2013-04-08
なんかまともなレビュー記事書くの久々な気がする。というわけでみずしな先生最新作の紹介です。
いとしのムーコ③
著者:みずしな孝之
レーベル:イブニングKC
価格:590円
感想
みずしな先生の最新作、ムーコのかわいさをひたすら愛でるマンガ「いとしのムーコ」の第3巻が出ました。
2巻もやったらそろそろムーコのかわいさエピソードも打ち止めだろうと思っていましたけど、さすがはみずしな先生。今回もムーコの魅力は留まるところを知りません。散歩だと浮かれて出かけたら動物病院に連行されて絶望したり、秘蔵のアイテムをあげる「ムーコしょう」を考えたり、レインコートを着せてもらったらテンション上がりすぎて池に落ちたりと、気楽に読んでいるだけで癒されます。僕どうぶつが苦手だけどこの漫画読んだあとだけは犬飼いたくなるもん。
カバー裏にも、ゴム長VSムーコ、半透明ゴミ袋VSムーコという目が離せない対決が載っていますのでお見逃し無く。
2013-02-08
ケロロ軍曹の最新巻買ってきました。そういえばこれまで取り上げたことほとんどなかったなぁ…これまでに読んだ漫画の中でも五指に入るくらい好きな作品なんですが。
ケロロ軍曹24
著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
あらすじ
一話完結のコミックにあらすじもなにもないのですが…
- 優秀な偽ケロロをあっさり退けるケロロの強さが意外な「ニセモノアラワル!…の巻」
- モグラたたきで侵略エネルギーをためよう!「出る侵略者はうたれる!!…の巻」
- 宇宙の体感ゲームで侵略(以下略「体感侵略大作戦!…の巻」
- まさかの熊本城強襲!「新・ケロロ基地誕生!?不夜城を落とせ!…の巻」
- 日向家の最終防衛戦は未だ健在!「黒い星、侵入セリ!…の巻」
- ギロロのきれっぷりだけで笑える「閑話休題、尚前進!!…の巻」「侵略再始動!目覚めよ、我!…の巻」
- すっかり脱げ役になった夏美の悲劇「育ててビックリ!宇宙の…の巻」
- 無限に垂れ流されるセミ音声エネルギーを侵略パワーに変えて…の「五月蠅い!!…の巻」
- ベントラベントラ…「呼ばれてとび出て宇宙人!…の巻」
- 予算と侵略は比例する。「地球の起源 詮索してはいけない…の巻」
- 新ケロロVSアリサ「ワタシをタベテ!…の巻」
- 猫に変身して夏美の膝の上を侵略…の「我輩は猫であります!…の巻」
- 懐かしの侵略マシン再登場!「宇宙のゴミもリサイクル!…の巻」
- ひさびさにカッコイイギロロが見られる「NO MORE 情報泥棒!!…の巻」
の15本でした。
感想
相変わらず面白いです。1話せいぜい10ページ程度なのに、内容が濃いし、笑いどころがはっきりしているので安心して読める作品です。
個人的には新ケロロが出てきた時に、もしかして完全に世代交代してしまって、旧キャラがぞんざいな扱いになってしまうのではないか…と心配していましたけど杞憂でした。新ケロロもちょっと出番が多いゲストキャラくらいなポジションで、基本ケロロたちがメインな図式は変わっていません。
まぁそのあおりなのか、モアとか桃華の出番が減っているのはちょっと残念です。556&ラビーに至っては今回も全く出番ないし。DVDでも見て檜山&金朋ボイスを堪能しましょうか。
2013-01-28
…既にタイトルでオチているような気がしますが、今日はシュタゲコミックのレビューです。「永劫回帰のパンドラ」の感想はもう少しお待ちください。
Steins;Gate もっと比翼恋理のスイーツはにー
あらすじ
秋葉原電波ジャック事件からしばらくして。相変わらずリア充状態な岡部を見て、ダルはひそかにとある未来ガジェットを開発する。それはギャルゲーの情報を脳に直接送り込むことで、ゲームの内容を疑似体験できるアイテムだった。しかし起動直前、岡部が間違えて装置を立ち上げてしまい、ダルを除くラボメンは全員、仮想現実の中で高校生になってしまう。ダルによれば、この世界から脱出するためにはハッピーエンド―つまり誰かとラブラブなエンディングを迎えるしかない。岡部と、唯一現実世界の記憶を持つ紅莉栖は、協力して攻略に挑戦するのだが…
なお今回はるか氏は「だが女だ」でお送りいたします。
