260 適合者実験とクローン(郷登蓮也編②)

ネタバレ注意!

260 適合者実験とクローン

1985年

場面はあやめ公園で郷登が千尋を問い詰めているところに戻ります。

郷登が千尋の中の人は森村先生ではなく、2188年の森村千尋博士であり、その事に森村先生自身も気付いていなかったのではないか、と推理を述べます。

記録によれば、最終工程で森村千尋に何らかの記憶データがダウンロードされることになっていた。そしてその「最終工程」とは、我々のことではないか…。

つまり、郷登を含め、2188年の記録に登場する人物達は、自分自身のクローンを作っており、それが自分たちではないかと郷登は考えているようです。そして、それを裏付ける記録も郷登は見つけていました。こいつ有能すぎる。ではVTRをどうぞ。

1985年

さて、あくまで郷登の推理ですが、おそらく森村千尋博士は自分の記憶も密かに探査機と共に送り出し、精製された自分のクローンに自分の記憶データをダウンロードして乗っ取るつもりだったはずです。ところがダウンロードされた先は新生児の肉体。これは彼女の計画とは違うはず。

あくまで平静を貫こうとする千尋ですが、郷登が「沖野司」の名前を出した途端、顔色が変わりました。郷登の調査だと、2188年の沖野司は、森村博士が若い頃提供した卵子から生まれた、遺伝子的には息子。当初はその事を知らなかった彼女も、クローンのための遺伝子検査でそのことを知ると、元々うまくいっていなかった彼との関係を修復しようと、特別なメッセージを残すことにしました。…そうだよね?

千尋は、あの記録にアクセスできるのは、自分と沖野司だけのはずだ!と激しく動揺しますが、その台詞自体、彼女が森村千尋博士だと言うことを明らかにしていました。

1985年

千尋はなぜ冬坂五百里と自分の生体IDが同じなのか理解できませんけど、森村先生なら当然理解しているはず。彼女は今回のループで初めてこの世界に来たし、五百里とはまだ面識がないはずなので、そのあたりの仕組みが分かってないわけですね。

そして郷登は、千尋には元からこの世界を救う気なんてない、むしろ滅ぼそうとしているのだと糾弾します。

郷登蓮也編②エンド
「クローン」

さすがの謎解き編だけあって内容が濃いですね。要するに滅亡に瀕した人類は、深宇宙に向けて自分たちのクローンを送り出し、どこかの惑星をテラフォーミングして人類が生き延びられるようにしたみたいです。以前衛星軌道という言葉が出てきたので、多分もう目的地には着いているのではないでしょうか。

また以前未来森村は、新しい人類にふさわしい精神がどの時代から生まれるのか分からないので、5つのセクターを作ったと稼動とか言ってましたから、おそらくこの世界は、人類が惑星に降り立つ前に精神教育を施すためのものだと思われます。ところがその過程が完了する前にダイモスが襲ってきてループを起こすので、いつまで経っても新惑星に降り立てない、そんな感じではないでしょうか。

だとするとこの世界から脱出すればいいはずですが、現実世界に肉体は準備されてるのかなぁ。

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コメント & トラックバック

予想の斜め上をいく世界観ですな 私も今日買ってきたのですが 
パッケージのかっこよさに惹かれ 迷うことなく新品を選びました
今のゲーム業界 2Dも捨てたもんじゃないなと 想う程
グラフィックが綺麗ですね
あと声優さん達も楽しそうに演技してるような気がします

ありがとうございますありがとうございます。ぜひお楽しみください。というかうちのプレイ日記は読まない方がいいかもしれませんよ(^^;)

ストーリーにそった感想を毎日書くってきつくないですか?

むしろ書くことが決まっている分楽です。普段の日記の方がよっぽどきつい。

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