2013-08-30

【コミック】サモンナイト5 コミックアンソロジー レビュー

最近この本を検索ワードにしてお越しの方が多いので。

サモンナイト5 コミックアンソロジー

レーベル:DNAメディアコミックス
価格:848円(税別)

レビュー

アンソロジーにレビューもなにもないんですが、とりあえず参加している作者様をご紹介しておきます。(敬称略)

イラスト

浦稀えんや
オンディ
とりまる

コミック

あきばるいき
板垣ハコ
桂イチホ
川嶋留美
神崎りゅう子
倖らる
さかざき鳴
櫻太助
白石琴似
武凪知
都波みなと

永緒ウカ
堀口レオ
渡空燕丸

個人的に一番面白かったのは、武凪先生の「でっかい相方」です。武凪先生は相変わらず独特なネタが面白いなぁ。ソウケンが召喚したカズラマル(デカい狼)を見て、「眠るわけにはいかないんだがソウケンが布団を召喚しやがった」は酷い。
渡空先生の「トルクくん依頼です!」もロギンズが主役というちょっとひねった話になっていて面白かったです。堀口先生の「口に出したら総力戦」もテンション高くて笑うしかなかった。しかし全体的にペリエ人気ですね。

というわけで思った以上にクオリティ高くて良かったです。第2巻も期待していいかな?


2013-08-19

【コミック】魔法陣グルグル2 (1) レビュー

入れ替わりの激しい僕の一軍本棚(基本的に現在購入しているシリーズマンガと、頻繁に読み返す完結したマンガを仕舞っている本棚)の中でも最も長く一角を占めているあのシリーズに最新刊が加わりました。

魔法陣グルグル2(1)

著者:衛藤ヒロユキ
レーベル:ガンガンコミックスONLINE
価格:562円(税別)

感想

前シリーズ(「魔法陣グルグル」)で主人公パーティによって魔王ギリは倒され、世界は救われたが、それからわずか2週間で世界は再び魔王の力に屈しようとしていた―

で始まるおなじみのギャグマンガです。1は本当にお気に入りのマンガで、誰かが持っていた1巻を読んで腹がねじ切れるほど笑い、古本屋で全巻大人買いしてしまったほどです(既に当時絶版だったので新刊は買えなかった)。その後外伝スピンオフ「舞勇伝キタキタ」もあったのですが、こちらはいまいち(決して面白くないわけではないのだが、主人公のキタキタおやじがあまり好きじゃないんだよ)で、2が始まると聞いた時はちょっと心配していたのですが、こちらは往年のノリそのままで心配を吹き飛ばしてくれました。

グルグルと言えば、マンガなのにRPGのあるあるネタをふんだんに仕込んでいるのが特徴です(最近は珍しくないけど、当時は珍しかった)。装備が呪われていたり、勇者は職業じゃないとつっこまれたり、風の精霊(ふんどし着用)が出てきたり。

どんな漫画か気になる人は、ガンガンONLINEを見ればいいんじゃないかな(最近このオチばっかりだな)。

ニケの父「父さんはな…王様にもらったお金は1Rも使っとらん!」

ニケ「えっ なぜ…」

ニケの父「次の魔王が出た時おまえが勇者として旅立つための資金だーっ!!」

ニケ「え~~~~~~っ!!」

ニケの父「ニケッ わしがもう満足したとでも思っているのかッ 「おいしい物にはⅡがある」 勇者は「Ⅱ」が真骨頂なのだ!!」

※12ページより引用


2013-08-13

【Webコミック】「星界の紋章」 第6話公開

5ヶ月ぶりに、COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されましたよ。いくらなんでも間隔空きすぎぃ!前回更新されたの、星界の戦旗5が出る前の事ですからね?

星界の紋章

紋章5第6話はゴースロスと敵艦隊との戦闘シーンですね。最後にジントとラフィールのパリューニュ子爵領に関する軽い会話が入ってますけど、完全におまけです。

戦闘シーンも相変わらず迫力があって好きなんですけど、ちょっとよく分からない事が…

左のコマってどういうシーンなんですか?敵第2は時空分離したの?してないの?しようとしただけ?この直後に電磁投射砲から発射された核融合弾が命中しているってことは、時空分離は完了してないんですよね(時空分離すると核融合弾は届かなくなるから)。でもこのコマをどう解釈しても、時空分離をしているようには見えないんですが…かといって時空融合の誤植でもなさそうだし…

だれか鋭い人教えてください。

※画像は第6話10ページから引用


2013-08-04

【コミック】STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ レビュー

あの新作オリジナル小説がついにコミカライズです。例によってシュタゲなのでネタバレはほぼありません。

STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ

著者:吉田糺
レーベル:ファミ通クリアコミックス
価格:680円(税別)

感想

閉時曲線のエピグラフがweb漫画になりました。現在でも配信中です。
STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ | ファミ通コミッククリア

小説版の感想はこちらから。
Steins;Gate 閉時曲線のエピグラフ レビュー | Y.A.S.

