2013-08-05

【ゲームグッズ】ロボティクス・ノーツRADIO~リアルロボ部 少年少女たちの夢~ ラジオCD Vol.1 レビュー

タイトル長すぎ。なんで今さらと言われそうですけど、これにはちゃんとした理由があります。僕はこのCDをAmazonで去年の9月に注文したんですけど、届いたのが先日だったんだよ!ちょっと酷くないですかー?

ロボティクス・ノーツRADIO~リアルロボ部 少年少女たちの夢~ ラジオCD Vol.1

価格:3000円(税別)

レビュー

録りおろしのラジオCDに加え、で配信されていたWebラジオ「ロボティクス・ノーツRADIO~リアルロボ部 少年少女たちの夢~」の
第1回~第6回までと、文化放送で放送された「ロボティクス・ノーツ電波局」の第1回~第12回までと、2011年12月31日に行われた「ロボティクス・ノーツ電波局~出張版~」をMP3で収録したデータCDの2枚組。収録時間は全部で8時間近くあるので、この値段はかなりお買い得感があります。

番組自体は海翔役の木村良平さん、あき穂役の南條愛乃さん、淳和役の徳井青空さんの3名で進行する普通のアニラジです。普通のアニラジとはいうものの、自分が聞いたことのあるアニラジは、「さよなら絶望放送」とか「シュタインズ・ゲート電波局」とかのかなり濃い番組ばかりなので、ちょっと新鮮でした。声優さん達も失礼ながら僕はあまり知らない方々(南條さんは「じょしらく」に出ていたので多少存じていますが)だったんですけど、十分楽しめました。

パーソナリティの3人は、トークがすごく面白いというわけではないんですけど、全員息が合っていてテンポ良く番組が進むので、一気に聞いても中だるみしませんでした。さりげなく種子島や日本史に詳しくなれる豆知識も散りばめられているので、知識欲も満たしてくれる…んじゃないかな。徳井さんが意外とはっきりした声でビックリした。もっと細い声なのかと思ってました。

番組は意外と真面目にロボノの宣伝をしています。番組が放送されたのが発売前なのでネタバレはなく、ゲームの収録すら始まっていないタイミングで放送された回もあるためパーソナリティのコメントが時折ふわふわしているのもほほえましいです。

ドラマパートがなかったのと、録り下ろしの方にゲストがいなかったのが残念。
Vol.2も出ているようなので、そのうち買おうと思います。


2013-07-27

ROBOTICS;NOTES 公式設定資料集 Childhood Dreams レビュー

このサイトではおなじみ、「なんで今さらその本のレビューなんだよ」シリーズです。

ROBOTICS;NOTES 公式設定資料集 Childhood Dreams

レーベル:アスキー・メディアワークス
価格:2300円(税別)

レビュー

  • CHAPTER1 Visual

これまでに公開されたイラスト集。
全18枚と枚数は多くはないが、収録サイズが大きく見やすい。

  • CHAPTER2 Description
    • World Guidance

世界観についての説明。「西暦2019年の世界と日本」「ポケコンとアプリケーション」「キルバラッド ON-LINE」など。
ここに限らないが、電撃の本とは思えないほどデザインが洗練されているのが特徴。スクリーンショットなどもふんだんに使用されており非常にわかりやすい。「種子島ロケーションガイド」では作中に登場する背景画と共に、モデルとなった実在する場所の写真もちらほら。

    • Story Guidance

各章につき2ページ(最終章のみ3ページ)を割いて、あらすじを紹介。あらすじはかなりボリュームがあり、文章も練られていて読みやすい。10枚以上のスクリーンショット、キーワード解説、その日にロボ部の面々が何をしていたのかのタイムテーブルなどもあり、ストーリーの復習に最適。

    • Character Guidance

各キャラにつき2ページ(サブキャラは1~1/2ページ)を割いて、プロフィール、設定画、ラフ画などを掲載。その他キャラクターを特色づけるキーワードについての解説もあり、意外と文章量も多い。ただ作中に出てくる以上の情報はない。

  • CHAPTER3 Game Data
    • シナリオフラグ一覧

シナリオのフラグとなるツイぽと攻略フローの紹介。君島レポートが隠されている場所もここに掲載。

    • ツイぽエピソードガイド

作中に登場するツイぽの内容の紹介。全文が載っているわけではなく概要のみ。

    • TIPS LIST 辞典

作中に登場するTIPS Dictionaryの内容の紹介。こちらは全文掲載。

    • イベントCGリスト

作中に登場する全CG。収録サイズはかなり小さいが、差分も全て別個に収録されている。

    • ムービーリスト

作中に登場するムービーをスクリーンショット付で紹介(各キャラのエンディングクレジットは未収録)。
トゥルーエンディングムービーですら6枚しかスクリーンショットがないのに、綯の水着シーンに16枚用意しているところはさすが。

