただいていました。ホント嬉しかったです。直接お礼が言いにくいのでこちらでこっそりと。
2013-05-06
フェノグラムともリンクしているシュタゲのスピンオフコミックのレビューです。
既刊のレビューはこちら→Steins;Gate 哀心迷図のバベル 01 レビュー | Y.A.S.
Steins;Gate 哀心迷図のバベル 02
著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:590円
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あらすじ
父との和解も失敗に終わった紅莉栖をさらに打ちのめしたのは、岡部が自分を救おうとしているために、まゆりを助けることが出来ないという事実だった。岡部が自分のことを「大切な仲間だ」と言ってくれたことを思いだし、自分の気持ちが恋であることをはっきりと自覚する。
一方、岡部も、タイムリープを過ごす中で、紅莉栖がかけがえのない存在になっていたことを自覚し、苦悩していた。どうすればいいか決めかねる岡部はまゆりに会いに行き、2人を助けるという決意を改めて固くする。
そんな中、ラジ館の屋上で岡部と紅莉栖は出会う。「俺はお前を、絶対に見捨てない!!」という岡部に対し、紅莉栖は自分の気持ちを押し殺すように胸ぐらを掴み、「まゆりを助けなかったらあんたを一生恨むから」と言って、去っていった。
それでも諦めきれない岡部は、無数のタイムリープを繰り返し、まゆりを救おうとするが、そのすべては失敗に終わった。タイムリープを繰り返すうちに、まゆりの死に対して無感覚になることに戦慄する岡部。紅莉栖は再び岡部の前に現れ、優しくβ世界線へ行くよう促した。自分のことを覚えていてくれるか、と問う紅莉栖に対し、岡部は「誰よりも大切な女のことを忘れたりはしない」と気持ちを打ち明ける。紅莉栖はそれにキスで答えた。
その頃フェイリスは、紅莉栖に聞かせたテープのB面にもメッセージが吹き込まれていたことに気づき、紅莉栖を捜して家を飛び出した―
感想
この作品いいですねー。普通アニメやドラマCDのコミカライズと言えば、短期連載であることもあって要素がごっそり削られてがっかり、ということが日常茶飯事ですけど、本作はむしろ要素が増えているように思います。1巻収録量からいって、2巻で完結かと思ってましたけど、ここで終わらせなかったのは大正解ですね。岡部と紅莉栖双方の心情をじっくり描きこんでくれているので、最後岡部と紅莉栖の気持ちが通い合うシーンが輝くんですよね。画面構成やキャラの表情も素晴らしく、原作ゲームをプレイした人には、是非読んでほしい作品です。
3巻は今冬発売予定です。
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2013-05-05
1ヶ月くらい前の話で恐縮ですが、「となりの関くん」最新刊が発売されました。ようやく手が空いたのでレビューします。
※既刊レビュー→となりの関くん | Y.A.S.
となりの関くん
著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:620円
レビュー
これまで同様、関くんが授業中に堂々と繰り広げる一人遊びに横井さんが振り回されるのですが、ついにこの巻からは横井さんが反撃に出ます。でも人のおもちゃを持ち逃げするのは良くないと思うの。そのせいで関くんの妹まで巻き込んだとんでもハプニングが巻き起こるのがまた端から見ていて面白いんですが。
ところで帯に「アニメ化決定!」とあり、実際5巻にはDVDが付くようです。関くんの声優さん誰だろうなぁ。名前つながりで関智一さんかな。関俊彦さんという筋もあるか。
※関くんにはセリフは一切ありません。横井さんが一人でボケてツッコんでます。
今回関くんが挑戦した一人遊びはこちら。
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- 指スケボー(表紙)
- 持ち物に自分で考えた企業ロゴを書く
- カブトムシをおだてて強大な敵と戦わせる
- 手製UFOキャッチャー
- 自作迷路
- 運動会に真面目に参加しているように見せかけるためのメイク
- 百人一首VS花札
- クリスマスツリー凄惨バージョン
- おめでたい夢を見るため昼寝
- ロボット家族によるたこ揚げ
- 指人形によるラグビー
- 催眠術やダウジングで試験対策
…何か自分でリストにしてて訳わからなくなってきた。
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2013-05-04
ナディアな人々を更新しました。ファンの間では島編以上の黒歴史と呼ばれ、DVD-BOXでもはぶられているあの劇場版レビューです。
ナディアな人々:劇場版 ふしぎの海のナディア
数年ぶりに見たけど相変わらずの駄作でした。
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- TVシリーズの回想シーンが不必要な上に長すぎる
- マリー、キング、ノーチラスクルーなどの主要キャラが登場しない
