2013-12-06

【小説】キノの旅XVII レビュー

久々の時雨沢成分補充!ということで毎年恒例のキノの旅最新刊です。今回はちょっと厚め。理由は後ほど。

キノの旅XVII the Beautiful World

著者:時雨沢恵一
レーベル:電撃文庫
価格:630円(税別)

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2013-12-05

【コミック】放課後さいころ倶楽部1 レビュー

あっという間にAmazonで瞬殺されて(現在は入手可能)、本屋を5軒巡ったけど全く入荷されていなかった一冊です。やっぱりニッチなのかなぁ…

放課後さいころ倶楽部1

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:552円(税別)

あらすじ

京都に引っ越してきた女子高生の綾(表紙中央の少女)と、その初めての友達で少し引っ込み思案な同級生の美姫(左)。ある日の放課後、繁華街を歩くクラス委員長の翠(右)のあとをこっそり付けた二人が行き着いたのは、アナログゲームの専門店「さいころ倶楽部」だった。3人はゲームを通じて次第に仲良くなっていくのだが―

レビュー

以前もチラッと話に出したんですけど、ぼくはボードゲームが大好きで、定期的に巡回しているボードゲーム関係のサイトも結構あります。その一つで話題になっていた、アナログゲームを題材にしたコミックです。
失礼ながら作者の方のお名前はこの作品で初めて知ったのですが(数年前にサンデーで連載されていた「ハルノクニ」の作者みたいですね)、絵が非常に達者というかボク好みで、それだけで満足感ありましたけど、それだけじゃなく話の転がし方がすごく面白いんですよね。
こういうゲームを題材にした漫画だと、ルールの解説で何ページも使っちゃったり、勝負自体に重きが置かれてしまうのが普通ですが(別にそれを否定するつもりはありません)、この漫画はそれよりも、ゲームを通じて生じる人間関係に重きが置かれています。ゲーム描写も十分ありますが、プレイ描写は基本的に1つのゲームにつき1話だけと短く、複雑なルールの説明は省略されています。ゲームをしない話も結構あります。でも面白い。出てくるゲームを買ってみたくなること請け合いです。あとはプレイしてくれる友達がいればな…
アナログゲームが好きな人にしっかりお勧めです。1巻では「マラケシュ」「ごきぶりポーカー」「ねことねずみの大レース」「ハゲタカのえじき」「ミラーズホロウの人狼」の5ゲームが取り上げられています(全10話なのでゲーム話は半分ということですね)。


2013-12-02

【小説】テイルズ オブ シンフォニア 贖罪のクラトス レビュー

元々購入予定はなかったのですが、テイルズオブマガジンで序盤が掲載されていたのを試しに読んでみたらおもしろかったので即購入。踊らされてるなぁ。

テイルズ オブ シンフォニア 贖罪のクラトス

著者:実弥島巧
レーベル:電撃ゲーム文庫
価格:600円(税別)

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2013-11-27

【小説】星界の断章「岐路」 レビュー

S-Fマガジン 2014年1月号に掲載された森岡浩之先生の最新作、星界の断章のレビューです。大いにネタバレあり(若干戦旗5の話も含みます)。
そしてうれしいお知らせも。「たぶん来年は『星界の断章』の新刊をお届け出来るのではないかと考えております」という編集部コメントが!

星界の断章「岐路」

著者:森岡浩之
価格:895円(税別。S-Fマガジン本体)

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2013-11-26

【コミック】めぞん一刻 超簡易レビュー

明日からうちの事務所に研修生が来るので、受け入れ準備に大忙しです。

そんなわけで今日は簡易更新。

うるるんロギー 『めぞん一刻』この1シーンが初出掲載時と単行本とで違うの知ってた?

めぞん一刻面白いですよね。小さい頃から高橋留美子先生のファンなんですが(特に初期の作品群が好き。そういえばこのサイトではあまり取り上げたことないなぁ…)、最初に買った漫画は「らんま1/2」でも「うる星やつら」でもなくこれです。しかも買ったの高校生の頃なんだよな…。ちょっと年齢不相応な気がしなくもない。

一刻館のキャラが立ちすぎた面々が織りなす人間模様や、響子さんのちょっと面倒くさい性格とか、三鷹さんの光る歯とか色々見どころがありますけど、個人的には作中のちょっとしたセリフ回しが好きですね。一番印象に残っているのは、五代の実家から送られてきた食べ物を四谷さんがたかろうとした時のやり取りで、

四谷「水くさい。長年喜びも悲しみも分かち合ってきた仲なのに」
五代「そろそろ袂も分かちたいですね」

っていうシーンです。マイナーですいません。

でも響子さんって初登場時21歳なんですよね。三鷹さんですら20代後半ですよ…なんかショック。

この作品がお好きな方には、このサイトがオススメですよ。

めぞん一刻小辞典


2013-11-20

【コミック】岸辺露伴は動かない レビュー

今日は本屋で衝動買いしてしまったこの一冊。

岸辺露伴は動かない

著者:荒木飛呂彦
レーベル:ジャンプコミックス
価格:419円(税別)

レビュー

内容をネタバレしてしまうと面白さ半減どころではないので、当たり障りのないレビューを。
コミックスには、ジョジョ第4部の登場人物「岸辺露伴」を主人公にしたスピンオフ作品のうち「懺悔室」「六壁坂」「富豪村」「密漁海岸」「岸辺露伴グッチへ行く」の5作品が収録されています。いずれも短編漫画です。
ぼくはジョジョは一通り読んだくらいで特に好きな漫画!というわけではないのですが、露伴先生はわりと好きなキャラなので購入を決めました。ヘブンズドアーの使い方もいつも機転が利いていますよね。
この作品の中では「富豪村」が好きかな。露伴の割りといい人なところが垣間見られますし。しかし結果的には良かったものの、こんな場所に露伴を連れて行く編集者の人を見る目のなさにちょっと同情。
ところでこの話って、オチが微妙に変わっているような気がするのですが気のせいですかね…。誰かジャンプ本誌に掲載された時のことを覚えている方はいらっしゃいませんか…


