287 はじまり

287 はじまり

5月27日午後4時30分

明日葉市に宇宙から謎の勢力”D”が襲撃。人々が慌てふためいて逃げる中、その流れに逆らうようにたたずむ一人の少女がいた。彼女がポーズを決めると、中空から巨大なロボットが現れる。そのロボットに乗り込む少女。

そしてそれを見ていた少年は、君の言ったとおり、本当に戦いが始まってしまったのか…とつぶやくのだった。

というわけでついに「十三機兵防衛圏」のプレイを始めます。ちなみにyukkun20はプロローグ版も体験版もプレイしているので、序盤の進行についてはある程度存じてますけど、まるで初めてプレイするかのような体で日記は付けるので、そこはご理解ください。

ちなみにここがこのゲームで言うところの「現在」(崩壊編)ということになります。「現在」は基本的に全てバトルパートで構成されており、街に襲い来る敵をちぎっては投げちぎっては投げするタワーディフェンスっぽいRTSになっています。まあ今はチュートリアルパートですが。

崩壊編 終焉の始まり エピソード1

彼女は13人の主人公の一人「冬坂五百里ふゆさかいおり」。シークレットファイルによると、

[Dreamer]冬坂五百里

どこか憎めない普通の明るい女子高生。成績は平均すれば普通、教科ごとの出来不出来が激しい。
最近は変な夢のせいで不眠が続き、学校に遅れたり、授業中に居眠りをしたりしている。

※シークレットファイル10ページより引用

しかしロボに乗って謎の兵器と戦わなければいけないのに、この少女の落ち着きようはすごいですね。きっとこれまでもガンガン戦ってきたんだろうなぁ。

…めっちゃ初心者だった。というか操縦方法も知らないし初搭乗だこれ。年端もいかない少年少女をいきなり巨大ロボットに乗せて脳神経接続して操縦させて市街地で未知の敵と戦わせるとか設定が斬新ですね。…わりと昔からあるな。あれとかこれとか。

さいわいそこにいたミサトさん郷登蓮也ごうとれんやパイセンが操縦方法を教えてくれます。彼も13人の一人ですね。

[Seeker]郷登蓮也

破滅した2065年からやってきた未来人。頭脳明晰で機兵操縦者を束ねる学生たちのリーダー的存在。

※シークレットファイル46ページより引用

なんかさらっと大事なことを明かされた気がしましたがここではスルー。ところでどうやら機兵の操縦時は全裸という設定が生きていて助かりました。開発中にこの設定は没になったという噂があったので心配してたんですよ。日本でしか発売しないからか?

戦闘はRTSですが、行動可能になったユニットにカーソルを合わせて○ボタンを押すと、行動選択画面になり、一旦時間がともあります。行動を決定すると時間が動き出し、ユニットは自動的にその行動を取ります。強力な攻撃はSPを消費しますが、広範囲だったり高火力だったり、一気に敵を押し込む力があります。。

さて、初戦にしては善戦した冬坂さんですが、強い敵が現れてピンチ!と言うところで、13番機兵が救援に現れます。乗っているのは先ほど彼女の出撃を見守っていた少年・鞍部十郎くらべじゅうろうですね。郷登パイセンとも顔見知りの様子。

[Enigma]鞍部十郎

咲良高等学校に通う16歳の男子高校生。従順でおっとりした性格。特撮映画好きで毎日何らかの怪獣映画をビデオで観ている。
日々の生活にどこか違和感を感じていたが、ある日意図せず巨大なロボットを街中に出現させてしまう。

※シークレットファイル6ページより引用

郷登は彼の様子を見て思わず「和泉」と呼びかけますが、どういうことなんでしょうか。とにかく13番機兵のヘビーナックルでどうにか窮地を脱しました。


始まったばかりなのに、空中から現れたロボ、鞍部の名前、未来人などなど気になる点が山積みです。次回はADVパートに入ります。

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>開発中にこの設定は没になったという噂があったので心配してたんですよ。日本でしか発売しないからか?
 アトラスは海外で顰蹙買ってるからなあ。性描写もそうですが、宗教が…(^^;)。

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