2017-08-25

【コミック】ダンジョン飯 4 レビュー

連載の方は大変なことになってると聞いたけど、コミックス派なので気にしない。

ダンジョン飯 4

著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円

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2017-08-15

【コミック】ダンジョン飯 3 レビュー

5巻があまりに面白かったので、中断していたレビュー再開します。

ダンジョン飯 3

著者:九井諒子
レーベル:ビームコミックス
価格:670円

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2017-08-13

【コミック】左門くんはサモナー[完結] レビュー

ジャンプで一番楽しみにしていたこのマンガもとうとうコミックス最終刊か…冨樫仕事すんな(濡れ衣

左門君はサモナー

著者:沼駿
レーベル:ジャンプコミックス

感想

生粋の良い人、てっしーこと天使ヶ原桜のクラスにやってきた、自称召喚術士の転校生・左門召介を中心とするギャグ漫画です。

最初登場した左門くんは、実際に悪魔召喚の能力を持ち、斜に構え、いい人であるてっしーを嫌うという設定から、少年漫画でいうダークヒーロー的な、露悪趣味の少年かと思ってました。が、「カス虫」と呼ばれるほどひねくれた性格をしていてそのギャップが面白い。彼が呼び出す一癖も二癖もある悪魔達とのドタバタや、個性的なクラスメイトたちとの学園コメディ?的なノリが大好きで、第1話から欠かさず読んでました。ジャンプコミックスにはあまり手を出さないyukkun20ですが、これは即買いでしたね。

個人的にはやはり左門がクズとして描かれて最後にひどい目に遭うという王道なギャグパターンが好きだったのですが、終盤の方はバトル漫画になってしまいました。そっちもなかなか面白かったのですが(10巻の作者コーナーによるとアンケート順位はむしろ上がったらしい)、やっぱりちょっと残念。バトル展開(とその後のシリアス展開)が終わった時の

のコマでまだまだ連載は続くと信じたのに…ウッ

とはいえ、左門くんの家庭事情も明かされましたし、第1話でてっしーが言っていた「これは私が地獄に落ちるまでの物語である」という伏線もきちんと回収されましたし、円満終了ということでいいのではないでしょうか。

個人的に好きなキャラですが、やはりツッコミ役のてっしーは外せませんね。彼女がボケに回った回(手羽先プリンの回とか)はかなりカオスになってしまったので、ストーリー的にも極めて重要なポジションです。なにより偽善がないのがいい。あとはサルガタナスでしょうか。ネビロスよりも100倍荒事になれているという設定なのに性格はスイーツ(笑)というところがいいですね。結局最後もで素顔は出ませんでしたけど。…あれが素顔って設定でしたっけ?

短期連載「モロモノの事情」もそうでしたけど、この方は学園コメディに強い適性がある方だと思いますので、次回作もコメディ路線で頑張ってほしいなぁ。今後のご活躍を楽しみにしています。1年半の連載ありがとうございました!

※画像は3、46ページより引用


2017-07-05

【Webコミック】星界の紋章 第23話 レビュー

4ヶ月ぶりの更新きましたわー。

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

前回敵国の検問に引っかかってしまったジント。ラフィールが見つかると即命の危機ですが、すばらしい言い訳を展開して切り抜けようとします。

なんとラフィールを助手席用の人形扱い。自らのプライドを粉砕するわりにやや無謀な言い訳でしたが、どうやら兵士達には通じたようです。

ちょろい(血の涙を流しながら

まあもちろん殿下には怒られるんですが。だって恋人人形なのにあんなしかめっ面されたら、そりゃ美貌以外褒めるところないでしょうに。もっとにこやかに!