感想
「比翼恋理のスイーツはにー」のまさかの続編です(レビュー)。といってもストーリー上の繋がりは皆無なのでこれ単品でも問題ありません。
内容はギャルゲー的シチュエーションでのハーレムということで、いつものアレが舞台を移しただけですね。オカリンの天然ジゴロっぷりと、ゲームをクリアするためとはいえオカリンの恋路を後押しせざるを得ないクリスティーナのツンデレぶりを心ゆくまでご堪能ください(カバー裏のおまけマンガも忘れずにな)。
萌郁が保険医だったりと以前出たドラマCDと世界観を同じくしているような節も見受けられますので、あれが面白かった方にはいいのではないかと。まぁストーリー性は皆無なので、ファンアイテムかと思います。
2013-01-21
某書店で買ってきたら栞がおまけで付いてきたのですが、キャラクターはなぜか富士先生(豚丼のエピソードで出てきた女性の先生)でした。誰得。
銀の匙 Vol.6
著者:荒川弘
レーベル:少年サンデーコミックス
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あらすじ
八軒たちは馬術部の大会に出場することになり、八軒も愛馬マロン号と共に初めての競技に挑戦する。結果は惜しくも4位に終わり、八軒はこの部活で初めて、本当の悔しさを味わっていた。
そして時は流れエゾノー祭前日。八軒は勇気を出してアキをデートに誘う。友人の助けもあって八軒の気持ちに気づいたアキはとまどうが、エゾノー祭当日の朝、八軒は過労がたたって倒れてしまう。入院先の病院へやってきたのは、八軒がもっとも苦手とする父親だった。
感想
前回から続くエゾノー祭の準備を背景に、初めての大会が描かれています。ほぼ1巻を費やしただけあって、競技の特性とか、どうぶつとのふれあいとかが丁寧に書かれていて、相変わらずのおもしろさでした。馬に乗る大変さはもちろんのこと、初心者と熟練者の競技の違いとか、勝利すること以外のおもしろさとか、そういうのもきちんとしているのがこのマンガのいいところだと思います。大会後に八軒が広い道路を馬に乗って駆けるシーンも素晴らしかった。その一方で、主人公とヒロインの関係がちょっと前進したのもよかったかも。久々にアキのヒロイン力を見ました。
そして(頭が)可哀想なお嬢さまこと南九条あやめも初登場。結構この子最近のキャラだったんだな…インパクトが強いのでもっと初期からいるキャラだと思いこんでました。僕お気に入りの吉野さんも出てますよ。まともな台詞は二言だけだったけどな!
あやめ「うるさいわね!!そういうあなたは何なのよ!」
八軒「エゾノー一年酪農家の八軒だよ」
あやめ「あなた!名前しっかり覚えたわよ!!この大会で御影アキもろとも叩き潰してあげるから覚悟なさい!!えーと何だっけ………七軒?」m9っ`Д´) ビシッ!!
八軒「覚えてねーじゃん!!頭悪いなこの女!!」
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2013-01-18
みずしな先生の最新作が出ましたよ。初期のいい電子やベイスタ流と同じ形式の、1ページマンガ集です。
Mac不安ちゃん
著者:みずしな孝之
レーベル:Mac Fan BOOKS
あらすじ
Appleのことが大好きすぎて逆に不安になっちゃう女の子・不安ちゃんと、彼女を取り巻く個性的なメンバー「Appleの新製品はとにかく大人買い!の父『不満パパ』」「夫に厳しく、娘に優しくの母『うれいママ』」、「Windows大好きなお友達『ビスタちゃん』」などが繰り広げるドタバタ劇。
アップル社の情報誌「Mac Fan」に連載中の漫画9年分が、ついに初のコミック化です。
感想
アップル社の応援漫画と見せかけたアップル社の揶揄漫画と見せかけたアップル社のやっぱり応援漫画という感じ。アップルのかゆいところに微妙に届かない商品展開とか商品性能なんかに不安や不満をこぼしつつ、それでもアップルを愛する著者の思いがひしひしと伝わってきます。とにかくジョブズが偉人だと言うことは良くわかった。
それにしても最初のネタが、
あの半球(※20インチiMacのモニタを支える部分)実は中身が空洞で巨大なメロンパン入れだったり…
なんてね!金の脳じゃあるまいし!
