2012-02-24
「【最終版】魔界戦記ディスガイア4 ザ・コンプリートガイド[全DLC対応]」を購入しました。タイトル長い。
その名の通り、既刊「魔界戦記ディスガイア4 ザ・コンプリートガイド」に、DLCの情報を追加したものです。追加ページは60ページほどあり、新キャラ・新システムの紹介、新ステージの攻略、新キャラのパラや魔ビリティーはもちろん、カスタムテーマ用のイラストや新規キャラのカットイン、セーブアイコン集など、DLCを全部持っていない人でも楽しめる作りになっています。
反面攻略情報はやや物足りなかったですがね…「超魔王バール」の攻略方法が「キャラを鍛えろ!」で終わりってそりゃねーぜ。
2012-01-15
「テイルズ オブ エクシリア 公式設定資料集」を購入してきたので、そのレビューを。今回のは公式の名に恥じない素晴らしい内容でした。
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全般
- B5サイズ、192ページ。
- 全ページフルカラーで、つやつやしたいい紙を使っているのでやや重め。
- 描き下ろし特大ポスター(執事・メイドコスの全員イラスト)などの特典あり
01 WORLD
- 歴史
まずは世界誕生から現在までの詳細な年表。初出の情報や人名も多い。ローエンがなぜ参謀総長になったのかとか、トラヴィスの子息が戦死しているとか。あとローエン暗躍しすぎ。
それからエクシリアの世界観の解説。各世界の歴史、基幹技術、政治形態など、非常に詳細かつ緻密な設定が組まれていることが分かります。
- 地理
各国の地理、都市機能、施設、食事など。
02 SCENARIO
ジュードから見たジュード編と、ミラから見たミラ編を、それぞれの視点から並行して描く、一人称小説風のシナリオまとめ。解説などはなく純粋にシナリオを追っている。
03 CHARACTER
- パーティキャラクター
パーソナルデータ、公式イラスト、関係エピソードからたぐるキャラクターの性格、スタッフコメントなど。1人2ページ。
- シナリオキャラクター
内容はパーティキャラとほぼ同じ。ティポ、ガイアス、ミュゼ、四象刃、イバル、ナハティガル、ジランド、マクスウェル、クレイン・ドロッセル。各1ページ(マクスウェル以下は3人で1ページ)。
- サブキャラクター名鑑
その他のキャラの名前と作中エピソード。名前のないちょい役も概ねフォローされている。パテル&ティースの小隊が軽く載ってたりと意外と侮れない。
04 MUSEUM
- 奥村大悟インタビュー
アートディレクターの奥村氏のインタビュー。3Dルーティあります。四象刃の描き下ろしイラストも。
- 設定画
各キャラ、ロケーション、武器や小物、イベント絵コンテなど。スタッフコメントが充実していて読んでいておもしろいです。イバルのデザインは四象刃のデザインと共通にしてあるがその理由は…とか、精霊たちのマユ毛は…とか。
- ufoテーブルインタビュー
アニメーション制作のufoテーブルスタッフのインタビュー。おまけでufotable cafeの紹介、ufoテーブルイラスト、ムービー絵コンテも。キャラグッズの版権絵も収録されてます。
05 INTERVIEW
- 小野坂×馬場
TOSゼロス役の小野坂師匠と、TOXプロデューサー馬場プリンスの対談。小野坂師匠はレベル上げしない派。
- 声優インタビュー
主要キャラの声優17人のインタビュー。
06 SHORT STORY
ゲームの本編シナリオを担当した木賀大介氏による短編小説。幼き日のミラ=マクスウェルと、ジュード、アルヴィンの出会いとは。ちょっと切ない物語。
その他のコンテンツ
ティポとローエンのティーチ ミー エクシリア
コラム。「エクシリアの文字について教えて」(公式攻略本よりもかなり多くの看板、ポスターを解説)、「麗しきロンダウ語の世界」(ウィンガルの戦闘中のセリフの解説もあります)、「ストーリーやキャラクターの謎に迫る」(ストーリーなどに関する公式FAQ。「エリーゼがレイアに「足手まとい」と言ったのはなぜ」「どうしてマクスウェルはミュゼを放置していたのか」などおなじみの質問に加え、「ティポの中はどうなっているのか」「ミラの読んだ本はイバルが用意していたのか」「プレザの尻尾は本物か」などのどーでもいい質問までしっかり解説。
というわけで、TOXはやや分かりにくいところもあったんですが、この1冊あればほぼ全ての謎が解けると思います。そういう意味でファンには間違いなくお勧め出来ます。ネタ要素は少なく、デザインも大人向けに洗練されていて非常に読みやすかったです。高評価。