2013-11-12

【ゲームグッズ】テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック パーフェクトガイド レビュー

TOS:Uの攻略本を入手しました。なお現在プレイはラスボス戦直前ですが、2週目に入る前にグレード稼ぎや称号の回収やらを行っています。

テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック パーフェクトガイド

レーベル:ファミ通の攻略本
価格:1900円(税別)

レビュー

  • 全体について

全864ページ。当然過去最高だが、かなり紙が薄くなっているので、厚さ的にはTOAの攻略本(約630ページ)と5ミリ程度しか変わらない。指先の感触も悪くなく、安っぽさも感じさせない良い装丁。
TOSの攻略、TOS-Rの攻略の後に、おなじみ世界観設定、キャラ紹介、用語辞典などがある。

  • 良い点
    • 攻略マップが見やすい(ナムコ版は立体の繋がりが非常に分かりにくかった)。
    • ワールドマップが見やすい(ナムコ版は地図が小さいこともあって、フィールド上の宝箱などが探しにくかった)
    • サブイベントの発生時期が一覧出来る(ナムコ版はできない)。
    • 術の詠唱文、カットインイラスト、設定画などが充実。術技名にふりがなが振ってあるのもポイント。
  • がっかりな点
    • アイテムリストがアイテム図鑑と同じになっていないため見にくい。
    • 世界観解説が少ない(ファミ通の考察は毎回深いので楽しみなのです)。
    • トロフィーコンプリートのためのアドバイスがない。
    • スタッフインタビューや描き下ろし小説などのおまけがない。

まあTOS:Uの攻略本はこれ一択ですけど、特に問題なく使えそうです。

トロフィーコンプの情報は、こちらのサイトが参考になっています。

【PS3版】テイルズオブシンフォニア(TOS) トロフィーリスト&攻略メモ ダラダラGAME生活/ウェブリブログ


2013-11-10

【BD】テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION EXTENDED TRILOGY BD-BOX レビュー

ついに届きました、TOSのBD-BOXです。現在ゲームもかなり大詰め(オリジンの封印解放の辺り)なんですが、コレットの重要な称号を忘れていたことに気づいてやり直し中…これを見てモチベーションを上げよう。

OVA テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION EXTENDED TRILOGY BD-BOX

価格:30000円(税別)
時間:370分

レビュー

実はまだシルヴァラント編しか見ていませんけどレビュー。
初回特典として、ポストカードブックが付いてきます。絵柄はこれまでに発売された単品DVDのパッケージイラストやエンディングイラストでした。これポストカードにする意味あったのかな…重いしめくりづらいし、普通に画集で良かったのでは。
また、第4話にはオーディオコメンタリーがついてきます。小西・小野坂両氏の息のあったコメントが聞けます。この2人のことだから…と思って聞き始めましたが、意外とマジコメントでしたよ。さすがに昔すぎるので、設定を所々忘れていらっしゃいましたが…(ロイドのエクスフィアは生まれつきのものだとか(母親の形見です。生まれつきというのはコレットと混同しているのかも)、フォシテスの左腕はなんなのかとか)。

シルヴァラント編は5年前に発売された時に一度見ているのですが、結構忘れていましたね-。でもプロットも流れを損なうことなくうまくまとめられていましたし、ロイドとコレットが救いの塔に突入する手前に会話するシーンは泣けたし、レミエルはゲーム版に比べると鬼畜成分薄めなのに、あんまりな最期を遂げてしまいちょっとかわいそうだったり(最後のは関係ない)、非常に楽しめました。テセアラ編、デリス・カーラーン編もゲームと並行して視聴したいですね。


2013-11-09

【Webコミック】「星界の紋章」 第7話公開

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。今回は間隔が3ヶ月に戻りましたね。前回5ヶ月でしたんで…

星界の紋章

聖界7第7話は引き続きゴースロスと敵艦隊との戦闘シーンです。話の配分から考えても戦闘終了までかと思いましたけど、まさかの「つづく」。これ本当に完結までたどり着けるのかな…

しかし防御磁場か思いっきりバリアーしててちょっとびっくり。これどういう原理で反陽子防いでいるんでしょうねぇ。でもこうやってバリバリ光ったり破れたりするのってSFっぽいよね。

※画像は第7話13ページから引用


2013-11-04

【映画】劇場版 魔法少女まどか★マギカ[新編]叛逆の物語 レビュー

10/26に公開された、まどか★マギカの劇場版第3弾「叛逆の物語」を見てきました。

シネコンは窓口で「まどか★マギカ、大人1枚!」っていう恥ずかしいセリフを言わなくていいのがいいところですよね!でも映画を見たあとにスーツを買おうと入ったお店の店員さん(女性)に「あ~午前中映画見てこられたんですね~何の映画見たんですか?」って聞かれちゃったので差し引き0ですが。スーツを買うつもりだったから職業も伝えていたんだよ…なお話を逸らして事なきを得ました。

というわけで(どんなわけだ)簡易レビュー。ストーリーに踏み込んだネタバレはありませんが、多少内容に触れている部分もあるので、気になさる方はご視聴後にどうぞ。

劇場版 魔法少女まどか★マギカ[新編]叛逆の物語

監督:宮本幸裕
脚本:虚淵玄
制作:株式会社シャフト

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