276 BYE-BYE BJ(南奈津乃編⑤)

ネタバレ注意!

セクター5に転移して帰れなくなる、セクター4で如月ドロイドに襲われる、セクター3で東雲に撃たれる、帰れなくなる、とピンチ続きの南奈津乃編・最終回です。

276 BYE-BYE BJ

1985年

場面が転換し、1985年のすみれ橋。BJは、17番機兵の搭乗者権限をなっちゃんに移すことを提案します。生体IDと機兵は一対一対応なのですが、本物の三浦が19番機兵とリンクしたため、三浦と同じ生体IDを持つBJと17番機兵のリンクが解除されたからですね。

しかし搭乗者を変更すると機兵の記憶領域が初期化されてしまい、目的の2188年のデータも吹っ飛ぶため、一時データをBJの記憶領域に移して搭乗者を変更し、その後BJから機兵にデータを戻せばOKのようです。

BJは、なっちゃんが戦うことを心配する由貴ちゃんにも、彼女専用の機兵が存在することを教え、力を合わせて生き延びるんだ、と二人を励まします。

奈津乃は見事に機兵を召喚し、搭乗者変更を終えます。しかしBJは沈黙したままです。

BJの記憶容量では、機兵システムと自身のAIの両方を収納することは出来ず、自らを消去することで、機兵システムを守ったのでした。


今回は短いストーリーでしたが、これまで登場シーンの多かったBJとの別れは辛かったですね。なっちゃんとは本当にいいコンビで、さすが現実世界で恋人同士だったことはある。三浦はこうなることが分かっていたようですが、あえて自分の分身ともいうべきBJの決意を見守ったんでしょうね。

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