※12ページ「わたし不安ちゃん」より引用
だということに時代を感じますね(トリビアの泉、覚えてますか?)。
なおyukkun20はアップル製品を全く使ったことがないため、どちらかというとビスタちゃんが好きです。
どういう漫画か気になったら、↓で試し読みすればいいんじゃないかな。
Mac不安ちゃん – Mac Fan.jp –
2013-01-09
去年最後に購入したマンガ「信長の忍び」最新巻のレビューです。
信長の忍び6
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
あらすじ
今作では本願寺の挙兵、宇佐山の戦い、比叡山包囲、佐和山城陥落などが描かれています。これまでモテモテ武将として二枚目ポジションにいた森可成が宇佐山の戦いで死亡してしまいました。こんな早く死んでしまうとは…。でも森の奮戦で信長はギリギリで京を失わずに済んだわけで、こういうのを見ても歴史って本当ドラマだなあと思います。そりゃ蘭丸を重用するわけだ。
感想
本巻も面白かったですね。今回も主要登場人物が死亡するなどシリアスな場面も多かったですが、その分ギャグも濃いめで楽しめました。信長の人生って桶狭間の戦い→足利義昭擁立→比叡山延暦寺焼討ち→本能寺の変、くらいの認識しかなかった自分ですけど、このマンガは細かなエピソードもしっかり拾ってくれているので、非常に日本史の勉強になります。学生時代に読んでおきたかった。
しかし、元々ツッコミの才能を見込まれて採用された光秀が、すっかりボケ要員になってるのはどうなんだ。
戦国3K
ナレーション「湖北十ヶ寺は近隣の門徒を小谷城に召集 浅井軍の兵力は倍の一万まで跳ね上がる」
千鳥「もー!!一向宗やっかいすぎー」
秀吉「そ そんなに兵が集まるなんて…こっちも求人出してるのに…」
兵募集 きつい 危険 斬られます
小六「来るか!!あんなので!!」
※123ページより引用
2012-12-27
なんか随分長いことレビューを書いてなかったような気がするなぁ。というわけで「Steins;Gate 哀心迷図のバベル 1」の感想です。一応本編のネタバレがあるのでたたみます。
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あらすじ
世界線変動率0.571046。2010年8月12日。タイムリープマシンはついに完成した。紅莉栖は人体実験を行うか岡部に尋ねるが、岡部は実験はせず、マシンは公表してしかるべき機関に託そうと言う。それが自分の父親との関係を配慮していってくれた言葉であることに気づき、ちょっと嬉しい紅莉栖。しかし、岡部は掛かってきた携帯電話を受けた途端様子が一変、それがタイムリープによるものであることに気づいた紅莉栖と橋田は岡部と協力し、その原因となった最初のDメールを抹消する直前までこぎ着ける。
しかし、岡部はまゆりを救うことが紅莉栖を見殺しにすることに気づいてしまう。そのことを聞かされ、放心状態で街をさまよう紅莉栖。そこで出会ったフェイリスという少女は、若き日の自分の父親と、紅莉栖の父親が会話しているテープを聞かせてくれた。タイムマシンに並々ならぬ情熱を持って取り組んでいた父を否定したことが、父を怒らせた原因だったことを知った紅莉栖はとにかく謝罪しようと父の携帯電話にかけるが、父親からは罵られただけだった。
感想
同名のドラマCDαのコミカライズですね。わりと忠実にコミカライズされています。絵もかわいく、シリアスな場面での繊細なタッチと、コミカルな場面でのデフォルメキャラがうまく使い分けられていて個人的には好みでした。この人コマ割とか絵の構図とか上手だし、これからどんどん評価されるといいなぁ。どんな絵柄なのか気になった人は、ウルジャンを立ち読みするか、作者様のブログを見たらいいんじゃないかな。
ただある程度ゲームを知らないと、ストーリーはチンプンカンプンだと思います。というより本編ゲームのネタバレが満載すぎるので、本編プレイする予定のある人は決して読まないように。
てっきり2巻くらいで完結するのかと思ってましたが、どうも3巻辺りまで続く長編のようです。これからも楽しみにしています。
ちなみに、萌郁とルカ子は巻末おまけ漫画にしか出て来ないのであしからず。鈴羽?出ていると言えば出ている、出てないと言えば出てない。
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2012-12-11
COMICメテオさんで大好評連載中のウェブコミック「星界の紋章」の最新話が公開されています。
星界の紋章
ほらぁラフィールの耳をでかく描いちゃったから、ラフィールの「これは<アブリアルの耳>、我が一族の家徴だぞ」「私はアブリアルにしては耳が小さいんだ」っていうセリフが省略されちゃったじゃないですか。
今回もジントの鈍さに呆れたり、ジントから皇女殿下と言われて拗ねたり、悪戯っぽく笑ったりと表情がクルクル変わって楽しいですね。また平面宇宙への突入シーンも白黒のマンガらしく演出を凝らしていて良かったと思います(ただ平面宇宙航法というこの世界の基幹技術についての説明が薄いのが気になる。紙幅の都合もあるかとは思うのですが初見の人には分かりにくいんじゃないのかなぁ)
それはさておき次回はいよいよゴースロスの戦いですね。次も3ヶ月先なのか。そして今年も新刊が出ないまま1年が終わろうとしている…絶望した!