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2011-12-28
「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん 公式資料集」を購入してきました。相思相愛のトゥルーメモリーズ同様、大判でやや薄めの本です。内容はこんな感じ。
- グラフィック
- 公式イラスト
パッケージイラスト、コンプティークの表紙イラスト、描き下ろしイラスト、予約特典用イラストなどhuke氏のイラスト7点。
- キャラクター紹介
それぞれのキャラにつき、パーソナルデータ、立ち絵(新規の立ち絵はポーズ差分を含め全部載っていると思う)、個別エンド後にキャラから送られてきたという設定のメール(ヒロインのみ)を掲載。
まゆり、紅莉栖は2ページ、フェイリスは1ページ半、鈴羽、るか、萌郁は1ページ、オカリンとダルは半ページ、その他のサブキャラ全部で1ページ。
- シナリオ
- シナリオガイド
- シナリオチャートと、δ世界線に到達するまでの簡単なあらすじ。
- 各章のあらすじとイベントCG紹介。シナリオライターのシナリオにかける思いについて書かれたコーナーもあります。各ルートにつき4ページずつとかなりの充実度。
- 実績
50の実績と取得条件。
- バラエティ
- δ世界線
本編の世界線(α・β)を含めた世界線年表。
- 未来ガジェット
作中に登場した未来ガジェット9~14号機の解説。
- 性格設定
各キャラの本作における性格設定。というか属性。
- ストーリー解釈
編集者によるストーリー解釈(公式ではない)。ちょっと厨二風味。
- 絵コンテ集
イベントCGの絵コンテ。止め絵でも絵コンテって書くんですね。
- キーワードメール
オカリンがやり取りするメール分岐一覧。メールのタイトルと送信日時のみで、本文は記載無し。
- アフィリア・サーガ・イースト
主題歌を歌うユニット「アフィリア~」のメンバー7人に対するショートインタビュー。自己紹介、主題歌の聞き所、好きなキャラなど。
- インタビュー
- シリーズプランナー・志倉千代丸氏
「今回拡張されたラボメンたちの新たな一面が、たとえば劇場版のエッセンスとして取り入れられるというような可能性は十分ありますね」だって。ということは紅莉栖のヤンデレが銀幕で…
- キャラクターデザイナー・huke氏
「メインヒロインだから全部持っているというのはあまりよくない気がして、そこ(紅莉栖の体型)はしつこく変えた方がいいといった覚えがあります」。そのせいで紅莉栖のコンプレックスが…
- 開発スタッフ・松原氏(プロデューサー)、林氏(シナリオ監修)、たきもと氏(シナリオ)、安本氏(シナリオ)
「(るかを女にするなという意見は)すごく多かったんですけど…男のままでいったらそれはそれで怒られた」そりゃそうだ。
- 関連作品ガイド
シュタゲの関連作品の紹介。「亡環のリベリオン」が「2011年11月現在3巻まで刊行されている」ってあるんだけど、これ完結してるんですよね??
とこんな感じでした。特に目新しい情報はなかったですけど、イベントCGなどしっかり掲載されているので、ファンブックとしてはいい出来だと思います。1900円とちょっと値が張るけどね…
2011-12-07
「テイルズ オブ エクシリア パーフェクトガイド」を購入してきました。こちらについても簡単なレビュー。
※同じくTOXの公式攻略本のレビューはこちら。
- システム
- こちらも公式本とほぼ同等のデータが掲載されており、不満はないです。
- キャラクター術技は各技1枚しかモーションの写真がなく、またリンク中の通常攻撃変化についての記載がない、育成方針が簡単すぎるなどやや情報不足。ただ各技発動時のセリフが一緒に書かれている点は高評価。
- シナリオ
- 宝箱、モンスター、サブイベントなどがきちんと一元化され、またチェックボックスを併用することで見落としが生じにくい作りになっています。マップもなかなかに見やすい(公式本の方が枠線のみのマップでスッキリ、パーフェクトガイドの方が背景込みのマップで情報量多。どっちも悪くない)。
- サブイベント
- 公式本と同内容。公式本は続き物のイベントはそれぞれのフェーズごとに別々に掲載してリンクを貼っていましたが、こちらは続き物はひとつにまとめて掲載されています。これも好みで選べばいいと思う。
- データ