  • CHAPTER4 EXTRA
    • プロダクト・マテリアル

キャラの3Dモデルや、服飾設定資料、ガンヴァレルの設定画など。

    • 志倉千代丸(企画・原作)×松原達也(プロデューサー)インタビュー

王道を少し外した物作りを目指していた理由や、やや失敗に終わったプロモーションの話など、色々面白い話が聞けます。
次回作も期待ですね!

次回作は青空が出てくるかどうかすらあやしいくらい、サスペンス色が濃い内容になりそうです。…多角的な視点で描くものになる予定です。

※143ページより引用

    • 梶岡俊彦(ディレクター)×林直孝(シナリオ)インタビュー

各キャラの立ち位置の決め方や、3Dモーションの作り方、そしてお姉ちゃん(みさ希の中の人)がすごいという話。

    • SIDE PHASE 地図と雨とマカロン

シナリオ林氏の書き下ろし小説。主役は澤田という珍しい話です。人知れず戦う彼のバックボーンが少しだけ分かります。

    • 真相を解き明かす21の問と解

作中では明らかにならなかった謎についての林氏によるQ&A。2ページだけですけどある意味この本のメインコンテンツ。
TAGIRINGERの正体、瑞榎の死の真相、最終決戦後のみさ希の処遇など。まぁあいまいにぼかされっぱなしのものも多いんですけど、非常に興味深く読みました。

    • 公式年表

この世界線における2000年~2019年(本編開始前)までの年表。

  • その他

君島レポート全文も掲載されています。
またカバーを外すと、ゲジ姉から届いた文字化けメールを解読した結果が書かれているのでお見逃しなく。

レビュー

設定資料集として収録すべきものをきちんと収録しており、デザイン的にも読みやすく、描き下ろし小説や物語の謎解明などコアなファン向けの企画もあり、と個人的には満足出来る内容でした。シュタゲといいこのシリーズの資料は出来がいいですね。
ゲームを楽しめた方には安心してオススメ出来る内容でした。


2013-07-03

【ゲームグッズ】サモンナイト5 攻略本レビュー

サモンナイト5の攻略本が出そろいましたので、比較しながらレビューしてみます。

表紙
ファミ通の攻略本 レーベル 電撃の攻略本
1600円(税別) 価格 1600円(税別)
A5・415ページ サイズ・ページ数 B5・191ページ

メインキャラは各キャラ1ページ

表情差分も多少あり

ネジャとロギンズが載っている

キャラクター紹介

メインキャラは各キャラ1ページ

表情差分も多少あり

大人エルストと大人ギフトが載っている

割いているページ数が多く、データも一元化されていて必要なデータを捜しやすい

補足的な情報量はこちらのほうが多い

システム

発売時期が遅いため、最近の特典レシピなどの情報が掲載

キャラクターの一言コメントがあったりして面白い

メインストーリーのフラグのみ掲載

マップはスクリーンショット表示なので距離が分かりにくい

敵のデータが洗練されていて読みやすい

戦略アドバイスが充実

シナリオ

サブキャラとの会話のフラグについても掲載

マップはグリッド表示なので見やすい

敵のデータが読みづらいが、移動距離とタイプの記載がある

ブレイブクリア達成に関するアドバイスがない

キャラごとにクラス、武器、スキルのデータがまとまっていて見やすい。ただ並びがゲームの並びと違うのでイラッと来る

戦闘アニメーションのスクリーンショットを掲載

データ

フォルスとアルカがまとめて乗っているなどやや乱暴

クラス、武器、スキルの情報が切り離されているため、いちいち参照するのが面倒

世界観の解説

サモンナイト5カフェのリポート

オープニングムービーダイジェスト

シリーズの歴史

設定資料

ラフ設定画

イメージボード

※いずれも予約特典の設定資料集と重複

ファミ通らしいおしゃれなデザインと、豊富なページ数に裏打ちされた情報量の多さがよい。

世界観解説も驚きの充実ぶりで、特に理由がなければこちらをオススメしたい。

公式小説がないのだけが残念。

総括

良くも悪くもファミ通の物よりは対象年齢が低そう。設定資料も予約特典があればいいし。

字が大きいこと、マップが見やすいこと、キャライラストの載ったしおりが付いてくるなど、全くダメというわけではないが、価格が同じなのでちょっと勧めづらい。

あと個人的にはB5の本は保管場所に困るので辞めてほしい。


2013-06-21

【アニメグッズ】記憶補完のモノグラフ レビュー

唐突に、1年半前に購入し、1ヶ月前に読み終わったこの本のレビューを。
シュタゲアニメの解説本です。

TVAnime STEINS;GATE OFFICIAL GUIDEBOOK 記憶補完のモノグラフ

発行:角川書店
価格:1600円(税別)