もうすぐ第3弾無限遠点のアルタイルが発売ですけど、それに先駆けてストーリーの復習にいいと思います。正直自分も最初の方を忘れかけていましたからね。

最初小説版を読んだ時は、鈴羽がオカリンにいらだってるのもわかるなーって感じで読みましたけど、間に劇場版を挟んだからか、このコミックスを読んだ時には「鈴羽は空気読め」っていう感想にシフトしてました。オカリンは頑張ったんだよ!

この作者は恩讐のブラウニアンモーション2も担当された方なんですけど、独特の絵の雰囲気がこのストーリーにマッチしていて良かったです。真帆かわいいよ真帆。ただ(あくまで個人的な意見ですが)女性の顔の描き分けがちょっと微妙な気がするのと、物語の章分けに世界線変動率を使うのはちょっと…いきなり1.000001って出てきてビックリした。科学ADVの世界では世界線変動率は大事なものなんだから、流用はしないでほしかったと思います。

ところで最後の宣伝ページ(191ページ)でフブキとカエデがしてるコスプレって元ネタ何?鉄郎&メーテルかと思ったけど、鉄郎の帽子が違うような…
あ、ちなみに53~54ページでまゆり達がしているコスプレは、魔法少女まどか☆マギカのまどか、さやか、マミだと思う。


2013-07-31

【コミック】Steins;Gate 比翼恋理のスイーツはにーふぁいなる レビュー

比翼恋理のコミカライズ(という建前)3部作の最終巻が出ましたよ。

旧巻の感想はこちらで。

Steins;Gate 比翼恋理のスイーツはにー 感想 | Y.A.S.
【コミック】Steins;Gate もっと比翼恋理のスイーツはにー レビュー | Y.A.S. 

Steins;Gate 比翼恋理のスイーツはにーふぁいなる

作者:筒井大志
レーベル:ブレイドコミックス
価格:571円(税別)

あらすじ

新ガジェット開発が失敗し行き詰まった岡部は、再びDメール実験の開始を宣言する。反対する紅莉栖だが、岡部にはそれを成し遂げなければならない理由があった。それは、もしかするとアメリカに帰ってしまうかも知れない紅莉栖を日本につなぎとめること。こっそりDメールを送信しようとした岡部だったが、実験は失敗。どういう訳か全ての記憶を失ってしまう。
厨二病成分が綺麗に抜け落ちた「きれいなオカリン」にとまどうラボメン一同。各人の献身的な(ただし独りよがりの)努力の末、まゆりの危機に記憶を取り戻すことには成功したが、なぜが紅莉栖の事だけは思い出せなかった。そのことにショックを受けた紅莉栖は、みんなに黙ってアメリカへ帰ろうとするのだが―

感想

もう完全に原作ゲームを外れたオリジナルラブコメと化しています。といっても最後のオチで「だーりんのばかぁ」につなげる辺りうまいなぁ。
とりあえず岡部に忘れられて一人落ち込んだり強がったり泣いたり「ふぁっ」って言っちゃったりする紅莉栖を愛でるための漫画です。まゆりもかなりのヒロイン力を発揮していましたが、やはり本気を出した助手は強かった…なおフェイリスは完全に当て馬だったのでフェイリスファンは覚悟するように。

橋田「フーハッハッハッハッ…こ…これぞまさにシュタインズなんちゃらの選択ぅぅ!!」

まゆり「おれだー!くそーっきかんのいんぼーなのです!オペレーションタイムセールはまだかー!!」

紅莉栖「わ…我こそは!せ…っ世界秩序を破壊する狂気のマッドサイエンティスト…!」

3人「鳳!凰!院♪凶真だッッ!!!」

きれいなオカリン「…何の真似です?はずかしい…」

紅莉栖「貴様の真似だッッ!!!」

※42~43ページより引用

どんな漫画か気になった人は、第1話を試し読みすればいいんじゃないかな。↓
マッグガーデン・コミック・オンライン – 全部無料で読める! マンガの庭!