- モンスター、アイテム、ショップ、チャットなど、必要なデータはきちんと網羅されています。ゲーム上のリストと順番が一致しており、なおかつ五十音順索引も用意されているのでカンペキです。
- ショートチャット、ファイティングチャットは全文掲載。なかなかすべてを見るのは困難で、かつコンプしたかどうか確かめる術がないものなので、これはGJ。
- コスも最新のサンタコスまで全て網羅されており、公式本よりも大きく掲載されているのもグッド。
- エクストラ
- 図説「リーゼ・マクシア」考
世界観に関する基礎知識。この手の本にしては珍しく、「リーゼ・マクシアの人が、リーゼ・マクシアに住む人向けに書いた説明」という体裁を取っています。
新出の情報もあります。「精霊界の住民は何者か」「ミラの医療ジンテクスが外れていたのは何の伏線か」など。
- 人物読解
各キャラから見たストーリー展開。秘奥義カットイン、フェイスチャットなどのビジュアルも充実。
こちらも新しい情報がちょこちょこ。「なぜティポはぬいぐるみを模しているのか」「エリーゼがレイアを足手まといと言ったのはなぜか」
- 人名・用語事典
毎度おなじみ。宿泊処ロランドのマスコットキャラの名前など、無駄な情報が目白押し。
というわけで、値段も同じですし、個人的には公式本よりこちらの方がオススメですね。これから購入される方は参考にしてみてください。ただしほぼ同じページ数なのに紙が分厚いせいでやたら重いのと、スタッフ・キャストインタビューが全くない点では劣る。
2011-11-27
「テイルズ オブ ザ レディアント マイソロジー3 ファンズバイブル」、購入してから数ヶ月にわたり放置していましたが(テイルズオブ大全を読み終わるまで待ってた)、ようやく読み始めたのでレビュー。これもまた1ヶ月くらいは余裕でかかりそうですけどね…
あと、アドリビトムが「アド・リビトム」っていう区切りだと初めて知った。
構成はこんな感じ。
- 物語
- かなり詳しめのストーリー。
- 専門用語解説などもありわかりやすい。
- キャラクター
- 全てのプレイアブルキャラ+ラザリスのキャラクター紹介。全てのキャラに2ページ割いており、こちらもかなり充実。各キャラページは以下の構成。
- キャラクターイラスト
- フェイスチャットイラスト
- パーソナルデータ(身長、体重、職業、一人称など)
- マイソロ3内におけるキャラのポジション
- オリジナル作品におけるキャラクターの関連ワード
ex.クレスなら「アルベイン流剣術」「エターナルソード」など
- キャラクタのステータス傾向、オススメ作戦
- 秘奥義カットイン・発動時セリフ
- 他のキャラクターたちによるスキット「○○ってどんなヒト?」
- その他サブキャラの簡単な紹介
- アドリビトムのすべて
- ギルドメンバーの人物相関図
- プロフィール徹底比較…キャラの年齢順、身長順、体重順、BMI順の一覧
- 戦闘能力徹底分析…キャラの物理攻撃力、物理防御力、術攻撃力、術防御力順の一覧
- スキットピックアップ…作中から厳選したスキット46種
- 素材集
- 戦闘ボイス集…ディセンダー各ボイス、各キャラのボイス一覧
- 職業イラスト再現レシピ…各職業のオフィシャルイラストを再現するための装備・キャラメイク
- 髪&顔パターン全データ
- 装備品設定画コレクション
- オープニングムービー絵コンテ&フィルム…OPの全カットではなく一部カットのみ
- 巻末ギャラリー…その他未分類のイラスト・設定画
というわけでデータとしての充実はさすがの一言です。今さらですがテイルズキャラが好きでマイソロ3も楽しめたなら買いかな。
2011-11-24
「STEINS;GATE 相思相愛のトゥルーメモリーズ」買ってきたお。表紙が助手なのはいいんですけど、表情が笑顔じゃなくて困ったような顔とか、挑戦的にも程があるだろ。
それはさておき、中身はこんな感じでした。
- ラボメン女性陣(ルカ子含む。以下同じ)のポスター
- ラボメン女性陣の紹介(6人全員分あります)
- テレビアニメ中の名シーンピンナップ(他のラボメンによるツッコミあり)
- 版権イラスト(帯によればほぼ網羅とのこと)
- 中の人インタビュー
- おまけ:宮野×関インタビュー
相変わらずの暴走振りに脱帽。
全体としては、原作寄りの企画はないし、資料的な価値も低く、もっぱらラボメンガールズのイラストを楽しむための本と言ったところでしょうか。個人的には月末発売の「TVAnime STEINS;GATE OFFICIAL GUIDEBOOK 記憶補完のモノグラフ 」の方に期待。