※画像は上記リンク先の第4話20ページより引用
2012-11-28
今日も縮小更新です。すいません。
このサイトでも何度かレビューしている、ヤングエースに掲載されたナディアのアンソロジーがついに単行本になりました。
まぁ皆さん好き勝手書いているのでかなりレベルにばらつきがありますが…
一番面白かったのは井田ヒロト先生の「告白大作戦」ですかね。
エレクトラ「ところでネモ船長!対消滅エンジンって美味いんですかね…?」
どれとは言わないが一人だけマンガの才能がないとしか言いようのない作品も載っていましたが…
あと全体的にマリーとエレクトラのキャラをうまく使えている人がいなかったという感じでした。こういうのを見てると、ナディアおまけ劇場の偉大さを感じる。
まぁそれはさておき、ナディアファンなら抑えておきましょう。ファン以外にはオススメしませんけど。
2012-11-06
昨日に続いて、テイルズ オブ TVの元ネタ紹介。
- TV07:番組プレゼン
- P78 ダオス「心にインディグネイションを食らってズタボロだ」
ダオスがゲーム本編のイベントバトルで、インディグネイションを食らって敗北したことから。
なお、当時の表記は「インデグニション」。
- P79 ヒューバート「こちらの言葉で話してください!」
メルニクス語もロンダウ語も、ゲーム中に登場した、英語を元にした人工言語。英語からの変換方法がほぼ同じなので、メルディとウィンガルは話が出来ている。
- P81 ボッコス「他にもあんなキャラやこんなキャラ…」
上から、ジロチョウ(TOIに登場したアシハラの国長)、テクタ(TOHに登場したジルコニアの息子)、ブルート(TOSRに登場したマルタの父親)。
- P87 イネス「やることはどこの軍も変わらないわねぇ」
イネスは特務軍人。
- TV08:ウルトラテイルズ
- P94 アニー「すみませんわたしのフォルス地味で…」
TORでも同じような仕掛けがあり、アニーの雨のフォルス(雨を降らせる超能力)で雨を降らせて隠れた道を見つけることができた。
- P96 「『TOS』チーム 3秒後に脱落」
ヒートリバーはTOD2に登場したダンジョンで、間欠泉や熱波が定期的に吹き出す場所。
- P98 カロル「いっぱい入りすぎて気持ち悪いよ~~~」
カロルのカバンは虫除けから巨大ロボまでなんでも入る。
- TV09:兄トーク
- P105 アンジュ「2人とも妄想はやめてもらえるかな」
アミィはクレスのお嫁さんになるのが夢。コハクはシングにベタ惚れ。
- P107 アルベール「え!?」
アンジュの兄はサブイベントで一度出てくるだけで、それ以外ほぼ出番がない(話題にすらならない)のでアルベールが知らなくても無理はない。
- TV10:ドッキリ
- P116 ベリル「これで殴るってことだろ」
もちろん殴るのではなく、おたまでフライパンを叩いて起こす秘技「死者の目覚め」が正しい使い方。
- P117 コンウェイ「ホントに毎晩困ったものだよ」
TOIRでは、宿屋に泊まることで発生するスキットが多かったことから。
- P123 コンウェイ「オレのどこが 女だって」
コンウェイは温厚な性格だが、女性に間違われるとマジギレ。
- TV11:●●い料理人
- P133 ユーリ「あああのメンバーは悪名高い…」
いずれも不名誉称号「××料理人」の持ち主。
2巻が出るのは来年の夏頃かな…。これからも面白い話を期待しています、喜来先生!
※ゲーム一言日記
- エクシリア2…Chapter4/5を追加。レイアが離脱していきなりパーティが男臭くなりました。
- サモンナイト3…パッフェルさん育成中。蛮勇の戦歌切るの忘れてた。