続きを読む(ネタバレ注意) »


2013-05-09

【アニメグッズ】ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ レビュー

最近創刊された文春ジブリ文庫の記念すべき1冊目のレビューです。ただし眠いのでごく簡単に。

ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ

レーベル:文春ジブリ文庫
価格:670円

レビュー

公式サイトによると、

1984年公開の映画『風の谷のナウシカ』は戦後のカルチャー史の中でも異彩を放つ作品だ。当時の制作現場の様子を伝える貴重なインタビューに加え、映画の魅力を立花隆、内田樹、満島ひかりら豪華執筆陣が読み解くジブリの教科書シリーズ第1弾! 

とのこと。中身は、

  • ナウシカ誕生までの様子を伝える、鈴木敏夫氏、宮﨑駿氏、高畑勲氏らのインタビュー
  • スタッフ達による制作現場の様子についてのコメント
  • 椎名誠など著名な文学者たちによるナウシカの作品背景の読み解き

の3部構成です。まだ途中までしか読んでいないのですが、どの文章も非常に読み応えがあり、これで670円は安い(描き下ろしがほとんどですが、一部過去の原稿の再録もあります)。特に宮崎駿監督のインタビューは面白かったです。腐海の由来とか、ナウシカが風使いになった理由とか。他にもエヴァの庵野さん(ナウシカには原画で参加)が巨神兵のシーンを担当することになった経緯なんかもなかなか笑えました。
内容については公式サイトで立ち読みが出来るので、興味のある方はのぞいてみてはいかがでしょうか。

なんでこの本買ったかですが、ボクはナウシカが好きだからです。それだけです。このサイトでもいつか特設ページを作りたいと思っています。例によって用語集だろうけど。あとナウシカ(特に漫画版)を読んだことがない人は死ぬ前に一度は読んでおくべきですよ。今なら全7巻のセットが3000円しないし。


2013-02-27

【アニメグッズ】吉崎観音ワールド レビュー

以前お話ししたとおり最近はペルソナ4のアニメにはまってるんですけど、5巻から後がいっつもレンタル中なのはなんでなんだー!もう2週間くらい毎日通っているのに…仕方なく最近はじょしらくを見ています。これはこれで面白いんだけど…

吉崎観音ワールド 吉崎観音のまんが作品完全網羅!

著者:吉崎観音
価格:1500円

感想

タイトル通り、「ケロロ軍曹」でおなじみの漫画家「吉崎観音(よしざきみね)」先生の作品集です。ケロロ軍曹、アーケードゲーマーふぶき、DQM+などの有名作品はもちろん、オトメディウスなどのゲーム作品、使徒XXなどのコラボ作品まで網羅しています。
その他、単行本未収録の「ケロロ軍曹のガンプラ最前線レポウト」(ケロロ軍曹がガンプラ紹介と称して好き勝手やる1ページマンガ)「2021version2012」(ケロロ軍曹と同時期に連載用に考案された短編「2021」のリメイク版)「ゲーム軍曹の野望」(ケロロ軍曹がゲームを題材に好き勝手やる4コママンガ)などが収録されており、吉崎ファンなら買いです。
ただ、作品を全て紹介しているわけではない、吉崎先生の魅力的なカラーイラストの収録数が非常に少ない、などいろいろ残念なところもあります。データベース本ならもう少し情報を充実させて欲しい。というか128ページはいかにも少なすぎる。


2013-01-30

【ゲームグッズ】ペルソナ4 ザ・ゴールデン プレミアムファンブック レビュー

P4Gは現在2週目の終盤です。残すトロフィーはマーガレット撃破のみになりました。今週中には終われそう。今日はそんな名作ゲームのファンブックのレビューです。

ペルソナ4 ザ・ゴールデン プレミアムファンブック

発行:アスキー・メディアワークス
価格:1900円(税別)