ジントは結構うまいこと言っちゃいましたけど(しかもこのドヤ顔である)、それをさらにうまいこと返す殿下はさすがです。ここのやり取り大好き。

一方その頃、敵軍はジント達が起こした浮揚車強奪事件にアーヴが絡んでいるのではないかと目星を付け始め、現地の警察を使って犯人を捜そうとします。

カイトはかなり嫌味っぽい造形になってましたね。アニメ版ではどちらかというと小心な人物っぽい顔つきになっていましたけど。エントリュアは全然変わってないですけどね。やはり現地警察の警部と言えばこれなのか。

一方ジント達は、グゾーニュにあるホテルに潜伏中。

可愛い女の子とホテルの部屋に2人きりとか、なんというラブコメ展…開…

ああ、うん、そんな状況じゃないよね。

ラフィールは、アーヴの出自について語り始めます。アーヴは元々深宇宙探査のために作られた人工生命体であり、それゆえに人類ではあり得ない青い髪を遺伝的に与えられたのだと。そしてその髪の色は、出自と、種族としての罪の烙印なのだと。

次回、いよいよアーヴの源罪が明かされます。

このカット、さらっとぶち込まれていますけど結構重要な情報だと思う、「火山性の弧状列島」が日本を指していることは原作を読めば明らかなんですけど、直接的に示されたことはなかったはずですので。でもここでは明らかに日本と特定されてますよね。

今回の殿下

悪そうな顔してるなぁ。

殿下のこのカット、なんとなく色気を感じませんか?


※画像は第23話より引用


2017-05-20

【コミック】背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10[完結] レビュー

デモンゲイズ2が面白すぎて、このペースだとTOF2017までにクリアしてしまいそうだ…TOF2017中にプレイするゲームを検討せねば。

さて、これまで感想を書いてきたこのマンガもついに最終刊です。横田先生、ありがとうございました!次回作も楽しみにしています(上品なマンガであれば…

背すじをピン!と~鹿高競技ダンス部へようこそ~ 10

著者:横田卓馬
レーベル:ジャンプコミックス
価格:432円

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2017-05-18

【コミック】堀口さんちのレオムスコ レビュー

ゲーム4コマで活躍されている堀口レオ先生の子育てマンガです。

堀口さんちのレオムスコ

著者:堀口レオ
レーベル:一迅社コミックス
価格:1080円

感想

唐突ですが僕は堀口先生の4コマが好きです。どれくらい好きかというと、ゲーム4コマを買うかどうか迷った時には、堀口先生が寄稿されてるかどうかで決めるくらいのファンです。そんな先生がついに単独で商業誌を出される!これは読まねば!ということで即購入してきました!…え、これ2015年発売なの…

気を取り直して。漫画家の堀口先生の子育て4コマ漫画です。まあありがちといえばそうなんですけど、堀口先生らしい濃厚なギャグを十分楽しめる作品になってますので、先生の4コマが好きな人にならもちろんおすすめです。

ギャグ漫画家の影響を思いっきりうけた4歳児のネタにあふれた日常…正直うらやましい。息子ネタ以外にも、奥様の妊娠中の話や、娘の話など、温かい家族のいい話も所々にぶっ込まれてきているので、子育てエッセイとしても楽しめますよ!役に立つかはさておき…(笑)

…堀口先生の魅力は画力じゃなくてネタのおもしろさだから(失礼

※画像は3、46ページより引用


2017-05-02

【コミック】ケロロ軍曹28 レビュー

ケロロ軍曹の最新巻買ってきました。年に1度しか出ないのに、コミックスをまたがる長編は辛い。

ケロロ軍曹 28

著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:580円

あらすじ

いつも13話くらい収録ですが、今回は4話だけです!(連載時の数話が1話にまとめられているので、量的にはいつも通り)

  • ケロロは普通に短編が面白い。相変わらず若者置いてけぼりのオチですが「続!新?征服…最後の…の巻」
  • この回で張られた伏線が回収されるのはいつになるのか…「冬樹の世界7不思議 プロローグ…の巻」
  • 吉崎先生の趣味が色々な意味であふれてる「冬樹の世界7不思議 ナスカの地上絵編…の巻」
  • 最後にかっこよくギロロが登場したけど、なぜかかませの香りしかしない「冬樹の世界7不思議 イースター島の神々編…の巻」

