065 同じケーキを食べた仲~066 怪獣残骸(如月兎美編②)

無理矢理過去に転送されたと思ったら、いつの間にか未来に戻され、しかもその未来が壊滅しているという波瀾万丈人生になってしまった如月兎美編の続きです。

2025年 遭難初日

二人が廃墟で見つけたのは、昏倒している東雲先輩でした。偵察に行っていた緒方も、町の様子からここが未来世界だという事は信じてくれたみたいです。しかし町には人の姿はなく、あちこちに怪獣の死骸が転がっているとか。あれ死骸っていっていいのかな。残骸?

緒方の家があった場所には巨大ビルが、ミワコの家があった場所には駐車場があり、家族の安否は分かりませんでした。ひとまず緒方が見かけたという怪獣の死骸を見に行きましょう。

066 怪獣残骸

確かに生物って感じじゃないですね。ドリルのような刃物、ショベルカーのショベルのようなしっぽ、キャタピラのような体表…未来東雲が重機を暴走させたみたいなこと言ってましたが、確かにそれっぽい感じがします。

おお、もしかしてあれが敵か。怪獣が機械なら、操縦士がいないはずはないですからね。どう考えても人間ではない…ですが、姿は人類に似てますね。宇宙人をやり過ごした二人がさらに機械の残骸を調べると、そこには敷島重工のマークがありました。もっと詳しい情報が必要です。とりあえず電源が入っていた操作盤を適当連打だ…!

が、生体IDが登録されてないとダメなようです。ダメか…と思いきや、緒方が操作するとあっけなくアクセスできました。

父親が敷島の重役だからか…と言いたいところですが、いくら父親が登録されても息子の生体認証が通るのはおかしいですよね。これはあれだな、多分緒方は父親のクローンか何かで、いずれは肉体のスペアにするために父親に作られたんだけど、法律でクローン製造が禁止になって、証拠隠滅のために時空の彼方へ飛ばされた…的な(マンガの読み過ぎです)。

そこに記録されていたのは驚くような内容でした。

  • 2188年に他の惑星を地球化する計画が敷島の事業として行われた
  • 計画は第3工程(惑星改造)まで進み、超大型自動重機が投入された
  • その重機が怪獣の正体

うーむ、もしそうならこの攻撃は未来からの侵略ということになりますね。それか今舞台になっているこの星こそが、惑星改造された星で、地球の歴史と整合性を取るために、西暦を100年戻したとか!(アニメの見過ぎです)とりあえず謎が深まっただけですが、このエピソードはおしまい。

如月兎美編②エンド
「怪獣の正体」

065 同じケーキを食べた仲

再び拠点に戻ります。ウサミは自分の家族の消息を確認するため、今度は自宅に向かうことにします。

自宅のアパートは完全に廃墟になってました。いつもは強気の彼女も、鼻声になるのを止められません。一緒にこの時代で時間を過ごした、親友の薬師寺恵のことを思い出します。(ポワンポワンポワン

如月兎美編②エンド
「友の涙」

ようやく怪獣の正体が明らかになりましたね。大方の予想通り敷島の重機でしたが。敷島は機兵とも関係がありそうですし、そうだとすると暴走する重機を止めるために開発されたのでしょうか。そして前回未来東雲が語った、未来東雲が悪の元凶節も真実味を増してきました。そんなわけで次回は東雲諒子編です。

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