  1. イラストギャラリー
    広報イラストや店舗特典グッズのイラストなど。本のサイズが大きく、イラストもページ一杯に配置されているので見応えがある。
  2. アニメーションギャラリー
    全27本のアニメーションにつき、あらすじとスクリーンショットが2~3枚ずつ。
  3. キャラクター編
    キャラクター(対応するコミュがあるキャラ+α)の紹介。
    それぞれのキャラクターにつき、メインイラスト、キャラクターの性格を現す作中のエピソード、コスチューム紹介、ペルソナ紹介、コミュイベント紹介など盛りだくさん。デザインに気を遣っているペルソナらしく、各ページのデザインも秀逸で、読んでいるだけで楽しい。コミュイベントは、ランクアップイベントはもちろん夜コミュなどもきっちり内容が書かれていて、見逃したイベントの補完も安心。
    ほかにもコラム的な企画として、プラモデル紹介、マリーのポエム集などもあり。休日誘いイベントの扱いが軽かったのは残念。
  4. タウンガイド編
    作中に登場する場所やそこに現れる人物(モブ含む)の紹介。辰巳ポートアイランドやスキー場などのレアポイントも網羅。
  5. バラエティ編
    武器のグラフィック全集、マーガレット対策、ユング心理学の基礎、ファンイラストなど。
    全体を通じて、重要なネタバレ(マリー関係と欲望コミュ関係とラスボス関係)は袋とじになっているので安心です。

というわけで、ファンブックとしてはこれまたかなりよい作りでした。P4Gを楽しめたならぜひ読むべきです。あえて言えば、おまけ要素(「マリーの部屋」とか)の紹介があってもよかったかも。


2013-01-06

【ゲームグッズ】TACTICS OGRE LOVER’S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック レビュー

なんで今さら1年半前の本をレビューなのだという声が聞こえてくるような気がしますが、仕方ないだろ昨日読み終わったんだから。TOファンブックのレビューです。B5版224ページ。

TACTICS OGRE LOVER’S VOICE タクティクスオウガ 運命の輪 ファンブック

  1. コラボレーションイラスト
    総勢11名の作家によるコラボイラスト。このサイト的に言えば、シュタゲのキャラデザhuke氏、狼と香辛料の絵師文倉十氏あたりがポイントでしょうか。
    huke氏は「タコに追われながらたこ焼きを食べるデネブ」と「ニバスと愉快な仲間たち」、文倉氏は「バルマムッサでヴァイスと決別するデニム(Lルート)」と「ゼノビアご一行」のイラストでした。
  2. ストーリープレイバック
    この本のメインと言ってもいいコンテンツ。書くルートごとに、あらすじ、主要登場人物の動き、勢力図、簡単な登場人物紹介(基本的に固有名ありのキャラはほぼ全て網羅)はもちろん、戦闘中に条件を満たすと見られる戦闘会話を全文掲載。(ちっ、個人的にメモを取っていたのに…)
    これを読むだけでメインストーリーを理解できるので、すっかり記憶から抜け落ちていたあんな場面やこんな場面が懐かしく甦ります。
  3. キャラクターガイド
    登場人物(固有名ありのキャラ)についての人物紹介。簡単な人物紹介のほかに、仲間になるキャラについては負傷、死亡、除名、離脱時などの一言コメントも記載。
    デニム、カチュア、ヴァイスについてはそれぞれ2ページ、仲間キャラのうち主要な人物は1/2ページ、その他の仲間は1/4ページ、敵キャラのうち主要な人物は1/3ページ、その他の敵は1/8~1/16ページずつとなっています。
  4. ラバーズボイス
    業界関係者やファンからのコメントもありますが、なんといってもファンからの質問に開発者チームが答えるコーナーがすばらしい。「カノープスの方についているモフモフは自分の毛を集めて作った飾り」「ハボリムとオズマは政略結婚」「Lルートでシスティーナはケガしたか死んだかしている」「デニムとヴァイスはジーンズのデニムとリーバイスに由来」など、裏話満載です。
  5. 設定用語集
    人物、地名、ウォーレンレポートニュースなどの用語集。テイルズのようなネタではなく割と真面目。
  6. スペシャル
    松野泰己×宮部みゆき×米沢穂信の特別鼎談、オリジナル版の企画概要書、コラム(「若きセリエがヴァレリア解放戦線を指揮できた理由を考察してみる」「タインマウスの丘で殺戮王グアチャロと出会うわけは?」など独自研究が豊富)など。