- 悪の組織の規模がしょぼすぎる
- 主人公達は事件に巻き込まれただけで何もしていない
- 三人組も逃げただけで何もしていない
- ウーラの心変わりが早すぎ
- 最後のナディアに向けたファジーの台詞が唐突すぎる
庵野監督じゃなかったらこの程度なのかなぁ…
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2013-05-03
昨日更新だったのを忘れていましたサーセンwこれまでのレビューはこちらから。
オープニングトーク
- 先週に引き続き今回もゲストがいます(小声で)。デジャヴ公開・フェノグラム発売後初の番組なのでその話も聞けるかも。
- ミンゴスはデジャヴを見て「あたしの芝居イケてるな」と思ったらしい。
- というわけで今回のゲストは桐生萌郁役の後藤沙緒里さんです。シュタゲ本編の盛大なネタバレがあるのでご注意を。
シュタゲCM選手権
- 決め台詞はかっこよかったけど、肝心のCMセリフが雑でしたね。
ゲストトーク
- 関智もきちんとパーソナリティをせざるを得ないさおりんがゲストです。たしかにさおりんは美人ですからね。ミンゴスは半ギレですが。
- 関智がくまのプーさんで泣いたという衝撃の事実が。
- 関『僕は仕事で、必要に迫られて下ネタを言ってるだけですから。』ってどう考えてもウソっぽい。
桐生萌郁を学ぼう!~基礎編~
- 桐生萌郁の人となりについて後藤さんから聞き出すコーナーです。
- といっても関さんが萌郁への質問をそこそこに後藤さんのプライベートを聞き出そうとするコーナー化してます。
- フェノグラムの萌郁シナリオは、FBとラボメンに挟まれて、萌郁が初めての感情にとまどう物語。
桐生萌郁を学ぼう!~応用編~
- 萌郁のキーワード「うつ」(メールを打つ、銃を撃つ、鬱)を元に、まずは「心を打つ」をテーマに転がします。というわけで「科学アドベンチャー俳句」のコーナーです。ジョン・タイターをネタに一句どうぞ。
- 次に「敵を討つ」をテーマに、番組が用意した敵を銀玉鉄砲で狙います。これラジオでやる企画じゃないよね。
- そして「撃つ!まゆしぃを」がテーマ。5pb.広報の白川氏がまゆしぃの代わりにひどい目に遭います。
紅莉栖とダルと萌郁のSteins;Gateインフォメーション
- 負荷領域のデジャヴ大好評公開中。入場者プレゼントもあるよ。
- 線形拘束のフェノグラム絶賛発売中。数量限定版にはオカリンの携帯が付いてくる。
- 大阪のアフィーリア・コラボレーションズなどでコラボイベント開催中。詳しくは公式サイトを。
- 「秋葉原と映画館を巡って、これでキミもラボメンだ!キャンペーン」が5/6まで開催中。①秋葉原の一番くじ取扱店いずれか1店舗②秋葉原のゲームセンターいずれか1店舗③角川シネマ新宿またはシネマサンシャイン池袋を巡って2次元コードをスキャンし(順不同)、最後に秋葉原のグッドスマイル&カラオケの鉄人カフェで指定の携帯画面を見せると、限定ステッカーをゲットできます。グッ鉄カフェではコラボメニュー「ゲルバナプレート」もあるよ。意外と価格も普通。
エンディングトーク
- 第4回のMVPメールはホウセイ×××(伏せ字)でした。
- なんと次回5/16は最終回です。大事な事をサラッとお言いになる!
2013-05-02
先月発売された、アーシャのアトリエの公式外伝小説の紹介です(ゲームのノベライズではありません)。
小説アーシャのアトリエ~ある錬金術士の旅の日記より~
著者:司月透
価格:1260円
あらすじ
アーシャのアトリエのトゥルーエンド後を描いた短編集。
ウィルベルが大婆様への贈り物を捜して奔走する「大婆様への贈り物」、キースとハリーの板挟みで苦労するメリエッタを描く「メリエッタさんも魔法使い?」、仲間達と騒ぎながら、世界を衰退させた錬金術に思いを馳せるアーシャを描く「空の星」、ホムンクルスとニオの交流を描く「あーしゃ、すき」、マリオンとリンカが温泉に行く「温泉に行こう」、オディーリアとキースの関係を描く「黄昏の弐番館」、アーシャのアトリエに集う仲間達を描く「千客万来」、アーシャの旅立ちを描く「アーシャのアトリエ」の8編です。
感想
公式だけあって、どの物語も本編とずれなく、キャラの特徴も十分に生かされたストーリーでした。本編のほんわかした雰囲気が好きな人には十分楽しんで貰えると思います。特にキースファン(その中でもツンデレのデレが足りないとお嘆きの皆様方)にはお勧めです。個人的には、キースがマスターらしいことをしてくれないと不満たらたらのオディーリアさんがよかったです。オディーリアさんは本当にキースが好きなのだなぁ。このコンビは次回作に出てきてもおかしくないので楽しみにしています。
でもウィルベルが魔法使いだってことをアーシャ以外の仲間にも内緒にしているのは初めて知りました。格好でバレバレだと思うんだけど。
価格はちょっと高めですが、装丁もしっかりしているし、晴瀬ひろき先生のきゅーとな挿絵も十分な数あるし、いいと思います。ゲームのストーリーを忘れてしまった方は、「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ シナリオコレクション」を一緒に買えばよいのではないかな。