257 まっさらな目覚め(関ヶ原瑛編①)

257 まっさらな目覚め

二日前

関ヶ原が屋上で黒服を倒した2日前のこと。関ヶ原はどこかの路地裏で目を覚ましました。彼の手の中には銃、そして目の前には事切れた女性。つーかこの倒れている女性、どこかで見覚えが…

スカートのポケットをごそごそすると、「443685 3214」と書かれたメモが入ってました。また近くには「経口NM:C0204」と書かれた空の薬瓶、そして関ヶ原のポケットには「冬坂五百里」の生徒手帳とエンブレムの付いた鍵が入ってました。

そして近くに落ちていた封筒には、森村先生のプロフィールと、「確保できぬ場合は射殺せよ」というメモが…そこに記載されている顔は、倒れている女性と一致しました。よし、犯人はオレだ!

などとボケている場合ではありません。そこに自分を探しているらしい黒服たちが大挙して押し寄せたため、とりあえず関ヶ原は脱出します。

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