の4本でした。

感想

1年で7不思議のうち1.5不思議しか処理できてない!これいつまで続くんだよ…別に嫌いじゃないけど、日常ギャグの方が面白いのに。特に今回は冬樹が主人公ですけど、彼は非常にアクの少ないキャラなので、やっぱりギャグ成分には欠ける感じがします。

とはいえ、古今東西ナスカの地上絵をモチーフにした話はいっぱいありますけど、いろんな説が入り乱れていて面白いですね。今回の作中で登場した説は初めて見ましたけど、なかなかに興味深かったです。地上絵の研究に生涯を捧げたマリア・ライヘ(ライヒェ)先生の事も初めて知りました。

冬樹「(ナスカは)宇宙人の飛行場だったって説もあるんだ」

タママ「へえ~~ 宇宙人の~」

ケロロ「駅から遠いな…ないな!

冬樹(宇宙人飛行場説消滅!)

※42ページより引用

これで興味を持って調べたんですが、ナスカの地上絵って「世界の七不思議」(古代版/中世版/現代版)には含まれてなかったんですね…。全然知らなかった。現代ではどうやって描いたのかは概ね答えが出ているようですけど、なんのために描いたのかは永遠の謎なんでしょうね。歴史ってやっぱりロマンだよな-。


2017-04-03

【コミック】となりの関くん 10 レビュー

空の軌跡3の2周目ですが、第六話に入った途端ボス強すぎ。第五話まではオートバトルでも勝てるくらいだったのに…。とりあえず外法(どんなボスでも必ず倒せるちょっとずるい技。バグとかではなく仕様)を解禁することにしました。トロコンが目的だからな!

となりの関くん 10

著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:648円

レビュー

これまでどおり、隣の席で独自の遊びを繰り広げる関くんと、それに翻弄される横井さんの掛け合いを眺める漫画です。これだけ長く連載が続いてしまうと、横井さんも読者もちょっとやそっとでは驚かなくなってしまったらしく、今後はネタを練るために不定期連載になるとのこと。ちょっと残念ですが、正直この形式で10巻まで来たんですから仕方ないのかも。森重先生はそのほかにも連載を持っておられますので、そちらを楽しみましょう。

しかし巻末のおまけ漫画で、横井さんが関くんのことを

ほとんどしゃべったことないよー 全然なかよくなんてないし 席がとなりってだけだよ 

としか評価してなかったのは笑いました。たしかに10巻まで来てるのに、直接話をしているのは数えるほどでしたか。

今回は最後の話が一番面白かったです。人間が一人すっぽり隠れる秘密基地を座席に構築しておきながら、先制が近付いて来る気配を機敏に察してあっという間に片付けるところはさすが。

今回の関くんの一人遊びはこちら。

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2017-03-29

【コミック】放課後さいころ倶楽部9 レビュー

今日は出張でした。新幹線の距離だったのですが、行きの特急券と帰りの特急券を別々に購入したのに、偶然同じ号車の同じ番号の座席でした。なにこれ。

放課後さいころ倶楽部9

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円

レビュー

アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第9巻です。トゲトゲガール・黒崎奈央の加入で、ちょっと重たい人間関係の話も出せるようになってストーリーも面白くなりましたね。まあ奈央の母親がかなりの外道っぷりなので、今後どう転がしていくのかは気になるところですが。

今回も5話構成ですが、ストーリーだけの回が1回あるので、取り上げられているゲームは4つです。「アンドールの伝説」はボードゲームショップではよく見ますけど、こういうゲームだというのは初めて知りました。いいなぁ、もう店長みたいなゴツいおっさん(店長はヒゲでマッチョでグラサンの元軍人)でもいいから、ボードゲーム一緒にプレイしてくれる友だちがほしいお(前巻よりもひどい締め)。

今回題材になっているゲームは、

働き者とお邪魔者のグループに分かれ、自分の正体を隠しながら、働き者は迷路の完成を、お邪魔者はその阻止を狙っていくカードゲーム「お邪魔者」。

ルールも分かりやすく、1ゲームも短いし、コンポーネントも少ないので軽いプレイによさそうですね。正体がばれてからも面白いのがすごい。

剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、4人の勇者が国を守る、TRPGのような協力型のボードゲーム「アンドールの伝説」。

