042 和泉、帰らず(薬師寺恵編②)

042 和泉、帰らず

2025年

恵が単身出撃した十郎を追って戦闘跡に来ると、そこには半壊した機兵と、負傷した十郎がいました。恵はすぐに助けを呼ぼうとしますが、「側にいてほしい」と言われてその場に留まります。こうなることは分かっていたはずなのに、なぜ戦ったのかと問う恵に、十郎は、「君の大切なものを、君を守りたかった」と言って昏倒します。

そこに現れた関ヶ原は、本来数分しか脳が持たないはずの機兵に2時間以上も搭乗して戦い続けた十郎はもはや手遅れだと告げます。しかし彼女は諦めきれず…

薬師寺恵編②エンド
「それでもやるのよ」

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