という感じで、非常にいい出来でした。
あえて文句があるとすれば、

  • カーテンコール、死者の迷宮についての言及がほとんどない
  • キャラクターガイドの人物紹介がやや薄い

というところでしょうか。まだAmazonにもあるみたいなので、ファンの方はぜひどうぞ。


2012-12-12

テイルズ オブ エクシリア2 公式コンプリートガイド レビュー


TOX2の公式攻略本を購入しました。既におなじみになったシリーズですね。862ページで1995円です。内容を簡単に紹介。

  1. システム(60ページ)
    借金返済、クエスト、親密度、ネコ派遣、特注、オーブ、戦闘、リンク、骸殻などの紹介。細かい計算式なども載っていてボリュームがありますが、デザインも洗練されていて読みやすかったです。
    個人的に気になったのは、エル、ユリウス、ビズリーにも親密度が設定されていて、それに応じてアイテムが手に入るという点です。攻略サイトでこれに触れていたところはなかったはずなので、さすが公式と思いました。
  2. キャラクター(178ページ)
    各キャラのステータス、サポート、特性、術技データなど。
    術技は1~2枚のスクリーンショットと共に、威力や依存ステータス、カウントによる変化など細かいデータも充実。1キャラ15ページ程度。その他共鳴術技やスキルデータもある。
  3. メインチャプター(222ページ)
    メインチャプターのフローチャートと関連のマップ。発生するロングチャット、選択肢と選択時の効果、クエスト、出現モンスターなど必要な情報が一元化されているので読みやすい。マップも十分見やすい。
  4. キャラクターエピソード(60ページ)
    キャラクターエピソードがキャラクターごとにまとめられています。個人的にはメインチャプターと一本化してくれていた方がありがたかったんですけど、キャラクターエピソードは発生タイミングをずらせるのでやむを得ないのか。
  5. クエスト(84ページ)
    イベントクエスト、ギガントモンスター攻略、ネコ派遣、闘技場・隠しダンジョン攻略など。
    ギガントモンスターが1体につき1ページ割かれて攻略法が丁寧に説明されていたり、全ネコの画像が載っていたりとこれまたイイ感じ。
  6. データ(178ページ)
    アイテム、ショップ、特注、モンスター、チャット、戦闘後会話、称号・トロフィーのデータ。
    衣装はDLCも含め全て画像付で掲載されている。 モンスターの使用する術技のデータがないのだけが残念。
  7. エクストラ(82ページ)
    用語集(ファミ通攻略本と違って至って真面目なもの)、イラストギャラリー(設定画、ラフイラスト、秘奥義カットインなどを含む)、ロングインタビュー(馬場P&穴吹D、バトルチーム、シナリオチーム、近藤隆氏&伊勢茉莉也氏)、声優メッセージ、索引

というわけで、公式らしく非常に濃度の高い1冊になっていますのでオススメできます。紙も薄く丈夫なものを使っているので読みやすい点もグッド。
ただし、戦闘時のボイスの書き起こしが収録されていないという大問題が…個人的にはかなり重要視しているところだったので、これは残念でした。


2012-11-27

ナディア トレカ レビュー

今日は縮小更新です。

「ふしぎの海のナディア トレーディングカード BOX」を購入したので簡易レビュー。

  • 1パック9枚入り、1BOX12パック入り
  • 全102種だが、1BOXではコンプリートできない
  • 過去に発売されたナディアのトレカ(カードマスターシリーズ)の再販ではない
  • ノーマルカード78種。1BOXではコンプできなかった。画集にも載っていないような珍しいイラストも多い。とはいえ初出のものはない模様。
  • SPカード15種。2パックに1枚の割合で封入。実際6枚入っていたが、1組ダブりがあった。せめてBOX内ではダブらないようにして欲しいのだが…イラスト加工自体はノーマルカードと同じだが、金色で縁取りと「THE SECRET OF BLUE WATER」の文字の刻印がしてある。
  • SPカード9種。4パックに1枚の割合で封入。実際3枚入っていた。表面は軽く反射する素材、裏面はざらっとした紙質。
  • トレカはバインダーに9枚ずつ収めることを考えて、9枚ごとにスタイルを統一してあるものが多いが、その辺りの配慮は全くない。特に複数枚を繋げて1枚の絵になるものもあるのに、バインダーに番号順に収めると絵が切れるという仕様は最悪。
  • 12/14に第2弾が出ます。(→ムービック

ということで、ちょっと残念な出来でした。安い商品ではないし、それほど多く生産されているわけでもなさそうなのでトレーディングする相手を探すのも大変ですし、せめて2BOXくらいでコンプできる仕様にしてほしいなぁ。