216 魔法なんかじゃない(薬師寺恵編③)

ネタバレ注意!

216 魔法なんかじゃない

1985年

がっつり鞍部の記憶を申さされた挙げ句、ニュースでは機兵ではなく米軍ヘリが不時着したことにされたみたいです。隠蔽工作にしては大がかりですし、それでごまかせるとも思えませんが…。ストーリー上の都合なのかも知れませんが、もしかすると世界設定と関係があるんでしょうか。

しかしこんなに記憶を自在に操れるんなら、自分も知らないうちに操作されている可能性もあるわけで、しっぽと契約したという記憶すら疑わざるを得なくなります。業を煮やした恵は、しっぽに詳しい説明を求めます。

しっぽの説明によれば、しっぽは将来開催される「ゲーム」の下準備をしており、魔法使いたちを強制的に機兵で戦場に引きずり出すため、彼らを銃で撃って回っているそうです。そういえば関ヶ原編でもそんな説明してたな…前回、yukkun20は機兵との戦闘が「ゲーム」のようだと思いましたが、案外いいところ突いているのかも知れませんね。

そしてしっぽが指定した次のターゲットは如月兎美。恵は恋人のため親友を手に掛けることが出来るのでしょうか。薬師寺は改めて、しっぽと交わした契約を思い出します。

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