TRPGだと人数集めも大変だし、ゲームマスターの負担も大きいですが、このゲームではマスターが不要で、1人からプレイできるので、ぼっちのボクにもいいかもしれませんね。まあぼっちでプレイするならコンピューターゲームでもやっとけという話ですが。


2チームに分かれ、リーダーが25個あるキーワードから、与えられた「正解のキーワード」を仲間に見抜いてもらうためにヒントを出していく対戦型のカードゲーム「コードネーム」。「キーワード」がスパイのコードネームである、という設定を被せているため、このタイトルになっています。

2016年に発売された新しいゲームですね。単純なルールでありながら、意外と頭脳を使うところが面白いと色々なところでレビューされてました。でもこれ2人でもプレイできることになってますけど、どうするんだろ。


色々なイラストが描かれたカードを使い、自分が特定のカードに付けた適当な「タイトル」を、他のプレイヤーに当ててもらうというゲーム「ディクシット」。

当てられてしまうと当てたプレイヤーにも得点が入りますが、誰にも当てられないと親以外のプレイヤーに得点が入ってしまうため、当てられやすすぎず、当てられにくすぎもしないところでタイトルを考えるというジレンマが面白そう。でもこういう想像力が必要なゲームはちょっと苦手。


の4つでした。コードネームは学習ゲームとかに応用できそうな気がする。

公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。


2017-03-16

【Webコミック】星界の紋章 第22話 レビュー

すっかり季刊更新だけど気にしない!

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

今回も巻頭カラーだ!しかしこうやってみると迫力ありますね。帝国駐在大使とか絶対やりたくないわ。でもこれは5巻表紙に皇帝陛下、あると思います!

さて、前回四カ国連合に対して宣戦を布告した皇帝陛下でしたが、話し合いはもう少し続いています。

理念がない帝国に未来などないという大使達に対してこのセリフ。

そして皇帝の言うような恒久平和など実現したためしがないという大使達に向かってこのセリフです。さすが「その性、傲慢にして無謀」と言われるだけのことはあります。

そりゃこうなるわ。

大使達との会見を終えた皇帝は、軍令長官、そして司令長官(皇太子)と今後の対応を協議します。現在の敵の攻撃はあくまで囮、本命は帝都を急襲することにあるのでは…そう考えた皇帝は、帝都防衛を命令します。

一方、こちらは無事浮揚車を強奪したジントとラフィール。ところがその先には軍の検問が待ち構えていました。

とりあえず前回の経験を通して、ラフィールが嘘をつくのに慣れていないことに気づいたジントは、彼女に余計なことをしゃべらないよう釘を刺します。しかし統合体の検問にあまりに無反応なため、逆に怪しまれる始末。そんなジントが付いた起死回生の言い訳は…

というところで以下次号です。

あとこれは原作を読んだ時から理解できなくて、星界事典からも意図的に省いている情報なのですが、

これってどういう意味なんですか?説明によれば、それぞれの環に含まれる門の数はほぼ同じなんですから、通常宇宙側から門を開いた時にどの環に出るかはほぼ等確率になるはずで、中央部(この場合の中央部とは第7環より内側のこと)に出る確率がことさら高いとは思えないのですが…。

あとこれも原作準拠なんですけど、戦旗1の付録では「中心領域」という言葉は、第1環よりも内側にある、平面宇宙の中心部分(別の箇所によれば「中心円ムージュ」。以下「中心円」という)を指しているのですが、紋章2では第7環より内側の領域を指して用いられています。
この絵では7つの門が中心円に繋がっていたかのように描かれているのですが、実際には7つの門は中心円ではなく第2~第7環に通じていたはずなので、ミスかな…。

あと司令長官殿下の耳が1巻の時よりだいぶ小さくなっている件について。

今回の殿下

珍しく自分のミスについて反省する殿下。もちろん反省の対象はちょっとずれてます。


※画像は第22話より引用