2011-10-08
TOXの公式コンプリートガイド買ってきました。中身はこんな感じ。
- システム
公式だけあって充実しています。ショップのボーナス素材が変わるタイミング、経験値、ダメージ、逃走時間等の算出式など、ネット上の攻略では手に入りにくい情報も十分です。
- キャラクター
基本データはもちろん、術技の動きも2~3枚の絵で分かりやすいですし、カウント増加による術技変化もきちんと載っています。オススメコンボやリリアルオーブの育成など、他人に依存したいあなたにもオススメです。
- ストーリー
ストーリーの進行に合わせて、サブイベントやチャットの情報がきちんと一元化されているので読みやすいです。また各地で見られるリーゼ・マクシア文字の読み方などのコラムもあります。
- サブイベント
通常のサブイベントに加え、闘技場、エクストラマップもきちんと網羅しています。
- データ
アイテム、ショップ、敵、チャット、戦闘後会話、称号・トロフィーについての詳細データ。これもマスクデータなどはなく必要なものはほぼ網羅されています。
パーソナルや衣装などはきちんとビジュアルも掲載されています。
- エクストラ
ネタバレ前提の世界観・ストーリー解説。キャラクター設定はメインキャラは各1ページ、サブキャラも半ページを使ってしっかり書かれています。用語集はあまり量はなく、ファミ通の用語集のようにウィットに富んだ内容もありません。イラストギャラリーではラフスケッチ、設定イラスト、ステータス画面やフェイスチャット、ファイティングチャットでの表情集、秘奥義カットインなどを収録。変わったところではリーゼ・マクシア文字やエレンピオス文字の五十音表なども。またスタッフインタビュー(馬場P&宮寺D、システム&バトルチーム、シナリオチーム)、キャストインタビュー(ロングインタビューは主役2人、その他のキャストはショートコメントのみ)ももちろんあるでよ。
と、総合的に言えば良くできており、これ1冊あれば十分プレイを楽しめるでしょう。で、一応不満点ですが、
- 術技発動時のセリフが載っていない
- サブイベント、モンスター記録、チャットリストに、ゲーム中のリスト順の表がないため、自分のプレイと照合がしにくい。
- 欲を言えば敵が使用する術技一覧も欲しい(せめてボスだけでも)
くらいかな。624ページで1900円です。
2011-05-31
そんなわけでテイルズオブフェスティバルで先行発売された「Tales of 15th Anniversary テイルズオブ大全1995-2011」の感想をば。
全般
全部で640ページの大ボリュームで厚みが4センチほどあります。多分凶器になるでしょう。
人物名鑑(約500ページ)
人物名鑑というサブタイトルが付いていますが、キャラクターを中心とした各作品の紹介です。概ね以下のような構成になっています(TOW系列、モバイル系列はやや簡略化)。特にイラストはかなり充実していますし、キャラ紹介の文章は全て書き下ろしです。
- ストーリー概略(2ページ)
- メインキャラ(PC+重要サブキャラ)紹介
- キャラクターイラスト、基本データ(1ページ)
- キャラクターを中心としたストーリー・心情の流れ、名台詞(1ページ)
- サブキャラ紹介
- キャラクターイラスト、基本データ(2~3キャラで1ページ)
- キャラクター公式イラスト
- デフォルメイラスト
- ステータス画面イラスト
- スキット表情集
- 秘奥義カットインイラスト
- ストーリー・エッセンス…ストーリーのちょっとマジメな分析(テーマや人間関係など)
用語辞典
こっちは残念ながら書き下ろしではなく、各ソフトのファミ通攻略本末尾に付いている用語辞典をまとめたものです。ただ攻略本が出ていない(はずの)TORやRM3の用語は追加されていました。さすがにTOFとかはないけど。Tales of 大辞典くらい頑張ってほしかったなぁ。
人物名鑑はかなり充実度が高いので、キャラクタ愛の人はこちらがオススメです。逆に中の人とか開発スタッフの話が知りたいのなら、テイルズオブクロニクルがいいでしょう。まぁシリーズのファンならどっちも買って損はないです。
追記(6/5)
この記事はずいぶん多くの方に見ていただいているようです。「説明だけじゃなくて画像はねーのか」という声が聞こえてきそうです。テイルズ情報に詳しいテイルズ@日本語でおk様に画像込みの詳しい情報がありましたので、そちらを…