2013-07-16

【コミック】銀の匙 Vol.8 レビュー

今回は限定版ではなく通常版を購入しました。ホルスタイン部のタオルとかどこで使えばいいというのか。こういうバカ企画は個人的には好きなのですが。

銀の匙 Vol.8

著者:荒川弘
レーベル:少年サンデーコミックス
価格:419円(税別)

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2013-05-06

【コミック】Steins;Gate 哀心迷図のバベル 02 レビュー

フェノグラムともリンクしているシュタゲのスピンオフコミックのレビューです。

既刊のレビューはこちら→Steins;Gate 哀心迷図のバベル 01 レビュー | Y.A.S.

Steins;Gate 哀心迷図のバベル 02

著者:成家慎一郎
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
価格:590円

 

 

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2013-05-05

【コミック】となりの関くん 4 レビュー

1ヶ月くらい前の話で恐縮ですが、「となりの関くん」最新刊が発売されました。ようやく手が空いたのでレビューします。

※既刊レビュー→となりの関くん | Y.A.S.

となりの関くん

著者:森繁拓真
レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
価格:620円

レビュー

これまで同様、関くんが授業中に堂々と繰り広げる一人遊びに横井さんが振り回されるのですが、ついにこの巻からは横井さんが反撃に出ます。でも人のおもちゃを持ち逃げするのは良くないと思うの。そのせいで関くんの妹まで巻き込んだとんでもハプニングが巻き起こるのがまた端から見ていて面白いんですが。
ところで帯に「アニメ化決定!」とあり、実際5巻にはDVDが付くようです。関くんの声優さん誰だろうなぁ。名前つながりで関智一さんかな。関俊彦さんという筋もあるか。
※関くんにはセリフは一切ありません。横井さんが一人でボケてツッコんでます。

今回関くんが挑戦した一人遊びはこちら。

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2013-05-01

【コミック】Steins;Gate 比翼恋理のニャン2くらいしす★&変移空間のオクテット レビュー

最近また怒濤のようにラインナップが増えているシュタゲ関連書籍のレビューです。本日はこの2冊をまとめて。

Steins;Gate 比翼恋理のニャン2くらいしす★

著者:nidoro
レーベル:バンブーコミックス ウィンプラスセレクション
価格:680円

レビュー

 「スイーツはにー」「フューチャーはにー」「星屑のデュプレット」「DROPS」に続く比翼恋理のコミカライズです。タイトル通り今回はフェイリスルートになっています。前半は共通ルートメインで、その他ラボメンでプールに行ったりしてます(原作にあったプールエピソードとは流れが異なる)。後半は原作のフェイリスルートをそのままコミカライズした感じです。さほどストーリーや絵が達者というわけではありませんでしたが、原作の空気は出せていたように思いました。ファンアイテムかな。
 フェイリスも可愛いけど留未穂もね!というわけで今回はフェイリスたんの名台詞で締めようと思います。

「けがらわしい目でジロジロ見ないで けがれるから」

「あんたって本当に最低の屑だわ!気持ち悪いこっちにこないで頂戴」

「床に這いつくばって食べなさい おまえにはそれがお似合いだわ」

※144、153ページより引用

…これ助手のツンドラメイドのセリフだわ。

 

Steins;Gate 変移空間のオクテット

著者:池上竜矢
レーベル:バンブーコミックス ウィンプラスセレクション
価格680円

レビュー

こちらは「変移空間のオクテット」のコミカライズ版です。
池上先生は流石ベテランだけあって、なかなか勢いがあって面白かったです。本編同様理不尽な展開はそのまんまです。黒騎士の下りがカットされていたくらいで、オチもほぼ原作通りでした。フラグを立てるとラボメンバッジに刻まれている文字が変わるところは、ゲームの方を深くプレイした人だけにわかるネタですね。その他原作ゲームへの愛が色々感じられて、ゲームプレイするほどじゃないけどオクテットがどういう話か知りたい、という方にはいいと思います。ちょっと紅莉栖とオカリンの関係は唐突だったかも。
巻末には、序盤に出てきてあっさり退場した萌郁のスピンオフマンガ「捜査員萌郁の華麗なる一日」が掲載されています。これも面白かったです。この子冷静に考えたらストーカーの素質十分すぎるわ。


2013-04-22

【コミック】銀の匙 Vol.7 レビュー

またしても限定版を買ってしまったが相変わらず出来がよい、の7巻です。

銀の匙 Vol.7

著者:荒川弘
レーベル:少年サンデーコミックス
価格:940円(限定版)

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